リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

半世紀前の元カノ発見!

2014年05月26日 | 日々の風の吹くまま
おとといだったか、カレシが突然「やっぱりダイアンだっ」と素っ頓狂な声を上げた。何のこと
はない、20代の初めに一時カレシのガールフレンドだった「ダイアン」。当時の彼女は10代
後半。あの年令での5、6歳の年の差は大き過ぎて、本格的ロマンスには発展しなかったけ
ど、何となく「兄と妹」のような関係が続いたらしい。結婚以来、何度もダイアンの話を聞いて
いたので、ネットで偶然彼女のお母さんに関する記事を見つけ、そこからいわば「元カノ」の
ダイアンを探し当てたと聞いて、ワタシまで何だかワクワクした気分になった。

ダイアンは上流家庭の生まれだけど、小さい頃に両親が離婚して、ダイアンを引き取ったお
母さんはいくつもの慈善団体の理事として忙しく飛び回っていて、ダイアンはあまりかまって
もらえなかったらしい。20歳を過ぎてからはドラマになりそうな波乱の人生で、カレシが大
学に入って交友範囲がずれてからだんだん会うことがなくなり、オタワに就職してバンクー
バーを離れた時点で交流が途絶えたということだった。カレシ若かりし頃のガールフレンド
については、人並みに何人か遍歴したことは家族の集まりで聞いて来たけど、カレシが自ら
思い出語りをするのはダイアンだけ。

50年近い年月が過ぎた今、そのダイアンは東のニューブランズウィック州フレデリクトンに
住んでいて、探し当てたHPの写真は「丸くなっているけど、ダイアンの顔だ」と。苗字が変
わっているからある時点で結婚したんだね。プロフェッショナルライターとして、カレッジでラ
イティングを教えたり、雑誌などに記事を書いたりしている。さっそくHPにあったアドレスに、
彼女がつけて彼女だけが使っていたカレシのあだ名を添えてメールを送ったら、返事が来
た。昔のあだ名で呼びかけて、「その後どうなったのか聞かせて」と。カレシはもうすっかり
有頂天。こんなにうれしそうなカレシの顔はめったに見られないと思うくらい。

しきりに「ダイアンに会ったらキミは絶対に意気投合すると思うよ」と言うカレシ。ワタシも何
となくそんな予感がするな。ずっと昔から親しかった人のような気がするんだもの。いつか
ふるさとの面影を探してニューファウンドランドに行きたいから、そのときはニューブランズ
ウィックまで足を伸ばして、ダイアンに会いたいね!