リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

寄付もボランティアのうちだから

2013年10月23日 | 日々の風の吹くまま
7月には一滴も雨が降らなくて、9月は観測史上3番目の雨降り月で、10月はどうやら
記録的に雨の少ない月になるらしい。普通なら10月は雨期の始まり。ワタシが来た年
の10月は毎日のように雨が降って、とんでもないところに来たもんだと思った記憶があ
るけど、今は「足に水かきが生えている」と言われるバンクーバーっ子になった感じ。ま
あ、38年も住めば雨ばかりでも都になるってことかな。日本はまたまた台風接近中だ
そうで、あちらもおかしな天候だけど、大丈夫かな。

今日は2人とも疲れたような気分で、結局は日がな1日だらだら。それでも、先に小切
手を郵送したArts Clubの「Take a Seat」(座席寄付キャンペーン)のことでパルミーダ
にメール。グランヴィルアイランドの劇場で座席を新装したときに、肘掛に寄付者の名
札をつけるキャンペーンをやったけど、売れ残った席がだいぶある。そこで、まずワタシ
の「分身」に代わって「永遠の劇作家志望」という名札で1席。(名札は10年間維持され
る。)この後、毎月1席か2席ずつ寄付して、「俳優志望」、「演出家志望」と、いろんな
「○○志望」の名札をつけて行って、資金集めの小道具にしてもらおうというのがワタシ
のアイデア。知恵を絞っておもしろい企画を考えてね。

では、と「送信」しようとしたら、パルミーダからメール。来月15日は「ナショナルフィラン
ソロピーデイ」で、コンベンションセンターで慈善活動で活躍した人たちを表彰する昼食
会があって、(非営利団体である)劇団もテーブルを確保したので、来ないかというもの。
カレシが「ただ飯に行かない手はないな」と言うので、さっそく出席の返事。書き終わっ
たメールもコピーして、まとめて送信。それにしても、今回は劇団の招待客として行くわ
けで、中枢との関わりが少しずつ深まって来たということかな。

劇団と劇作家養成プログラムを支援するのは、ワタシに優しかったこの国へのお返し。
ボランティア活動だから、お金のあるうちはお金、完全引退したら時間と労力を寄付す
るつもりでいる。まあ、芸術の支援は金持でなくたってできることだし、社会福祉に寄付
するだけがフィランソロピーではないし、老後プロジェクトは楽しい方がいいから、ぼち
ぼちと仕事をして「お楽しみ資金」を稼ぐかな。