リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事をやめたら遊べない言い訳がなくなった

2019年03月19日 | 日々の風の吹くまま
3月19日(火曜日)。☀☀☀。予想最高気温は7月並みの20度超。カレシが最低気温が5度を切ることはなくなったと判断して、レクルーム(スペアの寝室)で避寒していたゼラニウムやフクシャの鉢をバルコニーに出したので、やっとワタシのプチアトリエが使用可能になった。ちょうど温室と庭のミニチュアキットを注文したので、グッドタイミング。

キットは24分の1の縮尺で、できあがりは20センチ四方くらい。従来のドールハウスは縮尺が12分の1が標準で、メートル法の間隔では中途半端な感じだけど、欧米で使われて来たヤードポンド法では1フィート=12インチだから。でも、12分の1の縮尺で作っても、丸々1軒の家を作ると今どきの住宅事情では置き場所がないし、リビングやキッチンのようなひと部屋のもの(ルームボックス)を作っても飾るスペースに困ることが多いから、24分の1の縮尺は、小さい分細かな作業はタイヘンかもしれないけど、ありがたいね。ま、市販のキットやアクセサリーがそういう縮尺になっているというだけの話で、実際には自分の好きな縮尺で作っていいんだけど、いちいち実物の寸法を測ってミニチュアのサイズを計算するのはめんどうだな。

まだ発送の通知は来ていないけど、アトリエが使えるようになって楽しみ倍増。どれくらいかかるのかなあ。早く届いてほしいなあ。工作とか絵を描くとか、時間に縛られずにできるようなプロジェクトなんてほんとに久しぶりという感じ。引っ越したときにスペアの寝室の片隅にちっちゃなアトリエを設えて、スツールを買って、ラジオも買ったのに、結局は仕事にかまけて何もしないまま。振り返ってみると、クリエイティブな遊びに精を出していられたのは2002年から2003年にかけてのことで、世界的な不景気で仕事が半減したときだった。過労やカレシとのごたごたで落ち込んだ抑うつ状態を脱したところで、タイミングは良かったけど、人生の凪は短命で、2004年にはまた仕事漬けで趣味を楽しむどころじゃなくなってしまったっけ。

あれから10年近く、年金受給を機に客先を2社に絞って仕事をパート並みのレベルに減らすまで月月火水木金金で仕事、仕事。でも、減らしてからもすでに数年が経ってしまったのは、やっぱり生業と遊びは両立し難いってことかな。ま、「生業」がなくなったこれからは、「遊び」に専念できない言い訳もなくなったわけだから・・・。

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