工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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JFL選抜が復活!!

2008年09月12日 18時07分38秒 | サッカー馬鹿
昨晩、真岡東小の子ども達がやって参りましてね。20日(土)に行う運動会のポスターを貼らせてくださいと申すもので、はいはいそれじゃ目立つところに貼りましょうというわけで、当院の入り口に貼らせて頂きました。
手作りのポスター、よくできてるじゃない(^^*) 当日はおっちゃんも観に行くしね、がんばるんだよ。

はいどーも。院長でございます。
今日は夕方ちょっと時間があったので早めに更新。
ポスターといえばですよ、当院の入り口に掲示してある栃木SCのポスター。
これ・・・色あせひどいなぁ(・_・;)



今シーズンも残りあと8試合。
11月までポスターもがんばれ。

はい、そんなわけでね。
現在JFLは天皇杯1、2回戦のため長期中断中でございます。
この間に敵の情報を探ろうかとファジアーノ岡山のサイトを覗いてみたら、驚きの情報を発見致しました。

『タイ遠征を行うJFL選抜チームに伊藤選手が参加します! 』

JFL選抜が復活ですか・・・。どうやら全18チームから各1名ずつが召集されるようですが、チーム建て直しの時期に主力を持って行かれるのは辛いなぁ。全チーム同じ条件ですからしょうがないですけど。
ところでJFL選抜って何年ぶり?最後は確か2004年だったから、4年ぶりかぁ。

JFL選抜の歴史は古く、第1回JFLが開催された1999年に『第2回バンガ・バンドゥカップ(バングラディッシュ)』に参加したのがその始まりでございます。
この大会は五輪世代やユース世代の強化の場として位置づけられており、当初JFL選抜は完全に噛ませ犬としての参加でした。ところがふたを開けてみるとGLでインドネシアの強豪クラブであるセメン・パダン、クウェートU-19代表に2連勝。準決勝では韓国U-18を撃破。決勝では何とガーナU-22代表に勝利。JFL選抜は全く空気を読めず、この大会を完全制覇してしまったのでございます。
前年の1998年、日本代表は念願だったW杯初出場を果たしております。日本サッカー全体の実力がここまで底上げされていたという事が改めて示された形となった出来事でございました。

第2回JFL選抜が召集されたのは2002年。『ウズベキスタン協会創立90周年記念試合』としてタシケントに招かれウズベキスタン代表と、そしてアンマンへ移動してヨルダンU-21代表との国際親善試合を行っています。
ウズベキスタン代表は地元タシケントのクラブに所属する選手に現役A代表選手6名、B代表選手2名を加えた中途半端に本気のチームでしたが、JFL代表はこのチームに対して1-2と大善戦。続いてアンマンではヨルダンU-21と対戦し、何と1-0で勝利。この遠征でも日本のアマチュアサッカーのレベルの高さを示す結果となりました。

第3回は2003年。JFL選抜は東南アジア遠征を行い、3試合を戦っています。
第1戦はミャンマーU-23代表との一戦でしたが、JFL選抜は2-1で勝利。インドネシアへ移動して行われた第2戦はインドネシアの強豪クラブ・プルシジャと対戦。この試合はJFL選抜が主力を温存し0-1で敗戦しましたが、第3戦はインドネシアA代表を相手に何と4-1の快勝。試合後ジャカルタの空港では選手達がサイン攻めにあったと聞いております。
この遠征になぜか帯同していたセルジオ越後氏は、東南アジアの国々での熱烈な歓迎や熱狂的な観衆を目の当たりにし、「アジアを日本のサッカー市場として見直すべきだ」という主張を当時から既に展開しておりました。Jリーグは来季から各クラブの選手登録枠にAFC加盟国・地域出身の選手が1人出場できる『アジア枠』を設ける事を決定しておりますが、5年も前からここに目を付けていたセルジオ越後氏はさすがですね。

さて、話はJFL選抜の歴史に戻ります。

第4回JFL選抜は2004年に召集され、サウジアラビアで開催された『第8回国際親善サッカー大会 アブゥドラ アルファイサル プリンスカップ 』に出場。
この大会はかなり真剣勝負の場で、出場しているクラブは現在のACL常連クラブであるサウジアラビアのアル・イテハドやアル・ヒラル、アル・アハリなどの強豪クラブ、それにアフリカ各国の代表選手をそろえる南アフリカのジョモ・コスモスなどの強豪ばかり。唯一JFL選抜だけが浮いた存在でしたが、W杯フランス大会代表だったGK小島選手(草津)を筆頭に意外と豪華なメンバーで挑んでおりました。
GL第1戦はチュニジアの強豪クラブ・CSスファクシャン戦でしたが、この試合はGK小島選手が神セーブ連発で2-1の勝利。
第2戦はサウジアラビアのアル・ヒラル相手に試合終了間際まで0-0と大健闘するも、JFL選抜が選手交代でもたつく隙をつかれ、89分に失点。結局0-1で惜敗となりました。
第3戦は南アフリカのジョモ・コスモスとの一戦。先制してガチガチに守備を固める相手を攻略できず、JFL選抜は0-1で2敗目を喫します。
第4戦。アル・イテハドとのGL最終戦は勝った方がGL突破、ドローならアル・イテハドがGL突破となる大事な試合となりました。試合は終始JFL選抜が支配しますが、明らかに主審が開催国のアル・イテハド有利に笛を吹き(直接FK、JFL選抜の9に対し、アル・イテハドは驚きの31)、結局0-0のスコアレスドローで決着。残念ながらJFL選抜はGLを突破する事ができませんでしたが、アジアやアフリカの強豪クラブを相手に予想以上の大健闘を見せてくれました。

さて、JFL選抜の歴史を振り返ったところで。

今回の第5回JFL選抜はどうやら『JFL10周年記念事業』らしいです。対戦相手はタイの2クラブ。チュラーシンタナFC(タイプレミアリーグ)とムアンタンFC(タイ1部リーグ)。今回もやっぱり海外遠征なのね。
それでは選抜メンバーを確認しておきましょう。

1 GK:中村元(29歳:Honda FC)
2 DF:鳥養祐矢(20歳:ジェフリザーブズ)
3 DF:大杉誠人(25歳:SAGAWA SHIGA FC)
4 DF:伊藤琢矢(34歳:ファジアーノ岡山)
5 DF:西村陽毅(21歳:アルテ高崎)
6 DF:細貝竜太(20歳:流通経済大学)
7 MF:長山一也(26歳:カターレ富山)
8 MF:向慎一(23歳:栃木SC)
9 MF:林俊介(23歳:横河武蔵野FC)
10 MF:実信憲明(28歳:ガイナーレ鳥取)
11 MF:山下聡也(27歳:三菱水島FC)
12 MF:高向隼人(25歳:佐川印刷SC)
13 MF:日下大資(24歳:FC刈谷)
14 MF:佐野裕哉(26歳:ニューウェーブ北九州)
15 FW:村田純平(26歳:ソニー仙台FC)
16 FW:アラン(19歳:MIOびわこ草津)
17 FW:木下真吾(20歳:TDK SC)
18 GK:野田恭平(26歳:FC琉球)

各クラブから1名ずつ、計18名が選ばれているわけですが、選考基準はよくわかりません(^^;) 我らが栃木SCからはボランチの向選手が選ばれております。若手の向選手にとってはいい経験の場になるのではないでしょうか。
遠征期間は22日~27日で、試合は23日と25日。たぶん(というか確実に)2連勝で帰って来る事と思いますが、18名の選手の皆さんにはぜひいい試合をして来て欲しいですね。
コメント
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