瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

光る王国、燃える王国13

2012年03月04日 15時10分30秒 | ハウステンボス冬の旅行記
前回の記事を書いて直ぐに、季刊のハウステンボス会員誌「ファミリエ」春号が届きました。
それによるとサニー号の船内カフェは1階にオープンとか。
という事は、やはり1階のサンジキッチンとチョッパーの保健室が、原作通りに2階へ引越だろうか?
更に麦わらの一味のダイニングルームは船内3階と有。
新たに客が立入出来る船室を造ったんだろうか??
全ての謎は今年3/3に明かされる。(つまり昨日明かされた)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/topics7.html)
春の宣伝をし終えたところで前回の続きで御座います。



次なる目当ては16時~ワールドバザールステージで行われるミニマジックシアター。
しかしまだ30分近く余裕が有った為、途中のポルセレインミュージアムに寄ってく。
帆船博物館の隣に在るここは磁器の美術館。
17~18世紀にかけ、ヨーロッパに輸出された伊万里焼を中心に展示している。
中でも約3,000点の磁器が壁を埋める、通称「磁器の間」は必見。
鏡を効果的に用いて、より圧巻の眺めを作り出している。
さながら「黄金の間」。
他、マイセン作、磁器のシャンデリア等も見物。
私らが訪ねた時、ここでは辰年に因んで、「龍探し」イベントを行っていた。
展示品の中の龍を2つ以上探す事が出来たら、記念に磁器の間のポストカードが貰える。
時間いっぱい粘って3つ探し出したけど、受付で訊いたら全部で13有るそうな。
いや~難問だった…。(汗)
余裕がもっと有る時に再チャレンジしたいので、今後も続けて欲しいイベントです。
龍以外の図柄を問題にしても良さ気だし。

    

館を出た後、港町のバス停に丁度来たバスに乗り、ホテル・アムステルダム前で下車、大急ぎでワールドバザールに向う。
既にマジックショーは始まっていた。
現在、深夜スポットのアムステルフェーン内「ムーンシャワー」では、「Burning Magic」なる火を用いたマジックステージを開催中。(有料)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001312.html)
その宣伝にステージ出演するマジシャンが、ここで無料のマジックショーを観せてくれるのだ。
安全の為ここでは火を用いず、手品アイテムを使っての簡単マジック。
紐をステッキに早変りさせたり、

    

絡み合った2つのリングを外して観せたり、
観客に手錠ならぬ「指錠」を嵌めて貰い、見事に脱出して観せた瞬間拍手喝采。
スプーンマジックも実演、観客の中から選ばれた子供がスプーンを振ってみせる、するとあら不思議、(スプーンの)頭が取れて飛んでってしまった。
勿論ショーの前には、使うスプーンに種も仕掛けも無い事を、観客に忘れず確認させている。

    

最後はロープを観客に引っ張らせて、縄抜けを観せて下さった。
無料で観るのを申し訳無く思うくらいの好イベント。
財布の中身に余裕が有ったなら、有料ステージも観たかった。(汗)
てゆーかあまり遅くの開催だと、疲れて観に行く気が無くなっちゃうのよね…。

16:30~オークション開催するって事で、50円の焼餅入れた無料の汁粉を頂きつつ、そのままステージ席で待機。
しかし前日のオークションでの買い過ぎが祟り、母にとっては目ぼしい物がまるで無い状況。
初日から張り切り過ぎですがな。(汗)
結局この日のオークションでは何も買わずに終ったという。

    

日が落ちて空が紫色に染まる頃、今度はドムトールン下の船着場より、カナルクルーザーに乗って場内周遊。
いや、往路も復路も同じルートに変更したので、周遊にはならんか。
キンデルダイクに着いた所で、乗客は一旦降ろされる。
そうしてユトレヒト行を希望する乗客と一緒に乗り込んで、再びドムトールン下の船着場に戻ったという…ちと面倒。
日暮れ時のクルーズは最もロマンチック、特に「光の運河」が観られる冬は尚の事。
岸にかかる光のカーテンが水面を煌かせて、黄金の河に変身するのです。

    

船着場を降りて港町に戻る頃には、建物や並木に目映い光が点っていました。
イルミネーションが点った夜のホテル・ヨーロッパはまるで宮殿の様。
そしてPC画面で観て右側の写真…赤丸で囲んだ箇所に注目――猫が横切ってます。
海が近いせいか、ハウステンボスでは猫を頻繁に見かける。
過去にも何度か見かけた。(証拠物件その1その2
ペット同伴可になったとはいえ、写真に捉えた猫達に同伴者は居ないだろう。
残念ながらこの時は足早に過ぎ去ってしまったので親睦は図れず。

    

ところで前回冬はスリラーエリアの並木が青色だったんだけど、今年は港町の並木が青色に輝いていた。
港町=海=青(蒼)のイメージから、その様に変更したんだろうか?
んで今年のスリラーエリアの並木の色はピンクだったっけな…。
本音を言えば並木のイルミネーションカラーは、シャンパンゴールドで全部統一して欲しい…今の様な色の洪水は下品に感じなくもない。(汗)
パレス参道の並木は例年通り金色でホッと安堵。
写真の通りパレス参道と港町との境い目で、金と青とに色が綺麗に分かれてるのが笑える。

    

しかもその境い目に、本当だったら青い筈の木が、1本だけ金色だった。(笑)
他とは違う自分で居たかったのかもしれん。

    

金の並木を潜り抜けた先に現れるのは黄金色の宮殿。
中へ入るのは有料、正門右横の自動券売場でチケットを購入し、受付に渡す。

    

今年も変らず美しい光のパレス、星屑を鏤めた様な前庭。
1月は光と炎の王国という事でか、宮殿への正道脇にかがり火が燃えていた。
宮殿正面には見覚えの有るハートやらペガサス、前回はアートガーデンと入国ゲート前に飾ってあったなと。(笑)
カップル客が記念撮影する用に置いたんだろうけど、正直安っぽいんでこれは止めて欲しかった。
昼間観ると益々安っぽくて惨め。
完成されたパレスに過剰なトッピングは不要かと。

    

パレスハウステンボスのイルミネーションは2000年に照明普及賞を受賞している。
それ以前にもドムトールンのイルミネーションが1998年に同賞を受賞。
2003年にはビネンスタッドに建つスタッドハウスが同じく受賞。
2004年には「光の運河」が優秀照明施設九州支部長賞を受賞。

広く評価されてるハウステンボスイルミネーションの中で、自分はこの光のパレスが最も素晴しく美しいと思う。
他観光地では観られない、光の街のシンボルと呼ぶに相応しい。

宮殿の中に入って外へ出れば、その思いは一層強まる。
庭一面に描かれた光の刺繍絵。
U字型に周りを囲むトンネルを潜れば、星空に吸込まれる様な感覚を覚える。
後庭の中心を走る噴水脇には椅子とテーブルが置いてあった。
外で腰掛けたら寒いだろって?――大丈夫!ストーブ建てられてるし、中でブランケットやクッションを無料で貸し出してくれる。
中に在るカフェで温かいドリンクを買う事も出来るしね。

しかし多くの人は階段上って2階テラスから観ていた。
後庭のイルミネーションは10分毎にかかる音楽に合せて変化する。
その名も「ジュエル・イルミネーション・ショー」。
今年は前回の反省からか(笑)、穏やかな音楽を使っての2バージョンだった。
パレスでかけるなら、今回の様な曲主体の方が合ってる気がします。
しかし10分毎に始まる為、庭を1周する間も無く次曲が始まり、何となく忙しなく思う。(笑)


庭から眺める光のパレス。

1番目の曲も優雅だったけど、段々と盛り上がる曲調の2番目が好きだった。
冬の間820万級もの光を灯してた「光の街」も今日でサヨナラ。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari2011/)
続く春には「花の街」が開幕致します。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/tulip2012/)



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