リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

SNSでのおつきあいは・・・

2013年10月19日 | 日々の風の吹くまま
何だかんだ忙しかった1週間が過ぎて、やっと2人とも「冬眠」モード。正午に起きてテレ
ビをつけたら、エドモントン付近で原油とLNGを積んだ貨車が脱線して爆発炎上、と言
うニュース。事故の発生は午前3時というから、デイヴィッドはまだロッキー山脈のずっ
とこっち側。向こう側のエドモントンに着くのは今日の夜中近くだけど、火災が自然鎮火
するまで待つことになったそうで、乗っている列車が立ち往生しないといいけどね。

完全ぐうたらの今日はぶらりと小町横丁の散歩。ふむ、同じ課の「苦手な」同僚を思うと
ころがあってSNSから削除したら、相手の態度が冷たくなった、という相談。最近の
Maclean’s誌にも、職場の人間関係がSNSによって複雑化したという記事があったな。
つながれば誰でも即「友達」になるSNSのおかげで「同僚」と「友だち」の線引きが曖
昧になって、公私の区別があやふやになっている人たちが洋の東西を問わず増えてい
るということか。でも、どうして職場で毎日顔を合わせて言葉を交わす同僚とSNSでつ
ながらなきゃならないんだろうな。

FBはワタシも持っているけど、「友達」は家族と親しい人たちだけ。「秘密保持」の観点
からも、よく知らない人と簡単に「FB友達」になるのはリスクを伴うような気がするけど、
同僚と友達がごっちゃになっている人は職場のできごとでも気軽にSNSに書き込んで
しまうのかもしれない。最近はSNSに悪ふざけ写真を投稿する輩が増えているそうだ
けど、それと似たような心理かな。人と「つながっている」という安心感と「注目されてい
る」という肯定感を求めているとすれば、ちょっとした行き違いであっさり「友達」を切っ
てしまえる心理もわからないではない。

SNSではなかったけど、ワタシにもそれに近い経験がある。別のアドレスが着信拒否
されていた(らしい)のに気づかず、何が相手の気に障ったのかも思いつかないくらい
のKYなので、送ったメールに遠まわしに拒絶を仄めかす返事が来て初めてあれ?と
思ったんだけど、SNSでは「削除」されたことになるんだろうな。でも、誰かがワタシを
「削除」しても、それはあちらの都合で、ワタシの自己価値が下がるわけじゃないから、
去る者は追わず。それでも、ドアが鼻先でバタン!と閉まったような気分にはなるけど、
まっ、風に煽られたんだろうと思えば怒る気にもならないよね。