リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

土いじりは嫌いなんだけどシソが欲しいの

2023年08月22日 | 日々の風の吹くまま


8月21日(月曜日)。🌤(煙)☀(煙)。午前7時過ぎに何となく起きたら、外はこんな感じ。太陽の赤い光が川面や手すりに反映していて、何となく気味が悪いと言うか、シュールと言うか。でも、予報では明日の午後くらいにはほぼ平常に戻るらしいから、ま、いっかという気分になるけど、でも、朝からこれではやっぱりうんざりするなあ。それでも、見えなかった山並みが薄っすらと見えて来たのはいい兆候だし、風向きがシフトしたようで、AQHIは改善しつつあるから、ここは我慢くらべ。

バルコニーのプランターにたくさん植え替えたシソが、1ヵ月も経たないうちにみんな大きくなってびっくり。去年はルーフデッキのプランターにシソを植えたのが、落ちた種が春に一斉に芽を出して、一面に小さなシソ。大豊作になるかと楽しみにしていたけど、押し合いへし合いをしているばかりで、さっぱり大きくならない。ところが、隣のプランターに落ちて芽を出した1本はぐんぐん大きくなるじゃないの。カレシにそう言ったら、「植え替えないとダメだよ」。はあ、でも園芸が趣味のはずのカレシはさっぱり重い腰を上げないから、シソはいつまで経ってもチビのままで、6月はわりと気温が低かったので、生育が遅れているのかもしれないと思ったけど、7月になっても一面の「そシソの芽畑」のまま。野放図に育っているのは隣のプランターの一匹狼だけ・・・。




一斉に本葉が出て来ているのに、カレシは小さな鉢4つに少し大きめのを植え替えてくれただけで、それもいつまで経っても大きくならないからイライラ。とうとうしびれを切らして、土いじりは嫌いだけど、(スーパーには売っていない)シソは欲しいということで、大きめのを何本か指先で摘まんでそろっと引き抜いて、バルコニーに持って行って、去年シソを植えていた5段の立体プランターのポケットの土に割り箸でぐりぐりと穴をあけて、そろっと差し込んで、指先でさっと土を寄せて植え付け。様子を見に来たカレシに、ワタシはガーデニングはやらないの、適当に土に差し込んでるだけなの。プランターのポケット全部に植えたら、育つ気配が見えたので、次は鉢を置いてあるだけのプランターに植え付け。カレシがバルコニーの棚に水を入れて並べておいたジュースの空きボトルを失敬して水やりしていたら、何だか元気いっぱいなので、小さな鉢でふてくさっていた4本もプランターに下ろしてやったら、こっちもご機嫌。




ワタシ、土いじりは嫌いなんだけどと言いながら、とうとう去年何も植えなかったもう一つの立体プランターにもルーフデッキの鉢から引き抜いて来たのを(けっこう手際よく)植え替え。毎朝カレシが園芸ルームのホースを引っ張って行って水やりしてくれるので、ワタシの仕事は1日2,3回立体プランターを4分の1回転させてまんべんなく日に当てることと、去年の種がたくさん芽を出したポケットのシソがなかなか大きくならないので、小さな芽を摘まみ出すことだけ。シソって、「みんな一緒に仲良く」が嫌いで、縄張り意識が強いのかな。そして3週間、カレシが「こんなにたくさん育ててどうするつもりだ」と言うくらい、みんなすくすく。うん、どうしようかなあ・・・。





午後、山並みが戻って来た

山火事の煙、早く退散してほしいんだけど

2023年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月20日(日曜日)。❔(煙)⛅(煙)。う~ん、煙たそうな空だ。目が覚めたのが7時ちょっと前で、ちょっと起き出して、ダイニングのブラインドの間から覗いたら、うは、もやっとした空に赤っぽい太陽がぽちんとある感じ。スマホをオンにして天気サイトを見たら、えっ、気温は10度って、嘘でしょ。大気の健康指数(AQHI)は高リスクの領域の「7」。きのうはいったん平常値の「2」になった指数が、真夜中近くになって瞬間風速的に「極めて高リスク」の「11」になって、バルコニーに出ると煙っぽい臭いがしていたし、夜景が大きく揺れていたから、特によっぽど濃い煙の塊が通過したのかもしれないな。指数「7」はあまあだけど、ウォーキングの時間にもこのままだったら、まだたくさん残っているコロナマスク(ASTM規格レベル3の不織布マスク)をすればいいかな。と、もうひと眠り・・・。



起きた頃には、気温は16度まで上がっていて、1時間くらいで6度も上がるなんてと口をあんぐり。空はまだもやっているけど、AQHIは中リスクの一番下の「4」になっていて、あ、これならマスクはいらないか。指数は主に大気中のPM2.5の量を示していて、もやの濃淡とはあまり関係がないみたい。煙は風のパターンが変わる
日の夜あたりから消散し始めると言う予報なので、あと1日くらいの我慢か。数年前(2017年?)の8月にはもっと濃い煙が流れて来て、空は汚れたオレンジ色、太陽はその空に開いたきったないオレンジ色の穴みたいというのが2週間近くも続いて、いい加減にうんざりしたけど、翌年にも同じことがあったような記憶がある。またそうならないといいけど、とりあえず日曜日の掃除をして、モールが開く11時にウォーキング。AQHIは中リスクの一番下の「4」になっていたのでノーマスク。外は風があって肌寒いくらいだけど、空気が目に染みて涙がぽろぽろ・・・。

日曜日だから、モールの2階はほとんど人影がなくて静かなもの。散歩をしていたらしいシニア夫婦が「おはよう」と声をかけて来て「ここは天国ですなぁ」。ほんとにそう。屋内だから煙はないし、冷房しているしね。ランチの後はのんびりとクロスワードをやったり、翻訳脚本の見直しをしたり。午後になってもAQHIは「4」のままだったけど、地平線は青白い霞に覆われて、バーナビーマウンテンは全く見えないし、きのうはやたらと背伸びをしているように見えていたバークィトラム地区のタワマン群も川向こうのサレーの高層ビル群も、すっかり霞んでまるでゴーストタウンを見ているような感じで、ポートマン橋の「三角帆」も目を凝らさないと識別できないくらいのかすみよう。





午後3時にきのこ屋のマットから「ロブスターきのことポルチーニがあるけどいる?」とテキストが来て、いる、いる。日曜日で道路が空いていたのか、「着いた」とテキストが来たのは30分後。きのこを袋に詰めながら、ハリソン・ホットスプリングスの煙はどうかと聞いたら、「かなり濃いよ」。(後で政府の大気汚染マップを見たら、フレーザーバレー東部区域は「9」だった。)小さい子供がいるので、家中に空気浄化器を3台くらい置いてあるんだって。だいぶ前に近くで山火事があって、あまり広がらずに鎮火したけど、町を出入りする道路が9号線1本なので、山火事からの避難が必要な場合に備えて道路をもう1本作るよう政府に働きかけようと言う動きがあるそうな。うん。湖に面した町だから、マウイ島の例もあるし、細い道路が1本だけでは逃げ場がないもの。夕暮れ近くに青っぽい空に薄い雲がたなびいているのが見えたし、AQHIもほぼ普通の「3」になって、夜にはバークィトラムのタワマン群やサレーの高層ビル群の明かりが見えたので、何となく改善への期待感が・・・。