瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

王国の光と闇3

2011年02月28日 23時36分23秒 | ハウステンボス冬の旅行記
今回は紹介する写真が多い為、文章は控え目に参りましょう。
何時もの余計な前置きも無く、前回の続きで御座います。



寒風にも負けず、ひたすらイルミネーションを巡る旅。
パレス~港町スパーケンブルグ~ユトレヒトへ。



↑シンゲル橋の上から眺めた光の運河、今年は側のアートガーデンが圧倒的輝やきだった為、例年より地味に感じてしまった。
とは言うものの暗い水面に光が反射し、まるで金の河の様に思えます。



↑てくてく歩いてビネンスタッドへ、教会の裏にはクリスマスを過ぎたと言うのに、メモリアルツリーが飾られたままでした。
もう幾つ寝ると雛祭なんだが。(笑)
雛人形と違い、早く片付けなきゃ嫁ぎ遅れるなんてジンクスは無いけど、むしろ伝統的なクリスマスは春までやっていたと言うし。
ぶっちゃけ一括で片付けた方が楽だからそうしたのかも。
去年クリスマスに遊びに行けなかったから、自分的には嬉しかったです。(笑)
ちなみにこのメモリアルツリーは、お客さんが買ったオーナメントに、メッセージを書いて吊るすという物。
オーナメントには夜光塗料が塗ってあるらしく、闇の中で薄ぼんやりと光るのです。
今年はミッフィーフェイスなオーナメントが登場、可愛かったv



↑アレキサンダー広場の屋台街にもイルミネーションが点ってキラキラ。
入口ではチョッパーマンバルーンが愛嬌を振り撒いてました。



↑どうやらそのまま使用する事にしたらしいイベント会場、寒風からお客様を守る為硝子張りになってました。



↑テントの中はストーブで暖められてポッカポカ♪このストーブスタンドがパーク内のあちこちで大活躍、パレス後庭に展望台入口にとイルミネーションスポットの側には必ず立てられてました。
広場を観て廻ってたその時、いきなり――ドドドドン!!!!と地を揺さぶる大きな物音が。



↑なんと花火が打ち上げられたのです!広場に居た客大喜び、サプライズなイベントに沸き起こる歓声。
以前は毎夜打ち上げてた花火、しかし港町が無料ゾーンに指定されたのを切っ掛けに、惜しまれつつ終了してしまったのです。
が、実はプロポーズの為に客が依頼すれば上げてくれるんですよ。
金額にして10万円~大玉70発以上、2分少々は上がってたと思う、最後は黄金色の枝垂れ花火で〆、通りがかったグループのガイドさんが、「何方かがプロポーズに成功されたようです」なんて、説明しておりました。
何処の何方か存じませんが、幸福の御裾分けを有難う御座いました。
カップルの愛がハウステンボスを輝かせる。
モニターの前でプロポーズの仕方に悩んでるそこの貴方!ハウステンボスで一華咲かせてみないか!?
お問合せはこちらから!(→http://www.huistenbosch.co.jp/wedding/information/)
しかし客に金を出させて花火を打ち上げるとは考えたもんだ。(笑)



↑光の塔と光の教会が重なるこの位置は、パークの中でも最も美しいスポット。



↑その美しい光の広場から一旦離れ、スリラーファンタジーミュージアムに向いました。



↑花火に代わって毎夜パークを賑やかに彩るスリラーファンタジーミュージアムイルミネーションショーを観る為です。(何度書いても長い名前…)



↑19:00~20:30(土日祝は~21:30)の毎時00分と30分に、音楽に合せてイルミネーションが踊るというもの。
時におどろおどろしく、時にロマンティックに、スリラー、ロック、ブギウギ、オルゴールと多彩に変化してくイルミネーション。
妖しく七変化する壁の色、時折浮ぶ十字架や雷や蜘蛛の巣。
最後はゴーストバスターズ、歌入りで非常にノリが良い、改めて聴くと名曲だな~と感心する、正にトリには相応しい。
一生懸命盛上げようと、館の前で呼び込み兄ちゃんが、手拍子鳴らすんだけど、誰も乗らんかった…。
けど足で密かにテンポ取ってたカップルが居た事を私は知っている、日本人は恥かしがりやだから。



↑8分少々のショーが終ると街は通常パターンのイルミネーションに戻りました。



↑ハロウィーンのカボチャから雪だるまにチェンジ。
春はチューリップ?初夏は薔薇?夏は向日葵?そしてカボチャと続いてくんでしょうか??
花はちょっとホラーテイストから外れるってんで、カボチャまでは無難にドクロとかゴーストとか魔女でも飾っとくかもね。



↑ナッソー広場の向うに聳える光の塔、時季外れのクリスマスツリー。
無節操でもとにかく賑やかしとけ!!ってコンセプトが感じられる広場でした。
以前はパーク内で最も静かだった街区が驚きの大変身である。



↑ショーを観終った後、再びビネンスタッドに戻り(実は直ぐ隣なんだ)、ゴールデンベリーツリーの下へ。
記事1番上の写真がゴールデンベリーツリー、パーク1のっぽなクリスマスツリーです。(↑)
これについては前々から春まで輝かせてました、天然の樹木で何も飾ってなくとも存在感有り捲りです。
パークの御神木と言えるかもしれない(注連縄しめたりはしないけど)。



↑光の教会とセットで煌くのっぽツリーはパーク冬の風物詩、教会が煌くならツリーも輝かせずにいられないって事か?



↑んでこの光の教会も、パーク点灯後~午後9時半位迄の間、30分毎にイルミネーションが変化する。



↑カロヨンドリームと呼ばれてまして、クリスマスシーズン中はカロヨンでクリスマスソングを奏で、それに合せて窓の灯りがパカパカ変ってくというわけ。



↑クリスマスシーズンを終えても、イルミネーションだけは時間が来ると変化する、無音で始まるから意識してないと観逃し易い。



↑つまり30分毎に光の教会を見詰める人が居たら、パークに通い慣れてる人の可能性が高い。(笑)



↑時間にして2分少々、これ位の短さの方が、疲れず印象に残る気がする。



↑終ると窓は薄紫から動かなくなり、足を止め見詰めてた人は動き出す。



↑私もアレキサンダー広場から、ニュースタッドのマウリッツ広場に移動しました。
アレキサンダー広場やナッソー広場に較べると地味ながら、こちらもイルミネーションで輝いとりました。
グリーンにライトアップされたオブジェがなかなか綺麗、中に入って仄かなオレンジの光を点す噴水を眺めてみた。



↑広場には光のパネルなる物が置いてありまして、小さな子供連れの家族が楽しく遊んどりましたよ。
踏むとパカパカ色が変るのな、角氷の様なライトが置いてあったり、小さい子を遊ばすには適した場所かと。



↑一足早く静まり返ったニュースタッドの通りを照らすイルミネーション、ってこれ確か以前マルシェ・ド・パラディの周囲に飾ってた物では?
相変わらず再利用の上手いハウステンボスである。(笑)
いや大事だよ再利用、エコの精神に則ってる、一度使ったらハイそれまでが許されるのは、小林幸子の紅白での衣装だけですよ。





…あああ、2/28に間に合わなかった…けど日付詐称して上げる。(汗)
コメント (4)
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王国の光と闇2

2011年02月27日 17時23分53秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ところで一緒に行った友人は今時珍しくパソコンを持ってない。
1度買ってネット繋いだものの、直ぐに使わなくなり捨ててしまったそうだ。
携帯も職場で説得されて漸く買った、自分も説得されて漸く派なんで偉そうな事は言えないが、友人の携帯はメール機能のみ、それで特に不都合は感じないらしい。
でまぁ携帯は持ってるものの使い慣れてなく(3年は使ってる筈なのに…)、往きの飛行機で電源切らずに乗ろうとした。
マナーモードにすりゃ大丈夫だろと、今迄海外行く時も切った事無いそうな、恐ろしいやっちゃ。
電源の入れ方落とし方解らない、どうやってやるのか?落としてちゃんと立ち上がるのか?教えても乗ってる間頻りに心配して、着陸したと同時に入れようとした。
直ぐにフライトアテンダントが飛んで来て、「飛行機を降りてから入れて下さい」と注意されましたよ。
アメリカイギリスフランスエジプトベトナムモロッコ諸々飛んで、今迄よく無問題で摺り抜けて来られたもんだ。
地方公務員らしい変わり者と言えよう。(偏見か?)
そんな事より前回の続きです。



ハウステンボスでは3/19~5/8迄、「マジックキャッスル」と言うイベントを開催する、和訳すると手品の城ですか、つまりはハリウッドから一流マジシャンを呼ぶそうな。
サニー号イベントに並ぶ、春からのビッグイベントなのです。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/hikarinomachi2010/magic_castle/index.html)
その前宣伝という事で、現在ムーンシャワーではマジックショーを行い、18時~アレキサンダー広場でもプチマジックショーを行っている。
アレキサンダー広場の方は無料、なので観に行かないか誘ったら、それより夕飯食べに行こうと逆に誘われた。
今日みたいな混雑してる日の場合、早く行かなきゃ食いっぱぐれんかと心配なったらしい。
フロントでも今日明日は朝食会場が相当混み合うと予想されるので、超早くか遅く来られる事をお勧め致しますと忠告受けていた。
確かにその通りだと、マジックショーは諦め、夕飯を食べに行く事に。
友人の希望で最初に向ったのは、チーズフォンデュが評判のロードレーウ、しかし店の外まで行列が食み出していた!
親切にも店の外にはストーブが立ててあり、行列に並ぶ人は有難く暖を取っていた、が、寒風吹き荒ぶ中並んでたくはない。
この日は北風強く、雪が降っても不思議じゃないほど寒かった、その先週位までマジ降ってたし。



↑早々に見切りを付けて、港町スパーケンブルグに有る、和風ファミレス「花の家」に行った。
夜間は閑散とするフリーゾーン内のレストランなら穴場だろうとの読みは当り、1組しか待ってなかった。
5分と待たずに食べられたけど、後少しでも遅かったら危なかった、その待ってる間にズラズラ~と並び出したから。
現在フリーゾーン内にレストランは、こことホテル・ヨーロッパ内にしか無い。
ホテル・ヨーロッパ内の夜間食事処は、バー・シェヘラザードを入れても4店舗、しかもホテルだから割高。
サニー号イベントが始まったら、ワンピースレストランが開店するそうだが、どのみちこの店が貴重な事に変りない。
他はスタンドくらいだし、てかサニー号イベントで、デンハーグ復活フラグ立った気がする。
ホテル・デンハーグ復活させないと、夏休みなんか宿泊客捌き切れなくなるんでないかい?私らが行った土日ですら、場内ホテル何処も満員に近かったのに。



↑この店で食べるなら魚料理、というわけで2人とも鯛飯定食を注文した。
3/14~の長崎県産品フェアの中で紹介されてるけど、通常からメニューの中に入ってました。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/000777.html)
鯛は長崎の特産物、特製の甘口だし醤油に山葵を落とし、錦糸玉子に茗荷に葱を絡め、かっ込むとメチャ美味い!
天麩羅の海老もプリプリしてて美味かったv実は私、海老やや苦手なんだけど、美味しく食べられたんでビックリだ、真に美味い物は苦手をも超越させる。
他、椎茸の煮物も上品な薄味で美味しかった、お茶をサービスで出して貰えるのも嬉しい、何杯でも淹れてくれる。



↑デザートに注文した、長崎県産とよのか苺の冷やしぜんざい。



↑アレキサンダー広場でこの店の屋台が出してる白いお汁粉をベースに作ったそうで、チョコレート味のわらび餅が入ってるという変り種。
なしてチョコレートかっつうと、バレンタインシーズンに開発したからではないか?
友人は「よくこんな発想思い付いたな!」と大層感心しとった。
不思議と合うんですよ、てか食べた事無い新食感、美味しかったです、超オススメ!
屋台の白いお汁粉より、苺入ってる分値は張るけど、どちらか一方だけってんなら、こっちの方が付加価値有でお勧め。
スプリング・スイーツ・フェアのメニューはこちら。(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/000747.html)
苺も長崎の特産物で毎春フェアを開催してるんだけど、今年は発表が遅かったんでやらないのかと心配したよ。(笑)
けどスリーベリーフェアは止めたのな、チューリーテートは出さないんだろうか?
花の家はとくとくチケット対象店舗、ドリンクをサービスして貰える、私はジンジャーエール、友人は珈琲を注文した。
友人の注文した珈琲のカップがお洒落な焼き物でね、有田焼ではない感じなんだけど…写真撮っとけば良かったな。
花の家のメニューについては、まったりさんのブログが詳しいので、参考にされて下さい。
(こちらの記事も→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=1136&catid=6)



↑食後はパレス・ハウステンボスまで散歩、黄金色に輝く並木参道は今年も健在でした。(実はこの写真帰りに撮った物なんだけど…)



↑フリーゾーン内ながらパレスは有料、正門横で入場チケットを買わねば入れない、とくとくチケット持ってても、割引して貰えるだけで、お金は払わされる、本音納得行かないなぁ。
そういや写真を見て解る通り、パレス前庭内の外灯が、今年は赤に変ってた、これについても橙色のままのが良かった気がする、赤は目が疲れるよ。



↑お客様の防寒用に、今年はブランケットとクッションを無料で貸し出していた、こういうサービスは嬉しい、お客さん大喜びで借りてましたよ。



↑後庭内にもストーブが何本か立ってたし、ベンチも多く設置されてたんで、カップルがゆったり寛いどった。
んで今年グレードアップしたと言うパレスジュエルイルミネーションショー(後庭のイルミネーションと音楽がシンクロするショー、現在平日は19~20:30、土日祝は19~21:30迄、30分毎に行っている)を観たんだけど噂通り長かったわ。(笑)
有名な洋楽に合せた12分間の光のショーは確かに綺麗だったけど――特に3番目の歌が自分は好きだ、タイトル思い出せないけど、アップテンポに合せ金色の鐘が回廊の窓に浮ぶ演出もナイス――聴いてる間に凍えて風邪引きそうだ、そりゃあブランケットやストーブが必要だろう。(笑)
パレスのイメージに合せてクラシック調の音楽を1曲、長くても5分位のショーに纏めた方が良いんじゃないかな。



↑ショー終了後、集まってたお客さんが一斉に庭へ下りて、光の回廊を通るのが滑稽だった、いや自分達も同じ行動取ったんだけど(笑)、ショーやってる間は撮影してる人に遠慮する気持ちが湧くんだよね。
グループでもないのに一緒んなってトンネル潜ってくのは可笑しな気持ちになるもんだ。
スノードロップと言う名のイルミネーションライト、雫の様に落ちて見える光は名に相応しいロマンチックさ。



↑そして皆さん中間地点の、光の宮殿を正面に観る位置で、一斉に足を止る、自分達も止めた。
池に映る宮殿がまた綺麗なんだよね~、そういやこの時噴水止ってたような記憶が…。



↑で、回廊を1周し終わる頃、またイルミネーションショーが始まる、慌てて庭から上がろうとする観客。(笑)
庭園をゆっくり1周してると15分位直ぐに経つから…やっぱりショーは5分位に抑えといた方が無難な気するわ。



↑パレス内にオープンしたカフェ、正月位で営業終える予定だったが、好評につき延長したらしい。
ひょっとしたらこのまま通常営業する可能性も有かと、空きスペース作るくらいならやれば良い。



↑加えてバレンタイン迄の出品予定だった、創作チョコも販売していた、ショコラテイスティング祭に参加出来なかった自分大歓喜!
幕末貯古齢糖もオススメ、龍馬の居た時代にチョコが有ったら、というイメージコンセプトが面白い。



↑取敢えずチョコ買いました、詰めて頂ける箱も素敵なデザイン。



↑細長いのが紫式部(木苺と黒酢)、ト音記号が載っかってるのがモーツァルト(ヘーゼルナッツ)、その横の角々してるのがナポレオン(コニャック)、薔薇の花弁載ってる白いのがマリー・アントワネット(薔薇リキュール&ハーブティー)、黄色くて丸いのが光源氏(柚子)です。(世にも適当な紹介)
創作チョコについてkatzeさんが、記事で詳しく紹介されておられる、是非参考にされて下さい。
友人にも同じ分だけ土産に買ってった、実は最初家に買ってく積りだったんだけど、結構脆くてね~ホテルに着いた時点で、マリーなんか壊れてた、仕方なく友人にあげたというのが真相、無論友人には黙ってたが。(汗)



↑パレスのイルミネーション観た所で友人は寒さからリタイア、先にホテルへ帰ってしまい、自分だけが散歩を続けました。
今冬の前庭は去年秋に開催された「ガーデニングワールドカップ2010ナガサキ」の作品にイルミネーションを点したものだった。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=1020&catid=6)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=1015&catid=6)



↑このイベントも観られず終った為、思いがけず目にする事が出来て嬉しかったけど、ありすさんが仰った通り、夜間だと作品を掴めなかった。



↑チカチカ瞬くライトに照らされ綺麗ではあったけど、昼間観る事を想定して造った庭だもんな。



↑クリスマスシーズンに出現する、ライトアップされた個人の庭の様だなと思った。(笑)



↑作品の側には椅子が設置してあり、ゆっくり休んで観る事が出来ます。



↑撮影した他にも作品は有る、前庭を1通り観た後は、後庭を再び観に行った、載せた写真は2度目に観た際の物です。
今年の秋にここで2回目のガーデニングワールドカップを開催するらしい。
今年の初夏にその国内予選をパレス前庭で行うそうだから、今在る作品を観られるのは今春まででしょうな。
庭には庭がいっぱい、ハウステンボスならではのイベントである。



↑スパーケンブルグのデ・リーフデ号も赤くライトアップ。



↑アムステルフェーンの周囲にまで、例年に比べ20%増派手に、イルミネーションが点されてた。
生まれ変わったハウステンボスのコンセプトは「輝こうぜ!」だろうか?
ホテル・アムステルダムに隣接するアムステルフェーンは、夜遅くまで営業中の5店舗が集合するスポット。
カラオケバーにショーパブに居酒屋にカフェバー2軒、個性色々揃えてます。
記事中で紹介したムーンシャワーもテナントの一部。

ちなみに記事1番上の写真は光の塔、イルミネーションを纏ったドムトールンです。(↑)



コメント (7)
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王国の光と闇1

2011年02月26日 18時36分03秒 | ハウステンボス冬の旅行記
…これはと或る王国の興亡史を筆者が現地で口伝を聴取し纏めた記録である。
取材において特に王家の生き残りを自称する老婦人ホラントには大変世話になった。
彼女の力添え無くて筆者長年の念願は叶わなかったろう、大いなる感謝を篭めて出版された自著は彼女に捧げる積りだ。


なんて事は勿論嘘で、今から始めるのは一個人の旅レポです。
けどこういうタイトル付けると王国の興亡史をでっち上げて書きたくなるよな。(笑)
言葉の順番を変えるだけでイメージがらりと変るんだから文章は面白い。

前置きはこの位にして2011年2/19~2/21迄、私が長崎ハウステンボスに遊びに行った際のレポをお読み下さいませ~。



2/19(土)、10:30に友人と羽田第2で待合せ。
リニューアルして広くなった羽田第2を友人は未体験、ちゃんと首尾良く待合せ出来るか不安だったが、偶然にもエスカレーター昇ってく所で出くわした。
待合場所指定した意味無かったっつか、友人曰く早く着いたから土産売場を廻ろうとしたとかで、実は自分も同じ目的から土産売場に向ってた。
長年付き合ってると行動が似て来るもんだとつくづく感じたさ。
ともかくも結果オーライ、揃って土産売場をうろついた後、搭乗待ちロビーへ向う事に。
地元の人間ほど知らないその土地の土産、空港行って初めて知る東京銘菓。
今何が流行ってるかを知る事が出来て結構楽しい空港観光。
つか北は北海道から南は沖縄まで、津々浦々全国のお土産が羽田に揃ってて、旅をしようって気分が正直萎えなくもない。(汗)
長崎老舗(福砂屋)のカステラだって勿論置いてある。
しかしハウステンボスのアンテナショップは無い。
有れば有ったで複雑な気分になりそうだが、全国に名を知らしめる為にも、ハウステンボス土産を置いて欲しい。

11:10羽田発の飛行機は長崎空港目指してテイクオフ。
本当はもっと早い便で行きたかったけど無かったんだよ…最近のハウステンボスは土日に予約取るのが難しい、以前は出発2週間前でも余裕で取れたのに。
人気が高まった事は嬉しいが、予約が取り難くなって、ちょっと複雑なファン心理。
ところで機内サービスドリンク、スープは有料になったのな。
お茶やジュースは無料だけど、スープが一等好きだった自分は悲しい。
何処も不景気で節約節約ぅ~!なんだろうか?
それとANAカラーのガンダムがなかなか格好良かった。
その内ガンダムジェットなんて飛ばすかも…「アムロ、行きま~す!!」なんて放送かかるジェット、乗ってみたいですね~。(そうか?)

13:10長崎空港着、今回はあまり揺れず快適な空の旅で御座いました。
空港~バスに乗り換え13:30ハウステンボスへ。
私は何時も往きはバス、帰りは高速船を使う。
往復高速船だと金かかるし、往復バスだと疲れるからだが、今回は往路復路とも船にすれば良かったと後悔した。
往路途中で駅伝やっててね、第60回県下1周駅伝だそうで、道路がかなり混んでた。
次の日ホテルのロビーで読んだ新聞からその事実を知りまして、記事によると長崎が逆転して2連覇、2位は大村・東彼、3位は五島だそうです。
んなこたぁ~どうでもいい、とにかく往路バスにした為、到着が更に遅れたのは誤算だった。



↑車窓から眺めた景色、この日はアンニュイな薄曇で、空と海との境界線がはっきりしなかった。

15時頃ハウステンボスに漸く到着、友人はバスの遅さに不満たらたらだった。
取敢えず場内ホテル受付で荷物預け、入場チケット&2DAYとくとくチケットを割引券使って購入。

当初は入場チケット&1DAYとくとくチケットを購入する計画だった。
1日目は闇ツアーだけに絞って、2日目に有料アミューズメント楽しもうとね。
けど口コミ聞いてると闇ツアー人気が大変高く、午後に受付したら夜間最終組に回される恐れが有るらしい。
んなら2日目の受付開始時間を狙おうじゃないかと、で、潔く2DAYとくとくチケット買って、2日間アミューズメント楽しもうじゃないかと、話し合ってそういう結論を出したわけよ。
てか年間2度は遊びに行ってるくせに、未だ年パス会員じゃないのかって言われそうだが、済みません未だ年パス会員じゃありません。(汗)
友人と行ったりする時自分だけフリーパスなのは心苦しいとか、諸々しょうもない事考えての決断なのですよ。
だったら友人も年パス会員に勧誘しちまえば良いじゃんと思うかもしれんが、この友人は自分以上に頑固でハウステンボスにそこまで入れ込んでない為絶対入らない。
今度年パス制度が色々変更するそうで、自分もまた暫く状況を見てようかなと。

それはさて置き受付に荷物を預けたそこへ、場内バスが横の停留所にやって来た。
ナイスタイミングとばかりに乗り込む、現在ハウステンボスの場内バスは、入国棟前の場内ホテル受付から出発するんですよ。
場内ホテル宿泊者向けのサービスなのだろうが、訊いたら最初の目的地のニュースタッドに停まると言うんでね。
出発したバスは普段通る入国ゲートを潜らず、(出国棟側の)車両専用ゲートから場内へ入って行った。

つまり入場チケットに日付印字してない状態で入国したわけっすが…有料ゾーンに入る時見せても全く気付かれず、2日目に漸く気付かれ印字された時は惜しいと思ったね。
気付かれなきゃ次回に使えたかもしれんのに、てか関所に有るまじき緩さで心配になったよ。(笑)
念の為断っとくけど狙ってやったんじゃない、自分達も後で印字されてない事に気が付いたという。

友人が最後にハウステンボス訪れたのは03年、以降の閉館ラッシュについては知らない、或る意味良い時で記憶が止ってて幸せと言える。
ニュースタッドで降りた後、私は友人が行かなくなって以降増えたアミューズメントに案内した。



↑1番目に案内したのはグラン・オデッセイ、映画の登場キャラに自分の顔写真を合成する事で、映画の登場人物になった気分を味わえるアトラクションです。
詳しくは以前書いた記事を読んで下さい。
着いた時まだ上映数分前だったんすが、案内スタッフが言う事にゃ、本日は毎回満員が続いてるから、お早くお並び下さいとの事。
んな大袈裟な…と笑い、友人はチョコレートハウスへ、私はトイレに寄ってった。(余談だがニュースタッド停留所はチョコレートハウスの側、ちなみに港街方面のバスしか停まりません)
トイレから出たらビックリ、スタッフの言葉通り館の前に大行列が出来ていた。
え!?何!?ここディズニー!?ぶっちゃけ初めて体験する状況にマジ戸惑ったよ。(微妙に失礼)
広いから歩いてる分には感じないんだけど、自分らが行った土日は相当混雑してたらしい、総合インフォメーションの貼り紙(後で見た)によると、場内ホテルもほぼ満室らしかった。
慌てて友人を携帯で呼んで、並んだ時には最後尾近かったけど、回に滑り込みセーフで御座いました。
しかし土日とはいえ80席が埋まるのって、ハウステンボスでは滅多に無い快挙だよ、恐るべしイルミネーション効果!
グラン・オデッセイは濃い顔の人ほど判り易い、がしかし自分も友人も極めて地味な顔してる為判らなかった。
「どれが自分の顔か追い駆けるのに夢中で、ストーリー耳に入って来なかった」とは友人の弁、自分だって何時もそうだよ。(笑)



↑そんな人の為、前のニモニックという館では、写真現像サービスを提供している。
ポスター加工された写真は購入しても良いし、確認だけなら無料。
確認した友人、「やっぱり観ても判らない…おれこんな顔してるか?」、自分の声や顔は、自分では認識し辛いと言うからなぁ。(笑)



↑続いてkiraraに案内しようと思ったが、上映時間までかなり間が有った為、先にトリックアート館に連れてった。
友人ここには来た事有るんだけど、トリックアートが好きなもんで、楽しみにしてたらしい。



↑展示してる絵は偶に一部変更するんで、何時行っても楽しめるのは確か。



↑絵の隣のボタンを押すと、回転して色が混ざります。



↑ながいねこの階段。



↑長い猫の階段。



↑実はキマイラ。



↑1番のっぽは誰だ?

クイズになってる絵も多い為、じっくり観てると半日潰れる。
kiraraの上映時間が迫ってたんで、適当に切り上げてそっちへ向った。



↑kirara前に駆けつけた時、大道芸人が来ててね~、時間が有れば観たかったんだけど、無かったんで諦めた。
一体何を観せてたのか?手品とか??集まってた観客のリアクションから察するに、コントっぽいノリに思えたけど。
今でも気になって仕方ないのだった。
さてkirara、これは「もしも月が無かったらどうなるか?」を映像で観せるアミューズメント。
詳しくはこの記事を読んで頂きたい。
フロアが鏡造りになってて、反射によりクライマックスは万華鏡の中に居る様な気分になる。
非常に綺麗で自分は最も好きなアミューズメントなのだが、友人曰く「教育的過ぎる」との事、そりゃ愛・地球博出展アミューズメントだし。
そんな友人がハウステンボスで最も気に入ってるアミューズメントはホライゾンアドベンチャーだそうな、あれだって文部省が推薦しそうなほど教育的だろうに。(笑)
けどホライゾンアドベンチャーは確かに良く出来ている。

TDSのストームライダーは「風」、
USJのバックドラフトは「火」、
HTBのホライゾンアドベンチャーは「水」、

…後「土」が加われば、4大元素アミューズメントが完成する。(「風」は「空気」に変換下さい。)
何処かに無いか?「土」をイメージさせるアミューズメント。
4つ揃ったからといって何かが起るわけでもないが。



↑閑話休題、kirara館を出た所で喉が渇いたと友人が訴えた為、チョコレートハウスでお茶してく事にした。
名前通りチョコレートの専門ショップ、売場の横は写真の様にカフェスペースになっている。
友人の目当てはチョコレートフォンデュ、そんな物食べたら余計喉渇く気もするが、チョコに目が無い友人にとって、この店は地上のパラダイスなのである。
まぁ自分もチョコ好きなんで異論は無いが。
カウンター席だけでなくテーブル席も多い、ニュースタッドで休憩するなら、最もお勧めの店で御座います。
晴れた日ならエバーカフェもお勧めですよ。



↑店のシンボル「チョコレートの滝」、どろりどろりと川の流れの様に緩やかに。



↑この店窓辺のディスプレイも毎回可愛くて、何も買わなくても寄りはする、人を惹き付ける店じゃないかと。
チョコ以外にクッキー、アイス、紅茶等も売ってます、多彩な商品のバリエーションで、女性と子供に人気のスポットなのですよ。



↑で、通常チョコレートフォンデュは予約制、しかし試しに訊いたら「良いですよ」と受けて下さった。
フルーツは季節によって微妙に変る、苺は時季物、パイン、黄桃、キウイ、蜜柑、バナナ、フランスパンは、毎回変らず出て来る。
なみなみたっぷりのチョコレートソース、はっきり言って余ります。
余った場合の対処方法、一気飲み――というのは冗談で、フランスパンだけ無料でお替り頼める。(個数限定なので受けられない場合も有るらしい)
1皿追加でフランスパン8欠片、それでも余ったが自重しといた。(笑)
久し振りに堪能したチョコレートフォンデュ、友人も満足したらしい。
甘いんだけどしつこくないのが良い、ここの店のチョコは美味しいです。
ロイズにも負けてないと思うぞ!
ちなみにこれだけじゃ喉渇くんで、お互い他に飲物を注文しました。(笑)
チョコレートハウスのメニューについては まったりさんのブログ が詳しいので是非御参考にされて下さい。



↑店を出た後、残ったアミューズメント、マジックミラーメイズ館に入った。
不精して申し訳無いがこれについても以前書いた記事をお読み頂きたい。(汗)
要はミラーハウスです、残念だったのは床に浮ぶ足跡と時計のシルエット演出が無くなってた事、音は流れるんですがね、偶々故障してただけだと思いたい。



↑幻想の迷路を抜け出した後、いよいよホテル・アムステルダムへチェックインに向いました。
パークの中央に建つトリックアートな館、それがホテル・アムステルダム。
外から観ると数軒の建物が並んでる様だけど、中へ入ったそこには秘密の花園が…ちなみにこの写真は最終日に撮った物です。(汗)



↑ロビーは神殿風の造り。



↑TVが設置され、パークのイベント情報が流されるように変ってた。
アミューズメントやレストランの営業時間表、場内バス・長崎空港行バス・高速船の時間表も、ホテルロビーに置くようになったらしい。
各場内ホテルのフロントが、総合インフォメーションの役目を負わされる事になったのか…大変だなぁ。
元よりホテル・ヨーロッパのフロントの方が総合インフォメらしかったけどね、ホテル側は大変じゃないかと心配になってしまう。
到着時間が遅かった為、ウェルカムドリンクのサービスが終ってて残念だった。
冬季だからホットチョコレート配ってただろうと想像。
ウェルカムドリンクのサービスは15時~16時半位までらしい、受けたい人はその時間にチェックインをしよう、但し混むよ。

今回案内された部屋は廊下の果てではなく、移動に便利な3階エレベーター近くだった。
前回泊った部屋とほぼ同じ造りで、同じ広場向き、なので写真はカットさせて頂く。(笑)
窓からドムトールンが目の前に。(記事1番上の写真参照↑)



↑下を向くとちびっ子広場、セグウェイの練習場が見えた。
電動立ち乗りスクーター「セグウェイ」でパークを廻りたい方は下記アドレス頁を参照して下さい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/000282.html)
費用はちとかかるが新感覚の乗物で楽しいぞ!最近はかなり知名度上がったと感じる、パークでよく見かける様になったから。
珍しいから自然と目が行くんだわ、友人も興味深げに見とった。
今回は闇ツアーをメインに据えてたんで諦めたが、次回に体験しようと話し合ったよ。
宜しければ以前自分が書いたレポも参考にどぞ。



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王国の地下9

2011年02月21日 21時59分47秒 | ハウステンボス冬の旅行記
最終日の空はクリアブルー。
午後過ぎても雲一辺浮かばず。

創作チョコ、売ってるのはパレスカフェ、マジェスティーズ・ブレンド、ラフレシール、カフェデリ・プリュ。
お得にテイスティングするなら、マジェスティーズ・ブレンドか、ラフレシールへ。

で、無事帰って来ました!
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王国の地下8

2011年02月21日 08時29分26秒 | ハウステンボス冬の旅行記
おはようございます。
本日大快晴です。
キンデルダイクの花畑は、パンジーとチューリップの競演です。
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王国の地下7

2011年02月21日 00時23分25秒 | ハウステンボス冬の旅行記
タイトルで地下と打ちながら、高い所より見下ろす写真を使う矛盾。(汗)
てか記事で地下に触れた事2度だけだし…

一番気に入ったのは、日本のお化け屋敷。(勝手な名前で呼んでるし…)
正統派ホラーですよ。
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王国の地下6

2011年02月20日 22時06分00秒 | ハウステンボス冬の旅行記
更に何故かクリスマスも続いているのだった。
綺麗なクリスマスツリーが沢山観られて楽しいよ。(笑)
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王国の地下5

2011年02月20日 19時31分53秒 | ハウステンボス冬の旅行記
ショコラティスティング祭好評により継続中!
チョコが尽きるまで続けるらしい。
取り敢えず昨日買ってない、世界の美女チョコを選んだ。
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王国の地下4

2011年02月20日 15時05分12秒 | ハウステンボス冬の旅行記
無事生還した我々が見た物、それは死体と、世にもおぞましい○○○○……!

思ったよりホラーアドベンチャーしてて楽しかった♪
大柄な人、暗闇に弱い人、足腰弱い人には向かんです。
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王国の地下3

2011年02月20日 13時20分45秒 | ハウステンボス冬の旅行記
我々は今から王国の地下に潜入する!
行く手に待ち受けるは生か死か!
無事抜け出しての報告を待たれよ!
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