瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

幾千の海と幾万の薔薇18

2011年07月18日 18時16分01秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
5月台風に続き7月台風襲来ですか…台風が秋の風物詩じゃなくなった最近。
来るものは拒まず迎えるしかなく、暑さが雨で少しでも緩和される事を願おう。
さて前回の続きで、昨日の後編で御座います。
今回も写真が多いんで文章少な目ですよ。



その名の通り芸術的な美しさを誇るアートガーデン。
広い内部に様々な庭園様式を鏤めており、さながら庭園博覧会の趣き。
このエリアだけをパージし、テーマパークとして営業できなくもないような。

水路を張り巡らしたラビリンスと、周りを取り囲む花のトンネル。
テーマに沿って蒐集した草花の展示室、フォリー。

    

「ルドゥーテの薔薇のフォリー」は19世紀初めに活躍した宮廷画家、ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテの銅版画に描き残されてる薔薇を集めたコーナー。
かつてマリーアントワネットやナポレオン皇妃ジョゼフィーヌが愛した薔薇を観賞できる。
造りも当時の貴族夫人の庭園をイメージしてる様で。
ハウステンボスでは以前そのルドゥーテの作品数点をパレス美術館で展示した事が有る。
あまり例を聞かない、それでいて華やかな作品群という事で、印象に残ってる美術展だ。

ちなみに個人的に印象に残ってるパレス美術展ベスト3は下記の通り。

1位…ヴェネツィアン・ビーズとコスチュームジュエリー展
2位…ルドゥーテの薔薇展
3位…ホログラムアート展、ドールハウス展

印象派展みたいなメジャーな企画は他所でも頻繁に観られるんで、微妙にマイナーかつ絵画に拘らない企画を今後も打ち立てて欲しいなと思う。

    

ここは「イングリッシュローズフォリー」、オールドローズとモダンローズをかけ合せた事で、香り高さや育て易さ四季咲き性等の特質を持つ、イングリッシュローズを集めたコーナーです。
訪れた頃には見頃終ってたのか、咲いてた薔薇が少なかった。
運河岸に植えられてる薔薇は主にこのイングリッシュローズだとか、確かに花の形や大きさが運河に咲いてる物と同じだった。
四季咲きって事は夏秋冬も咲くの?しかし初夏以外の季節で咲いてるのを目にした事無い。
運河の薔薇もだが美しさを保つ為に初夏以外は潔く成育期間に充ててるのかもしれない。

                    

                    ↑フォリーの外に広がるローズカーペット。(隙間はご愛嬌)
                 早朝からおじさんおばさん達がせっせと水を撒いていた。
          近所の農家の方らしい、おじさんおばさん達が毎日の手入れをして下さってるお陰で、
                 パークの花の美しさが保たれている――大いなる感謝を!

    

庭園を真直ぐ走る水路は「カスケード」と呼ばれる庭園様式。
水路の両脇には薔薇が間隔を空けて咲いている、小さな薔薇の運河に見立てられなくもない。
夕に照明が点され水面に光が映る様も幻想的で美しいです。

    

ここは薬草等に利用されるハーブを集めた「ハーブのフォリー」。
近付くと確かにお茶飲んだ時に嗅いだ事の有る香り…以前はもっと沢山植えてた気がするけど。
ハーブは虫が嫌うから夏は休憩所に適してると思う、以前の様に椅子とテーブル置いて欲しい。

    

ハーブのフォリーを抜けると池の有る「ネイチャーガーデン」が広がる。
そこでまたもや白鳥と出くわした。
道を塞ぐように居る、近付いても逃げる事無く、庭園を我が物顔で闊歩。

    

かっぽかっぽとのし歩いて池にじゃぽん、目の前で気持ち良さ気にスイスイ泳ぐ。
白鳥の餌場&水飲み場になってる事で、蚊の繁殖は抑えられるだろうな。
睡蓮が蕾を付けており、もう間も無く咲きそうだった、薔薇も綺麗だけど睡蓮も綺麗よね。

                    

                    ↑起伏に富んだネイチャーガーデンの頂上部には滝が流れてる。

    

滝の周辺には記念樹が植えられてる…何時から始めたのかは不明っすが、結構な数が植えられていた。
結婚30周年を記念して植樹した物とか、何十年後には木が繁って、ここ森になるかもしれん。
出来たばかりの頃と較べ、木が大分育って来た。
木陰を作るほどの大樹に成長した物も有る。

    

ネイチャーガーデンの葦も背丈が伸びて鬱蒼としてる。(右写真)
年々育って行く庭園、しかし中には消えた物も有る、エディブルフラワー(食用花)のフォリーと、ポタジェのフォリー(美的に彩られた野菜畑)。
現在馬車が置いてあるスペースは、以前エディブルフラワーのフォリーじゃなかったっけか?
特徴の濃い好きなフォリーだったのに残念、薔薇のフォリーばかりだと違いが薄く見えるんで、残しといた方が良かったんじゃと。
光と音と香りのフォリーとハーブのフォリー、この2つは統合できそうな気がする、空いたスペースを活用してどちらか復活…なんて無理だろうか?

                    

                    ↑薔薇も良いがポタジェ路線も残して欲しいのです。

    

ここは「光と音と香りのフォリー」、左写真はハーブが植えてある石積の椅子(建物裏にも有)、カップルが座ると幸せになれるんだとか。
白くて四角い大きな建物と言うかオブジェと言うか、妙な物体が有るため庭園内でも目を引くコーナー。
特に今回は建物を蔓薔薇がびっしり覆ってて更に妖しく見えた、さながら眠れる森の美女の城の様に。

    

↑白い物体の中に屈んで入ると、床に水晶みたいなのが置いてある。
下に水琴窟と呼ばれる仕掛けがされてて、ステンドグラスの蒼い薔薇窓から落ちる水滴が、地中の空洞内で反響し、涼し気な音を奏でているのです。

                    

                    ↑ドムトールン方向に歩いて行くと野原が広がる区域に出る。
                  4月下旬にお客の目を楽しませてたワイルドガーデンの原だろうか?
                    華やかさは無いけど、こういう野の花も可憐で好きだ。

    

↑ドッグランスペース近くで今年の5/21に開催された、ローズペイサージュ国際薔薇コンクールで入賞した薔薇がお披露目されていた。
コンテスト入賞作だけあって、どれも愛情篭め育てられた感じ、深窓の姫君を想像させます。

薔薇のシーズンが終り、今度は向日葵。
(開花予想8月上旬~中旬→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001194.html)
そして秋には大輪のダリアが花開く(予定)。
四季毎に違った美しさで魅せるアートガーデンへおいでませ♪



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幾千の海と幾万の薔薇17

2011年07月17日 17時37分59秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
7月も半ばを過ぎて、このレポも漸く終りが見えて来ました。
多分…後…6回位?(汗)
月末は仕事がハードになってくから、7月いっぱいで終了できるか前途多難…だけど。

――終りが見えて来ました!!!

一月ずれて8月~9月はナミ誕つうか、ワンピの連載書く予定。
予定を外れつつ全体的に見たらこのブログ、予定通りに動いてる気がしなくもない。
なんて思うのは夏の暑さから来る幻覚か!?――そんな事より前回の続きです。
今年6/3の3日目、最終日の旅レポで御座います。



昨晩天気予報で「明日の朝は霧が出るでしょう」と言っていた。
明けて次の早朝、カーテンを開けて外を観たら霧、霧、思い切り、霧。
予報通りパークは真っ白な霧に覆われていたのです。
ハウステンボスは海の近くだから、霧は発生し易いだろう。
しかしこれまで自分は観た事無かった為、ワクワクして朝から散歩に出掛けた。
ホテルの玄関を出て、朝食準備中のレストランを横切り、自転車に乗って水門近くまで走る。
初夏だというのに肌寒い風、誰も通らず静かだったー。
雪でも降らしそうな真っ白い空、ぼんやりと浮ぶ海岸線。
まるで牛乳風呂にでも浸かってる気分。

    

水門の横に架かるヴィンセント・ファン・ゴッホ橋、船が下を潜る時は真ん中から観音開きに持上がる跳ね橋。
最近まで工事の為に立ち寄れず、終了したと聞いたので観に行ったら、紐で封鎖(?)されていた。
横のカロヨン橋(も跳ね橋)を渡って側に寄る事できたけど…。
水陸両用バスの交通路に利用されてるからか?
散歩コースにしてたので残念。
しかし緩い封鎖という事は、バス運行時間外は立寄り構わず?
変り行くパークに最近は戸惑うばかり。

                   

                   ↑誰も見てないのを良い事に、水門近くまで下りた。
                  真っ白ぼやんぼやん、「煙に巻かれる」なんて言葉が浮んだ。
                何時も眺めてるヨットマリーナ、港なのに、見知らぬ街の様に映る。
                    柵に触れたら水で濡れてて冷たかった。

    

水門から運河沿いに煉瓦道を走り、今度はアートガーデンへと向う。
入口から薔薇いっぱいに飾られたガーデン、右横にはアクティビティセンターが建ってます。(写真右)
以前はブルームウィンケルと言う花屋が有ったんだけど、現在はシャボンディハウスに場所を明渡したアクティビティセンターが入ってる。
しかし花屋としての営業も続けてるらしい、店外まで段々に薔薇が咲いてて綺麗だった。
アクティビティセンターは運河巡りカヌーやセグウェイやシーカヤック等の受付場所。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/experience/)
ヨットクルーズも受付けてます、夏こそヨット!潮風に吹かれて波の上を疾走してみないか!?
ヨット教室に通うと高くつくからね~、試しに乗るなら丁度良いと思うのです。
外観どー見ても花屋の趣なんで、大いに利用されてるかが気になるところ…プログラムの多くをフリーゾーンで行う点を考えると、港町に開店した方が都合良い気しないでもないのよね。
腰を据えてアートガーデン横で営業するなら、花屋兼業を止めた方が~と思うのです。

それで思い出したのだけど、今冬観覧車をここらに建てる計画が持上がってるんだって?
決定したのなら文句言っても無駄だろうけど、建てるならせめてパークの景色に合った物にして欲しい。
例えば胴体部を風車の形に似せるとか…昔オランダ村に風車観覧車が有ったよね、あんな感じの木造っぽい物にしては如何か?
羽根の部分は(客の)回転率を考慮し、ポピュラーな観覧車にしたとしても。
ドムトールン以上の高さにはせず、周囲に溶け込むデザインを希望。
なんか「光の観覧車」とか名付けて、ド派手なネオン観覧車造りそうな悪寒がするのよね。(汗)
赤字を何度も繰り返しながらもハウステンボスが保たれてる理由って、環境の美しさを推して支える客が居たからじゃないかと。
今保ってる風景美を崩したら貴重なリピーターが忽ち離れて行く。
苦しい時から支えてくれた客を蔑ろにしちゃなんねぇ、おら、そう思うだよ。

旅レポに話を戻します。
使える文字数も大分少ないし(汗)、こっからは文章少な目、写真がメインです。

                   

                   ↑霧に煙るドムトールン。

時間が経つとともに少しずつ晴れて来たが、庭園も白い紗を被せた様に靄がかってた。
気分は「あなたの知らない世界」、この世の眺めとは思えませぬ。

    

広大な庭園を埋め尽くす花、そして薔薇。

    

アートガーデンの薔薇は年々侵食する勢いで増えてってる。
最近は薔薇の森と化して来た、白紅紫桃橙黄…淡い色から濃い色まで、見渡す限り咲いている。

    

見蕩れてたら何か動く影が有る――白鳥でした。
アートガーデンの水路(ラビリンス)には鳥モデルが置いてある。
一瞬そうかと思い込み、動いたもんで慄いた。

    

しかも2羽居たよ、もしかして鳥モデルを仲間だと思い、寄って来たとか?折角だから偽鳥と一緒に撮影。(写真右)
長~い首を折って啄ばむ姿が可愛い。

                   

                   ↑水路は白鳥達の良い餌場になってるらしい。

    

水路のラビリンスの周りを、連々と巡る薔薇のトンネル。

    

水路の水面に薔薇が映り、植えてる以上の本数が有るよう感じられる。

                   

                   ↑水が湧き出る所からラビリンスを見下ろす。
                    段々と空が明るくなって来た。

    

薔薇トンネルを潜って更に庭園の奥へと進む。

    

左写真は今年初お披露目のローズカーペット、実はミニ薔薇ポットを集合させ形作ってた。
薔薇スペシャルウィーク終了後は出国棟前で1つ100円で販売、訪れた頃には売れた分だけ隙間が出来てたもよう。(笑)

まだまだ写真が沢山有る為(汗)、一旦ここで切らせて頂き…次回アートガーデンの後編!



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幾千の海と幾万の薔薇16

2011年07月16日 18時44分29秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
本日よりハウステンボスで夏祭開催!
様々なイベントが予定されてる中、自分が最も注目したいのはアイスバー。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/summer2011/index.html#water)
今職場のクーラー壊れてるから…芯から冷やされたい。(切実)
例年やってる夏休み家族向けプログラムは今年行わないのだろうか?
ラジオ体操とか夜の森探検とか天体観測とか、自分は体験した事無いけど、案内観てワクワクしてたのに。
新店情報も色々出てますね~。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001197.html)
モーモー柄のワッフル(?)が可愛い、しかしマルシェ・ド・パラディ内の何処にオープンしたのやら?
閉店した所無さ気なんだが…と思ったが珈琲屋が見当らない、ひょっとして閉めちゃったのあそこ!?(汗)
(パーク全店舗一覧→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/)

期間限定サービスと言えば、ホテル・ヨーロッパの朝食カナルクルージングプラン
ホテル・ヨーロッパらしい優雅なサービス、しかしたっぷりの食事内容を見て、自分の様な食べるの遅い人間が、果たして40分程のクルージング内に食べ切れるか心配になった。
食べ切る事に夢中で周りの風景観る暇無かった~なんて事になりやしないかと。(汗)

そういやミニ・メリー号が本日漸くお披露目となった(…よね?)。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/attraction.html)
足漕ぎボートみたいな物をイメージしてたんすが、所要時間5分で500円!?――実はモーターボート??
5分で終っちゃうのは早過ぎだぜ!
1回(オープニング料金で)500円すか…夏休みに遊ぶと金かかるよな…。

ま~どうせ自分は行けないし~とやさぐれつつ前回の続きです。



薔薇祭期間中は限定のお土産が色々出てました。
薔薇のマカロンにローズプディングにローズミッフィー、等々。



↑薔薇雑貨の多くはビネンスタッドの「アンジェリケ」と言う花雑貨店で扱ってた。
この店が特に力を入れてるのはオリジナルの花香水、量り売りのコーナーが特に評判呼んでます。
薔薇祭中は店内薔薇の香りに包まれ乙女チックだった、いや年中乙女チックな店ではあるけれど。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/000144.html)
花の香りをお求めの貴女にお勧めです。



↑19:30を回り、流石に濃紺で染められた空。
そして幻想的な紫の明りを点す教会の窓。

    

2日目の夕食はワンピースレストラン、「ダム」で食べました。
レストランと言うよりバーガーハウス、店先の立て看は去年サンジだったけど、今はフランキーアニキの立て看に変ってる。
店内入ったら客は自分独り、超寂しかった…。
広場でショーやってた時間帯というのも有ろうが、木曜の午後のハウステンボスって本当に客が少ない。

そんなハウステンボスだけど、夏休み中はメチャクチャ混む。
TDLみたく歩くのにも難儀するなんて日は稀、但し食事の点では困る人続出する事が予測される。
夜の食事は遅くとも18時前に店決めて入るようにっつか、場内宿泊者だったら屋台かスタンドで飲食物買って、ホテルの部屋で食事取った方が落ち着けるかと。(その分昼間は豪華にがっつり食べれば良い)
ホテル・ヨーロッパ泊りだったらルームサービスがお勧め。

・ホテルヨーロッパ内フレンチレストラン「デ・アドミラル」
・ホテルヨーロッパ内日本料理店「吉翠亭」
・ホテル・アムステルダム内バイキングレストラン「ア・クールベール」
・ドムトールン下イタリアンレストラン「プッチーニ」
・ドムトールン下ステーキ&ハンバーグレストラン「ロードレーウ」
・ドムトールン2階バイキングレストラン「おもやい」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)和食処「花の家」

上記7店舗についてはネットで事前予約可能、ホテル内レストランについては、ネット予約すると10%割引になるからお得(除外日有)。
(→https://reserve.huistenbosch.co.jp/lst_rst.aspx)

他、電話での予約対応店↓

・ニュースタッド内ステーキレストラン「スモーキーテースト」(2階1,890円のステーキセット~予約可)
・ビネンスタッド石焼&カフェ「モンアミ」…は予約できるか不明
・アムステルフェーン内「グランキャフェ」
・ドムトールン2階和食居酒屋「中の茶屋」
・ホテルヨーロッパ内鉄板焼店「戎座」
・フォレストガーデン前レストラン「トロティネ」
(電話番号は各店紹介頁に記載→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/)
かける際は昼過ぎてからの方が良いです。

ちなみにテイクアウト可な食事処↓

・ニュースタッド内喫茶「エバーカフェ」
・スリラーファンタジーミュージアム内モンスターカフェ「GMAレストラン」
・ビネンスタッド内バーガーハウス「ダム」
・ビネンスタッド内ベーカリー&カフェ「グーテンアペティート」(パンのみテイクアウト可だが、遅くに行くと売り切れてる)
・アムステルフェーン内「グランキャフェ」
・ドムトールンB1階佐世保名物屋台街「佐世保グルメストリート」
・ドムトールン1階喫茶「カフェデリ・プリュ」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)ピザスタンド「Sbarro(スバーロ)」
・スパーケンブルグ(入場無料ゾーン)バーガースタンド「ビッケンビッケン」(佐世保ストリート内にも有)

他にも夏休み中は広場に屋台が多く出る。
今夏は入場無料のフリーゾーン内に新しいスタンド・カフェ・コンビニがオープン。
ウォーターマークホテルもオープンするし、食事の不便はかなり解消されそう。
それでも「ここで食べたい!」と決めてる店が有れば、事前予約が可能なら取っといた方が吉かと。

    

旅レポに戻って(汗)、上にも挙げた「ダム」は、現在ワンピースをイメージした、ハンバーガーで人気を呼んでます。
店内はシャボンディハウス同様、海賊旗やアニメグッズで賑やかに飾られてる。
窓に貼ってあったランキングによると、№1人気は「サウザンド・サニー号バーガー」、№2は「肉~っ肉~っバーガー」、№3は佐世保バーガーだそうな。



↑それならと敢えてランキング外の「Mr.3のドルドルキャンドルバーガー」&コーラを注文。
作ってから持って来て下さるとの事で、席に着いて待ってました。

    

↑いや、写真で見て1番気になってたんですよ、ドルドルバーガー。
特に頭の3が何で出来てるのか気になった。
魚肉ソーセージかな?と予想したら、ピンクのキャンドルでした。(笑)
例えばテイクアウトしたとして、チーズが冷え固まってしまったら、キャンドルに火を点けて再度ドロドロにせよ、という意図からですか?(笑)
ロウが溶けてチーズと混ざるがね、混然一体だがね。
「食べ物ではありません。お子様が間違って口にされませんように」と注意文付ける必要有るんじゃあ?
味はチーズバーガー、熱々とろけたチーズが美味しかったけど、ケチャップとチーズがボトボト垂れて食べ難かった。
ケチャップで描いた顔、雰囲気似てるけど、眼鏡も描きこんで欲しかったぞ!(笑)
ドリンクのカップには麦わらクルーとサニー号の絵がプリントされてました。
去年の樽カップ、復活しないのだろうか?ナイスアイディアだと思ったんだが。
メニュー等の詳しい情報はまったりさんのブログを御参考にされて下さい。
他、上記レストランについても、まったりさんのブログに詳しく紹介されてますよ。

   

↑店を出てアレキサンダー広場に戻ったら、丁度教会の窓の照明が変化するのに出くわした。
大体15分毎に2分間窓の照明の色が変るプチ・イルミネーション・ショーで、以前はクリスマス限定だったけど現在は毎夜やってるもよう。
スリラーイルミネーションの様な派手さはないが、宝石を想わせる神秘的な煌きで、地味にファンを獲得している。
音楽合せるのはクリスマス限定だけど…折角なら普段から音楽も合せては~と思う。
無音で照明コロコロ変えても、運良く目にした人しか気付かず勿体無い…設定し直すの大変なんだろうか?
窓の色変わりは21:30が最終、見届けてから再びアートガーデンを廻ってホテルに戻った。
夜のアートガーデンで蛙が合唱してたけど、あれが本物だったのか、雰囲気出す為の演出だったのかは不明。
部屋に戻ってからは「空から日本を見てみよう」と「和風総本家」をTVで観た。
TV東京の番組だから放送しないかと思ってた…録画する必要無かったな。



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幾千の海と幾万の薔薇15

2011年07月13日 20時08分48秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
薔薇も紫陽花も現在は見頃終ってる。
けれどアートガーデンには咲き残ってる薔薇も有るらしい。
「花の王国」と謳われてるハウステンボスだけど、当然ながら1年中花で溢れてるというわけではない。
冬(12~2月)と真夏(7月~8月)は、その他の季節に較べると、場内に咲いてる花は少ないのです。
その代わり冬はイルミネーションの華が咲く。
真夏は緑の濃さに目を奪われるも、正直寂しい心地がしてたら、今夏は向日葵畑を準備してるのだとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001194.html)
ニュースタッド風車裏のバスチオン広場だけでなく、今年はアートガーデンにも植えるんですね~。
ハウステンボス側にも今迄「他季節は花でいっぱいなだけに、比較したら寂しい」って意見が届いていたのかもしれない。
今年の夏はヒマワリの王国!――予告を終えたところで、こっからは前回の続きです。
今回は写真多いんで文章少な目で行きまする。



午前中は曇ってて、雨が降るかも降らないかもなんて予報が出てたから、傘を持って外出、しかし午後になり晴れてしまった。
まぁそんなもんかと一旦ホテルに戻って傘を置いて来た。
もっと早くに置いてくりゃ良かったんだけど、戻るのが面倒くさかったもんで…。
部屋は綺麗に掃除されていて、ティーバッグも追加してあった。
煎茶を淹れて1杯飲んだ後、再び外へ。

    

まだ薔薇の運河を観て廻っていなかった事を思い出しましてな。
ドムトールン下のシンゲル橋を起点に運河巡りをスタート、階段を下りて岸辺を歩きます。
ちなみに上の2枚に写ってるのは、その横に架かる「トールン橋」、夜は点された光が水面に反射し眼鏡橋となる。

    

シンゲル橋~トールン橋~ハンスブリンカー橋~ジョーカー橋下にはトンネルが掘られている為、潜り抜けて行く事ができる。

    

全長1kmにも及ぶ艶やかな薔薇のカーテン、特に見事だったのが上記4つの橋間の岸辺。
運河岸を埋める薔薇はここだけに非ず、ニュースタッド~ミュージアムスタッドまでも続いてた。
ニュースタッド裏とミュージアムスタッド裏の壁を這う蔓薔薇も綺麗だった。
台風が過ぎる前の薔薇スペシャルウィーク中は更に綺麗だったんだろうな。
ニュースタッド~ミュージアムスタッド間の運河の薔薇の方が、ビネンスタッド~ユトレヒト間の運河の薔薇より早く咲いてたのか、私が観た日にはかなり散ってしまっており残念だった。
一番の原因は台風なんだろうけど…5月に襲来するなんて…しかもよりによって前日に来るなんてなぁ…。(汗)
充分綺麗ではあったけど、叶うならベストシーンを目にしたかった。

ハンコック様のように美しさが留まる事を知らない薔薇の運河が観られるのはハウステンボスだけ。
海の側に在る為、根付かせて花を咲かすまでは、かなり苦労したらしい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/special/rose.html)
その甲斐有って初夏に訪れる客が年々増加してるんだとか。

    

夕陽を受けて輝く薔薇、散策中の客が休めるよう、岸のテラスにはベンチが設置されている。

    

中でも緑の屋根付ベンチは恋人達の為に?
独り客でも日避けできて有難い。
ハンスブリンカー~ジョーカー橋間に有ります。

    

時折カナルクルーザーがシャボン玉を吐きながら横を過ぎてく。
この日の夕暮れは遅く、18時を過ぎても尚明るかった。

                    

                    ↑アレキサンダー広場の落日、再び雲で覆われる空。
                     太陽が紗を被ってる様に見えた。

    

冬季のイルミネーションが大好評だったもんで、年中点す事にしたらしいアートガーデン。
個人的には季節イベントにメリハリを付ける為、冬季限定にした方が良いと思うんすが。
冬の名物イベント「光の王国」の印象薄まってしまう。

    

19時頃ぽつぽつと点り出した光が、ラビリンスの水路に反射して綺麗。
場内1高い建造物ドムトールンも、オレンジ色にライトアップ。(今年の6月はブルーに染まらなかったか…)

    

夕べに観賞する人の為に、ライトアップしたんだろか?
しかしやはり花は明るい日の下で観るものだなと、人工の光で照らした位じゃやはり暗い。
夜に観たんじゃ花の彩は識別できんて。

    

ラビリンスで息を潜める動物、左は…豹?レオか!?
水路という事で、白鳥やペリカンや鶴等の模型が飾ってあるのは解る。
しかし豹だかレオはアレですか?餌(水鳥)を狙って??
たった1頭規格外が混じってるだけで漲る緊迫感。
たった1頭居るだけでテーマパークからサファリパークに変身。
ホントにホントにホントにホントにラ・イ・オ・ンだぁ~♪(毎度ネタ古…)

    

カスケードもバレンタイン時のピンクカラーなままだった。
季節感は無いがロマンチックな雰囲気満点、デートスポットとして人気有るようでした。

    

小さな運河の水面に映る、薔薇とハートライト。
光の馬車もそのままに…薔薇が咲いてなければ冬と勘違いしそうです。(笑)



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幾千の海と幾万の薔薇14

2011年07月11日 18時37分58秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
――7月のハウステンボスは星の王国!

とは言ったものの、七夕シーズンが終ったハウステンボスでは、星に関るイベントを終了してしまった事だろう。
例年夏休みは天体観測ツアーを催すのだが、今年はやらないんでしょうかね~?
海に臨むハウステンボスでは星が良く観える。
ホテル・アムステルダム裏~スパーケンブルグに続く海岸線、照明の少ないフォレストパークやキンデルダイクは星見のスポット。
雲が晴れたら空を見上げよう。

星座早見表が特典に付く、フォレストヴィラ宿泊プランなんてのも有。
(→https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/planlist.asp?hcod1=35230&hcod2=001&mode=seek&clrmode=true&reffrom=)

毎度の前書き終えたところで、前回の続きで御座います。
今回はシャボンディハウス内のレストラン編~!



カフェデリ・プリュを出た後、予告した通りに、フィッツ港町店へ自転車を借りに行った。
選んだのは前回と同じくオーバーナイトレンタル、翌朝10時迄借りる事ができるコースです。
自転車が有ると行動範囲が拡がる。
意気揚々場内を廻る前に、シャボンディハウスに寄って、おやつを食べる事にした。(薔薇アイス食べたくせに…)

    

木曜の夕方という事で飲食コーナーは閑古鳥、お好きな席にどうぞ座ってな状態、店貸切気分です。
折角だから通常は家族客に優先される、写真右の背もたれゆったりU字席に座った。
店内は漫画ワンピースのグッズや複製画、アニメ版の大判ポスター等で飾られてる。
カフェテリア形式で水やナプキンなんかはセルフサービス。
メニューはワンピースキャラをイメージした物、先ず料理から紹介致しましょう。

    

↑ルフィーの麦わら海賊カレー                        チョッパーの桜サーモンパスタ↑

    

↑ブルックのブラックアフロカレー                     フランキーのス~パ~☆ピッツァ↑

ハンバーグカレー、パスタ、カレーライス、ピッツァと、子供が大好きな料理が揃ってますね。
「ルフィ」ではなく「ルフィー」と伸ばし表記されてるのは何故なんでしょう?(笑)
どうせなら「ルフィー!!」と東映アニメ熱血主人公ノリで書いてみては如何かと。

「ルフィー!!」
「慌てない、慌てない♪一休み、一休み♪」

つってこれじゃ懐かしの一休さんだ。(年がバレる…)

子供に人気のルフィ、チョッパーが多いのは解るけど、ゾロサンジロビンってそんなに料理し難いキャラかね?
ゾロは微妙な鬼斬り(おにぎり)しか出てない。
サンジは料理人だから~なのか?グルグル渦巻きに形作りゃ、納得して貰える気するんだけど。
ロビンなんて一度も考案して貰ってないからなぁ…ナミさんもイメージ料理は出てないけど、デザートでは毎回登場してるし。
今迄ハウステンボスに登場したワンピ料理&デザートの中で、キャラをイメージした物を書き出してみるか。(正式名は忘れたんで適当)

・カフェデリ・プリュの「チョッパーの帽子」ケーキ…チョッパー
・カフェデリ・プリュの「キャプテーン・ウソップ!」マカロンアイス…ウソップ
・花の家の「チョッパーマン豆腐ババロア」…チョッパー
・花の家の「海賊弁当」…
  内訳)麦わら帽子のオムライス/にくう~(手羽もとの唐揚)/ヒレカツ/ベビーハム/野菜串/横綱のキュウリ/はっちゃんウインナー/はっちゃんのたこ焼/コンソメスタミナスープ…ルフィ2、はっちゃん2、サンジ1?(作中で同名の弁当を作ってる)

・ピノキオの「ゴムゴムのアイス」サンデー…ルフィ
・屋台の「ベルメールさんのみかんシャーベット」…ナミ(ベルメールさんはナミと一心同体とする、ズルくない!)
・屋台の「麦わらカキ氷」…ルフィ
・佐世保ストリートの「ピンクわたあめ」…チョッパー
・プッチーニの「サニー号パフェ」…サニー(サニーもメリーも「キャラ」として数え)
・ロードレーウの「ブラックチェリーパイ」…黒ヒゲ
・ダムの「フランキーバーガー」…フランキー
・ダムの「鬼斬り」…ゾロ
・ダムの「麦わらオムライス」…ルフィ
・ダムの「海賊旗カレー」…ルフィ
・ダムの「にく~っ」…ルフィ

・ダムの「肉~肉~っバーガー」…ルフィ
・ダムの「サウザンド・サニー号バーガー」…サニー
・ダムの「フランキーバーガー改」…フランキー
・ダムの「Mr.3のドルドルキャンドルバーガー」…Mr.3
・ダムの「監獄署長マゼランの飲むゼリー」…マゼラン
・シャボンディハウスの「ルフィーの麦わら海賊カレー」…ルフィ
・シャボンディハウスの「チョッパーの桜サーモンパスタ」…チョッパー
・シャボンディハウスの「ブルックのブラックアフロカレー」…ブルック
・シャボンディハウスの「フランキーのス~パ~☆ピッツァ」…フランキー
・シャボンディハウスの「ルフィー大好物!うっめ~肉~」…ルフィ
・シャボンディハウスの「麦わら一味も大好き!じゃがいものパイユ(麦わら)とおつまみ」…サンジ?(作中で作ってる)
・シャボンディハウスの「ベルメールさんのみかんソースソフト」…ナミ
・シャボンディハウスの「ガンフォールの空島かぼちゃタルト」…ガンフォール?
・シャボンディハウスの「ナミのベリーBベリーケーキ」…ナミ
・シャボンディハウスの「サウザンド・サニー号」ムース…サニー
・シャボンディハウスの「ゴーイング・メリー号」ムース…メリー
・シャボンディハウスの「チョッパーの冬島」ケーキ…チョッパー
・シャボンディハウスの「Mr.3のドロドロキャンドル」…Mr.3

【集計結果】

・ルフィ…10 ・ゾロ…1 ・ナミ…3(内ベルメール…2) ・ウソップ…1 ・サンジ…2 ・チョッパー…5
・ロビン…0 ・フランキー…3 ・ブルック…1 ・メリー…1 ・サニー…3 ・はっちゃん…2 ・黒ヒゲ…1
・Mr.3…2 ・マゼラン…1 ・ガンフォール…1
はっちゃん、Mr.3ですら2度も登場してるのに、ロビンは0、ゾロは1、ウソップも1…!
一味加入最後のブルックさんは仕方ないとして、ロビンちゃんのメニュー考案が急務かと、ビビ&カルーも願わくば採り上げて欲しいっす。

幾つかについては過去に食べてレポ上げてます。
探してお読み頂ければ嬉しい。(リンクは文字数の問題から貼れない…御免)

    

↑ルフィー大好物!うっめ~肉~                麦わら一味も大好き!じゃがいものパイユ(麦わら)とおつまみ↑

またも「ルフィー」、何故伸ばす?ゴムだから??(笑)
じゃがいものパイユと言うのはワンピファンならご存知だろう、作中でサンジが出した料理です。
麦わら帽子の形に揚げて…あるのか?有体に言っちゃえばポテトフライです。
今回のワンピ料理は完全子供向きで、悪いが自分は食指伸びなかった、いや別に子供向きで構わないんだけど。(汗)
小さい子にはとても人気が有って、メニュー看板の前で親に「これ食べたい!」と強請る場面を頻繁に見かけたです。
見ていた限り「海賊カレー」と「うっめ~肉~」と「パイユ」が人気有った。
子供は肉と揚げポテトが好きだよな。
ファミリエ会員誌によると夏~新メニュー登場するらしい、チョッパーのパスタ辺り、もちっと凝った物にした方が…と感じてたからなぁ。(笑)

料理と較べてデザートは、大人も喜ぶ凝り具合でした。

    

↑サウザンド・サニー号(マンゴームース)                 ゴーイング・メリー号(パンプルムース)↑

    

↑Mr.3のドロドロキャンドル(ホワイトチョコ&レアチーズ)       チョッパーの冬島(ストロベリー&桜ムース)↑

ええ…写真のケーキ4つとも全て食べました、独りケーキバイキングです。(汗)
サニー号ムースは個人的に1番美味しく感じた。
たてがみがクラッカーぽくて、マンゴームースと一緒に食べると、甘味が抑えられてグッドなのです。
メリー号ムースも美味しかった、パンプルって…パンプルピンプルパムポップン??(懐い)グレープフルーツの意味だろうか?
ムースの中にグレープフルーツが入ってて、その酸っぱさが甘さをすっきり和らげてくれる。
ドロドロキャンドルは中身オレンジゼリーとチーズムース、ホワイトチョコでコーティングしたレアチーズケーキ。
これもオレンジゼリーが酸っぱくて甘さとのバランスが取れてた。
3の先っちょが火を灯してる様、赤く色付いてるのが細かい拘り。
チョッパーの冬島ケーキはこの中で1番甘かった、苺と桜2種類のムースが層になってる。
大人しい甘さだけど最後に回さない方が良いです。
旗を挿してから砂糖を振りかけ、雪降る島をイメージしてるのが凝ってる、チョッパー編のクライマックスシーンが甦ります。
写真では桜の花弁は2枚付いてるけど、買った物には1枚しか付いてなかった…。(←細かい)

    

他にも「ガンフォールの空島かぼちゃタルト」、「トーンダイヤルのキャラメルバナナタルト」、「ナミのベリーBベリーケーキ」が有ったけど、この3種類は見ての通り普通のケーキだったんで選ばなかった。
ぶっちゃけどれも名前に無理が有り有り(笑)、けど普通に美味しそうではあった。
ケーキについては本当に美味しかったので、ワンピファンじゃなくとも満足頂けるかと。
高速船待ちのお茶タイム等に御利用下さい。

4つのケーキ買ったら、当然ながらスプーンを4つ渡された。
済みません、独りで食べるんです。
お断りするのが非常に恥ずかしかった…。

ケーキばっかだと口が甘くなって仕方ないんで、昨日と同じくカップサラダも買った。

    

                          ↑ サラダと皿だ。 ↑(わ~面白ぉ~~い♪)

カップサラダのコーナーはデザート横、ケーキの後に食べるサラダは格別美味い!
サニー号を中心に一味の海賊旗マークが輪を描いてる紙皿を、食後綺麗に拭いて土産に持ち帰る人も居ました。

    

料理とスープとサラダとドリンクのセットも有。(デザートはセットにならんのね)
更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。



】    
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幾千の海と幾万の薔薇13

2011年07月10日 16時21分21秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
H.I.Sで「往復ワンピバスで行くハウステンボスツアー」が出た。
東京からバスで、片道約15時間かけて。
東京16:10発→車中泊→ハウステンボス着は2日目の朝9:40→場内のホテル・アムステルダム泊。
帰路は3日目の夜19時ハウステンボス発→車中泊→4日目の昼12:45東京着だそうな。(あくまで予定)
お値段は夏休み中でも驚きの22,800円~36,800円!飛行機で行くより最大4万円もお得!!
食事は付かないけどハウステンボス入場券付、場内で使えるミールカード1,000円分付、場内レストラン10%割引券付、天然温泉入浴券付(全日空ホテル?)、サニー号の乗船も確約(乗船料は自分持ちだろう)、3時のおやつは文明堂ならぬ長崎カステラ等々、数々の特典有!
ド派手にワンピースキャラでラッピングされた車体だから、途中休憩のSAでバスを見失う心配も有りません!
7/29出発なら翌日開催の世界花火師競技会特別鑑賞券も付いて来る!――との事です。

ありすさんから関西発の夜行バスが有るよって聞いた時、東京発のバスツアーも有ればな~と羨ましく感じたものだが…マジで出しやがった。(笑)
車中で過す時間の方が長い様で、実質ハウステンボス1泊2日と考えるべき、それでも安さと飛行機使わず行ける点に注目してしまう。(片道のみ飛行機利用するツアーも有)
飛行機ってさ、やっぱ色々心配事多いからね…。
早速友人誘ってみたら、「夜行バスで15時間!?勘弁してくれよ!!」と、あっさり断られてしまった。
確かに夜行バスでの旅はしんどいからな(笑)、過去に長野まで片道8時間位かけて行った時は、着いた時立ち上がるのも辛かった。
んでも強行軍的な旅は嫌いじゃない、若い頃は夜を徹して普通電車で旅したものよ。
もう若くないとはいえ、九州までのバス旅、1度試してみたい。
誰か私と東京~長崎ハウステンボスまで片道15時間かけて旅してくれる強者は居ないか!?
何で申込は2名~なんだよ~~~!
H.I.Sの方でもお試しで出してる様で催行確定日が少ない。
需要が見込めるのなら常ツアーにしてくれるかも。
12月にも催行してくれたなら挑戦したいと考えてる。(笑)
後、贅沢言えばトイレ付のバスにして欲しい。
2~3時間毎に休憩有といえ、トイレ無で車内に約15時間は、精神的にまいりそう。(汗)

…のっけから文字数多く使ってしまった。(汗)
え~と、こっからは何時も通り前回の続きで御座います。



パレスを出て、元来た紫陽花坂を下り、スパーケンブルグのバス停へ。
場内バスを待つ積りだったが1時間に2本しか来ない事を知り、諦めて徒歩でユトレヒトのカナルステーションに向った。
しかし1時間に2本って、まんま田舎のバスですがな。(汗)
土日祝日は15分毎に来るんだけどね。
平日に訪れると、こういう所が不便。

運河を1周するカナルクルーザーは約15~20分間隔で運航。(↑)
タイミング良く少し日が翳った為、船外席に座って景色を眺めた。
走り出してビックリ、何時もと航路が違う。
ユトレヒト~ブルーケレンへの航路の場合、迎賓館側の外周を進むんだけど、この時はブルーケレン~ユトレヒトへの航路と同じく、街中を抜けて行ったのです。
つまり往復とも航路一緒。
船着場に停船してるクルーザーが、何時もと逆向きで不思議に思ったんだ。



↑お陰で往きも帰りも運河の岸にかかる薔薇簾を眺める事ができた。
船内からだと薔薇の運河がアニメーションの如く滑らかに連続して観える。
薔薇祭期間限定の航路だろうか?
何時もの外周を行く航路だと眺める景色が殺風景だから、薔薇の運河と光の運河の時期限定で、街中航路に統一するのは有に思う。

    

ビネンスタッド~ミュージアムスタッド~ニュースタッドを抜けて、船は高級別荘が建ち並ぶワッセナー地区に入ります。
まるで童話に登場する様な可愛い家並み、場内でも指折り人気の風景です。



↑のんびり船旅を終えてブルーケレンの船着場に到着、対岸は花畑が広がる風車島キンデルダイク。
船を降りた私はナイアンローデ城を潜り、入国ゲートへ向いました。

カメラのデータがいっぱいになったもんで、一旦出国してD.P.EでCDに焼いて貰おうと思ったんですよ。(この時点で400枚突破…)
フィルムショップD.P.Eは入国ゲートの左隣、出国して30秒もかからない位置に在る、これも場内宿泊者にとっては地味に不便。
ゲート内にも受付口設けてくれれば出国→再入国する手間が省けるのに。

再入国を希望する場合、出国ゲートではなく、入国ゲートでスタンプを押して貰って出る。
初めて訪れた人は入国と出国で潜るゲートが違う事に気を付けて。
出国棟内は総合土産売場になっていて、入るだけなら出国した事にはならない、けど建物出たら中にはもう戻れないので。
出国棟内のスキポールはデパ地下フロアみたいに広いし、売ってる土産の種類も半端なく多いんで、観て廻るだけでもかなり楽しめるんだ。

D.P.Eでチップを預けたら、「30分位で終わりますよー」と言われた。
待ってる間、全日空ホテルに寄ったのだけど、ショッピングマーケットは工事中で観て廻れず、仮の土産売場にはホテルオリジナルカステラと、アニーおばさんのチーズケーキ位しか置いてない、30分で仕上がるなら温泉立ち寄る気にもなれず…結局直ぐにハウステンボスに戻ってしまった。
出国後も出国棟内に入れれば良いんだけどな~、時間潰したい人の為に。
仕方なく出国棟側の店を覗いて廻る事にした。



↑ちなみに出国棟の周りも薔薇が咲いてて綺麗でした。
この辺り集合写真の撮影場所っぽい。



↑元有った場所にはポップコーン屋が入り、またも移動させられる事になった、流離いのミニ胡蝶蘭ショップ「プチ・パピヨン」。
場内で出る排熱を利用して栽培したミニ胡蝶蘭を販売してます。
(原発騒ぎも有り)今注目されてるLED照明を利用した植物工場のモデルも併設されてる。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/plantfactory/)
エコロジー繋がりで一緒にしてしまえと考えたのかもしれんが…売れてるのか心配になる。(汗)
宣伝しなけりゃ場所すら気付いて貰えそうにないんすけど。(汗)
店内ちと暗い雰囲気だったけど(節電?)、蝶が舞ってる様で綺麗だった。
私の母さん焼き物だけでなく花木も好きな人だから、近くに住んでたなら買ってくのだけど。
花キューピットみたくショッピングサイトで販売・配送する等して欲しい。
植物工場で収穫した野菜も、場内で試食させるイベント行えば、注目して貰えると思う。

    

↑出国棟と対面する位置にはコンビニ「ダンク」(左写真)と、ソフトクリーム屋「レッカーアイス」(右写真)。
全日空ホテル内のコンビニが利用できない間は「ダンク」が頼り――ってもうリニューアル終了してるか、ロンドンバスカフェが良さ気――ライバル店が更に強力になり危ういが、コンビニは数軒有っても便利なので頑張って営業して欲しい、帰りのバス停からだとダンクの方が近いし。
レッカーアイスはチューリップソフトが名物だが、薔薇祭期間中は薔薇ソフトも販売していた。
季節限定ソフトと角煮饅頭、お帰りの車中でのおやつを買うならこちら!

フラフラ覗いて廻ってる内に30分が過ぎたんで、D.P.EでCDを受取り再入国。



↑クルーザーを待っている間、キンデルダイクの花畑通りを撮影してた。



↑と、対岸の橋を疾走してくバスが目に入る、これが噂の水陸両用観光バス。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001058.html)
ワンピキャラがプリントされてる車体は、遠目で見ても確認できる。

夢中で撮影してるそこへ、クルーザーが目の前の運河を過ぎて行く、慌てて船着場まで走って戻りました。
さっきと同じ街中の航路を巡り、再びカナル・クルーザーはユトレヒトの船着場に到着。



↑暑気払いに船着場上のカフェデリ・プリュに寄ってアイスを食べました。
出入口前に貼ってあった写真の、薔薇をイメージしたデザート、「ロズレ」も気になってたんすが、ババロア(ムース?)程度の冷たさじゃ、夏至間近の陽気に勝てやしない。(汗)



↑薔薇祭限定販売の薔薇アイスは、想像以上にデカくてビックリした。
もっとささやかかと思ってたのに…この後シャボンディハウスでデザート食べる計画立ててたんで、一瞬選択を後悔してしまった。(汗)
しかしアイスは悩む暇を与えてくれない食べ物、買ったからにはとしっかり食べた。
口いっぱいに薔薇の香気が広がる、甘酸っぱいアイスクリームでした。
味としてはラズベリーに近い感じがした。(色のイメージか?)
カフェデリ・プリュは優雅な喫茶ラウンジ、売ってるパンや菓子等はテイクアウト可能、ホテル・ヨーロッパクオリティだから、どれも大変美味しいですよv
詳しくは まったりさんのブログをご参考下さい。



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幾千の海と幾万の薔薇12

2011年07月09日 19時14分15秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
そういえばうち新盆なんですよ。
で、7/13に行う事に決めたのですが、それでふと気付いた事、東京で盆は7月の行事なんですよね。
だけど最近は東京でも盆=8月の行事として広く認識されている。
多分8月の方が夏休みシーズンに当る為、行い易いというのが主な理由じゃないかと。
これとは逆に東京(と言うより都市圏?)の七夕は今でも7/7、しかし東北等では8/7に行われてるのが一般的。
7/7って梅雨時じゃないすか?例年雨か曇りに当る為、天の川なんて観られない。
8/7に祝った方が都合が良い筈なのに日付を動かさない理由はラッキーセブン、7が連なる縁起の良い日付的意味合いからなのでしょうか?
ちなみに江戸期は7/6の夜~7/7早朝に行ってたらしい。
クリスマス同様に七夕が神事として行われてた頃は、前夜に重要な儀式を執り行っていたのだろう。

旅レポと無関係な話はここまでにして、前回の続きで御座います。



紫陽花坂を登ってパレス・ハウステンボス詣で。
以前は前庭までは無料で観覧できたのだけど、現在は門前から有料になってしまっている。
固く閉じられた正門を見ると、ちょっと寂しい。
以前同様前庭までは無料観覧許して欲しいな~、そうしても大して利益変らない気がする。
金払いたくない人は近付きもしない、その事を勿体無く感じるのでした。

    

とか何とか考えつつ、係員さんに入場券をもぎって貰い、パレス敷地内へ。
芝生の上に開いたパラソル、新緑を透かして降り注ぐ陽光が、地面に模様を描いてる。
飲物を売る露店も出ていて、休憩するには丁度良い。
しかし暑さの為か、寛いでる人の姿は無く…陽射しギンギラギンだったからな。(汗)
緑深いパレス前庭は真夏になると蝉が合唱する。
蝉時雨を浴びる中で感じた気だるさを遠く思い出す。

正門近くの両脇には小さな薔薇園が有る。
右写真、緑のパラソル席の奥、林に隠されてるのが見えますか?

    

ハウステンボス内で最初に造られた薔薇の名所で、赤ん坊ヘラクレス像が建つ噴水を中心に、様々な種類と色の薔薇が取り巻いている。
薔薇祭期間中の初夏は全50品種もの薔薇が咲き誇るのだとか。
ちなみに秋は30品種の薔薇が咲くそう、より華やかな姿を観たいなら、初夏に訪れる事をお勧めする。(アーチがよりこんもりして見える)

    

最盛期に訪れればより圧倒されたかもしれない。
多少萎れてた花も有ったけど、充分に美しかった。

    

↑新しくできた通称ホワイトローズガーデンより種類が多い為か、こちらの方が期間長く楽しめるもよう。
最盛期の薔薇を観たい方は、自分ので宜しければ、フォトチャンネルを御覧ください。
蕾が開いたばかりの色の濃い薔薇が、若干薄い色の薔薇と重なり合い、グラデーションになってる様は、見頃の終りじゃなかなか観られないかと。
来年は頑張って5月の薔薇スペシャルシーズンを狙うとするかな。

                   
     
                   ↑右側ローズガーデンの見頃は例年通りなら5月と10月。
                    秋の方が「秘密の花園」のイメージには近いかもしれず。

    

こちらは左側に新しく造られた、通称ホワイトローズガーデン、そう呼ぶ割に白薔薇以外の色も咲いてますが。(笑)
こちらは残念ながら見頃過ぎた感が満ちてました…遠目で観ると綺麗なんだけど、近くで観るとくたってるのが解る。
そんな訳で距離を測りつつ眺める事に。
連なった薔薇ゲートを潜ると甘い香りが鼻を擽る。
香りに惹き寄せられて蜂や蝶も寄って来てた。

                   

                   ↑白い薔薇のゲートは純白の花嫁が潜る為の物。
                結婚式をロマンチックに演出したいならハウステンボスにお任せ!
                    全力で彼と貴女の恋をサポート…なんてな。

気付いたら庭を眺めてるだけで1時間近く過ぎていた。(汗)
目当ては庭園だけではないと、宮殿内の美術館に入ります。
前庭から有料になった事で美術館は入退場フリーとなりました。
つまりパレス入場料の中に美術館入場料も含まれてるって事、庭園に足を踏み入れたからには美術館も入らんと損かも。

私が訪れた頃は薔薇祭に合せて「アートになった*花*展」と言うのをやっておりました。
19世紀末の芸術様式アール・ヌーヴォーやアール・デコを用いたリトポスター、陶磁器、硝子工芸品90点を展示。
その内陶磁器、硝子工芸品については、かつてギヤマン・ミュージアム、ポルセレイン・ミュージアムで常設されてた作品だったり。(笑)
要は花を印象的に扱ってる美術品の展覧会と言ったところ。
宣伝パンフのミュシャ絵に惹かれて入ったのだけど、ミュシャ絵は数点しか無かった、いや予測してたけど。(笑)
中には何処に花が描いてあるのか謎な作品も――例えばノルマンディー号の絵――しかし宣伝通り花をモチーフに描いたポスターが沢山展示されてました。
やはり花は華やぎが有って良いですねって有触れた評文。(汗)
個人的に気に入ったのは(ミュシャは別格として)レイモン・トゥルソンの「理想の浴室」、女性の色気に花が負けてたが。(笑)
それと2階に展示されてた「シードプロジェクト」と言う作品。
種子を和紙で挟んで切手シートの様に構成した私製の切手で、「種子は綿毛による飛行や、動物に張り付き遠くに運ばれる事で、種子のテリトリーを拡げる。切手もまた郵便物に貼られて運ばれる物。」と類似点を挙げての説明文にいたく納得、感心させられてしまった。
作者は太田三郎氏、採取した場所・年・時間、和名と学名が、本物の切手に見えるよう刷り込んであるのが凝ってる。
所謂パロディ作品って、自分大好きなんだわ。

1階は主にリトグラフポスター、2階前半は万博開催時のポスター、後半はポップアート作品を展示してました。
現在はもう展示会終了してしまい、7/16~8/28はエッシャー展を予定してるそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001175.html)
ハウステンボスで作品を所蔵してる為、毎年1~2度位開催するんよ。
展覧会に併せ夏休み期間は特別企画を催すんだとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001178.html)
不思議な建物工作教室が楽しそうかも。

美術館を出て壁画の間と時代部屋を通り、今度は3階展示室の「イングリッシュガーデン写真展」を観に行きました。
日本のガーデニングブームの火付け役になったという、2人の写真家(名前忘れた…探せばパンフ出て来る筈だけど面倒くさい)の庭園写真を展示しており、こちらも美しかった!写真の中に飛び込んで行きたくなる程に。
和の庭園と較べて洋の庭園は草や花を多く植えてますよね。
和の場合「枯山水」を代表例に挙げずとも、樹木>草花な傾向が強い気がするんよ。
洋の場合は逆で樹木<草花な傾向を強く感じない?
芝生というのは和の庭園には見られない、代りに苔を用いるがこれは洋には無い様な。
洋の庭園写真VS和の庭園写真展なんて開催したら面白いかもなぁと、鑑賞している間に思い付いたのでした。
7/16~8/28迄3階展示室では「地球環境世界児童画コンテスト優秀作品展」を開催するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001177.html)
極めて夏休みらしい催しだ。
また、明日迄ですが(汗)、「アートになった*あじさい*展」も良さ気な展覧会。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001148.html)
紫陽花好きなんで、もしもこの時季訪れてたら、絶対観に行っただろう。

作品とは無関係だけど、フロアに置いてあった八方形のテーブルセット、「触れないでください」との注意書きが無かったんで、つい触ったらテーブルが回転して驚いた、しかも引出し付き。
時代物で凝った調度品だった、無造作に置かれてたのが気になる程に。(汗)

一通り作品を鑑賞し終え、矢印の案内で階段下り、1階に戻った。
ちなみに途中2階には常設のオランダ民族品展示コーナーが有る。
木靴や服や装飾品等を展示してあり、民俗学に興味有る人向き。
以前はパサージュに展示されてた物だけど、流浪の果てパレスに辿り着いたらしい。

1階は喫茶ラウンジと売店…結局元通り。(笑)
売店ではミュシャのイラストを印刷した文房具や、薔薇をモチーフにしたアクセサリー等を販売してました。
喫茶ラウンジでは飲物とともにカフェデリ・プリュ特製の焼き菓子が頂ける。(単品注文もOK)
時間が有ったら寄りたかった。

          

館を出る前に後庭を1周。
宮殿はオランダに現存する物をモデルに建てたが、庭園については残された設計図を元に造った、つまりハウステンボスにしか存在しない物。
ギリシャ神話の世界をモチーフに造られており、ギリシャ神話に登場する十二神の彫像が配置されてるのです。
地図によるとポセイドン、アポロン、ヘルメス、ヘラ、アテナ、アルテミス、デメテル、アプロディテ、ゼウス、ヘラクレス(は薔薇園に)の彫像が建てられているよう、探してみて下さい。
ちなみにこの後庭の呼び名は「ガイアの庭」、前庭は「ウラヌス」の庭、2つの庭園で地と天を表現してるという訳か。(十二神像がほぼ地の庭に集合してる事にも納得)

                   

                   ↑地図上の呼び名は「グリーンギャラリー(緑の回廊)」
                    夏の緑は特に深い、冬は枯れた味わいを醸します。
                    冬季に活躍するライトが垂れたままなのに(笑)…



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幾千の海と幾万の薔薇11

2011年07月08日 23時12分13秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
7/8はパウリーの誕生日♪
ハッピーバースデー♪パウリー♪♪
お祝いに小話でも書こうと思ったけど間に合わず(汗)、後日ひょっとしたら上げるかもしれない、しれないかもしれない、と頼りない予告を終えたところで(汗)、前回の続きです。



丁度フォレストパークを1周した頃、開店時間の11:30になったので、レストランに入りました。
外観はまるで水晶宮の如く硝子張り、静かな森の中に佇むレストラン、「トロティネ」。

2日目のランチにトロティネを選んだ理由は、~7/15迄ファミリエ会員限定で、10%オフになると会員誌に宣伝されてたから。
割引が無くともスープ・メイン・デザートのコース、プラス飲物とパンはセルフで選び放題、それでいて千円台~という良心的な値段設定、場内で極めて有難いレストランに違いない。
しかも絵葉書の様に美しい周辺の景色、案内された席(↑)は今回も、花咲く森と湖を正面から眺める窓辺の席でした。
テーブルの上には木の葉を象ったコースター、水を入れるグラスは湖水をイメージさせる深い蒼。(グラスについてはホテル・デンハーグ内のレストラン、エクセルシオールでかつては使用してた物だが)

    

片隅の本棚には絵本等リラックスできる内容の書籍が並んでた。
右写真はパンと飲物のセルフコーナー。
好みのパンをお皿に盛って、好きなだけ頂ける。
飲物は紅茶と珈琲を用意してあり、どちらも専用のミルクが用意してある。
トロティネは本来フォレストヴィラ宿泊者の為のレストランで、サービスは今でも場内ホテルクオリティ並に上等です。
ぶっちゃけホテル・ヨーロッパ内のレストランに負けず劣らず。
ホテル・ヨーロッパ管轄だから当り前か。



↑前菜を待ってる間にパンを取りに行く。
アプリコットデニッシュとアーモンドデニッシュ、何故かデニッシュを食べたい気分になったもんで。
どちらも上品な甘さのカスタードクリームが絶品だった。
特にアプリコットはその酸っぱさとクリームとの相性が最高。

お昼になると天気が回復し、かなり暑くなって来た。



↑喉の渇きを癒す為、水を飲んでるところへ、物腰の柔らかい店員さんが、前菜を運んで来ました。
オニオンとベーコンのキッシュはケーキと見紛う程の可愛らしさ。
付け添えはニンジンの甘酢漬けとでも表現すべきか…甘酸っぱい千切りニンジンと、甘い干しレーズンを合せたサラダ。
温かく仄かに塩気が効いたキッシュと一緒に食べるとベリーグー。



↑続いてスープが運ばれて来た。
ジャガイモのポタージュは見た目も美しい。
表面に浮んだオレンジ色の雫が宝石の様で、緑色のパセリとのコントラストが素晴しい。
こういう料理の盛り付け方にプロの技を感じる、素人料理じゃまぐれでも勝てない。
自分は何となくスープの美味さでレストランのレベルを測ってたりする。(和風の店の場合は味噌汁で)
スープが美味いと感心したのは、場内レストランの中だと、こことデ・アドミラルとロードレーウ…メニューにスープが無い店も有るし、有っても食べた事の無いレストランの方が多いので説得力に欠けるけど(汗)、この3店舗については胸を張って一流だと推薦できる。
和の店の中だと吉翠亭が1つも2つも抜きん出て思えるかな~。



↑前菜とスープを平らげた後、タイミングを計って、メインの「島原・雲仙スーパーポークのグリエ、ラヴィゴットソース」が登場。
卵と野菜のピクルスを砕いて作ったと思しき、酸味の有る彩り美しいソースをかけて食べるポークは絶品です!(段々表現が料理の鉄人じみて来たな…)
付け添えはベーコンとジャガイモのソテー、長崎はジャガイモの産地なので、ふんだんに使用してる感じ。
他にはニンジン、トマトも名物だと聞いた、野菜に果物、豚肉に魚も美味い、長崎は食に恵まれてますな。



↑メインを食べ終えた後、再びタイミングを計った様に、デザートが運ばれて来た。
デ・アドミラルや吉翠亭もそうだけど、観察してる素振りを客に一欠けらも見せず、絶妙なタイミングで料理を運んで来る店員さんの技術に舌を巻く。
デザートはヨーグルトシャーベットとキャラメルアイスクリームでした。
ホワイトフェアリーとブラウンレディが1枚の皿を舞台にしての競演(そこ笑わないで、書いてて自分も恥ずかしいんだから)、毎度盛り付け方が綺麗だ。
皿は勿論冷たく冷やしてあったし。
温かい物は温かい内に、冷たい物は冷たい内に、レストランサービスの基本だけど、ちゃんと守ってる店は気持ち良いもの。
今回も寄った中で最も感動したレストランはここでした。
次回も是非利用したいです。



↑ミルクティーを2杯飲んで、寛ぎのランチタイムを終了。
私が食べた通常1,500円のランチコースはこちら。(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/world/000449.html)
更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを御参考にされて下さい。
愛犬と一緒に食事を取れる事も店の特徴。(※但しペット同伴での利用はランチのみ)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2011/07/01/1170.html)

    

階段を下りて港町へ戻る、パレス参道へと続く紫陽花は、見頃と呼ぶにはまだ早かったけど、赤青紫と綺麗だった。
地植えの紫陽花が咲いてるのはホテル・ヨーロッパ~フォレストパーク下の道、それとキンデルダイク対岸のブルーケレン~ニュースタッドへ続く道、この2本が特に密集してて綺麗なのです。

                   

                   ↑雨に最も映える花、紫陽花。
          あたかも雨上がりに出現する虹の如く、梅雨の鬱陶しさを晴らすグラデーション。

    

↑更に今年はパレス・ハウステンボス参道両脇に、45種類約6,500株の紫陽花ロードが誕生しました。
流石にもう見頃過ぎちゃったろうけど。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/earlysummer2011/)
想像して下さい、木洩れ日の下、200m続く坂の両脇を埋める紫陽花を…正に虹の橋が2本架けられてる様に艶やかな眺めだったろうなぁ。
虹の橋に導かれて上ると目の前には宮殿が現れるという童話的な演出ですよ。
パレス参道に紫陽花が咲き続くのは恒例なんだけど、今年は特に規模が大きかった。
H.I.Sが入って色々と派手になって行きます。

                   

訪れた日に丁度紫陽花ロード造りを行っていて、大鉢と様々な種類の紫陽花が道を埋め尽くし、さながら紫陽花見本市の様相を呈しておりました。
しかし紫陽花って昔に較べると随分色が増えたなぁと。
私が子供だった頃は青と赤の2カラーが基本って感じだったのに(稀に白を目にした)、今や赤に青に紫に黄に白に桃に緑に…と、本当に虹の七色に近付いて来ている。
一時は西洋紫陽花ばかりだった花の形も、日本風のこじんまりした物が戻って来たなと。
携帯が多彩に展開する現代だもの、かつて米国オバマ大統領もチェンジを強く訴えた事だし、花も多彩に変化して行かねばならんようです。



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七夕ですよ

2011年07月07日 17時58分01秒 | ただいまおかえり(雑記)
後楽園に揺れる、五色の短冊。
どう見ても五色以上有るが。
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幾千の海と幾万の薔薇10

2011年07月05日 21時37分59秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
ってな訳で本日2度目の更新。
「逃走中」…何時も思うんだが、ハウステンボスでロケした事を言って欲しい。
これはフィクションでーす♪って、いや確かに番組の内容はフィクションで、実際のハウステンボスはあんな怪しい所じゃないけどっつか、名探偵コナンに続いて何故か風車に隠されるのだった。

番組の件はさて置き、七夕が近いという事で商店街に短冊が吊るされた笹が飾られるようになりました。
今一商業に結び付け難いという理由で、一時は廃れる事を心配されてた行事っすが、ここ数年復興しつつあるような。
ハウステンボスでも七夕シーズン限定のイベントを開催中。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/earlysummer2011/index.html#tanabata)
七夕期間限定、星をイメージしたメニューが可愛いvどうせなら旧七夕の8/7迄引っ張ればと思う。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001156.html)

宣伝し終えたところで前回の続き、今週は比較的余裕有るんで、レポをさくさく進められそうです。



サニー号を降りて昼食を食べに行く途中、ポルセレインミュージアム前で有田焼のセールをやっているのを見つけ、寄ってく事にした。
お椀・湯呑み・マグカップ・一輪挿し等が1,000円~(↑)、ハウステンボスが在る県は長崎だけど、地図で見ると佐賀と長崎の中間位に位置してる。
そういう理由からか佐賀の工芸・名産品等も売ってます。

そしてポルセレインミュージアムは名前の通り磁器の博物館。
諸事情により暫く休館中だったのですが、ラブコールを受けて最近復活致しましてな。
まだ昼食時間には間が有った為、中に入る事にしました。

【第1室:輸出時代の伊万里】

「有田は、1659年にVOC(オランダ連合東インド会社)から大量注文を受けて以来、ヨーロッパをはじめとする各地から期待された磁器生産地であり、17世紀後半から18世紀初めにかけては、磁器輸出が最も盛んに行われた時期でした。
 この時期には、柿右衛門様式と古伊万里様式の製品が輸出の花形的存在と言えます。
 柿右衛門様式は、1670年頃に様式が確立され、東洋的雰囲気を持つ作風は、ヨーロッパの人々を魅了しました。
 元禄時代(1688~1703)前後には、新しい色絵の染錦手を中心とする古伊万里様式が柿右衛門様式にとってかわり、当時ヨーロッパで一世を風靡していたバロック文化に受容されて流行しました。」

母親は器好きで特に有田焼の愛好家なんすが、自分はぶっちゃけ器には興味薄かったりします。
そんななんでこの館に入るまでは陶器と磁器の違いも明確に解らなかった。(汗)
説明によると陶土で形作り、釉薬をかけて低い温度で焼いた物が陶器、磁器に比べ焼締りが弱く、吸水性が有って不透明。
磁器用土で形作り、釉薬をかけて1,300度位の高温で焼いた物が磁器、吸水性が殆ど無く、素地がガラス化していて半透明。
土も違えば焼く温度も違うと。
自分の中の判断基準は重さだったり…持ってみると磁器はやたら重いから。

柿右衛門様式ってのは有田の陶芸家「酒井田柿右衛門」が確立し、以後代々その子孫が継承してる焼物の様式、花鳥図を鮮やかな暖色系の色彩で描いてるのが特徴。
ちなみに当代は第14代でご健在(だよねぇ?)、その作品はハウステンボスのパサージュ内、柿右衛門ギャラリーで鑑賞できる。
ハウステンボス限定、チューリップを描いた大皿なんて、お土産に買ってったら泣いて喜ばれる事間違い無!(家宝物(果報者)だよ…)



↑第1室、輸出時代の伊万里を収集したコーナーに入ると、先ずこの磁器のシャンデリアに目を奪われる。
マイセン作だったか?日本や中国の磁器から色濃く影響を受けてる事が解る。
硝子の様に繊細な花の細工、透ける様な薄い色付け方が素晴しい。
日本では主に器にして用立てる事が多い焼物だけど、向うではインテリア扱いな点に異文化を感じさせる。
浮世絵や現代の漫画やアニメやフィギュアといった物も、外国の方がむしろ価値を認めて蒐集してるからなぁ。
反面、日本は自国の文化にあまり価値を認めず、外国からの評価を受けて再認識する場合が多い。
日本の工芸美術品は外国の博物館・美術館で多く所蔵されているというのを聞く度、勿体無いなぁと感じてしまうのです。



「輸出された器もバラエティに富み、食器類の他に人物や動物を形取った置物、ヨーロッパの金属製コーヒーポットやガラス瓶から形取ったもの、観賞用の壷と瓶のセット(ガーニチャー)など様々な種類の磁器が作り出されました。」



↑外国人による陶磁器の美術品扱いを圧倒的に感じさせるのが、この磁器の間。

「この部屋は、ドイツ・ベルリンに現存するシャルロッテンブルグ宮殿の「磁器の間」を再現しています。
 1706年に完成したこの部屋は、中国磁器、伊万里(有田焼)それに若干のデルフト陶器で構成されていますが、ここハウステンボスでは器形・文様に至るまで忠実に写した現代の有田焼約3,000点で再現しています。
 18世紀初頭まで磁器を作る技術が無かったヨーロッパでは、東洋の磁器が大変珍重されていました。
 オランダ東インド会社により長い航海を経て運ばれてくる中国や日本の磁器は、食器としてだけではなくインテリアとしても愛好されました。
 磁器による室内装飾は、オランダを中心として始まり、ヨーロッパ各地へ広まりましたが、特にドイツなどでこのような磁器の間として発達しました。
 壁面に白磁の観音像や布袋、丼を被った中国人像が置かれ、壁の下方には中国の美人図を描いたパネルが嵌められるなど、シノアズリー(中国趣味)の流行を窺わせる飾り付けになっています。
 バロック様式の室内にシノアズリーを採り入れ、磁器による装飾がより効果的に演出されています。」

この磁器の間こそ館のメインコーナー!
ここを鑑賞できるだけでも、入館料払って良かったなと思えますよ。(とくとくチケット対象施設です)
元の間を造った初代プロシア王フリードリッヒⅠ世(その妻ゾフィー・シャルロッテが東洋の磁器をこよなく愛してたらしい)も凄いけどさ、器形・文様まで忠実に写した現代の有田焼約3,000点でもって再現したハウステンボスも凄いよ。(金メチャクチャかかったろうな~)
更に鏡張りにして反射させる事により、壁を埋める磁器と黄金色の煌きが無限に続いてる様に見えるのです。
有難い事に(ハウステンボス所蔵の為か)撮影OKなので、入館の際は是非記念にお撮り下さい。



↑ちなみに天井画も負けず劣らず芸術的、まるで聖堂の宗教画みたい。

「天井画は八頭立ての戦車に乗った曙の女神エオスが中心に描かれ、その周囲にヘリオス(太陽神)、セレネ(月の女神)、クロノス(農業神)等が配されています。」

館の為にわざわざ描いて貰ったとの事、徹底具合に感心してしまう。

第2室…は残念ながら展示品が無くなってた。
以前は伊万里最盛期と言われる元禄期の作品80点を展示してたと記憶してるのですが。
一部はパレス美術館の方で展示してるのを時折見受ける。

伊万里焼は佐賀県有田地方で産する磁器の総称、伊万里港から積み出された事が名称の由来だそうな。
ウィキによると「有田焼」とは佐賀県有田町で生産される磁器を指し、「伊万里焼」は三川内焼や波佐見焼を含め備前磁器全般を指すという考え方も有る――「伊万里」の名の方が外国で高評価受けてるから、ちゃっかり含めちゃえ~という考えが読めなくもない。(笑)
ちなみに三川内焼・波佐見焼こそ長崎で生産される陶磁器で、ハウステンボスでもビネンスタッド地区、ホーランドハウスや島等で扱ってるもよう。
白磁に藍で絵付けするのが特徴で、評価としては有田焼より低く見られてる。
その分安価で売られてるから手に入り易いです。
「古伊万里」とは伊万里焼の初期の物、江戸期の柿右衛門作品を指す場合が多いよう。

個人的には香蘭社(佐賀県有田町に本社・工場を置く世界的に有名な磁器メーカー)作の磁器が好き。
ハウステンボスでも商品を並べてる。
昔買ったチューリップカップ(頁下の写真)、未だ大事に仕舞ったまま使ってない。(意味無い)

    

【第3室:幕末明治の伊万里】

「18世紀中頃になると、オランダ東インド会社の日本からの公式輸出が止まり、中国窯業の復興とヨーロッパにおいて磁器生産が盛んになった事も影響して、伊万里は世界の桧舞台から暫く影を潜めました。
 しかし、文久2年(1862)ロンドンで開催された万国博覧会において、駐日総領事オールコックによる伊万里を含む日本の美術工芸品の紹介を始めとして、世界各国で開催された万国博覧会に伊万里が出品され、脚光を浴びるようになりました。
 明治時代に入ると、技術革新や原材料の改良などにより、以前よりも大きく鮮やかな色彩の文様に彩られた磁器が多く作られるようになり、伊万里は再び海外で高い評価を受けるとともに盛んに輸出されるようになりました。」

人の身長程も有る大きな花瓶(?)が並んだコーナー。
第3室を最後にUターンし、出入口に戻って外に出た。



↑美術鑑賞後は港町の花屋「キューケンホフ」によって花観賞。
ここの店前にも綺麗な薔薇の鉢植えが沢山並んでました。



↑お昼はフォレストパークのトロティネで取る事を決めてたのだけど、まだ開店まで間が有った為その周囲のフォレストガーデンを散歩する事に。

                   

              湖畔のレストラン前に広がる絵画の様な風景、フォレストガーデン。

    

記念撮影するお客の為に、湖の前には赤い薔薇と共に、ベンチが並べてあった。
非常に人気の高い撮影場所で、ひっきりなく人が来て、しかも長時間居座る。
この2枚の写真は実は昼食後、人が退いたのを見て、素早く撮った物だったり。
セッティングしたスタッフは甲斐が有ったと、さぞ喜んでる事でしょう。

    

トロティネ前のガーデンには主に香り高い薔薇を植えてるとの事。
薔薇以外にも、ホタルブクロ等の可憐な小花が、繁みの中、顔を覗かせてる。

    

通り道を塞ぐ様に咲き乱れる初夏の花。

    

極力踏まないよう気を付けながら、湖岸の細い路を歩いて行くと、湖の中の島に架かる橋が見える。

    

ウェルネスセンタープール近くには、シェフズ・ガーデンと呼ばれる畑が広がる。
先代のローランシェフがこよなく愛してた、ハーブや野菜を植えてる畑。
ローランシェフが居なくなっても大事にしてある様で嬉しい。
右写真はベルガモット、左写真はアーティーチョーク。

                   

                   ↑カボチャの花も咲いていた。

ここの畑で収穫した野菜やハーブはトロティネ等で使われるそうな。
だから大事にしなければならない、でないと自分が場内レストランで、それを食べる破目になるかもしれず。(汗)



↑橋を渡り、島からフォレストガーデンと、ウェルネスセンターを眺める。
折り良く鴨が横並びで湖面を滑って行った。
高台の森に隠された地区の為、場内で最も静けさが守られている(筈)。
水鳥達にとっても過し易い場所なのです。
そういやウェルネスセンターのプール、今夏は営業しないんだってね~、どうせ夏行けないけど残念だ~。
あれだけ贅沢で洒落たプールは国内でも珍しいと思うので残して欲しいのだけど…。
それとも温泉でも掘って大浴場にしようって計画が密かに立ち上がってるんだろうか?

    

以前ほどではないけど、フォレストヴィラコテージの周囲にも、花は咲いております。
百合や、右写真の花は…何だろね?
訪れた時は丁度満開、遠目で観ると、枝に雪が降り積もっている様だった。



↑ホテル・アムステルダム同様、フォレストヴィラも改装工事をしとりました。
禁煙デラックスルームが誕生したそうな、機会が有ったら泊ってみたい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/fv/)
ちなみにホテル・アムステルダムの方は、改装してこんな風な部屋になりました。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/am/lar.html)
正直こちらに関しては元のまんまのデザインの方が好みだ。
ローラアシュレイってブランド、そんなに人気高いのかね?
どっちも7/15~宿泊可能らしい。





※「」内の文章はポルセレイン・ミュージアム内の説明文から引用しました。
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