リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

数学と算数とお金の勘定

2014年05月20日 | 日々の風の吹くまま
連休明け。今日はカレシママの97歳の誕生日で、カレシはまじめにお祝いの電話。すぐ後
にArts Clubのパルミーダから、木曜日のワインの宣伝を兼ねた会食イベントに劇団のゲ
ストとして来ないかと言う電話。木曜日はカレシに予定があったので参加の申し込みをしな
かったんだけど、ちょうどそれがキャンセルになってカレシもフリー。ゲストとして招待という
ことはタダメシ!残りものに福があるというけど、ラッキー!

小町横丁で、数学がすごく苦手な彼女に1個200円のお菓子を7000円でいくつ買えるか
と聞いたら、(ちょっと考えて)「200円が5個で1000円。1000円が7枚で7000円。だか
ら5×7で35個!」と答えたので、「数学の苦手だった人は回りくどい計算をするんだな~と
微笑ましかった」と、のろけているのか、バカにしているのかわからない投稿をした男がいる。
じゃあ、数学が得意らしいご本人は即座に7000÷200=35と答を出すのかな。ま、公文
の算数ドリルが得意だったらできるだろうけど、この質問はお金の絡む応用問題・・・。

誰かが質問は税込みかと突っ込みを入れたので、ワタシならどう計算するか考えてみた。
まず200円に8%は16円で、1個216円。10個で2160円、20個4320円、30個6480
円。この時点の残高は520円で、3個だと超えるから「買えるのは」2個。つまり、合計32個
(とおつり)!でも、トピックの主はきっと7000÷216=32.407407407・・・と(永遠に)
計算するのかな。小数点以下はお菓子の「かけら」だから、売り物にならないよ。ま、(数学
的な)計算はちゃっちゃとできても(常識的な)勘定ができない人には分からないだろうけど、
結婚しても家事は彼女任せだろうから、家計も任せとけば大丈夫そう。

いろんな人が数学と算数の違いを指摘したり、自分の計算方法を披露したりして、小町横
丁の四辻は今日も賑やか。まあ、計算のプロセスがどうであっても「答」が正解ならそれで
いいんじゃないかな思うけどね。お金(と年令)の計算では何かと「割り切れない」ことが多
いけど、「歩く計算機」みたいな数学力がなくても、それ以外のコモンセンス的な能力を駆使
すればちゃんと帳尻を合わせられるから大丈夫。暗算が苦手で数学の計算式を暗記できな
いでもちゃんと生活して来たワタシがいうんだから・・・は説得力ないか。