リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

パスタメーカーで作ったスパゲティ

2016年01月24日 | 日々の風の吹くまま
日曜日の朝は五里霧中。バルコニー側の道路向かいのマンションも見えなくて、視覚的に
無重力の世界。でも、晴れて来る日の朝霧は明るくて、朝から漂流している気分にならない
のがいいな。最初のうちはただびっくりしたけど、慣れてしまうとミルク色のカンバスの中に
いろんなイメージが浮かんで来たりして、五里霧中もけっこう楽しい。

今日はまず仕事。この社長さんは社員に檄を飛ばすのが好きらしいけど、こそばゆくなるよ
うな今どきのビジネス言葉が並んでいて、指示された通りに「読みやすく、かつ格調高い」英
語で表現するのにひと苦労。トップが飛ばす檄なんてそんなもんだろうけど、いやぁ、ほんと
に背中がこそばゆ~い。(「こそばゆい」って北海道語だったっけ?)ああだこうだと茶々を
入れながら1時間ほどでやっつけて、日本時間まだ丑三つ時にさっさと納品して、後はのん
びり。前は「仕事モード」から「遊びモード」に切り替えるのに苦労したもんだけど、いつの間
にか逆になったみたい。この調子で行けば「1割現役」になっても大丈夫そうかな。

午後の陽だまりでタブレットで遊びながら、カレシに夕食には何がいい?と聞いたら、「ホー
ムメードのパスタ!」という返事。冷蔵庫をのぞいたら、黒オリーブとアンチョビとケッパーベ
リーがある。ちょっとググッたらこの3つを使うぴったりのレシピが見つかったので、生のマ
グロの代わりにアルバコアまぐろの燻製を使うことにして、決まり。ソースは火にかけてから
数分だし、パスタメーカーだとスパゲティが10分でできてしまうので、一番時間がかかるの
は鍋にお湯をわかすことかな。というわけで、まずソースの材料を全部切っておいて、次に
大鍋の水を火にかけ、次にパスタメーカーを出して来て、セモリナ粉と小麦粉を混ぜてセッ
トして、卵液を用意して、こね始めたところでちょろちょろと加えて行くと、数分でぐぃ~んとス
パゲティが押し出されて来る。

全部押し出されたら、ちょうど沸いたお湯に放り込んで、ソース作りにかかる。ベースは玉
ねぎとニンニクとサンドライドトマトと白ベルモット。タイミングさえうまく計れたら実に簡単、
簡単。付け合せのパティパンとズッキーニを電子レンジで蒸している間に、ソースに刻んだ
燻製まぐろを混ぜん込んで、茹で上がったスパゲティと合わせて、極楽とんぼ亭の特製ス
パゲティのできあがり。そっと味見したら、おおっ、イケるじゃないの!

     

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