瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

プロ野球開幕!

2017年03月31日 18時10分17秒 | ただいまおかえり(雑記)
贔屓の野球チーム有る人にとっては、今年も一喜一憂する毎日が始まったって所でしょうか。
今年は前哨戦とばかりにWBCが有って、観出したら思わず白熱してしまいました。
やっぱり世界チームトーナメントって盛り上ります。
日本は惜しくも準決勝で敗れてしまいましたが、寧ろここまで善戦したと思いますよ。
毎度選手が集まらない中、遣り繰りするベンチも偉かった。
テレビで某御意見番が「ベンチ内での不協和音が敗因」、「監督の指示に従わないコーチが居た」なんて訳知顔で語ってましたが…あんた現地へ取材してもいないだろが!!と。
外野は無責任な事言えて楽だわな~、次回の代表監督はこの御意見番に強制的にやらせれば良い。
今年のアメリカチームは今まで以上にメジャー選手集めて強かった。
決勝でプエルトリコチームが惨敗した事からも明らか、寧ろ日本チームは健闘したと思う。
06年、09年の日本代表優勝はアメリカ等がまだ選手集めに苦労してた頃に拾えたラッキー。
なのに結果だけ見て、日本チームはアメリカよりも強いんだと、一部の野球OBですら誤解してしまったのが悲劇の始まり。

今後のWBCで日本チームが優勝する為には、選手だけでなく監督やコーチ陣も育成する必要が有る。
だからこそチームを常設化し、監督に若目のを選んだ筈なのに、優勝逃す度に監督を降板に追い込んでたら、誰も引き受ける人が居なくなるじゃないか。
キャリア不足ったって、本戦で2敗しかしてないのは、統率力有る証では?
割りとマジで今後は日頃偉そうに現場を批判してる人達に代表の監督を務めさせて欲しい、どうせ引き受ける人居ないなら。

今回の日本代表チームは、監督やコーチ含め、チームワーク取れてて良いチームだった。
お陰で毎試合楽しめました、チームの皆さん、お疲れ様です!

本日の写真はイースターに合わせ、パン屋で売ってた苺タルト。
今年のイースターは4月16日だそうな。
3年振りに西方教会と東方教会とで日付が一致するという…今年過ぎると次に両会で一致するのは2025年になるのだとか、よくは解らんが目出度いですね。
キリストの復活祭(クリスマス同様イースターもアングロ・サクソン系民族間での春を祝う行事が由来って説有るが)も、日本では単なる卵&兎の日、スタイルだけを真似する点が如何にも日本風で御座います。
けど卵も兎もデザインがキュートだからね、スタイルを真似たくなるのは仕方ない。
クリスマスもダサいセンスだったら世界中で流行らなかったろう。(写真の皿、そういえばクリスマスの柄だ…)
節分の恵方巻が主に関東圏で思ったより伸び悩んでるのは多分センスの問題。
逆に七夕なんかは遣りようによっちゃ今の時代に人気復活しそうな気がする。
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私が愛したハウステンボス~Part1~

2017年03月25日 10時53分44秒 | ハウステンボス雑感
本日はハウステンボスが開園してから25回目のバースデーです♪
それを祝って久し振りにフォトチャンネルを作ってみた…「出没!アド街ック天国」のパロディ風に。
いや~久し振りに馬鹿やっちまったなって感じです。(汗)
コメント文字数が無駄に多いんで、この記事から直にスライドショー形式で観るより、フォトチャンネル一覧頁から静止画面にて御覧になられる事を推奨。(チャンネル枠タイトルをタップorクリックしてもフォトチャンネル頁に飛べます)
ちなみに、このノリでPart8まで公開予定でいます。(汗)
昔は良かった~なんて♪ まるで年寄りの愚痴ね♪――チャチャッチャ♪パラララ♪
だけど変わって行く貴方に♪ あたい時々不安になるのォ~♪――パラララ♪チャッチャ♪チャッチャ♪
…そんな昭和の歌謡曲マインドでお送りする懐古アルバム、どうか呆れないで(無理か;汗)お付き合いください…。

出没!アド街っくテンボス1



コメント (4)
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箱根ふくの旅3

2017年03月18日 10時01分06秒 | 旅の覚書
そろそろ桜が咲く頃だってのに、クリスマスシーズンの話を引っ張って来ましたが…箱根の旅記事も今回で終了で御座います。
前回の続きで、2日目の朝はお風呂から。


旅2日目の12/10(土)は、午前6時に起床。
昨夜は疲れて部屋付の風呂で済ませてしまったので、明くる日は早朝から温泉大浴場へ入りに行ったのです。
まだ日も昇っておらず、連れは隣でぐっすり爆睡、帰って来ても気付かずに居た。

山のホテルの温泉大浴場「つつじの湯」は無色透明の湯、アルカリ性の単純泉との事。
新しく造った施設の為、清潔で綺麗です。
バスタオル、フェイスタオル 、基礎化粧品、ブラシ、レザー、ドライヤー、全て揃っているので、身軽に行けるのが良かった。
早朝6時だってのに大浴場は割りと混雑、皆帰る前に温泉浸かろうと考えるのね。



↑朝食予定時刻の7時半頃には日が昇り、外が明るくなった。
朝焼けで山が真っ赤、天気は快晴で雲1つ見えない。

    

↑最終日はスッキリ晴れてくれたので、富士山も綺麗に観られました。
皆、朝食の前に庭園へ出て、富士山を撮影してましたよ。

    

↑朝食は1階のフランス料理レストラン、「ヴェル・ボワ」にて頂きました。
クリスマスシーズンという事で、各テーブルには然り気無く、クリスマスっぽい飾りが置いてあった。
スタンダードメニューの朝食は、先ず絞りたてのフルーツジュースから。

    

↑続いてフルーツ(林檎とブルーベリー)のコンポート、パン用のジャムやバターにオムレツ用のケチャップが運ばれて来た。

    

↑更に焼き立てパン2種、メインデッシュのプレーンオムレツには、サラダとソーセージが添えられて。
パンはクロワッサンとミルクパン。
クロワッサンは大きくパリパリで、食べるのに結構苦労したけど、バターの香りいっぱいで美味しかった。
バター付ける必要無く感じられたので、ジャムだけで頂きました。
ちなみにジャムも2種、カシスとニューサマーオレンジだったと思う。
小ぶりのミルクパンは仄かに甘くて、バターとの相性抜群でした。

オムレツは写真の通り色も形も美しい、ホテルヨーロッパのそれと1、2位を争うレベルの見事な焼き加減。
ホテルヨーロッパと同位のクオリティーの為、自分はここの事気に入ってるんだと思う。



↑ミルクティーで優雅に〆て朝食を終えました。
量も丁度良く、最高に美味しい朝御飯でした。



↑食後は5階の展望室へ上って富士山観賞。
4階まではエレベーター使い、その先は階段上って行きます。
1度来た筈なのに忘れていて、通りすがりのお客さんに行き方訊いてしまった。(恥)
展望室からだと芦ノ湖まで見渡せるけど、窓ガラス越しになるので、やはり庭園に出て観た方が綺麗だと感じた。
ここのホテルの庭園は山1つ分の広さが有る為、本気で廻ると半日かかる、散歩のし甲斐有りますよ。
ツツジとシャクナゲに包まれる春は圧巻、最近は薔薇園も出来たので初夏に訪れても良い。

10時半頃、ホテルをチェックアウト。
1泊2日の旅なんて、あっという間に終わります。
山のホテル~元箱根港海賊船乗り場前まで、宿泊者無料の送迎バスが出ていると知り、それを利用する事に致しました。
昨日の強風は翌日治まり、海賊船も朝から出航していたもよう。
元箱根港停留所に降りた際に見たら、海賊船乗り場の前に人が集まっていた。
元箱根港の前には、これまた箱根では有名な成川美術館が…今度箱根に来た時はここに来ようと心の内で予定を立てる。
て言うか、山のホテルの宿泊プランで、成川美術館への入館チケット付ってのが確か有る。
元箱根からは小田原駅行きの登山バスに乗って、箱根登山電車の駅も近い風祭停留所で下車しました。

    

    

↑風祭…ここには小田原の老舗かまぼこ店として有名な「鈴廣」が経営する、かまぼこのテーマパーク「鈴廣かまぼこの里」が在る。
以前とある観光ツアーに参加した時、休憩所に指定されていた為寄ったんだけど、想像を絶する規模のデカさに度肝を抜かれた。
道路の両側に大きな建物が並んでいて、まるで風祭という地区の主ですがな。
メインはかまぼこだけど、他にも干物に魚肉加工品に布雑貨にケーキにビールにジュースにジャムにドレッシングに和菓子…凡そ考え付く土産のジャンル全て取り揃えています。
更には食事処も数ヵ所、かまぼこ博物館に、子供が遊べる場所まで有り、観光客にとって便利で楽しいスポット、これは一大テーマパークですわ。

    

↑丁度昼時だったんで、館内のバイキングレストラン「えれんなごっそ」で、ランチを食べました。
ちなみに「えれんなごっそ」ってのは、ここらの方言で「色んな御馳走」という意味らしい。
土日祝は11:00~17:00迄(ラストオーダーは16:00)、中学生以上の大人2,200円、4歳~小学生以下の子供1,100円。
平日は11:00~14:45迄(ラストオーダーは14:00)、大人1,900円、子供950円。
全日ランチは80分制だそうです。

    

↑思ったより色んな種類の料理が並んでました。
写真の料理はサラダと、「ノルウェーサーモンのマリネ、ディル風味」と言う土日祝日ランチ限定の料理で、席に着いた時に渡された券で引き換えて頂いた物。
つまり1人につき1回限定で貰える一品という事です。
新鮮でなかなか美味しかった。

    

↑カブのスープに、タイムサービスの実演メニューという事で頂いた、「鶏肉と紫芋のミートローフ」。
実演メニューは月替わりだそう。

    

↑かまぼこ屋さんらしく、かまぼこ使った一品料理も豊富。
スイーツも豊富で、シフォンケーキに、林檎風味のフルーツポンチに、クレームブリュレに、ヨーグルトに、林檎風味のビールゼリーに、小田原産柚子のムースに、プチシューに、ロールケーキに、百年水ゼリーと種類様々。
変わった所で伊達巻にジャムやクリーム付けて食べさせるという物が有ったけど、いくら甘いとはいえスイーツとして頂くのは無理が有るなあと食べて感じた。
それなりに種類豊富で、それなりの量で、それなりに美味しく、家族客に適しているかと。
ただ満腹だと買い物する気が失せる…。
試食も盛んに行ってくれる場で、買い物好きの心を擽るマーケットだというのに、買ったのはカマボコ型のシュトーレンのみ。
やはりここは食事するより、買い物を楽しみたい場所だと思った。



↑箱根登山鉄道のターミナルの1つ、風祭駅とは目と鼻の先、車でも鉄道でも訪れるのに楽な立地です。
今なら梅も咲いていて綺麗だとか…本当に何でもやるな。(笑)

風祭からは箱根登山鉄道に乗って小田原駅で降り、小田原駅からはロマンスカーに乗って新宿へ戻りました。
箱根山のホテルで頂いた河豚のフルコース、誠に美味しゅう御座いました。
来年の冬にもまた食べに行きたいです。


【完】

来週からは祝⭐ハウステンボスお誕生日特集ですよ~。
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ミスドコレクション5

2017年03月14日 23時46分03秒 | ミスド
連日野球が面白過ぎて寝不足です。(汗)

本日ホワイトデー、バレンタインデーに比べて地味~ではありますが。
ミスドがホワイトデーに合わせてショコラカーニバル第2弾を開催してたので紹介。
つっても数有り過ぎてドーナツポップ・ホワイトショコラミックスしか買って食べてませんが。(汗)



↑ポン・デ・ココナツショコラボール



↑ホワイトチョコファッションボール



↑エンゼルクリームボール、クリームはみ出てます。



↑ポン・デ・ホワイトフレークショコラボール



↑オールドファッションシュガーボール



↑ホワイトアーモンドチョコレートボール

ホワイトデードーナツは、ホワイトデーまでの販売だそうだけど、ヒットした焼きマシュマロドーナツはこれで終了しちゃうんでしょうか?
他の商品の倍近く高値でも売れた商品なんだから、季節毎にバージョンを変えて出し続けてはと思う。
次は桜風味の焼きマシュマロドーナツとかどうでっしゃろ?




40%オイルカットドーナツと言うのも出てたんで、買って食べてみた。
断っておきますが全て同日に1人で食べたわけじゃないです。(汗)
商品名の通り通常のミスドドーナツより40%油脂分カットして、1個100キロカロリー程度に抑えたんだとか。
これならダイエット中に食べても安心です!(ダイエット中にドーナツ食べる矛盾は置いといて)



↑きなこ味。



↑紫いも味。

噛み締めるとじんわり味が滲み出す感じ、昔ミスドで売ってた豆腐ドーナツの優しい味を思い出しました。
好きだったんだよなあ、あれ。
あっさりした味が物足りないって人も居るでしょうが、自分はとても気に入りました!
ポンデ以上に好きかもしれない。
ポンデみたいにモチモチした生地なので、ポンデ好きは気に入りそう。
こちらは夏期まで販売予定だとの事、人気ならシリーズ化する積りでいるらしい。
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箱根ふくの旅2

2017年03月11日 14時55分28秒 | 旅の覚書
WBCの件ですが、勿論小躍りして喜んでおりますとも。
でも現在は諸々終わらせる事を優先し引篭もって執筆中だし、今日は東日本大震災が起きた日でもある事だし、裏で喜ぶのみにさせて頂きます。
とか言って↑で喜び爆発させてるじゃないかって?…ひっそり↑で祝うくらいは許してくださいよ。(汗)
それでは前回の続きで、今週も箱根の旅レポです。
ちなみに往路で利用した箱根高速バスは、途中下車した「箱根ガラスの森」までの予約で、「箱根小田急山のホテル」迄の再乗車分は予約無しで行ったのです。
高速バスの窓口で途中乗車の場合も予約が必要か訊いたら、「どうせ御殿場辺りで大半が降りて席ガラ空きになるから~」って説明だったんで。
「仙郷桜前」で再乗車したら窓口の人が言った通りのガラ空き、成る程~と納得してたら「箱根桃源台」でバス1台分以上の乗客が一気に乗って来てビビった。
補助席全部出しても乗り切れず、席に着けなかった人はバスを1台見送る事に…風が強かったせいか、芦ノ湖の海賊船が動いてないようだったので、多分、欠航になった影響ではないかと思う。
旅行にアクシデントは付き物、芦ノ湖の海賊船に乗ってたら巻き込まれていたところだった…。

とまあゴタゴタ有った往路でしたが、約1時間遅れとは言え、無事に箱根小田急山のホテルに到着。
チェックインする前に一先ずお茶でも飲もうと、このホテルで人気の高い湖畔のティーサロン、「サロン・ド・テ・ロザージュ」について、フロントで席の予約取れるか尋ねたら、「只今満席になっております」との話。
………人気有り過ぎ。(汗)
テレビで何度も紹介されてる事も有り、割高な値段設定でも人気が非常に高い店のよう。

    

↑仕方なくと言っちゃ何だが、ホテル1階のラウンジで、お茶を飲む事にしました。
こちらのラウンジも暖炉が有って雰囲気良いのだけど、私ら以外に客は一組しか居らず店員も1人だけだった。
きっと店員も含めて湖畔のティーサロンに集中してるんだろう…水入りグラスが大分傷付いていた点に諸々を察する。
店員のサービスは洗練されていて良かったけど、1人だけってのは流石に寂しい。
ラウンジに飾られたクリスマスツリーが立派なだけに尚更。

2人揃って紅茶とシュークリームのセットを選ぶ。
連れはダージリン、私はアールグレイ。
頼んだ後で後悔したけど、ここのラウンジで注文するなら、紅茶より珈琲だと感じた。
自分が紅茶党な為つい頼んでしまうんだけど、メニュー見ると明らかに珈琲推しだった。
紅茶はぶっちゃけサービスの仕方も含め普通という印象。
しかしシュークリームは実に美味しかった!
カスタードクリームが流石のホテルクオリティで、それがシューから溢れんばかりに詰め込まれてる。
前回ラウンジで食べたマンゴープリンもとても美味だった。

    

↑ラウンジでゆったりお茶を飲む頃には夕暮れ、窓の向こうの庭園が黄金色に染まっていた。
山間の日暮れは早い、一服後に庭園へ出たら、雲を被った富士山が目の前に見えた。

    

↑散歩するには寒かったので、チェックインして部屋の窓から景色を眺める事にする。
ベッド脇に折鶴を置くサービスが、老舗国際リゾートホテルらしい。
三菱の創業者である岩崎彌太郎の甥、岩崎小彌太男爵の別邸を買い取り、上流階級向けのホテルとして開業したのが、箱根山のホテルの由来だそう。
箱根という場所柄、海外からの客が多かった事も有り、当初は温泉大浴場など造られなかった。
しかし時勢には逆らえず、今では温泉大浴場に露天風呂付き、歴史有るホテルだけに葛藤も有ったと思うけど、造った事で人気を呼んでるなら良かったんじゃないかと。
やはり日本のリゾートに温泉は欠かせないって事か。

    



↑冬なんで窓からの眺めは寂しいものでしたが、湖に映る夕陽は美しかったです。
このホテルのベストシーズンはツツジやシャクナゲが咲く4~5月頃。
岩崎小彌太男爵が所有してた頃の花コレクションを引き継いでるそうで、ベストシーズンを迎えた庭園は色とりどりのツツジで埋まる。
ポストカードで観たけど恰も湖に架かる虹の橋。
リアルでは勿論まだ観た事無い。
ツツジの咲く季節は1年も前から予約入る程、凄まじい人気だそうで。
オフシーズンでなけりゃ、ホテルもクーポン券送ったりせんわな。

湖の向こうに日が落ちて、お待ちかねの夕食、河豚のフルコースである。
2階に有る和食レストラン「つつじの茶屋」に移動し、店員さんの案内に従って一番奥の席に着きました。

    

↑コース最初は定石通りに河豚のヒレ酒。(※別注文)
酒器の蓋に描かれた河豚の絵が愛らしい。
店員さんが酒に火を灯し、酒器に蓋をして、待つこと数分。(マッチを擦る際に火がなかなか点かなかったのは御愛嬌。)
蓋を開けると、酒と炙った魚の香ばしい匂いが湯気となり、立ち上った。
辛口の日本酒と炙り魚の香りは実に相性良い。
魚の骨酒を思い付いた人は偉大だ。

続いて先付の「冬野菜茶碗蒸し淡雪仕立て」が運ばれて来た。
河豚のフルコースだからと言って、河豚しか出て来ないわけではないのね。
トロリとした出汁餡が絶品です。

    

    

↑更に前菜として3種の小鉢料理が、銀杏の葉を敷いた大皿に盛られ、運ばれて来た。
お品書きによると、上が鯛蕪寿司の柚子風味、安肝煮凝り(鮟肝の煮凝り)、京人参カステラ雪掛け枸杞の実乗せ。
真ん中の小鉢が里芋味噌チーズ焼き、揚げ滋姑(クワイ)の柚子味噌風味、干し柿胡麻黄味揚げ。
下の硝子の小鉢は焼き榎木と長芋といくら醤油を合わせた物が盛られていました。
どれも品良く仄かな味付けながら、甘いのや酸っぱいのやしょっぱいのと、変化を付けて舌を飽きさせない工夫を凝らしていました。
加えて盛り付けの美しさ、本物の銀杏の葉を使い、絵皿に見立てるなんて風情有る演出、感服致しました。
ちなみに銀杏に振り掛かる雪の様な白い物は餅粉だそうです。
私はてっきり塩かと思った。
椿の葉や松葉を被せる演出も季節を感じさせて素敵。
ここの料理には何時も驚かせられます。
1つのテーブルに店員が2人付いて、至れり尽くせりサービスするという徹底振りがまた凄い。
自分が今まで宿泊した中で、ここの料理とサービスに匹敵する所を探すとしたら、ハウステンボスのホテルヨーロッパと、修善寺温泉のあさばくらいかなと。

    

↑そして真打ち登場、「てっさ」こと河豚の薄造りは定石通り、瑠璃紺色の大皿に花弁を並べる様にして。(2人分)
透ける様な河豚の白身が引き立つ盛り付け方だと感心。
薬味を刺し身で巻いてポン酢で頂きました。
湯引きした皮も何もかも全て平らげましたとも。

    

↑主役の出番はまだまだ続くよ、河豚の唐揚げに、河豚鍋…煮えた時点で箸でつついてしまった為、鍋の撮影は忘れましたが。(汗)
鍋の具材は河豚の他、長葱、豆腐、白菜、水菜、榎木、椎茸、焼き餅まで入ってました。
具材と河豚を粗方浚った後は、卵と三つ葉とご飯を入れて雑炊も作ってくださった、プラス漬物付き。
1人3杯は有った…懇切丁寧に作って頂いた手前、申し訳無くて2人で残らず食べたけど、正直お腹がはち切れるかと思った。(汗)
食べ切るのに要した時間、約2時間半、この間ずっと付いててくださるんだから、本当畏れ入る。
河豚は骨が多くて食べ難いんだけど、店員さんが或る程度取り除いてくださったので、非常に食べ易かった。
唐揚げも骨を取り除き易いよう、巧くカットされてました。
こんだけ至れり尽くせりで1人1泊22,000円は、かえって申し訳ない気持ちになります。
ちょいと高級な河豚料理屋行って、食べるだけで1万取られるなら、こちらの方が絶対得だ。



↑食後の水菓子は林檎の蜂蜜煮に胡麻餡掛け、アーモンドアイスと苺添えでした。
お腹いっぱいと言いながら、しっかり完食しましたとも。
素晴らしい夕食でした!料理人さんと最後まで付いてお世話してくださった店員さん達有難う!

ここのホテルスタッフの高いサービス力を示す動画が、公式サイトのホテルスタッフブログに貼ってある…マタドールの様に格好良い超絶パフォーマンスを、皆さん是非御覧になってください!

食べ終わって部屋に戻る頃には21時近かった。
満足感と共に満腹感半端なかったんで、お風呂は2人とも部屋付きので済まし、大浴場は翌朝入る事にして、早目に就寝しました。


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箱根ふくの旅1

2017年03月04日 10時16分18秒 | 旅の覚書
去年の12/9~12/10迄、箱根に河豚を食べに行って来ました。
ハウステンボスの誕生日までの繋ぎに、その間の旅レポを何時もより軽めに…。
実は私、長い人生の内で河豚を食べた事は、指折り数える程度。
河豚刺し、河豚ちりなんて、会社の営業での席の一度のみで御座います。
自分にとって河豚とは非日常的憧れの食べ物、そんな風に考えていたところ、小田急山のホテルから「冬の1泊2日、河豚フルコースプラン!」なんて庶民垂涎の御誘いが届きましてな。
しかも1人3,000円引きのクーポン券付、仮に12/9宿泊だと25,000円-3,000円=1人22,000円!
これは行くっきゃない!と相方連れて旅立ったわけですよ。
…とここまでが前振り。




↑12/9(金)、JR新宿駅南口改札から、生まれ変わった高速バスターミナル、バスタ新宿へとやって来ました。
初めて来たバスタ新宿は広くて、人が無茶苦茶多かった!
リニューアルしたと聞いて行ってみたかったんですよね~。
以前はトイレも1ヵ所位で仮設っぽかったのが、リニューアル後は2ヶ所も出来て広々綺麗。
それでも人多過ぎで足りないように感じたけど。
富士方面行きの路線が集中してるって事で外国人が多かった。
隣に座ってた外国人に「荷物見てて!」って頼まれた時は焦った。
おいおい兄ちゃん、日本人をあまり信用してはいけない。(汗)
しかもなかなか戻って来なかった…幸いこちらが乗車するバスより早い出発時間だったらしく、自分がバスに乗る前には戻って来てくれたけど、一時は係呼んで預けようかと。(汗)

こちらが乗るバスの出発時刻は7:35で、土産を買う余裕が無かったのは残念。
いっぱい色々有ったみたいなのにな~、次回利用する時は土産観て廻る時間も考慮しようと決意。
当日の天気は晴れていたが、バスの中から観た富士山の天辺は、雲で隠されてしまった…。(記事一番上の写真参照)

    

↑9:50頃、予定より数分遅れて、箱根ガラスの森美術館に到着。
ここにも一度行ってみたかった。
高速バスの停留ルートに入っていたので、途中下車して寄って行く事に。
クリスマスシーズンで、館内外にツリーやサンタが飾られており、華やかで綺麗だった。
圧巻は硝子のクリスマスツリー、しかも2本建っていた。

    

↑これは入口側に建ってた硝子の柳…かな?
入口に無料のロッカーが用意されてたのは助かりました。
荷物入れる際に硬貨を投入する仕組みになってるけど、ちゃんと後で戻って来ます。
入館時はサービスでホッカイロ貰いました。
冬の箱根は寒いからな~、自分らが訪れる数日前にも雪が積もったとか。
11月の雪という事でニュースで流れたっけ。

    

↑「ガラスの森」の名前通り、展示品の殆どは硝子製。
陽光受けてキラキラ輝く様は美しい…ただ撮影するなら昼間より夜間の方が綺麗に撮れただろうな。
昼間だと近付かなければキラキラ感出すの難しい。
でもここ夕方5時位で閉まっちゃうし、バスの本数があまり無いから、マイカーで来ないと帰れなくなっちゃう。

    

    

    

↑庭園は想像してたより奥行きが有ると言うか、底知れないと言うか、一度訪れている連れの話では、川が流れてる下まで降りて行けるほど広い敷地だそうな。
紫陽花が咲く季節になるとめっちゃ綺麗だそうな。
…成る程、下を覗くと川が流れてるのが見える…けど後で登るのに難儀しそうなんで、途中まで降りて戻って来た。(汗)
庭園全体を巡るには1時間以上かかりそう。

    

↑入館したらタイミング良くヴァイオリンの演奏会を開催していた。
日に数回行われるイベントとの事で、この後レストランでもカンツォーネと共に演奏を聴かせてくださった。
館内は硝子=ヴェネチア、イタリア調に設えられてました。

    

    

↑意外だったのは館内の撮影が許されていた事。
硝子ケース越しの撮影になるんで上手く撮れないけど。
撮影OKって事は美術館の収蔵品なのだろうか?
クリスマスに合わせて硝子のクリブ(飼い馬桶でのキリスト生誕シーンを表現した模型)や祭壇等が特別展示されていました。



↑館の窓から撮影した庭園。
お土産に硝子工芸品が沢山売られてたけど、全体的に値段高めだったんで、ポストカードと胡桃チョコしか買わなかった。
胡桃チョコもポストカードも人へのプレゼントで手元に残らず。
お洒落な物ばかりなんで贈答品向けって印象。

    

↑この日のランチはここのレストランで食べました。
焼き立てクロワッサンが名物らしく、数種類の味有。



↑私らはパスタを頂いた、これはボロネーゼ、麺がうどんの様に太い。
高い割に正直味は……肉をレストランで直に挽いている風で、凝ってるって印象は持てたけど、自分の口には合わなんだ。(汗)

食後は13時半までブラブラ過ごしました。
人気の観光地らしく、お客さんはそれなりに居たけど、皆サッと来てサッと帰る感じ。
昼間はここにバスが停まらないとの事で、タクシー料金ケチり、徒歩で隣の停留所まで移動。
予定では14:07に高速バスが来て、停留所側のローソンでそれまでやり過ごす積もりで居たら、バスは40分遅れな上にローソンが無い!
Googleマップで事前に調べたのに~!
後で乗ったバスの中から確認した事だが、その先の仙石原まで場所を移動していた。
周辺工事してたから、それが理由で退いたのかも。
陽気が良かったのは救い…でもいっそ仙石原まで散歩して、薄野原でも観れば良かったと思ったが、後の祭である。
小田急山のホテルに着いたのは、予定より1時間近く遅れての、15時半過ぎでした。




追記
…書き忘れとも言う(汗)、来週月曜~金曜の朝7:30~8:00、テレビ東京で放送中の「歴史の道 歩き旅」で、長崎~平戸を取り上げるとか!
ハウステンボスも取り上げるとか!
佐世保も勿論取り上げられる、長崎旅に興味有る方、観逃せませんぞ!
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今日は楽しい雛祭り

2017年03月03日 00時29分24秒 | ただいまおかえり(雑記)
という事で和菓子写真アップ。
町内会の方から雛祭りチックな可愛い和菓子貰ったもので。
だからどうしたって話ですが…。(汗)

現在、裏でハウステンボスの誕生日に備えて、フォトチャンネルを作成中なのです。
そんな訳で記事に貼り付けたらどんな感じか、以前作ったフォトチャンネルで試させてください。

【森の家は生きている】



写真やコメントを静止状態で観る場合は、フォトチャンネル画面をクリックかタッチする等してください。

タイトルといえば、最近終了したハウステンボス冬の旅行記のタイトルを変更致しました。
唐突で申し訳無い…特に理由は無いんですが(汗)、上下カタカナで揃えた方が安定するかなぁと思いまして。
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