リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

敗退しても有意義なシーズンだった/ステルス値上げで損をするのは?

2024年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(火曜日)。🌧☁🌧。目が覚めたら8時40分。空模様は一転して寒々とした雨。ずっと内陸では山の方で雪が降るという予報で、山越えをするハイウェイの峠付近には注意報がでているくらい。あと1ヵ月で夏至が来て公式に夏になるってのに、これ、もしかしたらマザーのネイチャーの涙雨だったりしてね。

何しろ、ゆうべホッケーのプレーオフ第2ラウンド第7戦でバンクーバー・カナックスが(惜しくも)3対2で負けてしまって、どこでもかしこでも盛り上がっていたホッケー熱が風船みたいにパッチン。でも、きのうは主力選手のベッサーが脚の血栓症で欠場してしまっていたんだもの、2対0から同点に持ち込んだのはほめてやっていいんじゃないかな。トケット監督もリードされても諦めずにプッシュし続けたチームは学んだことが多かったといってたじゃないの。カナックスは諦めが早いのが問題だったけど、ほんと、今シーズンはずいぶん違っていたと思うよ。秋の新シーズンまでそこに磨きをかけてほしいね。でも、一夜明けて一番ハッピーなのは丑三つ時に起きてテレビの前で同胞のシロウスを応援していたラトビアの人たちかもしれないな。まだ23歳の新しいスターに拍手。

負けて一番歯ぎしりしているのは、プレーオフ中は人一倍がんばったのに土壇場の第7戦で休場を余儀なくされたベッサーだと思うけど、血液を薄める抗凝固薬を処方されたというから状況は深刻。カレシが冠動脈にステントを入れてから1年ほど動脈での血栓を防ぐために抗血小板薬を飲んでいたときは、よく手足のあちこちに大きな青あざができていたし、東京で階段を踏み外して腕を強く打ったときなんか手首から肘まで青黒くなって、電車で吊革につかまったら、近くに立っていた若いお兄ちゃんが今にもオェ~ッとなりそうな顔をしていた。そんなんだから、ホッケーのようなスティックを振り回して猛スピードでぶつかり合うようなスポーツでは命に関わる大出血を起こしかねないわけ。これからキャリアのピークを極める27歳という年なんだから、シーズンオフにしっかり養生してほしいね。

でも、ニュースメディアによると、どうやら一番がっかりしているのはレストランやパブらしい。試合が終わればその足でレストランに行き、パブでああだこうだと議論しながら1杯、また1杯。でも、いつもならプレーオフ前に沈没してしまうチームが2ラウンド第7戦までがんばってくれたんだから、文句を言いなさんなっての。アリーナや公園の大画面でゲームを楽しんだ人たちがいれば、安い席に5万円も払って損した気分になっている人たちもいるんだから。うん、「損」の話のついでに目に見えにくい「損」の話。値段はそのままで商品を小さくして売る「シュリンクフレーション」(いわゆる「ステルス値上げ」)というやつは性質が悪いな。最近になって気づいたケースその1はペーパーナプキン。新しいパックから出したのが何かなよなよしていると思ったけど、ナプキン立てに残っていた前の分と比べると肉眼でわかるほど「薄く」なっていて、まるでティッシュ並み。パックも小さくなっていて、値段は元のまま。ケースその2はワタシの寝酒のお供であるチーズスティック。個別包装のサイズは元のままで中身が短くなっていたけど、値段は元のまま。他にいったいどんなものが縮んでしまっているやら。見方によっては食べる量が減っていいじゃないかと言えるのかも、だけど・・・。


厚さの違いがよくわかる

前は端から端までチーズだった・・・


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