リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

週末の観光客ごっこも楽しからずや

2023年07月15日 | 日々の風の吹くまま
7月14日(金曜日)。☀。朝からあっつぅ~いっ。今日の予想最高気温は28度、あしたは29度(体感温度32度)、あさっては27度だって。ま、バンクーバーもあま変わらないみたいだけど、しぃ~らないっ。とにかく、私たちには前代未聞のイベントラッシュの1ヵ月の始まり。

避難先のホテルのチェックインが午後4時なので、準備はいたってのんびり。明日のイベントでは、我が家のリビングの窓の下の交差点にメインステージができるようで、去年メインステージを置いた7番アベニューの近くで高層アパートの建設工事が始まったために引っ越して来たのかもしれない。避難を決めたのは正解だったな。最近はラジオでweekend getawayプランを宣伝しているホテルがあるけど、要するに、週末に多忙な日常から逃れて、高級ホテルやスパでちょっぴり贅沢にリラックスしようというもので、子供をじじばばに預けて夫婦だけの時間を楽しむとか、シャンペンと豪華なディナーで失われたロマンスを取り戻そうとか、いろいろ。まあ、私たちの場合は毎日が夫婦だけの時間だし、旅行ではいつも各自ラップトップを持参するので、ロマンスを取り戻そうにも、日常とあまり変わりがなさ過ぎるかもしれないけど、それでも、周りの風景が違うだけでも気分転換になると思う。

午後3時過ぎ、ブラインドを全部下ろして、不要なプラグを抜いて、いたって軽装でモールの外のタクシースタンドへ行ってちょうど来たタクシーで避難先のホテルへ。角のなかなかいい部屋で、西側はダウンタウンのビル群からコンベンションセンターとスタンレー公園の先端、北側バラード入江とウェストバンクーバーとノースショア山脈。ちょうどクルーズ船が出港するところで、何と3隻も!みんなアラスカへ行くんだろうな。行ってらっしゃぁ~い。バンクーバー島やガルフ諸島と本土を結ぶハーバーエアの水上飛行機も次々と着水と離陸(離水?)早々と観光客気分で、ひと息ついたところで、まずはロビーの端のバーへ。カレシは「ペニシリン」と言う名前のカクテル(大いに気に行ったそうなのでメニューの写真を撮っておいた)、ワタシはネグロニ。レストランの食事を注文できるというので、そのまま晩ご飯。







晩ご飯の後は、シーバスでバラード入江を渡って、対岸のノースバンクーバーのロンズデール埠頭へ。元は船の修理をするドックがあったところで、カレシはもう何十年も行っていなくて、シーバスに乗るのも何と初めてというからびっくり。(入江を渡るフェリーであるシーバスが就航したのはワタシが来てからの1977年で、ノースバンクーバーへはいつも車だったから、あり得る話。)マーケットを中心にいろんな店や食べ物屋があって、ホテルやマンションが立ち並んで、遊歩道はすごい人出だし、ファーマーズマーケットみたいなテントがずらりで、猛烈なロックが響いて、あれ、私たち、こういうのから逃げ出して来たんじゃなかったのかな。観光客と地元の家族連れが入り混じって、何だかバンクーバーよりも賑わっている感じ。帰って来てひと息入れているうちに夕暮れどきになって、いきなりドカンっ。あはは、バンクーバー名物の「ナインオクロック・ガン」。もうかれこれ150年くらいスタンレー公園にある大砲で、いつからか知らないけど午後9時に空砲で市民や港の船に時刻を知らせて来たもの。窓から見たら、煙がたなびいていた。明日は暑くなりそう。寝る前にバーに行って寝酒をいっぱいと行こうかな。











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