リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

そろそろコンタクトレンズとお別れしよう

2022年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月19日(土曜日)。☀⛅。今日も華々しい日の出。地平線からの角度が10度もないので、ほんとに真横から差して来るまぶしい朝日の中での朝ご飯。今日の日の長さは8時間57分だそうで、夏至に比べると7時間以上も短くなっていて、冬至まであと1ヵ月ほどでさらに45分も短くなるというから、1日24時間の3分の2は夜ってことになる。冬至を過ぎれば日に日に夜が短くなるわけで、北国の古代人がこの日を太陽が生まれ変わる「新年」として祝った気持がわかる気がするな。まあ、新興のキリスト教が太陽の再生を祝う祭をキリストの誕生と重ねてまんまと売り込みに成功したおかげで、新年の祭(ユール)がクリスマスに変身したわけで、なかなかマーケティングに長けてるじゃないの。

朝から左目がチクチク、ヒリヒリして、とってもコンタクトレンズを入れられそうにない。カレシが「オレ、3人に見える?」と茶々を入れて来るので、近いから目が6つ見えると言ってやったら、ぐいっと顔を近づけて来て「これならどうだ」。あはは、ちょっと離れている方が目鼻がぼやけてハンサムに見えるよ。でも、冗談をかましていても、世の中がはっきり見えないのはやっぱりもどかしいので、朝ご飯が終わる頃には、バクラ先生の予約を取ってコンタクトレンズに代わる眼鏡を作ってもらおう、そして来年には白内障の手術を要求して、40年以上ワタシの「目」だったコンタクトレンズとさよならしようと決意。ずっと昔には眼鏡もあったんだけど、度の強いレンズは分厚くて重かったもので、かけるとめまいや頭痛に悩まされた挙句、30年以上前だけどお払い箱にしてしまった。

パソコンを立ち上げていの一番にバクラ先生の眼科に予約申し込みのメール。できるだけ早くとコメントを入れておいたら、30分ほどで返事が来て、「6月に検眼しているので、いつでも1階の眼鏡カウンターに来てください。予約は不要です」。あ、そっか、オフィスに検眼の記録があるから、それを基に眼鏡を作ってもらえばいいわけか。それなら善は急げと、ランチの後で眼科付属の眼鏡屋へ。マンションの隣の医療ビルだから、裏口の駐車場を出たらすぐそこで、レンズなしでもオッケー。若いテクニシャンに眼鏡を作って欲しいと言ったら、名前を聞いてからパソコンでファイルを開いて、まずはレンズの選択。不細工に厚い眼鏡は昔の話で、今は軽いプラスチックのレンズがあって、累進多焦点レンズなら遠近両用。おお、眼鏡も進歩したもんだなあ。オプションとしてパソコンのブルーライトをカットするコーティングをしてもらうことにして、次にフレームを選んで注文書作り。今30%オフのセールをやっているということで、2万円ほどの割引。さらに、カウンターにいたお姉さんに「拡張医療保険はありますか」と,聞かれて、カレシの公務員年金が入っている保険のカードを出したら、パソコンをカチャカチャやって「2万円までカバーされますよ」。うわぁ、定価だったら8万円近くになる眼鏡が3万7千円でできちゃった。

眼鏡ができて来るまで7日から10日。あんなにストレスになっていたのに、何だか急に気分がうきうきして来たから現金なもの。白内障の手術も視野に入って来ているし、長年の生活のパートナーだったコンタクトレンズとお別れする時が来ているってことだけど、来月までは買い物とウォーキング以外は特に外に出る予定がないから、眼鏡ができて来るまでコンタクトレンズは必要な時だけ、場合によっては片目だけ入れて、あとは視力0.05のぼやけ眼で何とかすればいいや。視力にしても何にしても、何十年も付き合っていればそれなりに対応する術をいろいろと学んで、いわば分厚い「取説」ができて来るわけで、ちょっと大げさに言うなら、それが生きる上での「経験値」というもんじゃないのかと思う。



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