リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

劇作家の卵はまだ孵化器の中

2017年09月12日 | 日々の風の吹くまま
9月11日(月曜日)。晴れ。空の青がいかにも秋の色で、AQHIもこれ以上下がれない「1」。
朝ごはんの後はバルコニーに出て「5分間日光浴」。ビタミンDをたくさん作って、セロトニン
をたくさん作って1日元気いっぱいで、夜にはメラトニンをたくさん作ってぐっすり。日光浴は
そういう効果があるんだそうで、年を取ったら日焼けの心配なんかしてないで、たっぷり日
の光を浴びた方がいいとどこかで読んだっけ。ま、そんな能書きを難しく考えなくても、明る
い朝の日差しの中にいるだけで、アップビートな気分になれるけど。

うまい具合に仕事がないので、キャシーにアドバイスしてもらった脚本の見直しと書き直し。
彼女の指摘どおりで、台詞が多くてアクションが少ないから、もう少し舞台の上での動きを
増やすこと。影として出て来るキャラクターのひとりはバックストーリーとしてはインパクトが
強すぎるので扱いを考え直すこと。主役キャラクターのストーリーをもっと前面に押し出して
明瞭にするために、バージョン2で影のキャラクターに変えたひとりを前面に復活して、脇役
カップルのラブラブ度をもっとアップして、バックストーリー(住宅問題)に対するメインテーマ
(家族)のインパクトを高めること。いやあ、キャシー先生は厳しいなあ。

でも、指摘されたことはどれも的を得ているので、ここはじっくり考えなくちゃ。バージョン3を
読んでもらって「進歩した」と言ってもらえたら、いよいよ会員登録をしたPlaywright Centre
に送って先輩プロの批評と助言を仰ぐわけだけど、そこは考えるだけでまだちょっとびびっ
てしまうな。お礼のメールに対してキャシーから「次の原稿を楽しみにしているわよ」という
返事で、うは、発破をかけられちゃった。こうなったら、ねじり鉢巻でがんばって「処女作」を
ものにしなくちゃ・・・と、自分に発破をかけて、やるっきゃない!

というわけで、午後いっぱいキーをバンバン叩いてバージョン3の第1幕を書き直し。ストー
リーが変わらなければ、書き直しはかなりスピーディなのがワタシ流。映画脚本の講座では
1時間半分の脚本を8週間に10回書き直して先生をびっくりさせたっけ。最後には最初の
アイデアとは全然違う、いかにも「ハリウッド映画」的なストーリーになって、オンデマンド向
けに「売れるかも」と先生に言われたけど、映画界は住み難そうだったのでやぁ~めた。あ
れも舞台劇に書き直そうかなあ・・・なんてね。