リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

オミクロン株で世の中が何かとざわついているけど

2021年12月18日 | 日々の風の吹くまま
12月17日(金曜日)。☁❄☁☂❆。また9時起床。ちょっと眠り過ぎじゃないのかな。ブラインドの隙間から外を見たら、雪が降った気配はなし。でも、着替えをしてルーフデッキに出てみたら、あら、プランターのトレイに溜まっていた水に氷が張っているじゃないの。朝ご飯の前にカレシと2人で、サラダの摘み菜にしていたレタスやルッコラの2つのプランターを園芸ルームに収容したけど、凍ってるんだか、何だか、葉っぱはしんなり。天気予報を見たら、どうやらクリスマスから大晦日にかけてかなり冷え込みそうな感じだけど、ま、12月は冬だもんね。

未だに世界全体が荒れ模様の冷え込み状態に見えるけど、そんなの人類が社会と言うものを形成してからこの型、規模や形は違っても連綿と続いていることなんで、その過程で人間が頭でっかちになったことが問題をややこしくしているんじゃないかと思うことがある。とにかく今はコロナの新しい変異株の拡散でどこもかしこも大騒ぎ。イギリスやフランスでは1日の新規感染者が数万人と言うから、何ともおっそろしい。人口が約半分のカナダでは先週の1日平均が5千人(で大騒ぎ)だから、違いが大き過ぎるなあ。もっと不思議なのは、各国の政府や学者がおたおたしている割には、メディアがアフリカの「惨状」を報道していないことで、インドでデルタ株が広がっていたときはガンジス川の岸が屍が累々みたいなぞっとするような「惨状」を連日報じていたのを思い出して、さらにカナダ政府がアフリカ数ヵ国からの便の着陸禁止を割と短期間で解除したことと合わせて、何かもやもやした気分なんだけどなあ。

そんな中でBC州政府は、1000人以上収容できる大型施設でのイベントは収容能力を最大50%に制限、プライベートな集まりは、12歳以上はワクチン完全接種を条件に、居住家族プラス最大10人または1家族まで、レストランやホテルなどでの年越しパーティはキャンセル(着席しての食事はOK)、イベントはその規模に関係なくワクチンカード提示が必須といった規制を、当面1月末までの措置として発表。パーティなどで20代、30代の若い人たちがオミクロン株に感染しているそうなので、その世代が集まるスポーツやロックコンサート、商業的なパーティなどを集中的にシャットダウンすることにしたらしい。この2、3日ずっと規制が強化されると、報じられていて、また半分がら空きの劇場に戻るのかと何とも切ない気分でいたんだけど、Arts Clubの活動には影響がないとわかって、思わずふぅ~っと大きな息。ああ、よかったっ。

たしかにオミクロン株がすごい感染力を持っているのはわかるけど、要入院の患者や死亡者の数が感染者の増加率と(今のところ)歩調を合わせていないのも事実だと思う。オミクロン株は一気に30以上もの変異をやってのけたそうで、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」式の感染効率化を図ったってことかもしれないけど、変異と言うのはかなりエネルギーが要るという話だから、必死になって盛大に変異して相当なエネルギーを消費してしまったんじゃないのかなあとも思う。ある細胞工学の専門家が、2年も探し回っているのに自然界にCOVIDウィルスを持つ野生動物が見つかっていないとして、「操作されたウィルスである可能性」もあると言ったという話で、嘘か真かは横に置いといて、「細胞工学」という科学分野が存在する以上は、まったくあり得ないことだとは言えないように思う。要は専門家でも科学者でも知らないことの方が多いってことで、市井の人間は情報の洪水に流されることなく、ひたすらマスク着用、手洗い励行、密回避、そしてワクチン接種で身を守ることに努めるのが最善策だろうな。最終的には自分の命は精いっぱい自分で守らなくちゃってことだね。