工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
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天皇杯1回戦2日目の結果

2008年09月16日 20時38分41秒 | サッカー馬鹿
14日(日)に行われた天皇杯1回戦の残り試合。
JFL勢は順当に勝ち進んだのか。下克上はあったのか。高校勢2校の結果はどうだったのか。
とりあえず結果だけでも見ておきましょう。




(京都)佐川印刷SC 7 - 1 愛知学院大学(愛知)
印刷、ここはしっかり勝ちました。刈谷を破って本戦出場の愛知学院大、残念ながら初戦敗退。

(和歌山)海南フットボールクラブ 0 - 2 愛媛大学(愛媛)
愛媛大が順当に勝利。海南FC、健闘虚しく敗れました。

(岐阜) FC岐阜SECOND 0 - 1 阪南大学 (大阪)
アマチュアとはいえ岐阜を破った阪南大。金星と言っていいでしょう。

(新潟)新潟経営大学 1 - 5 松本山雅フットボールクラブ(長野)
元栃木の選手が多数在籍する松本山雅、大学生相手に痛恨の敗戦・・・かと思ったら、JFA公式のスコアが間違ってました(^^;) 松本山雅、快勝してるじゃな~い♪

(広島)福山大学 0 - 3 ヴォルカ鹿児島 (鹿児島)
ここは順当。福山大にはもう少しがんばって欲しかった。

(茨城)流通経済大学 4 - 2 Y.S.C.C.(神奈川)
流経大から2点取ったY.S.C.C.は大健闘でしょう。

(山梨)玉穂フットボールクラブ 0 - 10 ソニー仙台FC (宮城)
これだけ圧勝してくれると負けた方も清清しい気分だと思います。

(福島)福島ユナイテッドFC 1 - 4 国士舘大学 (東京)
国士舘大、手堅く勝ちました。福島Uは1点返すのが精一杯。

(佐賀)九州INAX 1 - 3 沖縄かりゆしFC (沖縄)
FC琉球を破って本戦出場の沖縄かりゆしFC、快勝です。

(熊本 )大津高校 2 - 1 日本文理大学(大分)
日本文理大、高校生相手にまさかの敗戦。大津高校は高校で唯一2回戦進出です。

(長崎)三菱重工長崎 3 - 0 デッツォーラ島根(島根)
三菱重工長崎、ホームアドバンテージを生かして快勝です。

(福岡)ニューウェーブ北九州 (4) 1 - 1 (2) ホンダロック(宮崎)
数年前までJFLにいたホンダロック。健闘虚しく今大会初のPK戦で散りました。

(栃木)日立栃木ウーヴァスポーツクラブ 2 - 0 青森山田高校(青森)
UVAがきっちり勝って2回戦進出。青森山田はこの世代の過密日程の犠牲になりました。

(群馬)アルテ高崎 0 - 2 ジェフリザーブズ(千葉)
1回戦唯一のJFL勢対決は、リーグ戦の勢いそのままにジェフリザが制しました。

(岩手)グルージャ盛岡 5 - 1 山形大学(山形)
盛岡が圧勝。山形大学、1点返して反撃ムード漂う中での2失点は痛かった。



2回戦は20日(土)、21日(日)の両日に渡って開催されます。
個人的にはサウルコス福井vs松本山雅FC、流通経済大学vsソニー仙台FC、日立栃木UVAvsジェフリザーブズの3試合に注目しています。
コメント (3)
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デカい!!

2008年09月16日 18時28分41秒 | 鍼灸・東洋医学
全然家建てる計画なんてないのですが、昨日は住宅展示場でいろいろと説明を聞いて参りました。一条工務店さんで2時間もいろいろとお話を伺ってしまいました(笑)。丁寧にありがとうございますm(_ _)m

はいこんばんは。院長でございます。
今日は夕方時間があったので早めに更新。

でね、そのお話の中で一間六尺・・・何ていうお話が出て参りました。
木造住宅には今も『尺』という単位が用いられますよね。「尺っていってもあまり想像できないですかねぇ?」って言われたのですが、尺とか寸という単位は我々鍼灸師も日常的に用いる単位なんですよ。鍼の長さを表したり、経穴(ツボ)を取る際によく用いるんです。
でね、思わず「古典的には肘から手首までが一尺二寸五分。でも日本では一尺って事になってるんですよ」なんて仕事の話が始まって妻に叱られました(^^;)

学生さんにこの話をすると、たま~に「昔の中国人は日本人より腕が長かったんだ」と誤解する方がいるのですが(・_・;)、いやいやそうじゃなくてね。中国の古典では肘を曲げた時の前腕外側を計って一尺二寸半と定義しているのに対し、日本では前腕内側を計って一尺と定義しているわけでございます。
同じ場所を示しているようで、実は計っている場所が違うんですよ。だから日中で長さが違っていた。そういう事ね。

でね、その話をしてたのよ、一条工務店さんの方に(笑)。
そしたら私の前腕(一尺)を見た店員さんが「我々の一尺よりもずいぶん短いんですねぇ」と申しておりました。



はい、本日の本題(いつも前フリが長いなぁ・笑)。



日本では明治時代に一尺=10/33m(約30.3cm)と定められました。ちなみに中国では一尺1/3m(約33.3cm)と定められているそうです。日本よりちょっと長いですけど、まぁだいたい日中どちらでも30cm強が一尺なんですよ。
ところが私の前腕(一尺)は大きく見てもせいぜい24~25cm程度ですから、現代の尺度よりもずいぶん短いという工務店さんの見方は正しいんです。

じゃ、同じ単位なのに何で短いのか。
そのヒントはやはり古典にございます。

『霊枢』の骨度篇第十四には骨度法による体の各部位の寸法ついての記述があるのですが、「人の身長が七尺五寸だとすると、その骨節の大小や長短はわかるか?」という書き出しで始まるんです。
・・・これ、おかしいと思いませんか?一尺を33cmとすると、七尺五寸の人は身長250cm弱って事ですよ。仮に一尺を30cmとしても、七尺だと身長210cmにもなります。
昨日会って来たブレックスの助っ人外国人コンビの身長がちょうどそれくらいです(210cm&213cm)。イベント前になぜかそのおふたりがマクドナルドでハンバーガー買っていて(笑)、偶然紘子先生(156cm)の後ろに並んでましたけどね、紘子先生の頭がふたりのへその位置なんだもん。210cmってのはそれくらいデカい。
七尺五寸といえばそれよりデカいわけです。例に出すなら一般的な身長を出すのが普通だと思います。昔の中国人はNBAの姚明(229cm)みたいな巨人ばかりだったのか!?っていう話ですよ。

実は、尺の長さってのは時代によって変化してきたという経緯がございましてね。霊枢の記された後漢の頃の一尺は23~24cmだったそうですから、これで計算すると身長七尺五寸は180cm弱になるんです。
私の前腕(一尺)もそのくらいですし、これなら矛盾もなく納得できますよね。

以前、ある先生から「古典を正しく理解するには、まず記された時代を知る事がとても重要なんだ」と教わりました。本当、その通りだと思います。尺の事以外にも、知らなきゃ正しく理解できない部分がたくさんあります。
ですからね、ある意味古典を読んでると雑学王になれると思いますよ。余計な事ばっかり覚えてて、肝心な事は忘れるんですけど(笑)。
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