瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

花咲く春よ来い

2020年02月25日 23時28分31秒 | 旅の覚書
3連休の最終日、出掛けるには打って付けの快晴だってのに、コロナウイルスのせいで何処にも行けずに終わった。
天気が悪かったなら諦めが付くだろうに…天の神様は意地悪だ。
せめて記事の中でだけでもパーッと明るく華やぎましょう!――ってなわけで前回に引き続き花写真をアップ。
今回は2月14日~21日迄東京ドームで開催された、「世界らん展2020ー花と緑の祭典ー」に行き、撮影した物です。
有料のイベントなのですが、去年同様、読売新聞購読者特典って事でチケット貰いました。
コロナウイルス騒ぎを受けて、会場入口には消毒液が用意されてましたよ。
去年に比べ客の数が大分少なく感じられた様な…1週遅れての開催だったら、記念すべき30周年イベントと言えど、中止になってたかもしれません。
 
会場に入って目を惹かれたのが、満開の桜の如きシンボルモニュメント、「桜蘭」。↑

↑「オンシジューム」と呼ばれる蘭100万輪で作ったのだそう。
近くより遠くからの方が、桜らしく綺麗に観えました。
夜はライトアップされ、レーザー光&音の演出で天井にオーロラが浮かぶ等、更に幻想的な光景が楽しめたらしい。
残念ながら時間の都合がつかず観られなかった…。
 
↑シンボルモニュメントの下には、今年のらん展で日本大賞を受賞した、「パフィオペディラム・ツクバ・スウィート ‘ヒサシ’」――舌がつりそうな名前の蘭だ。(汗)
(PC画面で観て)その隣の写真は、トロフィー賞を受賞した蘭の中で個人的に気に入った作品。
実は胡蝶蘭等、一般的にイメージされる派手な花弁の蘭は、私あまり好みでないのです。
このトロフィー賞作品は、星型に似たオレンジの花弁が一般的な蘭から外れる奇抜さで面白いと感じました。

↓イベントで毎回楽しみなのが、「ディスプレイ部門」。
数種類の花や草木を用いて表現された各作品の世界観が楽しめる。
 

 

↓最優秀賞を受賞した「魔女からの招待状」――花と緑に埋もれた怪しい一軒家、如何にも魔女が住んでそうな雰囲気です。
 

 

 
↑制作したのは「相模庭苑」と言う造園会社だそうな。
烏に箒に骸骨黒板といった小道具が物語を想像させます。
会場内で最もギャラリーに囲まれてた印象、納得の最優秀賞作品です!

↓個人的ベストタイトル賞、「至福の一時」。

開放感溢れるプライベートルーム(トイレ)から眺める美しいガーデン…ちょっと開放的過ぎる気するけど。(笑)
トイレに駆け込み間に合った瞬間の心象風景を具現化した様にも思える。



 
↑和の庭園続きですが、この2枚は別々の作品です。

↓うねる海の波を蘭で表現したこちらのディスプレイもダイナミックで素敵。
 

 

↓去年同様、振袖&蘭で表現した假屋崎省吾氏プロデュース作品。

他、志穂美悦子氏、竹谷仁志氏、IKKO氏、日本活け花三大流派、華道家元池坊、いけばな草月流、いけばな小原流がプロデュースしたブースも有。
去年とほぼ同じ布陣…呼ばれるゲストは毎回決まってるんでしょうか?

↓「女性駐日大使のテーブル・ディスプレイ」コーナーで個人的に気に入った3作品。
 


ヨルダン・ハシェミット王国の和風テーブル・ディスプレイ…筆書きで「平和」の掛け軸が趣き有る。
レソト王国とサモア独立国のテーブル・ディスプレイは、トルコ石をイメージさせる様な青い蘭に目が奪われた。
レソト王国が何処に在るか解らず検索したら、南アフリカ側の小さな国らしい。

↓「沖縄美ら海水族館」も去年に引き続き参加、巨大水槽ディスプレイの隣には沖縄物販ブースが設置され、呼び込み役の店員がウクレレを奏でてました。


↓多肉植物を集めたコーナー、「TANIKU・FANTASTIC」。
多肉植物とは肉厚な茎や葉に水を貯める性質を持った植物の総称で、主にサボテンやアロエが有名。
 

 

 


巨大サボテンが陳列された砂漠ブースも人を集めてたけど、来場者参加のフォトコンテスト作品が超キュートで若い女性達に大人気でした。
ドールハウスの世界で森を表現してみたり、果物の様な色合いを活かしてケーキ風にデコレーションしてみたり、どれもアイディアが素晴らしい。
最もフォトジェニックなコーナーでした。

↓蘭の花を採り入れデザインした「ハンギングバスケット」部門より、個人的に気に入った作品。
 

 


「ハンギングバスケット」とは壁に飾れる花の寄せ植えの事。
まるで飛び出す額絵、月見をイメージした作品が特に好きです。

↓「フラワーデザイン部門」より、個人的に気に入った作品。
 
紫系でコーディネートした花で御簾越しの麗人をイメージした作品のタイトルは、源氏物語に登場する「紫の上」↑こちらにもベストタイトル賞を差し上げたい。
 

 
↑パウダーケースに花弁を容れて並べるというアイディアが斬新。
 

 

↓「Japan・Botanical・Style」…昨今、国内外で人気の盆栽が集まるコーナー。
 
入口ゲート近くというのも有り、人集りが凄まじかったです。
 

 
令和の語源になった「万葉集」の世界を、東洋蘭や盆栽等で表現したのだとか。
盆栽では定番の松の他、梅に橘…深山カイドウ?
日本の春と言えばやはり花見…早く安全に楽しめる様になれば良いのに。
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関東東海から花の便り

2020年02月23日 15時49分52秒 | 旅の覚書
2月に入ってから更新止まってますが、ただサボってるわけではありません。
裏でせっせこ修正したり写真を追加したりしています。
一年前の神田川記事とか…実は最近になって橋の数え間違いが有った事を発見。
実際より1つ少なく数えてる事に、今の今まで気付きませんでした、済みません。(汗)
記事は既に修正済ですが、謹んでお詫び申し上げます。
偶然ここの記事読んだ小学生が、「神田川に架かる橋の数知ってるか?142有るんだぜー!」とか、友人相手に誤った知識をひけらかしてない事を祈る。(汗)
恥ずかしくて過去記事は滅多に読み返さない、でもミスとか沢山有るんだろうな~と思うと、最初から修正し捲りたい欲求に駆られる。
今後更新止まった際は、過去記事修正期間に入ったんだなとお考えください。(ただサボってる可能性も有り)

前置きが終了した所で、今回のテーマは「花」。
近頃コロナウイルスのせいで雰囲気暗い為、花の写真でパーッと明るく参りましょう。
先日、サンシャインシティ開催の「第69回関東東海花の展覧会」に行って来ました。
毎年サンシャインで開催してる無料の展覧会で、主催は関東&東海の花木生産農家の皆さん。
 
中心で音頭を取ってるのは千葉県の花農家組合らしく、会場の入口側には真っ赤なカーネーションで形作られたチーバ君が立っていた。
千葉の花農家は去年台風で甚大な被害に遭われたじゃないですか…そのせいで今年の関東東海花の展覧会は例年より寂しい規模に感じられました。
↑入口の「花の万華鏡」コーナーでは鏡を使って花の数を多く見せる工夫を凝らしてたけど、例年よりスカスカに空いた空間は誤魔化し切れるものじゃなかった。
 

 



 

 

 

 

2015年の同展覧会写真と比べると圧倒的に花の数が少ない事が解る。
 

↓「県ごとの展示ブース」
 

 

 

 

 

 

 

 



↓「フラワーアレンジメント」コーナー
 

 



 

 
台風が去った後に残った花を育てて、どうにか展覧会を開けるだけの本数を用意したのかなと…想像すると涙出る。
どうか来年は花見を心から楽しめる平和な春を迎えられますように。
次回は東京ドームの花イベント写真を上げる予定です。
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