リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

一難去ってまた一難の日

2016年02月13日 | 日々の風の吹くまま
雨の土曜日。東部の方は北極からの強力な寒気に覆われて、何十年ぶりとかいう猛寒波。
プロバスケットボールのオールスター戦があるトロントでは気温がマイナス23度、体感温度
はマイナス34度とか。五大湖の湖面からもうもうと蒸気が上がっている。トロントより北にあ
る首都オタワでは体感温度が何とマイナス45度!一歩外へ出たとたんに雪まつりの氷像
になってしまいそうだな。ニューヨークではあまりの寒さでセントラルパークで予定されてい
たアイスフェスティバルが中止になったとか。寒くなければできないイベントなのに・・・。

雨の日。メープルリッジで同世代の家族6人揃って芝居を見ることになっていた私たちの土
曜日も降って沸いたような災難の連続で午後からの予定が大番狂わせ。ことの始まりは、
きちんとしまっていなかったエコーのドア。カレシが英語教室から帰って来た木曜日の午後
からだからほぼ丸2日。バッテリが完全に上がっていて、トラックを使ってジャンプスタートを
試みたけどうんともすんとも言わない。諦めてトラックで行くことにして、駐車場の中でトラッ
クを方向転換しようとバックして後部を柱にガチャン。柱が見えなかったのかどうかはこの
際どうでもいいけど、テールライトのカバーが壊れて、ボディに凹み。あ~あ・・・。

行くの行かないのとしばし考えあぐねた末に、カレシがこんなことでキャンセルしたくないと、
トラックで行くことにして出かけたのはいいけど、ワイパーを引越し前に買ってまだ取り替え
ていなかったから、雨でフロントガラスが滲んで道路の方向標識が読み取れない。左折す
るところを直進したり、直進するところを右折したりしているうちに2人とも行くのはやめにし
ようという気分になって、結局は私たちが来るのを待っているジムとドナに経緯を説明して、
カレシの心理状態では雨足が強くなる中をハイウェイを走るのは危ないからとキャンセルし
て、回れ右・・・。

でも、前から漠然と、ほんとに漠然と感じていた、ひょっとしたら、もしかしたら・・・という兆し
をちらりとだけど見てしまったような気がして、もう一度見たかった『4000 Miles』を見られな
い残念さよりも衝撃は大きかったかもしれない。ま、カレシはしつこくマニュアルやネットを調
べているけど、週明けまではエコーのバッテリを取り替えて、トラックを修理する算段はでき
ないんだから、いくらごちゃごちゃ考えてもムカつくだけだってば・・・。