瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

光る王国、燃える王国12

2012年02月29日 22時34分08秒 | ハウステンボス冬の旅行記
前回触れた「カンブリア宮殿」について、「事実とは違う!」とのコメントが寄せられました。
詳しくは前回のコメント欄を御覧下さい…と案内終えたところで前回の続きで御座います。
今回紹介する写真がマジに多い為、文章少な目に参りまする。



海に臨む街ハウステンボスには色んな船が在る。
例えば坂本龍馬所縁の観光丸…は現在長崎港に出張中だが、漫画ワンピースの主人公ルフィと仲間が乗るサウザンド・サニー号。
ファンなら憧れる船に乗船できるだけでなく、実際に大海原へ乗り出せるという。
貴方も私も海賊王!ハウステンボスでしか(多分)叶わない夢だろう。
以前お台場でゴーイングメリー号乗船イベントをやってたけど、やはり関東の海では期間限定での航海が精一杯。
ハウステンボスは広大で使える場所が多い、それがここの最大の武器だと思う。
ちなみに何故ハウステンボスでワンピースかと言うと、漫画を描いた作者が九州出身だからです。
それ以外に理由等不要!(力押し)
佐世保は造船の街だし、リアルW7と呼んで差し支えないかと。
そんなわけで個人的にはシャボンディーより、W7をモデルに背景造りして欲しかった、その方が元の街並みにしっくり合う。
…しかし何時までもワンピースに頼ってはいられないでしょうね。
ナンジャタウンやUSJの例を見るに、漫画・アニメ人気を頼り過ぎると、一貫性を失い迷走する破目になるやも知れず。
イベント終了した後に迷う事無く元の道に戻れるよう、観光丸は絶対手放してはいけない。

毎度旅レポ以外を長く語って申し訳ない。(汗)

15時~出航のサニー号乗船チケットを買いに帆船博物館へ向ったら、2月迄はコンビニ兼カフェのカタルニアで受付と教えられた。
出航時間がかなり迫ってた為、大急ぎでそちらへ向う。(↑)
カタルニアはかつてパエリア専門レストランだった店、しかし場内奥に位置してた為に客足が悪かったのか、惜しまれつつも閉店、暫くは空きテナントのままにされていた。(偶~に復活したり、他の店が開店したりしてたけど)
長崎空港行マリンターミナルが直ぐ側に在るんで、コンビニ兼カフェなら有難く利用して貰えるかも。
久々に入った店内は、一部の内装が以前のままで、懐かしかった。
中央の柱はマストを模している、店内のイメージは帆船の甲板。
どうせならカフェ部のテーブル&椅子は青白で統一して欲しかったな~。
コンビニ部にはお菓子やドリンク、防寒用の手袋や帽子等、最低限揃えてある感じ。
カフェも含めて品揃えをもっと充実させて欲しい、ケーキよりも案外軽食類、サンドウィッチ等の方が、需要有るかもしれんよ。
ちなみにカフェの片隅には、ちゅーりーちゃんのガチャガチャが置いてあった。(記念コインも販売してる)
ガチャガチャで買ったちゅーりーちゃんグッズ、可愛かったので後で紹介致します。(笑)

乗船口でスタッフにチケットを渡す。
近付いて見るとサニー号は本当に巨大、造った船大工さん達グッジョブ!
既に何度か乗船してるのに今回も乗ろうとした理由は、中の彼らが2年後バージョンに変身してると聞いたから。(笑)
前回乗船した時の記事貼りますんで、見比べてみてください。(その1その2その3

  

(PCから見て)左写真は1階、ウソップ工場本部に立つウソップ…毎度照明が邪魔して上手く撮れないっ。(泣)
中央、右側の写真は、同じく1階、キッチンに立つサンジ、相変わらず女の子に人気で、落ち着いて写真を撮るには、平日の出航直後を狙うしかない。


子供達のアイドル、チョッパーは1階の保健室に居る。

乗船して直ぐは1階がかなり混雑する、船が動き出すと景色を観ようとして、大勢は甲板へ移動するので、写真を撮りたい人はその機会を狙って下さい。

  

ガランとした2階に独り寂しく佇むロビンちゃん。

2階はサニー号の設定資料展示室、ぶっちゃけ他は何も無い。
3/3~サニー号はリニューアルお披露目だそうで、ひょっとしたらサンジのキッチンやチョッパーの保健室は、原作通りに2階へ引越すんじゃないかと。
それで船内レストラン(カフェ?)は、1階にオープンするんじゃないかなぁ?
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/topics7.html)
或いは1階にダイニングルームのジオラマ、2階でカフェ開店だろうか?
以前にも書いた通り船内カフェは造るべき…観光丸の中にだってドリンク売るとこ在るんだから。
しかしそれなら航海時間はもっと長めにしないと、食べたり飲んだりする気になれんのでは?
出航するまでに何かイベントやって、間をもたせるのも良いかもしれない。

   

さてさて、ロビンちゃんが立つ2階船室から中央甲板出ると、ブランコの対角線上の位置にゾロが居る。
ニヒルな笑みが写真写りを気にしてます。
中央甲板から階段上って後部甲板には――お待たせしました!!(誰が?…私か)益々セクシー度が上ったナミさんです!!!

   

いや~しかしこれは3D化するとヤバイ…ヤバイですよ!!
めぞんの朱美さんを3D化するくらいヤバイ、いややっぱりあっちの方がヤバさは上か。
前だけでなく後ろもヤバイ、ヒップライン丸出しです!!
スタッフの親心からかパフパフ出来ない位置に立たされてるのは良いんですが…その…背後から両手回して胸を覆うくらいは可能な気が致します。
実際にそんな不埒な真似をする人は、自分が注意してる限り居ませんでしたが…。
前回乗船した時より、心なしかギャラリーは増えてた様に思います。(笑)

    

一瞬忘れかけてましたが(汗)、その隣にはブルックさんも立ってます。
こちらもさり気にグラドルばりなセクシーポーズに見えなくもないですね~。
前甲板には船長と向き合うように、生れ変ったメカボディのフランキーが立ってます。

  

そして船長ルフィ!!

やはり最もギャラリーを惹きつけていたのはこの男だった。
でも1番外見が変わって見えないのは彼だわな、まぁ主役の見た目が激変するのはアニメ的にNGでしょうが。

    

航海のルートは前回同様、鯨島(ラブーン…)が見える辺りでUターンし、港へと戻ります。
観光丸も同じで、それなら甲板でのイベントも、同じのをやれんもんかと。
帆を張るのとか、ロープ教室とかさ~。
ワンピースに触れた事で航海に憧れるようになったファンは多い。
漫画を引き合いに真面目な船・航海談義とか、案外ウケそうな気がするですよ。

    

灯台の建つデ・ラウター桟橋が近付き、短い船旅もそろそろ終了。

 

乗船記念に貰えるカードは、念願のナミさんでした!!

――4度目の乗船にして、遂にゲット!!!
正直自分にはナミさん運が無い様だと諦めてたんで割と本気で嬉しかった。(笑)
んでこちらのカードが2年後バージョンに変るのは何時なのでしょう?
初めて乗った母は、乗る前は「漫画は二次元だけでいい」とか申してたけど、乗った後は「やっぱ乗物は楽しめるわね~」と気に入った様子。
二次元の乗物で本物の海に飛び出す、浪漫と呼ばずに何と呼ぼう!
ちなみに母がゲットしたカードはウソップでした。

    

尚、サニー号の乗船口隣は、ミニメリー号の乗場になってます。
見てたらサニー号乗船後に、続けて乗る客が多かった。
港側の海を浮きで四角く区切った狭いスペース内を漕いで遊ぶ。
予想通りペダル足漕ぎ式の乗物で御座いました。(笑)
まー安全面から現実的に考えれば、それしか無いだろうけど。
ただ乗船前にライフジャケット着用させられるのが本格的に感じた。
船は小さい子供向けの遊具でも、遊ぶ場所はほんまもんの海だしな。
小さい子供向けと言っても、大人も結構楽しく乗ってました。



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光る王国、燃える王国11

2012年02月26日 18時08分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
先週木曜に放送した「カンブリア宮殿」は、ハウステンボスがテーマでした。
正確には「一度も黒字化した事の無いハウステンボスを立ち直らせた敏腕社長」がテーマ。
現社長が来る以前からファンだった自分には、正直なところ少しムカつく内容だった。
ビジネスに成功した者を呼び、如何に成功したかを美談にして語るというのが、「カンブリア宮殿」という番組の方針。
解ってはいるけれど、その為に「現社長が来る以前のハウステンボス」を否定する作り方は好きになれない。
枯れた花なんて、どう見ても番組の為に仕込んだ物だった。
年間の約半分をハウステンボスで過ごし、足繁く園内を廻っていると言う社長が、あそこまで枯れた花に気付かずいるなんて、逆におかしかありませんかね?
あんなカラッカラになるまで何日かかると思う??

旧ハウステンボスの名誉の為に言わせて貰うけど、大変な時期でもここは枯れた花で客を出迎えたりして来なかった。
ブルーケレンやフォレストパークなんか、むしろ以前の方が花に溢れてたくらいで、それはここのブログに有る以前の写真と見比べれば解る事。
イルミネーションに花火ショーは元からここの名イベントだったのに、番組観ただけじゃ現社長就任時からやり始めたみたいじゃないか!

今の社長には感謝してるし、やり手な事も認めてる。
以前のハウステンボスは凄い事をやっていても、それをお客に解らせる努力を怠って来たと思う。
その点、現社長は観せ方が巧い。
園全体ではなくポイントを絞り、そこをド派手に演出する事で解らせる。
でも本当にハウステンボスに客を集める積りなら、旧時代のハウステンボスを否定するのは賢くない。
ハウステンボスを知らない人間があの番組を観たら、現社長には好感を抱いても、ハウステンボスその物に対しては、「サービス悪かったテーマパーク」というイメージを持つだろう。
「花の枯れたテーマパーク」なんて、イメージダウンにしかならんわ!(本当は森の広がる美しいパークなのに~)

それと最後に紹介してた上海行きの船…佐世保は造船の街なんだから、地元の造船所に頼めば良いじゃない。
そうすりゃ佐世保の経済活性に繋がっただろうに。
船は安全が第一、ケチってトラブル起きたらどーすんだか…。(汗)
※船の件について「番組で放送された内容と真実は違う!」という御指摘がコメント欄に寄せられました。(↓)
教えて下さった方、有難う御座いました。
浅慮から出た発言、謹んでお詫び申し上げます。

番組の感想は一旦置いて、前回の続きです。
愚痴って疲れたんで、こっからは写真中心で参りましょう。(汗)


ランチを食べた後はビネンスタッドのワイン専門店「ディオニソス」へワインを買いに行った。
買ったワインは自宅へ配送をお願いし、次はサニー号に乗ろうと港町へ。

    

次便は15時だったので、先に港に繋留されたデ・リーフデ号に乗る事にした。
1598年(慶長3年)オランダのロッテルダムを出航、22ヶ月かかった末に日本へ漂着した帆船「デ・リーフデ」。
言わばオランダと日本との交流の架け橋。
ちなみにデ・リーフデ号の他、4隻の帆船も共にオランダを出航。

・デ・リーフデ(=愛)
・デ・ホープ(=希望)
・ヘット・ヘローフ(=信仰)
・デ・トロウ(=誠実)
・デ・ブライデ・ボートスハップ(=福音)

航海の目的は新ルート開拓、マゼラン海峡を渡って東インド諸島へ向い、辿り着いたのは前述した「デ・リーフデ」のみ。
「愛」だけが残ったなんて出来過ぎたドラマである。(笑)

    

ハウステンボスに在るデ・リーフデ号は復元帆船。
ロッテルダムのプリンスヘンドリンク海事博物館所蔵の模型をベースに設計したそうな。
つまり本国にも存在しない、ハウステンボスでしか観られない物。

以前はショーの為の舞台背景として利用され、船内に入れはしなかったんだけど、現在は有料(とくとくチケット対応可)で乗船出来る。
但し動かない、観て廻るだけ、しかし内部まで細か~く造ってあり、観る価値充分。
実際に走らせようと思えば出来るんじゃない?

    

大航海時代の帆船って装飾がお洒落だなぁと感じる。
甲板登ると見晴らし良く、斜めに傾いてる為、結構なスリルですよ。
写真撮影には絶好のポイントでしょう。

    

丁度甲板居る時、海を走る水陸両用バスと出くわした。
哀しいかなオフシーズン、今日も乗客は3人だけだった。(汗)
オフシーズン中は千円位に割り引いたらどうだろう?そしたら乗るのに。

    

船室に入れはしないもよう。
舵輪も…回せないんじゃないかと…貴重な歴史帆船のレプリカだから、ペタペタ触るのは躊躇われた。(汗)
乗船許可は嬉しいけど、子供に悪戯されやしないか心配。(汗)
そういう意味では、いっそこちらこそ料金高めに設定した方が良いんじゃないかと。

    

船から見下ろす港町スパーケンブルグ。
PC画面から見たとして左はシャボンディハウス、ワンピースをテーマにレストランとショップが入ってます。
レストランのメニューは来た時と較べ、若干変更されてる。
私らが行った時はハンコック様をイメージした料理等が入ってた。
ロビンをイメージした料理やデザートは未だ登場してないというのに…。(涙)
ゾロも「鬼斬り(おにぎり)」以降出てない、他のクルーのは登場してるのに…誰か2人をイメージした料理かデザートを出してやってよ~。
マリモ饅頭とかマリモ羊羹とかマリモわらび餅とか、薔薇ムースとか薔薇サラダとかバラ肉ステーキとか、その気になればアイディア色々出るじゃんよ~。(売れるかは知らん)


船の乗(下)船口には鐘が吊るされている。

デ・リーフデ(愛)の名前にあやかり、カップルで鳴らせば、幸せになれる(かもしれない)。

    

現在港町スパーケンブルグは、8割がたワンピ村状態。
シャボンディハウス外にはキッドやローの等身大フィギュア、麦わらの一味の立て看板が飾ってある。


ハウステンボスに来たらルフィ達と記念撮影、約束だ!

ちゃんと2年後バージョンに変っているのがファンには嬉しい。

    

近くにはミホークの船、エースの船も展示してあった。
震災で予定遅れてたけど、漸く完成したんですね~。
ちとちゃちく感じなくもないけど(笑)、子供達には人気を博していた。
でもミホークの船なんか、原作読むともう少し大きかったイメージ…。
こんな船で大海を渡る2人は流石の大人物である。(笑)(エースの場合これで渡るんじゃなく、他海賊船に密航してたんだがな)


コメント (4)
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あにめぞん感想、ざっくばらん24

2012年02月25日 15時03分59秒 | 漫画&アニメ
カンブリア宮殿を観た感想は明日書くとして、今日は週一恒例のあにめぞん感想。
それでは前回に引き続き参りませう~。


▲第24回「五代くんドギマギ!こずえと初キッス!?」 脚本:土屋斗紀雄 コンテ:片山一良 演出:吉永尚之 作画監督:土器手司

今回からオープニングとエンディングが変更!?と思ったら1回きりでまた戻った!!――幻に終ったOP&EDのせいで、話の内容が記憶からふっ飛んでしまってるファンが多いに違いない。(笑)
当時「めぞん一刻」の実写映画が公開されるのに合せ、アニメ版の方でもその主題歌をOPに流す事となった。
OPに「Alone Again」、EDに「Get down」、どちらもギルバート・オサリバン作の名曲、最近もCM等で流されてますね。
実写映画の公開期間中はこのOP&EDで行く予定だった筈。
ところが実際はこの回切りで終り、第25回~OP「悲しみよこんにちは」、ED「シネマ」に戻されたのです。

――一体何が有ったのか??以下はウィキよりそのまま抜粋した文章。

「これについては、番組の広報担当者が当時のアニメ雑誌上で『曲の権利関係の調整が不十分だった』と、著作権上の問題であったと弁明している。
 しかしアニメ誌以外では事情説明が無かった為、情報が伝わらなかった。
 当時プロデューサーの松下洋子は、『当時、安濃高志チーフディレクターの交代の時期で、制作現場はかなり忙しかった為、やむなく『めぞん一刻』のキャラクターに不慣れな古瀬登を作画監督に起用したが、完成したオープニング、エンディングはキャラクターも似ていないし、色もパッとしないものになってしまった。その為24話の視聴率はガタ落ちしたとなっているが、実際は曲が『めぞん一刻』のオープニングイメージとかけ離れていた為、めぞん一刻だと気づかず見飛ばしてしまった事が視聴率低下に繋がった要因ではないかとも言われている。また、不評の電話も有った為、即刻元のオープニングに戻すに至った』 と語っている。
 但しその後、27話で一度だけ挿入歌として『Alone Again』が流されている。」

・曲の権利関係の調整が不十分だった。
・OP&EDの映像がパッとしない物だった。
・曲が作品のイメージと違ってた事で見飛ばされ、視聴率が急落した(という要因が導かれた)。
・実際にファンから不評の電話が有った。

…この4点がどうやら理由のもよう。
しかし「権利関係の調整が不十分だった」とはあまりに杜撰、ちゃんと調整終えてから流せば良かったのに。
それでも不評でなければ戻してたんじゃないかな、第27回で挿入歌として流してるって事は、その頃には無事調整終了してたんだろうから。(実写映画の方は何ら問題無く主題歌使用してたみたいだし)
最大の理由はやはり「ファンから不評」を買い、「視聴率不振」に繋がった(と思われた)事だろう。

「ファンから抗議された位で変更するのか?」と首を傾げる人は多いに違いない。
しかしあの頃は今よりずっと視聴率が重要視されてたんすよ、だって人気を早急に測る手段はそれ以外無かったし。
ビデオですら普及し始めたばかりの時代だったものね~。
今みたいにネットが普及してる時代なら、ファンは不評を書き込む事が出来る。
でも出来ない昔は、不評が有った場合、直で局に電話を入れたり、新聞に投書したり、雑誌に投稿したりしてた。
中でも電話による抗議がね…かなり効いたと思うんだ。
現代だってネット書き込みより、電話やデモ等の直接行動に及ばれる方が、局にとっては痛いようだよ。
電話がリンリンリンリン鳴ったら喧しいし対応に追われる、ネットなんか見なけりゃ痛くも痒くも無いもんなぁ。
めぞん以前にバイファムというアニメが、打ち切り寸前でファンの局への「止めないで!!」要望が功を奏し、延長になったという事例も有る。
あの時は美談として語られる一方、「ファンの要望を受けて局が動くのは危険な場合も…」と、危惧する意見が雑誌等に投稿された、その不安が的中してしまったわけだ。

で、実際に不評だったか?――メッチャ不評だった!(笑)
変更するや全アニメ雑誌に「絵が下手!!歌が作品のイメージに合わん!!元のOP&EDに戻せ!!」っつう葉書が来てた。
OP&ED変更を批難する葉書や文が掲載された号、自分未だに持ってます。(笑)
その前のEDの「シネマ」が絵も綺麗で作品イメージに合ってたものだから、尚の事比較されて叩かれたんでしょうな。
自分は曲については特に悪くなく感じた…けど大人になってから歌詞の和訳を知って愕然とした――自殺ソングじゃん、あれ!!(汗)(リンクした和訳バージョンは編詞、オリジナルのそれは更に暗い)
「Alone Again」=「また独り」というタイトルからして暗黒な雰囲気醸してたけど…何故めぞんのテーマソングにあてたのか謎。(汗)
絵についてはま~~如何にも急拵えっぽい粗さを感じた、古瀬さんの描く独特なたれ目キャラはルーミックには合わんね、ルパンキャラとの相性は良いなと後年感じたけど。

アニメ「ワンピース」の某主題歌がファンに不評ってネットニュースを聞いた時、私はこのめぞんの主題歌問題を思い出した。
でもワンピースの時は主題歌を変更しなかった。
現代では視聴率より関連商品の売上等の方が重要視されてるんだろうな。
それにメディアミックス商売で色んな利権が絡んでるから、ファンの不評位で変えるわけにもいかんのだろう。
CD(監督)を2度も変更したりと、めぞん程ファンの声に右往左往したアニメが在るのだろうか?――多分無い。
お客のニーズに臨機応変な態度は好ましいけど、腰が据わってないのは宜しくないと思うのよ。

しかしファンから不評を聞いた製作会社やアニメ雑誌の編集者が、揃って「あれじゃ無理も無い…」と理解を示してる事に苦笑してしまう。
オサリバンさんと絵を描いたアニメーターさんに失礼だよ!!(笑)
不評を買ったOP&EDが知りたい人は、ユーチューブ等で探して観てみて。
原作絵をトレースして描いてるそれは、何気にアニメ前期を象徴したものに感じられる。

OPとEDの件だけで相当字数使ってしまった…こっからは回の内容について。(汗)
概ね原作通り、悪くないテンポで、煩い位だった効果音も控えており、佳作な出来だったかと。(だから▲を付けた)
「春ねぇ…」から始まり、両親に五代を紹介する展開になるとは、視聴者ですら予測不可能。
こずえちゃんの天然の魅力と魔力が炸裂した回だった。
彼女としては「付き合い長いし、そろそろ親に彼氏を紹介しなくちゃ!」なんて、以前より考えてたのかもしれん。
まだ24回しか放送してないけど、作品内の時間では1年を過ぎてるのですよ。

一方響子さんは両家のご両親と共に2年目の墓参り。
義理の御父様(惣一郎さんの父親)が墓前で響子さんを優しく諭す言葉に涙を誘われた。
「『未亡人』…まだ死んでない妻という事だよね…でも違うんだ、死んでないんじゃない、生きてるんだよ!」
何時までも亡くなってしまった惣一郎に心を沿わせる事無く、生きてる者として人生を歩き出せと言っている。
その言葉に対し響子さんは「まだ自分がどういう道を進んだら良いか判らない。はっきりするまでは音無姓を名乗っていたい」と話す。
この時の桜の背景と響子さんの表情が美しい。
背景の美しさは美術監督の朝倉千登勢氏のお陰である。

最後の土器手作監回でもあり、可愛くも骨格のしっかりしたキャラクターが、これで見納めとは哀しい…。
前期アニメの五代君は原作以上に妄想激しいのだが、この回の鏡の前での妄想は最も色っぽく、観ていて照れてしまった。(笑)
妄想シーンって時間を埋めるには丁度良く、その為アニメでは頻繁に挿入されたのだろう。
こずえちゃんの家での妄想は原作と若干違う。
事後まで行っちゃった(&鬼の様な響子さん)描写は、流石にTVでは不味いとの判断によりか?(笑)

響子さんが靴を履く時、五代と一の瀬さんの視線が下がる描写が細かい。
モブシーンもやたら細かかった、最後の作監回という事で、気合が入ってたんだろうなと。

…う~ん、やはりOP&EDの衝撃で、回の内容が頭から吹き飛んでしまった。(笑)

(個人的評価) 脚本△ 演出○ 作画○ …「明日晴れるか」は五代君のイメージソングにぴったりだなと再認識。


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光る王国、燃える王国10

2012年02月22日 11時27分05秒 | ハウステンボス冬の旅行記
TV東京系番組が映る地方は明日22時~放送の「カンブリア宮殿」を観忘れてはいけない!!
冒頭から念押ししたところで、前回の続きで御座います。


場内で1番高い塔ドムトールン下はワールドレストラン街と呼ばれ、中華洋食和食とバラエティ溢れる飲食処が集合している。
今回旅パックには千円分のミールクーポンが特典に付いていて、昼食はそのクーポンを利用できるレストランで食べようと決めていた。
ホテルのレストランに利用可能なら、迷い無くそっちにしたのだが、残念ながら不可との事。
しかしホテルレストラン以外にもハウステンボスには美味しい店がたんと在る。
この日の昼食は母の希望でドムトールン1階「ロードレーウ」で取ろうと決めた。
元オランダ料理専門店ロードレーウの名物料理はチーズフォンデュ、母はこの店でそれを食べて以来味を忘れられずにいる。

写真の通りシャンデリア煌く店内は高級な雰囲気、だがランチは決して高くなく値頃なのが嬉しい。
暖色系で纏められた壁と家具、白いテーブルクロス、古きオランダの名店を再現した内装。
個人的にホテルレストランに次いで御飯が美味しくサービス高級なのは、こことその隣のイタリアン「プッチーニ」じゃないかと思う。
ホテルで食べる程の贅沢は無理だが、落ち着いたテーブルサービスの店をお探しの場合、このどちらかのレストランがお勧め。

ちなみに冬場ロードレーウ玄関横にはストーブが設置されており、行列するお客の寒さを和らげてくれる心配り。
冬場にそこまで行列する光景なんて滅多に目にしないんだけど(笑)…クリスマスシーズンや大晦日カウントダウンくらい?
この日もオフシーズンという事で場内同様閑古だったが、窓際にはそれなりにお客の姿が在った。
私らも眺めの良い窓際の席に案内され、メニューを渡されさて何を頼もうかと。
入店前はチーズフォンデュにする積りだったけど、「只今絶賛牡蠣フェア中」の宣伝をメニューに見付けた母は、九十九島産牡蠣グラタンを頼んだ。
ならばと私は食べた事の無いメンチカツを注文。
2人ともバリューセットで頼んだ為、スープ・デザート・珈琲付き。
更に野菜不足になっちゃいかんとサラダを別注文した。


先ず持って来て貰ったのは熱々のスープ

一見ただのポタージュですが、底に多種の角切り野菜が沈んでる。
ここのスープは舌触りが滑らかでとても美味しい。
冬場に頂くスープは湯気まで美味しい。

    

続いて来たのは山盛りのサラダ、マジ凄いボリュームだった、写真でお伝えできず残念。
1皿で3~4人分は有りそう。
一緒に持って来て貰った取り皿が、金縁で周りはエメラルドグリーンと美しく、つい写真を撮ってしまった。
デルフト焼きの器はオランダ料理レストランだった頃の名残。
サラダにかかったドレッシングは如何にも自家製、仄かな甘味が野菜を引き立ててくれる。

    

焼いて出されるパンはホテルで出る物と同じ、左は皮パリパリのプチフランス、右はふんわり生地のプチパンだった。
開店当時からこの店ではバターしか出さない。
ジャムを出さないのはケチってじゃなく、「料理のソースを付けて食べてくれ」って意味なのだろう。
実際バターを塗ってから、ソースを付けて食べるとメチャ美味い。
食べ終る頃には皿が綺麗になってて良い事尽くめです。

私が注文したメンチカツは、見た目ハンバーグだった。
デミグラスソースに覆われてて、メンチカツが見えないっっ。
メンチカツは揚げたての作りたて、ナイフで切った中から油がジュワッと滲み出る。
熱々ソースで覆われてる為、なかなか冷めない。
スーパーで売ってるメンチカツとは全く違う。
ステーキと言って出されても納得しそうな、これ迄食べた事の無い贅沢なメンチカツでした。
んで見ての通りサラダが付け添えられている、別注文する必要無かったな~と後悔しなくもなかった、全部残さず食べたけど。(笑)

母が注文した牡蠣グラタンは、言ってしまえばお一人様用チーズフォンデュ、ゴーダが使われてるのかチーズが餅の様に伸びるのです。
こちらもメチャクチャ美味かったそうだが、あまりに熱々で猫舌の母は食べるのに苦労したらしい。(笑)
写真は済みません、撮り忘れました(汗)、まったりさんの記事に写真付きで紹介されてるので、どうぞ御覧下さい。

    

珈琲と一緒に出されたデザートは、自家製チーズケーキのフルーツソースがけでした。
ソースはラズベリーが基本で缶フルーツを合せた物。
チーズケーキは蕩ける程にクリーミィv
プッチーニとここは出されるデザートも可愛くて良い。
クリスマスコースに出るデザートなんて、苺がサンタの姿しててメルヘンっすよv

メニューに紅茶が無い点にも、この店の拘りが見える。
勿論メニューに載ってなくとも、紅茶を注文する事はできます。
しかし紅茶党の自分でも、この店では珈琲を頼む。


濃過ぎず薄くなく爽やかな飲み心地、カップに生クリームを1滴垂らせば、上質を知る宮本亜門さんにも、きっと御満足頂けるだろう。
ダバダ~ァ♪ダバダァ~ダバダァ~♪ダバダァ~~♪ダバダァ~~♪ア~~~~~♪と懐かしのCMソングを口ずさみながら、今回はこれにて〆。


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光る王国、燃える王国9

2012年02月19日 16時13分24秒 | ハウステンボス冬の旅行記
木曜22時~TV東京系で放送の「カンブリア宮殿」で、今度ハウステンボスが採り上げられるぞ!
(→http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/)
佐世保出身の村上氏が司会やってる番組だからな~。
ハウステンボスというより、崖っぷち経営だったテーマパークを甦らせた、カリスマ社長を採り上げるのが主旨のようだけど、ハウステンボスがTVに出るならそれで良い。
有難うTV東京!前番組の和風総本家も楽しく観てるぞ!豆助可愛い!!
宣伝終えたところで前回の続きで御座います。



ホテル・ヨーロッパ宿泊者だけの特典は多いけど、中でも嬉しいのは新聞が届く事。
読売・朝日・毎日・経済・長崎新聞、要望が有ればフロントへ予め申し出れば良い。
巨人ファンの母親は読売新聞を選択、朝食後はTVで朝の連ドラ観ながら、流し読みしていたもよう。
新聞の天気予報によると今日は1日中曇りという事だった。

午前9時の開園時刻に合せて外に出た積りが、バスもクルーザーも運行していない。
何故??飲食店や施設が営業してないのは普段通りだけど、交通機関は開園と同時に目を覚ます筈なのに~と不思議に思い、スタッフに訊いたらば、「2/29迄は10時開園なんですよ~」と教えられた。
――早く言ってくれ。(汗)
ちなみに後日「冬季は開園時刻が普段より1時間遅くなります」とのメールが園から届いた…だから遅いって。(汗)
しかし考えてみれば冬のハウステンボスの呼び物はイルミネーション、夜間のイベントに注目が集まり昼は今一だから、お客も昼を過ぎてから入場したりして、朝早くから開園するメリットはあまり無い。
いっそ冬の間は11時~開園しても良いくらいだ、レストランの大半がその時刻にオープンするし。
他の季節に比べると、冬は咲いてる花が少なく、昼の美しさは半減してしまう。
冬枯れ故に漂う物寂しさをも好きになれたなら、貴方も立派なハウステンボス通です。

一度外に出てまたホテルに戻るのは億劫なので、取敢えず初日に行った場外ホテルのコンビニを目指す。
早朝でも深夜でも開いてるコンビニは暇人にとって希望の灯。
この日は有料施設を巡る予定を立ててたから、サウスゲートで1日とくとくチケットを購入。
それから入場チケットをゲートに通し、有料ゾーン内に入りました。



(場内音楽が)賑やかなホラータウンも、営業前なので静けさに包まれている。
ゲーセンは営業してたっぽいけど覗かず素通り、ゲーセンだけは個人的に止めて欲しかった…。

    

↑ホラートイレは覗いて来た。(笑)

トイレとしての利用もちゃんと可能。(利用出来ない個室も有)
不気味な照明の中、不気味な人形が置いてあるけど、水を流しても何も起きなかった。
ひょっとしたら営業前の為、何も起きなかった可能性も有?
次回は夜に寄ってみようと考えてる。
で、女性用より男性用のが不気味にコーディネートされてた。
勇気の有る人は利用してみよう。(笑)



のろのろ廻っていたら、開園を知らせる鐘が鳴った。
この時点で自分達はニュースタッドに辿り着いていた。
例年の冬同様、ニュースタッドの街路樹には赤い実が鈴生りで、クリスマスツリーの様。
目の前の「ハッピーポップコーン」が早々と開店、準備をしてる店員さんと目が合ってしまい、何となく寄る破目になった。
常時10種類のフレーバーが並ぶポップコーン屋さんは、店名のイメージ通りにポップいピンクカラーの店構え。
食べた中では梅かつお味が美味しかったが、残念ながら販売を終了してしまったとの事、新登場の梅しそ味とちゃんぽん味を買ってく。
色々試食してから決められるのが嬉しい、ちゃんぽん味はしっかりちゃんぽんの風味、夜の良いおやつになりました♪
チョコレートの滝で有名なチョコレートハウスも開店してた為寄ってく。
カフェはもう少し遅い営業だが、ショップは割と早くから開いてるのが有難い。
買った土産は昨日同様、場内宿泊者用のデリバリーサービスを利用し、ホテルへ送り届けて貰った。
その際別の店で買った物だが、ポップコーンも一緒にお願い、快く引き受けてくれた店員さん有難う。

結局最初に決めた通り一旦出国――以前は入国ゲートでスタンプ押して貰い出たが、現在はチケットのバーコードを翳して入る――全日空コンビニ内のコンビニで、また夕食用のおにぎり等を買ってった。(汗)
ついでに出入国口横のD.P.Eにも寄った、来る度CDへのデータ焼き頼んでるせいで、店員の方に顔を覚えられてしまい恥ずかしいんだが…。(汗)
CDに移し替えて貰ってる間は全日空ホテルの館内を観て廻り、30分位経ったところでCDを受取って再入場したのでした。
毎度の事ながら場内⇔場外の移動がめんどい、いっそ場外ホテルに宿泊しようかな~と考えなくもない。(汗)
場内にもカメラショップは在るには在るが、時間がかかるのが不便。
でも今は店開けても客そんなに来ないから、営業拡大する旨味あんま無いんだろうな~。

それはさて置き、再入場したらゲート前にちゅーりーちゃんが立っていた。
胸に「ちゅーりー」と書かれた名札が付いてたよ。
開園して間も無くやって来た旅人を歓待するのがちゅーりーちゃんのお役目。
新キャラ色々誕生しても、ハウステンボスの顔と言えば、やはりちゅーりーちゃん。
胴長短足なのが愛される理由か(失礼)、結構子供達に囲まれてましたよ。

    

ナイアンローデ城を潜り抜けて、キンデルダイクまで歩く。
途中、出国棟のスキポールへ寄ってったら、何時の間にかタンテ・アニーもテナント入りしてた。
スキポールは場内で売ってる土産の殆どが集合している総合ショップ。
店頭では花のプランターを販売している。
暫く振りに覗いたら、飲食物がスペースの大半を占めてる印象を受けた。
反対に鼈甲真珠等の名産品が……真珠は場内に専門店在るけどさ。

    

その後パンジーが咲くキンデルダイクの花通りを撮影しに行った。
ミルクを溶かした様な冬空に、カラフルなパンジーはマッチしている。
春になるとここは一斉にチューリップで埋め尽くされる。
1年中で最もキンデルダイクに注目が集まる季節だろう。
今年は秋イベントとして恒例のワインフェスタ、「サンヴァンサン」を春にも企画準備中らしい。
秋に行けない人には楽しみなニュースだが、ワインってやっぱり秋のイメージだから、やるなら他のお酒で考えた方が、季節感的に良かったんじゃないかと。
例えば春のカクテル祭とか…。
今開催中の焼酎の宴を、或いは春に持って来ても良かったんでない?
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2011/menu/)
てかその内年中酒祭になりそうな勢いで、呑んべえには嬉しいかもしれない。(笑)
ちなみにバレンタインを過ぎてチョコレート祭は終了したけど、去年もそう言っといて延長したから、多分今年も延長してるに違いない。(笑)
今年出品したチョコレートはマルシェ・ド・パラディの各店舗をイメージしたそうだが、タンテ・アニーとヘクセンハウスをイメージする物は無かった。(まったりさんの記事をご参照下さい。)
外部テナントだからなのは解るけど、仲間外れされてるみたいで可哀想。(汗)
前回迄の様に美女や有名人等をイメージして作った方が無難でないかと思う。

キンデルダイク…正確にはブルーケレンの発着所から、カナルクルーザーに乗ってユトレヒトへ。(写真右がクルーザーから写した物。)
ユトレヒトからホテルに戻り(まだヨーロッパ行きのクルーザーは運航してなかった)、CDを置きに行ったら、既に掃除を終えてたらしく、部屋は綺麗になっていた。
再び今度はバスに乗り、ホテル・アムステルダム前で降車。
ホラータウンに在るゴースト・ウエディング(旧鐘館)、メロディ・イン・ザ・ダーク(旧オルゴール館)、日本の怪談屋敷を観て廻った。
初めて廻った母は、それなりに楽しんだもよう。
でもオルゴール館については、前の物に戻して欲しいとの事、自分も本音はそうなんだけどね…。
そのオルゴール館はリニューアルし、少しドッキリ度を上げていた。
具体的に言うとラストのコース選択は無になったもよう、心臓の弱い方はご注意下さい(なんて脅かしたり…)。
この日も自分ら以外にお客は居らず、お化け屋敷を巡るには雰囲気充分だった。(笑)
今回、日本の怪談屋敷では、人は出なかった…出るか出ないかはアバウトらしい。
もしも巡ってて、幽霊の扮装したスタッフに出くわした貴方は、本日ラッキー。

2月のハウステンボスは闇の王国、月末の土曜2/25はゾンビが練り歩いて恐さ絶頂!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/tfm/)

    

お化け屋敷廻りをした後は、ホラータウンとビネンスタッドとの狭間に建つ、怪しい輸入雑貨屋フィギュアヘッドに入店、母が怪しいコースターを買ってった。
目まぐるしく変る場内で、変らない店構えのまま在る店。
ワンピースエリアに変身した港町の方が、店のカラーに合ってそうな気もするけど、移転しないでいて欲しい気もしたり。
店の後ろに広がるのは大村湾の海原、ハウステンボスならではの景色が観える。


お昼になってお腹が空いたんでユトレヒトのレストラン街に移動、ドムトールン下の運河テラスには蒸し牡蠣を売る屋台が出てました。
運河沿いに咲き残ってた薔薇が健気。

冬のハウステンボスは牡蠣の王国でもある。
長崎は牡蠣の名産地、只今オイスターフェア開催中!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001742.html)


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あにめぞん感想、ざっくばらん23

2012年02月18日 11時01分17秒 | 漫画&アニメ
月の後半に入って仕事がきつくなると、やはり更新が疎かになって行く…。
でも来週水曜はお休み♪週の真ん中が休みだと少しは気が休まる。
ウキウキ気分で今週も前回に引き続き、あにめぞん感想を始めたいと思います。

・第23回「響子さん危機一髪!恐るべき母の陰謀!!」 脚本:武上純希 コンテ:やまざきかずお 演出:向後知一 作画監督:中嶋敦子

…前回響子さんの母親が一刻館にやって来て、「音無響子は一刻館の管理人を引退します!!」と宣言した所で〆たのは、原作とは違えどかなり盛り上がった。
が、その事で後編は前半の10分弱にクライマックスを迎えてしまってる。
CM後の残り10分弱は後日談的なおまけに感じられ、1本の話として観るにはバランスが非常に悪い。
なんか「いきなり最終回!!」ってタイトルが脳裏に浮んでしまったよ。(笑)
原作数話を圧縮合体したツケで、時間が足りなくなった為か、前半のオチを削ってるのも勿体無い。
原作では響子さんが実家から戻り、住人の歓迎を受けてるそこへ、母親から電話が来るんですよ。
「今回は退いてやるけど、これで終ったと思うなよ!!!!」みたいな。(笑)
それを受話器口で聴いた響子さんは、泣き疲れて膝に縋り付いてる五代の髪を毟るという…。(笑)
このオチ在ってこそ、響子さんの声が嗄れてる原因が判明するというものなのに。
まぁアニメの響子さんの声は嗄れてなかったけどな。(笑)
後半は特に駆け足だった印象、響子さんとお父さんの会話シーン等、もっと間を置いて欲しかった。

「惣一郎さんが亡くなった時労わってくれなかったとか、惣一郎さんの命日に墓参りに来てくれなかったとか、まだまだ有るけど、そんな事私、ちっとも拘ってないのよ」

響子さんの内心が覗ける重要な台詞なだけに(笑)、一拍一拍間を開けるよう言って欲しかった。
響子さんの母親が企みに利用した父親の激痩せ写真も、視聴者にしっかり観せてこそ、比較出来て面白味が生れるというのに。

スタッフも本当はもっとじっくりこのエピソードを描きたかったんじゃなかろうか?
スタッフ変更の時期が迫っていた為に、それが叶わなかったんでないかなと。
いっその事このエピソードを最終に持って来る積りで、3~4回に分けて作れば良かったのに。
後編のラストシーンはアニメオリジナルの取って付けた様なもの。
リニューアルした物置台で住人達が宴会、時計坂の街を見下ろし、響子さんが五代にニッコリ微笑む。
ぶっちゃけ無くてもいいシーンだが、最終回なら納得行ったかも。

やまざきさんのコンテには、高所から見下ろす構図が必ず出て来るので、氏が担当してるのだと直ぐ知れる。
それとやまざきさんは「めぞん」の登場人物中で、五代に最も共感してたのではないだろうか?
響子さんが一刻館を去ると知らされた五代君の悲壮感は原作以上に表現されてる。
放心し犬の惣一郎さんの上に崩れ落ちるとこなんか、痛々しさに同情せずにはいられない。
主人公に感情移入させるという点では、「めぞん」の監督に向いてたと思うのだ。

絵は中嶋さん作監という事で、とても可愛い。
響子さんのアップなんか、まるで映画マクロス作監の平野氏が描いてるみたいに、唇が艶々として色っぽかった。(笑)
ただ動画は雑で人物に影が付いてたり付いてなかったり、監督変更が決まって現場は相当混乱してたそうで、そのせいかななんて勘繰ってしまう。

(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画○ …一の瀬さん「管理人さんの事、実の妹みたいに思ってたのに…!」、四谷「実の孫では?」、一の瀬さん「実の妹だよ!!!」→原作では「実の娘では?」だったっけ?さり気に四谷さんのツッコミがレベルアップしており笑った。


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光る王国、燃える王国8

2012年02月12日 17時46分31秒 | ハウステンボス冬の旅行記
今更な情報っすが、サニー号は2/14迄ドッグ入りの為運休、船に乗るのが目当てな人は他の時期に行きましょう。
2/15~限定乗船証を発行、更に3/3~新装開店、新たなる船の旅が待ってるぞ!――だそうな。
リニューアルするって事は、まだまだ暫くはサニー号イベントを続ける積りなんだろう。
それは大歓迎だけど、観光丸は帰って来るのでしょうか…?
一抹の不安はさて置き、前回の続きで御座います。


旅2日目、1月13日の金曜日。(何気にジェイソンな日付だったんだな)
九州の冬の朝は遅い、7時過ぎても尚暗い。
日頃の習慣で5時起きしたものの、天気は曇り母は寝てるしで、散歩はせず2度寝した。

朝7時、2度目の起床、内海側の部屋という事も有り、カーテン開けても薄暗い。
宵の様に蒼褪めた空には、月が白々と浮んでいた。
それでも久し振りにホテルヨーロッパでの朝食、前夜から楽しみにしてたので、寝惚けてる母を起しレストランに向った。
この日の朝食会場に決められてたのは、和食処の吉翠亭と洋食のデ・アドミラル。
朝食バイキング会場に指定されるアンカーズラウンジはお休みでした。
吉翠亭は次の日も選べるようだったので、迷い無くデ・アドミラルに決定。
2003年以来の、デ・アドミラルでの朝食…!
楽しみにしてた理由がお解り頂ける事でしょう。

    

ホテル・ヨーロッパが誇る高級フレンチレストラン、「デ・アドミラル」は正面玄関入って右側、奥まった場所に在ります。
朝食券を持って入店すると、男性店員が上品な笑顔で迎えてくれた。
店内は閑古シーズンという事で私ら以外誰も居ない、奥から2番目のテーブルに案内されての貸切状態ですよ!
写真の通り、デ・アドミラル内のテーブルは、ほぼ窓側、緩やかなカーブを描くよう、セッティングされている。
各テーブルに着いた客が、景色を楽しみつつ、他の客に邪魔されず食事するには、絶妙の配置だと思いません?

デ・アドミラルでの朝食は、ヨーロッパのアイオープナーと言う習慣に則り、シャンパンでの乾杯から始められる。(贅沢!)
すっきりした飲み口のシャンパンで目を覚ましたら、グレープフルーツ・トマト・オレンジの3種からジュースを選ぶ。
自分が選んだのはグレープフルーツ、母はトマト、搾り立てですv

    

サラダと共に運ばれるメインの卵料理は、プレーンオムレツ・スクランブル・ボイルド(固さも選べる)・目玉焼の中から選べる。
この店に来たら1度は食べたいのがオムレツ、レモンイエローの輝きは、形もレモンに似て美しい。
湯葉の様にツルツルの表面にナイフを刺すや、食欲をそそる良い匂いがふわっと立ち昇る。
添えられるのはソーセージとハムとベーコン。
サラダにかかるドレッシングは勿論自家製。

サービスしない間、店員さんは後ろで目立たないよう控えてる。
居るんだけど気配を消してる、忍者か。
しかし離れていても会話は聞えてるらしく、会話の中の疑問にさり気無く答えてくれたりする。
「今日は曇ってて朝日が観えないね~」
「午後から回復するとの予報ですが…晴れていれば、この窓から朝日を御覧頂けたのに、残念です。」
「この窓から観えるんですか?」
「はい、正月の朝には初日の出を望めます。…生憎今年の正月には曇ってて観る事が叶いませんでした。」

    

な~んて会話してたら奇跡が起った。
ゴッホ橋が架かる方角の空、僅かな雲の隙間から、真っ赤な太陽が覗いたのです!
僅か数分の奇跡、丁度パンを篭に入れて持って来た店員さんも、窓から射し込んだ朝日に、ちょっと興奮気味でした。
いや~実にラッキー!朝日が観られたからといって、宝くじが当たるなんて事も無いけど、観られないとガッカリしてた分、叶った喜びは深くなろうもの。

篭に入れられたパンは10種程、その他に食パンをトーストして貰う事もできる。(1枚注文する毎に焼いて持って来て下さる)
付けるジャムはオレンジマーマレードに4種のベリー。
私が選んだのはオレンジピールが練り込まれたパンとバニラマフィン、ジャムもバターも使う必要無かった為解らないけど、トーストを注文した母曰く美味しかったそうな。
オレンジパンは外側パリパリでオレンジの爽やかな香り、バニラマフィンはフワフワで素朴な甘味、どちらもとっても美味しかったv温めてあるから尚美味しいv

    

料理を食べ終えたところで一旦テーブルを片付け、ヨーグルトを持って来て下さった。
ブルーベリーヨーグルトの中に入ってた果物は、メロンにパインにキウイにイチゴと、確認出来ただけでもバラエティに富んでる。
最後の飲物は珈琲か紅茶の中より、私は紅茶、母は珈琲を選んだ。
「何の種類の紅茶だろ?」
「(すかさず)ダージリンで御座います。」
「朝に出す紅茶なら、それが定番よね。」
小石の形をしたブラウンと白の砂糖、ミルクは少し温めてある。
窓の向うには運河を泳ぐ白鳥、道をジョギングする人の姿。
優雅に飲みつつ景色を楽しんでたそこへ、8時を告げるカロヨンが鳴り響いた。
母は8時からNHKの朝の連ドラが観たいという事で忙しなく部屋へ戻ったが、私は紅茶のお替りを貰ってその後もゆっくり過してた。
8時を過ぎて漸く他の客が入店。
席を立つ頃、店内は少し賑やかになっていた。

デ・アドミラルの朝食について、更に詳しく知りたい方は、まったりさんの記事を御覧下さい。


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光る王国、燃える王国7

2012年02月11日 22時09分21秒 | ハウステンボス冬の旅行記
以前「折角アクアリウムバーを造ったのなら、喫茶営業でもすれば良い」なんて書いたけど、マジで今年の3/3~サニー号に飲食スペースが出来るらしい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/topics7.html)
しかしそうなるとも少し航海時間長い方が良いんじゃなかろうか?
春休み&20周年記念日を控え、新施設&イベントの予定目白押しのハウステンボスです。
宣伝したところで前回「光の王国編」に続き、今回は「燃える王国編」!



    

スリラーファンタジーミュージアムイルミネーションを観終り、アレキサンダー広場ステージへ移動したらば、再びアメリカンミュージックライブショーに遭遇、折角だからと最後まで観て行く事にした。
ノリの良い音楽ステージは好きです。
ショータイムが終ってステージ裏へ消えるまで、観客を楽しませようというプロ意識を感じた。
ハウステンボスでステージに上る芸人さんは、何気に本格派が多いと感じる。

19:20~「3Dプロジェクションマッピング」という、今年初公開のショー目当てに光の教会(ギヤマンミュージアム)前へ移動。
説明によると「プロジェクターを使って建物等に立体的な映像を映し出すという演出手法」だそうで、近年広告等に利用され話題を呼んでるらしいが自分は未だ目にした事が無く、今回の旅で最も楽しみにしていたものなのである。
それは他のお客さんも同様らしく、開始数分前になると教会前に人だかりが発生――皆、さっきまで何処に隠れてたんだよ!?
冬季のハウステンボスはイルミネーション目当てで夕方から入国する人も少なくない。
広場に集まった全員が固唾を呑んで待ち構えてると、場内の照明がフッと消えて真っ暗になった。

   

期待にざわめく観客の前で、教会の前面が迫力の有る音響に乗ってみるみる変貌、恐ろしい顔が浮き出るや壁がボコッと剥れ落ち、穴からドラゴンの目がぎょろりと覗いた。
一体何が始まるというのか、巨大な時計が針を刻んで、カウントダウン。

   

「0」の合図で打ち上がる花火、「ハウステンボスパーティー」の文字、窓に映るダンスシルエット――流行りの韓流か!?(笑)
ダンス部分は正直浮いてる気がした(笑)、しかしこれ大晦日のカウントダウン公開時、さぞ盛り上がっただろうな~。
ポップなアイドルダンサー退場後、窓から階段を降りて来る剣士や天使。
映像では天使が飛んで来る様に見えるのだけど、写真には撮れず興奮が伝えられなくて残念。

   

窓に蠢くドラゴンの黒い影、炎に巻かれる教会、と思いきや滝の様な雨で消火され、剥がれ落ちた壁向うの海には、優雅に泳ぐ魚達の姿。
観客に牙を剥く鮫をドラゴンが一呑み、穴の中の海は瞬間冷凍、異常気象待ったなし。

 

まるでロボットにでも合体変形するかの如く、元通りに再構築された教会の壁を突き破り、現れたドラゴンが紅蓮の炎を吐く。
果たして奴はハウステンボスの敵かそれとも味方か!?――教会が燃え落ちてるとこ見ると、敵にしか見えないんすけど。(笑)
幸い大自然の愛の力(?)で教会は元の姿に何となく戻り、最後に映った「H.I.S」の文字で爆笑してしまった。
如何なる時でも宣伝は忘れない、流石で御座いまするな。(笑)
写真で観るより映像で観た方が凄さ伝わるんで、公式のCM映像をどうか御覧頂きたい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2011/entertainment/)
想像してたよりずっと凄かった、本当に浮き出て観えるんだわ。
夜間に数回の上映、時間についてはHPを御覧頂きたい。
好評を受けて3月頭までロングラン決定――予想通りだが(笑)、公開してる間はカロヨンドリームお休みになったりする?
カロヨンドリームも好きなんで、どうか続けて欲しい。
しかしカロヨンドリームとは性格正反対のショーだね。(笑)
来年は干支が変るし、今年公開した映像については年内で終了だろう。
興味有る方は今年の内に観に行くべし、マジで凄いぞ!

広場の教会横にはクリスマスを過ぎたというのに、場内で1番背の高いクリスマスツリーが輝いてました。
ヨーロッパの習慣に倣ってか、ハウステンボスのクリスマスシーズンは長い…多分また春イベントまで飾ってあるよ。(笑)

    

火を噴くドラゴンを観終った後、アレキサンダー広場ステージに戻り、今度はファイアーアクロバットショーを観に行く。
おばさんの図々しさを発揮した母が、ステージ最前列のストーブに近い席を確保してくれた。
しかし残念ながら選んだのはアリーナ席に非ず。
正面1ヶ所だけでなく、ステージは左横にも在ったのだ。

正面ステージに登場したグループがファイアーアクロバットを見せてくれるのだろうと待っていたら、身軽に踊ったり跳躍したりで火を使う素振りすら見せない。
ショー自体は凄く楽しいもので、特に観客参加で横に2人並んだ上を、軽々飛んで見せたのには拍手喝采だった。

    

だが期待していた火が出ない!一体これの何処がファイアーアクロバット!?
暫く経ってから、ふと思い出した――何時かの夏に、左横の野外ステージでファイアーアクロバットを行ってた事を。
冬季はストーブを燃やしてる屋内でやったら、一酸化炭素中毒の危険が有る、良く考えれば当り前の事でした。(汗)
つまり正面ステージでアクロバットダンス、続いて左横の野外ステージでファイアーアクロバット、2ステージを交替で観せるショーだったのです。
なら最初からプログラムにそう書いといてくれ、と言いたくなくもない。(笑)
幸い空席だらけだったので席を移動。
一方母は選んだ意地張りからか、遠い右側の席で最後まで観ていた。

出演者は風貌からロシア人ぽく感じた。
松明をお手玉の様に操るのは序の口、クライマックスは写真左の恰幅の良いおじさんが、ドラゴンよろしく火を噴いて見せた。
音響も加わって凄い迫力でしたよ。
最後にアクロバットダンスチームと、ファイアーアクロバットチームが手を繋いで登場、観客の拍手に送られ終幕となりました。

月~木曜日はこれにてプログラム全終了。
広場の周りに出ていた屋台で温かい飲物を買った後、ホテルに戻る事にした。
九州とはいえ冬の長崎は寒い。
海の側に在るハウステンボスに吹く風は冷たい。
有難い事にステージと3大イルミネーションスポットにはストーブが設置されている。
パレスでは無料でブランケット等を貸し出している。
が、貼る式ホカロンは必需品だと感じた。

    

これも今年新登場の、パサージュ「光のシャンデリアイルミネーション」。

    

ショッピングモールの天井いっぱい、天の川の様な煌き。
以前の様にイルミネーションの色は変化しないがゴージャス!
テナント営業終了後の無人フロアで暫し見蕩れてしまった。

    

川面を黄金色に染める光の運河に、記事1番上の写真の光の塔と、ハウステンボスには沢山のイルミネーションスポットが存在する。
全て廻ろうと張り切り過ぎて、風邪を引かないよう御用心。
私らもこの日は寒さに負けてホテルに戻り、デリバリーサービスを利用してフロントに届けてあった土産を受取った後、カップ麺で夕食を済ましました。
ハイソなホテルでチープな食事を取る、それもまた楽し!なのですよ。(笑)

旅立ちの早い朝から来る疲労でこの夜は早々にダウン。
次回からは2日目のレポに参りまする~。


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光る王国、燃える王国6

2012年02月10日 21時51分42秒 | ハウステンボス冬の旅行記
お待たせしました。(って誰に言ってんだか知らんが)
今回の写真はタイトル通り光ってます、煌いてます。
余計な文章は控えて、冬のハウステンボスの美しさに浸りましょう。
それでは前回の続きで御座います。


冬の日暮れは早い。
17時を過ぎると空が紺色に染まる。
ポツポツ点り始める広場の外灯。
光の王国の開始を告げるのはライティングパレード。
ステージの出演者が光り輝くフロート車に乗って、街中にイルミネーションを灯しながら進むのです。
申し訳無いがパレードには興味が薄い性質なので(TDRでもパレード中はアトラクション廻ってる)、アートガーデン内のカフェでイルミネーションが点灯するのを待つ事にした。

    

今年からアートガーデン内に出来た「光のカフェ&バー」。
暖房の効いた暖かい室内で、飲物を頂きながら、美しい夜景を眺められる。
光るカウンター席に着くのも良いが、やはり窓側の席から観たいもの。
テーブルの上には蝋燭の炎が揺らめいていた。
店の名物は光のカクテルなのだが、私はここでホットティー、母はホットコーヒーを頼んだ。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2011/guide/ 詳しいメニュー等はまったりさんのブログを御参考にされて下さい。)
硝子のカフェ・バーを意識してか、ティーカップは硝子製。(ウェスティンホテル東京で頂いた時の様な)
店内に流れるヒーリング・ミュージック…は合うように思ったけど、何故か交互にロックが。(汗)
正直音楽は景色を眺めるのに邪魔なんで、流さないで欲しかった。

窓に映る景色がどんどん暗くなって行き、物の輪郭が判らなくなった頃、庭園内のライトがいっぺんに点灯、この瞬間の感動は忘れられない!

    

点灯後興奮して「点いた!」とはしゃぎ、店内に居たもう1組のカップルと一緒になって、外へ観に行ったのだった。
やっぱ硝子を隔ててより、間近で観たいからねぇ。

    

庭園いっぱい、星屑を撒いた様な輝き。
イルミネーションで仕切った小スペースには、ペンギンや鹿や白熊等の光る像が立っていた。

    

今年の円形広場には巨大なスクリーンが登場、「2012 Happy New Year」なんて流れる映像、カウントダウンの名残?
中は記念撮影スポット、側の屋台ではストラップ等の土産の他、ホカロンなんかも売っていた。
個人的には飲物も売ってれば良いのに…なんて思ったけど、カフェ・バーに入る客を増やす為、敢えて付近の場所では売らないようしたとか?
アートガーデン出入り口の側、花屋ブルームウィンケルの横には、焼き芋や甘酒を売る屋台が出てたけど。

    

今年のアートガーデンは光の色が変る、「光のウェーブ」の呼び名通り赤紫緑黄白青と、波が寄せる様に変って行くのです。

    

円形広場の方、目線を上げると、金色に輝く光の塔。
ダークブルーの空には、宵の明星が瞬いていた。

    

逆方面を向くと、光の観覧車が打ち上げ花火の様に観えた。
こうしてアートガーデンのイルミネーションと重ねるなら、景色として悪くない。
ただ、今はガーデンの派手さで中和されてる面が有るので、光の広場が終了した後に観たらどうだろう?
最近は冬を過ぎてもイルミネーション点してるけどね。(冬季よりは控え目だが)
水路に映るハートはバレンタインの時期、カップルから人気を呼ぶだろう。

    

アートガーデンを巡った後、移動して他イルミネーションを観に行く事に。

    

冬の場内はいたる所が光ってる。
今年はニュースタッドも負けずに輝いていた。
ファンタジースクエア――オレンジ色に仄光る乙女の噴水の側に、樹や鐘やハート等の輝くモニュメントを集合させ、御伽の世界を演出。
…昼間は魔法が解けて現実を目にするんだが、さながら化粧が剥げた顔の如き有様を。(笑)
それでも夜間は記念撮影スポットとして人気。
一方、前回の冬に登場した光のモザイクパネルが、隅っこに追いやられていて可哀想だった。
どうせなら一緒に飾ってあげれば良いのに…。
踏むと色が変る、目立つ場所に有ったなら、子供が見付けて遊んだだろう。
御伽の世界が壊れるから~って言うなら、いっそ無理して飾らなくてもと。(笑)


粗方廻って最後にスリラーファンタジーミュージアムイルミネーションを観た

私ら以外、誰も観てなかった。(汗)
曲が新バージョンに変っていたが、個人的には前回の方が、ホラーというテーマに合っており好きだった。
ノリは相変わらず良いんだけどさ。
何れにしろ、こういう賑やかなショーは、閑古シーズンに観ると物寂しい…。(汗)


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あにめぞん感想、ざっくばらん22

2012年02月08日 21時31分27秒 | 漫画&アニメ
また唐突に1人辞める…月末ピ~ンチ!
済みません、また月の後半のたりのたりな更新になりますと先に断っておいて、前回の続きで御座います。

・第22回「大ショック五代くん!響子さんの引退宣言」 脚本:武上純希 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:音無竜之介(高橋ナオヒト)

…のっけから細かいとこ指摘して申し訳無いが、コインランドリーの出入扉閉め忘れが気になった。
五代君、開けたら閉めよう社会の扉。(あ、意味違っちまう)
嵐を呼ぶ管理人さんの両親が登場。
放火魔変質者下着泥の疑いをかけるとはあんまりだぜ五代君。
下り坂で斜めに体が傾くのがナイス演出、ウケたです。(笑)
今回は元にした原作が数回に及ぶ中編、それを前後編の2話に纏めている。
何時もよりテンポが早く感じるのはそのせいで、むしろ早過ぎると感じてしまった。
オチが2つ在る様に思えちゃうんだわ。
一刻館にシロアリの巣が見付かって響子さん呆然のシーンから、シロアリ駆除する日に繋げるとは無理矢理。
日が変ってるのだから間を置くべき、毎度の事ながら原作読んでる人限定で作ってるなと。
理想を言えば、やはり3~4話位に分けて欲しかった、しかしそれは無理な相談だったろう、何故ならCD(監督)変更がこの時既に決定してた筈だから。
当時のスタッフに残された時間は少なかった…ここに来て急ぎ足になったのにも頷ける。

ファン的には「五代君は管理人さんをおなぺっとにしている~~~~!!!!」発言で有名な回で、アニメ化する前は絶対カットされると予想されていた。
これまでも「でかけりゃ良いんだろ!!!!」や、「きっと管理人さんを満足させてやる!!」等の台詞がカットされて来たし。
めぞん一刻は青年漫画だから、ゴールデンタイムに流すには、教育上問題有な表現が在るもので。(笑)
で、この「おなぺっと」発言も絶対カットされるとの読みだったが、更迭される立場のヤケクソ度胸でかスタッフやりやがった!!
上空を飛行するジェット機の音に紛れて「五代君は管理人さんをおなぺっとにしている~~~~!!!!」
何もジェット機の音で隠すこたないじゃないか!
「おなぺっと」の何処が不味い!?それもまた青春だ!!君だけじゃないぜ「おなぺっと」にしてるのは!!
「おなぺっと」と口に出す事を恥ずかしがらなくてもいい!もっと自然に、息を吐く様に言ってみようぜ「おなぺっと」と!!
一体何度「おなぺっと」と書けば気が済むのか!?後ろに家族が居るというのに。(笑)
ちなみにPCからの閲覧だと「おなぺっと」に横線引かれるけど、携帯での閲覧だと横線引いて見えず、無意味な機能なんだがgooさん。

冗談はさて置いて、叫ぶ事無く、もっと自然な表現にして欲しかったなと。
話中で「おなぺっと」(まだ書くか?)発言シーンは、そんなに重要なものじゃないのに、まるで今回の山場みたいに時間取ってるんだもんな。(まぁ一部ファンは盛り上がってたが…若いね)(笑)
もっと割くべきシーンが有った様な気がする、それこそシロアリの巣発見から、場面転換する所に間が置けたんじゃないか?
今回の「響子さんが一刻館の管理人を引退!?」なオチは、如何にもアニメ的に盛り上がった。
ただそこで切ったが為に後編の山場が早くに来て、バランスが悪く感じてしまったのだが…それについてはまた後編の感想時に。
相変わらず真正面構図ばかりなのも気になった、お父さんに対してお母さんと響子さんが、「縁を切りましょうか!?」と迫るシーン、同じ構図で見せれば「似た者親子」な印象が更に強まったろうに。
ところでヒロインの行儀が悪いって、かなり衝撃的だったろうなと。
響子さんの様な大人しい外見の女キャラを行儀悪く描くなんて女性作家ならではだ。

絵は音無さん作監という事で非常に綺麗、可愛い。
特にネオン瞬く夜の街を独り歩くシーンが息を呑むほど美しい。
第14回で雨の街を走る響子さんを思い出したです。(同じ作監さんだしな)

(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画○ …お父さんが新009でギルモア博士役を演じた富田耕生さんで、お母さんが元キャンディ・キャンディ役で有名な松島みのりさんとは、昭和のアニメファンびっくりの豪華ベテランキャスティングである。


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