工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

かき氷食べたい!!

2008年09月19日 20時34分50秒 | 鍼灸・東洋医学
明日の小学校の運動会、21日(日)に延期が決定したそうでございます。
というわけで、明日は朝からいつも通り診療し、日曜日は休診となります。大変申し訳ありませんが、ご協力をよろしくお願い致しますm(_ _)m

そんな中、なぜかうちの紘子さんは運動会の場所取りを済ませてきたのだとか( ̄□ ̄;)
台風来るって言ってんのに何で行くのさ(゜∀゜ )ニヤニヤ
他に誰もいなかったでしょ(゜∀゜ )?

「ずいぶん早く行ったんだけど・・・74番目だった」

へっ!?
そんなに並んでたの(゜A゜;)!?
みんな必死なんだなぁ・・・。台風で全部飛ばされなきゃいいけど(^^;)

はいどーも。院長でございますよ。
まぁそんなわけでね。明日はお仕事を・・・って言っても台風来てるしなぁ。夕方まで予約も取ってなかったし、暇な一日になりそうな予感(・_・;) 10月に入ったら腰痛症に関する講義をする予定なので、明日はその準備をする事にしますか(^^;)
明日の天皇杯2回戦も延期になるカード続出だろうなぁ。

はい、本日はこんな話題を見つけて参りました。

【コラム】 君はバリバリ食べていないか!?ナゾの病気「氷食症」に迫る(R25) - goo ニュース

これ、東洋医学的には脾虚で胃熱が強い時の病症と考えます。氷を食べるってのは要するに異食の一種だと考えるのですが、異食症には脾虚の方が非常に多いんです。で、例外なく胃熱がとても強い。

体に熱が多いとじっとしているのが苦痛なんですよ。とにかく体を動かして熱を発散したがるため、やたらと行動的になります。小さなお子さんは体に熱が多いから行動的になるんです。ですから動き回っている時は体調が良い。
ところが胃熱が異常に旺盛な方は、いくら動いても胃熱が発散しきれない。そこで少しでも胃熱を冷ますために異物を食したがるというわけでございます。こういう体質の子は胃熱が強いおかげで少々おかしな物を食べても簡単にはお腹を壊しません。

ご年配の方から時々「昔は変なもの食ってる子がいたもんだ」というお話を伺う事がございます。チョークを食べる子がいたり、その辺に咲いてる花の蜜をチューチュー吸ってる子がいたり。おそらくそういう子は脾虚で胃熱が旺盛だったに違いありません。
そういえば私の小学校時代の同級生にもちり紙を食べる子がおりました。「ヤギかよ!!」って笑ってましたが、今考えるとたぶん脾虚だったんだろうなぁと思います。

実際に氷食症の女性の脈を拝見した事があるのですが(その方の主訴は不正出血でした)、やっぱり脾虚で胃熱が旺盛な脈でした。その方は多い日は一日三回、毎食後にボウル一杯の氷を食べると申しておりました。「氷を食べなきゃいられない」んだって。びっくりです。
しばらく治療を続けたところ、不正出血が落ち着いてきた頃から氷を食べる回数が減って来たそうなんです。長期的にしっかり治療すれば、異食症はある程度の改善が見込めるんじゃないかと思っております。
鍼灸はこういう症状にも対応できるんですよ♪

・・・かき氷食べたくなってきたなぁ(^^;)
コメント
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