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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

光る王国、燃える王国3

2012年02月03日 20時19分31秒 | ハウステンボス冬の旅行記
節分といえば昔豆まき、今海苔巻きの日っすか?
便乗してロールケーキを売り出そうとする菓子業界が微笑ましい。

さて2月のハウステンボスは光と炎と闇の王国、更にバレンタインシーズンに合せ、チョコレートのイベントも開催中。
予想通り炎の祭を延長したなと。(笑)
個人的には各イベントを月限定にし、その月毎の特色出した方が良い気するけど。
お客の好評を直ぐに掬い上げる、今の社長の方針は素晴しいと思うけどね。
ともかく冬のハウステンボスも楽しいぞって事で、ここからは前回の続きで御座います。
今回、脳内BGMはシブがき隊の「スシ食いねェ!」でお願い致しまする。


ホテルヨーロッパ館内の高級和料理店「吉翠亭」。
以前朝食膳を頂いて以来、母はこの店の虜である。
現在ここでは毎月第2・第4木曜日の、11:30~14:00迄寿司バイキングを開催中。
丁度私らが行く第2木曜日に当り、加えて誕生月の方にはプレゼント有、という紹介文をHPで読んだ母は、独断で予約を入れてしまっていた。
や、実は私も母も1月が誕生月だったり。(しかも同日)
もう呼ばれてる気すらしたと。(笑)

ホテル正面玄関を潜って左側、店の前まで来たらば、笑顔の素敵な着物美人が、既に待っていて下さってた。
高級和料理店「吉翠亭」は、店内の設えから上品。
特に大壷に活けられた硝子向うの季節の花は、立ち止まらずにはいられないほど素晴しいのだが、案内途中で撮影するのも気が引けて未だ叶わずいる。
旧正月前という事で、店内に漂う正月の名残。

    

案内された席上には箸やナプキン等とともに、御品書きが開いて置かれていた。

    

通常バイキングったら、大テーブルに大皿盛りの料理が、所狭しと並んでる情景を思い浮べるでしょう?
ところが吉翠亭の寿司バイキングは一味違う。
先ずは料理長お任せの寿司から始まり1時間、料理を御品書きからリクエストするという方式。
つまり握り立ての出来立て、それバイキングとは言わない、立派なコースやん!
中学生以上お1人様3,500円、小学生1,750円、幼児800円で、こんな贅沢許されるんでしょうか!?
庶民のくせして御免なさい!

「寿司各種:穴子、松前海老、小鮪、烏賊、鯛、鰤、縞鯵、鯵棒寿司、サーモン、いくら、煮帆立、穴子胡瓜、鯖棒寿司、玉子、稲荷、月見とろろ、サラダ巻、柴巻、生ハム、蟹
 天麩羅5種
 茶碗蒸し
 鯛の兜煮
 真名鰹西京焼
 蕎麦
 お吸い物
 赤出汁
 甘味:焼林檎梅ゼリー寄せ、ホワイトコーヒープリン、柚子アイス」

御品書きより、↑の中から1時間、自由にリクエスト。
時間制限有っても大抵の人は40分間も食べてれば満腹、せかせかせずのんびり食べられるかと。
寿司は勿論その時期毎に出る物が変ります。

お任せの寿司は煮穴子に海苔巻き稲荷小鮪玉子雲丹鯵…後1つは平目だったっけか?(汗)とにかく全9貫…変った所で鳥の燻製梅肉載せが出た、生ハムの趣でこれが滅茶苦茶美味しかった!

汁は赤出汁の味噌汁か澄し汁か選べる。(両方選んでも大丈夫かも)
私も母も澄し汁を選んだ。
椀の蓋を開けて中を見たら具が凄い!蟹しんじょに胡麻豆腐ですよ貴方!!
吸い物の具に胡麻豆腐なんて初めて見た。
具の味を活かして殺さない、出汁の味がまた絶品、今年の正月こっちで評判の料理店で吸い物飲んだけど、ぶっちゃけ吉翠亭に完敗してると思ったよ。
母は未だに「あの吸い物の味が忘れられない…」と、食事する度に遠い目で呟いてます。

    

なんかお任せ食べ終えたところで満足してしまったが、むしろこっからが寿司バイキングの本番と、それぞれ好みの寿司を注文する母と自分。
私は鯖棒寿司や鯵棒寿司や蟹や月見とろろを選んだ。
蟹の横の空間は月見とろろを食べた跡です、つい撮影を忘れて食べてしまいました。(汗)

    

それから母も私も焼物や天麩羅を注文しました。
焼物は真名鰹の西京焼、天麩羅は5種で、海老、南瓜、薩摩芋、鰹、パプリカ?ピーマン?それを天つゆや、カレー塩で頂く。
カレー塩…変った趣向だが、振りかけて食べてみたら美味しかった!野菜はむしろそっちのが合うと感じた。
母は茶碗蒸しも注文、したら具に餅(粟餅?)が入ってた事に感動、有りがちな鶏肉銀杏等は入ってなかったそうな。

    

正直お任せで腹八分目まで行ってしまったので(笑)、サラダ巻と鯛を握って貰った後は、蕎麦で〆る事にした。
母は冷で、私は温で注文。
京都風の薄味の出汁、料理長は京都で修行したと聞いて納得。
濃い目が好みな人には合わんかもしれんが、私と母の舌には充分合った。

    

サラダ巻と鯛、デザートは焼林檎梅ゼリー寄せ、ホワイトコーヒープリン、柚子アイスの3種の内から選んでって事だったが、親切にも全部持って来て下さった。
きっと「デザートは別腹」って顔に書いてあったんだろうな…。(笑)
母は焼林檎梅ゼリー寄せ、私は柚子アイス、ホワイトコーヒープリンは2人で半分に分けた。
柚子アイスには柚子だけでなく、刻んだ栗が入ってたよ…爽やかな香りにバニラと栗の甘味がマッチして美味しかったv
ホワイトコーヒープリンってのも珍しいよね、上に載ってる苺に早春を感じる。

とまぁ見ての通り、バイキングと呼ぶにはあまりに豪華です、格上です。
こっちで3,500円払ってこれだけの贅沢出来るだろうか?――絶対無理!
破格過ぎて申し訳無い気持ちになった。
何より今迄食べて来た日本料理店の何処よりも美味しい、盛り付け方も上品で器がさり気無くお洒落だ。
ちなみに誕生月のお土産は、ここの名物からすみで味付けされたじゃこ、帰って早々食べちゃいましたv
出入り口を出た後の見送りまで完璧、流石ホテル・ヨーロッパに在る店だ!と恐れ入りましたですよ。
これからハウステンボスに行く予定の方、もしも第2か第4の木曜日に訪れるなら、昼御飯はこちらで是非お食べ下さい。
その贅沢の分、夕食質素にしても惜しくないと思える筈だ、多分。
詳細は何時もの如く頼って申し訳無いが(汗)、まったりさんの記事を御参考下さい。

    

店を出てまだチェックインまで時間有った為、港町スパーケンブルグを散策。
天気は時々俄かに曇ったりもしたが概ね晴れ。
初めてサニー号を見た母は、「想像してたより大きいわね~!」と驚いていた。

    

隣の仕切られたコーナーにはミニメリーが数珠繋ぎ、左写真は懐かしの海牛モーム。
尾田先生のモンスターデザインは独特で面白い。

    

↑こっちの写真は港町の花屋「キューケンホフ」前に、ずらり並んだチューリップの苗プラント。
冬季の風物詩な光景で、春に備えて日向ぼっこさせておるのです。
今年の春のハウステンボスは大チューリップ王国、綺麗な花を咲かせて待ってるよ!


コメント (4)
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