リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

かなり楽しめた週末旅行

2023年07月16日 | 日々の風の吹くまま
7月15日(土曜日)。☀🌤⛅。今日も暑い。起き出してカーテンを開けたら、また大きなクルーズ船が入っている。煙突のロゴから見るに、ホランド・アメリカ。うは、テニスコートもある。早朝に入港して夕刻に出港と言うのもクルーズ業界の定番のようで、航路の終点では、朝食後に乗客を降ろして、大特急で船室の清掃や修繕をして、午後には次の便の客を乗せて、午後5時か6時ごろに出港。

朝から大食いしたくないので、どこかで軽く食べようと外に出て、地下街のようなところで見つけたマクドナルドでオレンジジュースとエッグマクマフィンとコーヒー。観光客がぞろぞろといるガスタウンで見かけたおみやげ屋で、観光客をやっているんだからと、「おみやげ」にイヌクシュクのマグネットと小さい置物をゲット。それからクルーズ船の近くで見ようと、ホテルのあるカナダプレースの外側の遊歩道を散歩。窓から見えた船は「コニングスダム号」で、調べたら乗客定員が2650人と言うことで、大きいはずだな。白い帆を模した屋根の下にあるのがコンベンションセンターで、その先端を回ると、反対側にもでっかいクルーズ船。こっちは「グランドプリンセス号」で、乗客定員は3100人とさらに大型。私たちが2度乗った「シルバーミューズ号」と今年の秋に乗る姉妹船「シルバームーン号」は乗客定員が596人、おととし乗った「シルバーシャドウ号」は350人、来年の秋に乗る(大型?)新造船「シルバーノヴァ号」は728人だから、桁が違い過ぎて、船の中がどんな感じかちょっと想像がつかないな。




コニングスダム号



グランドプリンセス号

ランチはホテルのバーでローカルのクラフトビールと軽いパブ料理。午後はカレシは昼寝、ワタシは写真の整理。昨日と今日で撮った枚数は今のところ150枚ほど。特に気に入っているのは「カナダでは誰もが親切なわけではありません」で始まる注意の看板。カナダガンに近寄ると攻撃される危険があるので気を付けなさいというものだけど、「カナダ人はみんな親切」という(たぶん手前みその)定説を逆手に取ったユーモアのある注意書き。でも、カナダガンはかなり性格が悪いので、へたにちょっかいを出して、あのでかい図体で突っかかって来られたらケガをするから、まじめに注意書きに従った方が身のためだよ。



窓の外で女性が拡声器で何かまくし立てているので、何事かと見たら、あは、「コニングスダム号」が離岸中。後尾のプールの周りに乗客が大勢集まって、女性の音頭で昔はやったポップソングをもじって「ナナナナ、ナナナナ、バンクーバー、グッパイ」の大合唱。はいはい、行ってらっしゃぁ~い。アラスカ、楽しんでらっしゃいね。ライオンズゲート橋の下をくぐって行く船の写真を撮っていたら、今度は「グランドプリンセス号」も出港。大きな図体は何だかコンテナ船かスクールバスみたいに見えてしまうけど、ずっと昔にテレビで大ヒットした『Love Boat』の舞台になって、クルーズが庶民の間にも普及し始めた火付け役になったのは他ならぬプリンセス・グルーズ。あの番組は私たちも見ていて、おっとりしてちょっぴりとぼけた味のスチュービング船長が良かったな。あの頃は若かったから、クルーズで船の上で1週間なんてまだ考えられなかったな。さて、晩ご飯は近くの「Miku」という炙り寿司が売り物の日本料理店。(シャリは緩かったけど、おいしかった。)夕暮れが近づいて、空には雲が広がって来たし、「9時の大砲」がドンっと鳴ったし、私たちの週末の逃避行もそろそろおしまい。写真の整理は明日帰ってからにして、カレシや、またバーに行って、打ち上げの一杯をやって来ようじゃないの。


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