リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

2組の作業が同時進行で・・・

2021年03月04日 | 日々の風の吹くまま
3月3日(水曜日)。☁☁。くたびれていたせいでけっこうよく眠れたようで、起きたときはちょっと腰が痛かったけど、足や膝はそれほどぎくしゃくしていなかった。毎日のウォーキングのおかげかな。今日はいよいよキャビネットにドアを取り付ける日で、おまけに11時に劇作家のアミエル・グラッドストンの個人指導が受けられる日でもあるので、年だなぁ~なんて言ってられないのだ。

9時過ぎにドロータから「入れてちょぉだぁ~い」と電話。それっとマスクとフォブをつかんで出迎え。蝶番が付いているので一度に全部運べないから、運び上げた分を取り付けたら次を持って来るということで、予めキャビネットの然るべき位置に取り付けてあった蝶番の座金にスライド蝶番の本体をカチッ、カチッ。仕上がりのイメージが目の前で現実になって来るのはちょっと感動的だな。パントリーの一番大きなドアには内側にスパイスラックが付いて、たくさんあるスパイスを探すのが楽々。次の分を取りに空の台車を押して行って、今度は配管の材料屋に寄って来たワルデマーとステファンも一緒に上がって来て、バスルーム1と2での作業を始めたので、ポーランド語が飛び交ってにぎやか。

10時過ぎにアミエルがZOOMミーティングのリンクを送って来たので、ラップトップのスピーカーをオンにして待機。2組が同時に作業をしているので、ドアを閉めてもときどき電動工具の音がするけど、まあ、何とかなるかな。11時、待機の画面から自分が映っている画面に切り替わって、ビデオOKをクリックしたら、アミエルが登場。しばらく取り留めのないおしゃべりをして緊張をほぐしてから、いよいよ本題。読んでもらった脚本の感想を聞いて、いくつか質問に答えて、その後テーマの軸である「変化」について得々と説明して、それに対するコメントを聞いて、そこから芝居の翻訳の話になって、ワタシが日本語訳したいと願っている2作品のうちひとつについては劇作家に話してみると言ってくれて、ばんざぁ~い。日本の作品も英訳したいと思っていて、生まれ故郷を訪問したときに持って帰って来た『平次郎』の脚本を訳したいが大幅に書き直す必要があって躊躇していると言ったら、英訳の過程で芝居の構成について学んでみたらとのアドバイス。そうか、訳しながら演劇のあれやこれやを学べないわえはないよね。1時間のセッションはあっという間に過ぎて、芝居脚本の推薦リストを送ってくれることになって、さらには英訳が進んだら読んであげるよといううれしいオファー。

キャビネットのドアと引き出しの前板にハンドルを付け終わって、ドロータとヤチェクが帰り支度を始めたところで、ワルデマーがキャビネットにガス台の取り付けにガスのホースや電源のワイヤを通す穴がいると言い出して、ヤチェクとステファンを加えて喧々諤々。女3人寄れば何とかというけど、男だって3人寄ればかなりのボリュームで、ドロータが「男って、もういつもこれよね」といい、ワタシがそれって普遍的なことだと思うよと言って、女2人で爆笑。最終的に問題は解決して、ドロータとヤチェクは完遂ということで、覚えたてのポーランド語でありがとう!ほんっとにすてきなキッチンになって来たよね。後もうすこし・・・。