午前9時半の太陽・・・
9月5日(火曜日)。曇り。北東のBC州内陸と南のアメリカのワシントン州とオレゴン州の森
林火災からの煙に挟み撃ちされて、空が黄色っぽく見える。雲間から顔を出した朝の太陽
は汚れたオレンジ色。太陽を裸眼で見られるなんて異常だけど、日食の日だったら特別な
メガネがなくても観測できたのに。ゆうべはちょっと暑くて寝苦しかったけど、煙の層が夜間
の冷却放射をじゃましたためだそうで、あちこちで最低気温が記録的な高さだったとか。で
もまあ、まともに日が差さないおかげで猛暑注意報は解除になって、予想最高気温もほん
のちょっと下がった。それにしても何ともおかしな夏・・・。
カレシは夏休みが終わって今日から英語教室を再開。ワタシも小さい仕事ひとつ。ちゃかっ
と済ませたら、セルフストレージから出して来た折り畳み式の元丸のこ盤から不要部品を外
す作業。旧居では電動丸のこを取り付けてテーブルソーとして使っていたもので、フレーム
のここかしこに大鋸屑の埃がまだ残っているけど、よけいなものをみんな取り外してすっき
りした後はバルコニーで園芸台に変身。ロッカーに置いてある折り畳み式ワークベンチもい
ずれは植木鉢やプランターを置く台に変身する予定。
カレシが帰って来る前に掃除を済ませようと、ランチをオーブンに入れて、箒で掃いて、掃
除機をかけて、モップがけ。雲と煙のせいで直射日光は入らないけど、暑いことに変わりは
ないから汗がだらだら。大気の健康リスクを示すAQHIは「4」(中リスク)。空は見渡す限り
どんよりした汚れた色だから、見上げるだけでよけいに暑苦しく感じてしまう。でも、何ヵ所も
の森林がまだ燃えている地域の町や村の空はもう長いことこんな色だろうし、風向きによっ
ていつ避難命令が出るかわからないから、ストレスはすごいだろうと思う。避難している間
に家が焼けてしまった人たちもたくさんいるし・・・。
ランチができ上がった頃にカレシが帰って来て「喉が痛い」。冷房のない教室の中が暑過ぎ
るからと窓を開け放していて、外の空気を吸いながら2時間もしゃべっていたら喉もたまった
もんじゃないよね。ワタシも何となく喉がいがらっぽいし、目がしょぼしょぼして涙が出るしで、
ほんとに今年は散々の夏って感じ。でも、土曜日は「小雨」の予報で降水確率80%。予想
最高気温18度はちょっと下がり過ぎな気もするけど、とにかく当たってくれるといいね。