リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

新しい英語教室を立ち上げるチャンス

2017年09月18日 | 日々の風の吹くまま
9月17日(日曜日)。曇り。雨の予報。ルーフデッキのエアルームトマトがかなりの風に吹か
れてゆさゆさ。せっかく4個も食べ頃に色づいて来たのに、吹き落とされなければいいけど
なあ。気温が下がって、もしかしたら高めの山には初雪が降るかもしれないという予報で、
雨雲が晴れたら、山並みの稜線が真っ白なんてことになるのかな。季節の変化が急すぎた
のか、唇が荒れて来てしまった。何だか冬が思いやられるなあ・・・。

カレシが英語教室をやっているバーナビー多文化協会が資金不足のために今月末で解散、
閉鎖することに決まったので、英語教室も今月いっぱいということになった。元々公的な助
成金と慈善団体から分配される寄付金で細々と運営して来たNPOなので、資金源が枯渇
したら破綻するしかない。カレシ曰く、「主宰者の箔付けのようなもんだから、潰れると思っ
てた」。まあ、民族によっては人間関係で実質的な人となりよりも見かけの「箔」がモノをいう
社会文化があったりするし、そういう「箔付け」の慈善事業では、主宰者は政治家の集まる
ところに顔を出して、並んで写真を取るのは熱心だけど、実際の事業ではあまり率先して活
動していないことが多い。この協会にもたぶんにそういうところがあったんじゃないかな。

協会の閉鎖で英語教室をやる場所がなくなってしまうわけだけど、カレシにとっては英語が
上達しても卒業してくれない人たちと初級レベルの人たちを選別するチャンスだし、あちこち
の移民や難民向けの無料英語教室がいつもボランティア先生を募集している。ボランティア
先生を志望する人は多いけど、初級クラスはあまり先生のなり手がいないらしい。英語が
ほとんど通じない人たちに英語で英語を教えるわけだから、教材や教え方にひと工夫もふ
た工夫も要求されるので、「すきま時間にボランティア」では勤まらないせいかもしれない。

協会の閉鎖は管理人のシェリーの協力で進めて来た、マンションの会議室で教室を開く計
画を実行に移す上でも絶好のタイミング。10人ほどしか入れないけど、壁に大きなテレビに
ラップトップを接続できる、噂を聞きつけて「開講」を待っている住人もいるそうだから、マン
ションの住人を優先して、今の教室からの参加は初心者だけにすれば、マンション理事会も
ボランティア先生による無料コミュニティサービスには文句を言えないだろうな。カレシはこ
の道18年のベテラン先生。がんばってっ!