リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

週末、山菜とかコロナとかいろいろ

2023年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月6日(土曜日)。☁☂☁。何となく久しぶりにぐっすり眠れた気分。日本では長いゴールデンウィークが終わって、家に帰り着いて骨休めしている頃かな。イギリスでは新国王チャールズ3世の戴冠式だそうで、立憲君主制の国であるカナダの新国王(つまり国家元首)でもあるんだけど、まったく関心が薄いという感じ。何せ、エリザベス女王は慕われていたけど、チャールズ(通称チャック)は人気がないからねえ。ワタシが最初に持ったカナダのパスポートには、「この者は英国臣民である」みたいなことが書いてあったような気がするけど、あれは40年以上も前の話で、もうどこにもそんな記述はない。ま、王室という制度そのものがとっくに賞味期限を過ぎているってことかも。

のんびりと洗濯をしていたら、金曜日にこの春初めてメールして何が採れるのか聞いていた山菜・きのこ屋のマットから、「こごみとヒラタマネギその他があるけど、どれくらいいる?」と言うテキストメール。そうなんだ、遅い春のおかげで、大好きなこごみとヒラタマネギがまだ採れていたんだ。さっそく、こごみは特大の袋いっぱい、ヒラタマネギも大袋いっぱい、「その他」はお試しサイズでお願いとメール。バンクーバーのファーマーズマーケットが終わる3時に「今から行くよ」と言うメールが来て、3時半ちょっと過ぎに「着いたよ」。お嬢ちゃんにとデルフト焼きのオランダの木靴のおみやげを渡して、では「店開き」。(道路わきで商売はNGなので、配達と言うことにして、代金は合計額を聞いておいて、銀行から振り込み。)歩道に下ろしてくれた陳列用のトレイから、こごみを大きなビニール袋2つに詰めて、ヒラタマネギとユキザサの若芽も袋いっぱいに詰めてホクホク。おまけにとシャクの若葉と甘い香りのエルダーフラワー(ニワトコの花)をそれぞれ袋にいっぱい。新鮮な山菜、うれしいねえ。また、来週、お願いね。



☆☆晩ご飯に巻き寿司をたくさん作ったら、眠くなって・・・☆☆

5月7日(日曜日)。⛅☀。ゆうべは、晩ご飯の後であくび連発になって小1時間うたた寝したのに、さらに朝までぐっすり。海外旅行中にカレシが急病になったのが1ヵ月前、けっこう元気に帰って来てからもう3週間。まあ、ごちゃごちゃといろいろあったけど、そんなにも疲れが溜まっているのかな。それとも、ストレスに対する耐性が落ちてしまっているのかな。つまりは、寄る年波だってことかな。はあ、それはinevitable(変えられないとか、避けて通れないとか、いろいろ・・・)なのは確かだけど、何だかなあ・・・。

ゴールデンウィークが終わった日本では、今日からコロナがインフルエンザ並みの扱いになったそうで、いろんな制限がなくなって、いつもの日本に戻るということかな。きのうのコロナと今日のコロナで違いがあるはずはないけど、WHOも緊急事態宣言を解除したことだし、まあ、何かと窮屈な3年と何ヵ月、ごくろうさまでした。カナダ統計局が無作為で選んだ10万人以上を検査したところ、統計学的な推定で、カナダの成人人口の54%が去年の夏までにコロナに感染していて、さらに42%は感染したことを知らずにいたと言う結果が出たそうだから、ワクチン接種以外のマスク着用義務や行動制限が感染の拡大防止にどれだけ効果があったんだろうと思ってしまうけどね。ま、北アメリカやヨーロッパは去年の夏からコロナ前の「平時」に戻ったけど、入院を必要とする重症患者は減ったそうだから、ベルギーの救急センターのドクターが(マスクなしでカレシに)言った「ウィルスはどこにでもいるから、いつどこで罹るかわからない。でも、危険ではなくなったから、大丈夫、あなたは死なないよ」と言う言葉には現実味があるな。(抗原検査がまだ陽性なのに、船を降りて観光して来ていいよと言われたしね。)

日本のメディアを見ると、まだマスクをしている人が多数派のようだけど、観光地に行った人が「マスクを外した人も多くて、コロナの影響は感じなかった」と言っていて、え?みんながマスクを外せばもう安心だと判断するんおかとびっくりしたけど、まさに同調文化のなせるところと言う感じ。まあ、マスク姿が目立たなくなるにはまだまだ時間がかかるだろうな。こっちでも、去年の夏に屋内でのマスク着用義務が解除になってからしばらくはマスク派の方が多かったもの。私たちもマスクをしなくなったのは今年に入ってからで、義務付けられていたせいで一種の習癖になってしまって、もうしなくてもいいとわかっていても’そのまま惰性でして歩いていただけの話。今はもうマスク姿はほとんど見かけなくなって、たまにいてもたいがいがおばあちゃんかアジア系の若い女性で、コロナが広がり始めた頃の風景に戻ったという感じ。マスクをしていても誰も全く反応しないところが3年前と違うところかな。

でも、脱マスクの流れに向けて、笑顔の作り方を教える講座が賑わっていると聞いて、思わず笑っちゃったな。笑顔って人間の自然な感情表現の動作であって、わざわざ教えてもらうとかトレーニングするとかいうような難しい「技」じゃないと思うんだけどね。いつも笑顔を絶やさないでいれば、顔の筋肉だって自然に鍛えられるだろうし、特定の筋肉を意識して動かしてみたって、できるのは気持を伴わない「作り笑い」でしかないと思うんだけどな。だいたい笑顔の「作り方」を人に教えてもらおうという心理そのものが不思議。何ともおもしろい現象だなあ。


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