リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春の訪れは春の大掃除で

2019年03月21日 | 日々の風の吹くまま
3月20日(水曜日)。☀☀☀。春分の日。公式の「春」初日は7月並みの陽気で、午後には23度。買い物途中の道路際にあるモクレンの木2本には濃いピンク花びらがワタシの手のひらくらいもある巨大な花が鈴なり。おとといあたりはまだ蕾のままだったのに、こういうのを爆咲きと言ったらいいのか。

まぶしい日差しに誘われて、きのう取り戻したレクルームの掃除。鉢物に占領される冬の間は温度の設定をぐんと下げてドアを閉めておくので、掃除はごくたまに埃を払うだけど、人間さまが使うようになったらそういうわけには行かないから、枯葉やごみをていねいに掃いて、隅っこの窓壁のあたりの蜘蛛の巣をきれいに払って、モップでごしごし。作業台の上にごちゃごちゃと置いてあった金具やねじも片付けて、夕暮れのつもりが迫り来る夕闇になって放置したままのカンバスの前には画家カンディンスキーのコピー。カンディンスキーの絵は、特に抽象化が進む前の初期の作品が何とも言えない魅力があって、ワタシの一番好きな画家。
   

よけいなものを片付けてすっきりしたプチアトリエ。はしご風の枠に棚板や引き出しをはめ込むデザインの本棚は独身時代に三越で買って、結婚したときに日本から船で送ってもらって以来、転居ごとに持って回ったもので、かれこれ50年の年季入りだけど、はしごの間に適当な棚板を渡したり作業台を取り付けたりしても、まだまだ頑丈。すっきりしたと言っても、絵筆やらパテナイフやらゲッソやらカンバス、ミニチュア用の小さな釘や工具やナイフがごちゃごちゃ。パレット代わりに使っているガラス板の縁に貼ったガムテープが乾いて剥がれているので、改めてテープを巻かなくちゃ。そうそう、ミニチュアの組立作業をするにはデスクライトが必要だなあ。はしごか棚板にクランプで取り付けられるLEDライトがいいかな。ウォルマートにあるかどうか見て来ようっと。

アトリエを片付けたついでに、オフィスのデスクの上も整理。端っこのペーパーの山には通販カタログに混じって古い書類や年賀状やカード。ファイルしておくものはファイルキャビネットに入れて、古くなったカタログはリサイクルボックスに。デスクの上がこんなにすっきり広々として見えるのは(大げさじゃなくて)2、3年ぶりかな。このすっきり状態がいつまで続くかはわからないけど、とりあえず春の訪れを祝うには「春の大掃除」が一番・・・は少々大げさかな。
   
   青空を背景に悠々と戯れるハクトウワシ


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