瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん22

2012年02月08日 21時31分27秒 | 漫画&アニメ
また唐突に1人辞める…月末ピ~ンチ!
済みません、また月の後半のたりのたりな更新になりますと先に断っておいて、前回の続きで御座います。

・第22回「大ショック五代くん!響子さんの引退宣言」 脚本:武上純希 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:音無竜之介(高橋ナオヒト)

…のっけから細かいとこ指摘して申し訳無いが、コインランドリーの出入扉閉め忘れが気になった。
五代君、開けたら閉めよう社会の扉。(あ、意味違っちまう)
嵐を呼ぶ管理人さんの両親が登場。
放火魔変質者下着泥の疑いをかけるとはあんまりだぜ五代君。
下り坂で斜めに体が傾くのがナイス演出、ウケたです。(笑)
今回は元にした原作が数回に及ぶ中編、それを前後編の2話に纏めている。
何時もよりテンポが早く感じるのはそのせいで、むしろ早過ぎると感じてしまった。
オチが2つ在る様に思えちゃうんだわ。
一刻館にシロアリの巣が見付かって響子さん呆然のシーンから、シロアリ駆除する日に繋げるとは無理矢理。
日が変ってるのだから間を置くべき、毎度の事ながら原作読んでる人限定で作ってるなと。
理想を言えば、やはり3~4話位に分けて欲しかった、しかしそれは無理な相談だったろう、何故ならCD(監督)変更がこの時既に決定してた筈だから。
当時のスタッフに残された時間は少なかった…ここに来て急ぎ足になったのにも頷ける。

ファン的には「五代君は管理人さんをおなぺっとにしている~~~~!!!!」発言で有名な回で、アニメ化する前は絶対カットされると予想されていた。
これまでも「でかけりゃ良いんだろ!!!!」や、「きっと管理人さんを満足させてやる!!」等の台詞がカットされて来たし。
めぞん一刻は青年漫画だから、ゴールデンタイムに流すには、教育上問題有な表現が在るもので。(笑)
で、この「おなぺっと」発言も絶対カットされるとの読みだったが、更迭される立場のヤケクソ度胸でかスタッフやりやがった!!
上空を飛行するジェット機の音に紛れて「五代君は管理人さんをおなぺっとにしている~~~~!!!!」
何もジェット機の音で隠すこたないじゃないか!
「おなぺっと」の何処が不味い!?それもまた青春だ!!君だけじゃないぜ「おなぺっと」にしてるのは!!
「おなぺっと」と口に出す事を恥ずかしがらなくてもいい!もっと自然に、息を吐く様に言ってみようぜ「おなぺっと」と!!
一体何度「おなぺっと」と書けば気が済むのか!?後ろに家族が居るというのに。(笑)
ちなみにPCからの閲覧だと「おなぺっと」に横線引かれるけど、携帯での閲覧だと横線引いて見えず、無意味な機能なんだがgooさん。

冗談はさて置いて、叫ぶ事無く、もっと自然な表現にして欲しかったなと。
話中で「おなぺっと」(まだ書くか?)発言シーンは、そんなに重要なものじゃないのに、まるで今回の山場みたいに時間取ってるんだもんな。(まぁ一部ファンは盛り上がってたが…若いね)(笑)
もっと割くべきシーンが有った様な気がする、それこそシロアリの巣発見から、場面転換する所に間が置けたんじゃないか?
今回の「響子さんが一刻館の管理人を引退!?」なオチは、如何にもアニメ的に盛り上がった。
ただそこで切ったが為に後編の山場が早くに来て、バランスが悪く感じてしまったのだが…それについてはまた後編の感想時に。
相変わらず真正面構図ばかりなのも気になった、お父さんに対してお母さんと響子さんが、「縁を切りましょうか!?」と迫るシーン、同じ構図で見せれば「似た者親子」な印象が更に強まったろうに。
ところでヒロインの行儀が悪いって、かなり衝撃的だったろうなと。
響子さんの様な大人しい外見の女キャラを行儀悪く描くなんて女性作家ならではだ。

絵は音無さん作監という事で非常に綺麗、可愛い。
特にネオン瞬く夜の街を独り歩くシーンが息を呑むほど美しい。
第14回で雨の街を走る響子さんを思い出したです。(同じ作監さんだしな)

(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画○ …お父さんが新009でギルモア博士役を演じた富田耕生さんで、お母さんが元キャンディ・キャンディ役で有名な松島みのりさんとは、昭和のアニメファンびっくりの豪華ベテランキャスティングである。


コメント
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