きのうはバタバタと午後を過ごして、早めに軽い夕食をして、おめかしをして、おでかけ。
馬子にも衣装とは良く言ったもんで、カレシはスーツに「何年ぶりかな」と言いながらネ
クタイ。ワタシは黒い深いVネックの膝丈のドレスにめずらしくネックレス。アメリカ総領
事館からの招待状に服装は「ビジネス」と書いてあったもので、それなりにかしこまって
ないとね。
総領事公邸はバンクーバーの古い屋敷町の一角にある古い大きな家。前庭には星条
旗が翻っていて、門にはいかつい警備員が2人。住むには一番安全なエリアかもしれ
ないねと言ったら、カレシは「いや、一番キケンなところかも」。(あまのじゃくっ!)玄関
先で総領事(とっても品の良い女性)と握手して、おうちの中へ。大広間?の隅にある
小さいグランドピアノがかっこいい。ダイニングルームにできたワインバーにはもちろん
カリフォルニアワイン。ふむ、外交官は国の「営業マン」でもあるんだなあ。
デザートが出て、カレシはチョコレートポプシクルを2個、マカロンを3個も平らげて、「太
りそう」。(誘惑に負けるから・・・。)そこで、総領事の挨拶と芸術監督のシーズン幕開け
の挨拶があって、作者のジョン・ロビン・ベイツが登場。黒縁の眼鏡をかけて、ちょっとバ
ディ・ホリーが年を取ったような、何となく神経質そうな感じの人で、挨拶はもごもご。「カ
ナダの人は礼儀正しくて、マナーが良くて・・・」とお決まり的挨拶をしている最中にワタ
シの近くにいた男性の携帯が鳴り出して、「ですが・・・」。そばの女性が「彼はアメリカ
人なんです」と言ったら、「ああ、やっぱり」と返したもので、一同大笑い。
芝居は、政治に転じた元映画俳優とナンシー・レーガンの薫陶を受けた妻のコチコチ保
守派の夫婦が住むパームスプリングスの邸宅が舞台で、テロに絡んで自殺した兄を巡
る回顧録を書いたリベラル派の娘と、家族の(意外な)秘密を守ろうとする両親の葛藤
がテーマ。この町は砂漠の中の金持のオアシスだけど、そこに通じるハイウェイの標識
はその先をまとめて「Other Desert Cities(その他の砂漠の町)」と表示しているそうで、
それをタイトルにすることで、「それぞれの見解があり、どれも真実」ということを暗示し
ている。一見してメロドラマ(カレシの評)だけど、奥の深い作品だと思うな。
馬子にも衣装とは良く言ったもんで、カレシはスーツに「何年ぶりかな」と言いながらネ
クタイ。ワタシは黒い深いVネックの膝丈のドレスにめずらしくネックレス。アメリカ総領
事館からの招待状に服装は「ビジネス」と書いてあったもので、それなりにかしこまって
ないとね。
総領事公邸はバンクーバーの古い屋敷町の一角にある古い大きな家。前庭には星条
旗が翻っていて、門にはいかつい警備員が2人。住むには一番安全なエリアかもしれ
ないねと言ったら、カレシは「いや、一番キケンなところかも」。(あまのじゃくっ!)玄関
先で総領事(とっても品の良い女性)と握手して、おうちの中へ。大広間?の隅にある
小さいグランドピアノがかっこいい。ダイニングルームにできたワインバーにはもちろん
カリフォルニアワイン。ふむ、外交官は国の「営業マン」でもあるんだなあ。
デザートが出て、カレシはチョコレートポプシクルを2個、マカロンを3個も平らげて、「太
りそう」。(誘惑に負けるから・・・。)そこで、総領事の挨拶と芸術監督のシーズン幕開け
の挨拶があって、作者のジョン・ロビン・ベイツが登場。黒縁の眼鏡をかけて、ちょっとバ
ディ・ホリーが年を取ったような、何となく神経質そうな感じの人で、挨拶はもごもご。「カ
ナダの人は礼儀正しくて、マナーが良くて・・・」とお決まり的挨拶をしている最中にワタ
シの近くにいた男性の携帯が鳴り出して、「ですが・・・」。そばの女性が「彼はアメリカ
人なんです」と言ったら、「ああ、やっぱり」と返したもので、一同大笑い。
芝居は、政治に転じた元映画俳優とナンシー・レーガンの薫陶を受けた妻のコチコチ保
守派の夫婦が住むパームスプリングスの邸宅が舞台で、テロに絡んで自殺した兄を巡
る回顧録を書いたリベラル派の娘と、家族の(意外な)秘密を守ろうとする両親の葛藤
がテーマ。この町は砂漠の中の金持のオアシスだけど、そこに通じるハイウェイの標識
はその先をまとめて「Other Desert Cities(その他の砂漠の町)」と表示しているそうで、
それをタイトルにすることで、「それぞれの見解があり、どれも真実」ということを暗示し
ている。一見してメロドラマ(カレシの評)だけど、奥の深い作品だと思うな。
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