瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

光る王国、燃える王国11

2012年02月26日 18時08分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
先週木曜に放送した「カンブリア宮殿」は、ハウステンボスがテーマでした。
正確には「一度も黒字化した事の無いハウステンボスを立ち直らせた敏腕社長」がテーマ。
現社長が来る以前からファンだった自分には、正直なところ少しムカつく内容だった。
ビジネスに成功した者を呼び、如何に成功したかを美談にして語るというのが、「カンブリア宮殿」という番組の方針。
解ってはいるけれど、その為に「現社長が来る以前のハウステンボス」を否定する作り方は好きになれない。
枯れた花なんて、どう見ても番組の為に仕込んだ物だった。
年間の約半分をハウステンボスで過ごし、足繁く園内を廻っていると言う社長が、あそこまで枯れた花に気付かずいるなんて、逆におかしかありませんかね?
あんなカラッカラになるまで何日かかると思う??

旧ハウステンボスの名誉の為に言わせて貰うけど、大変な時期でもここは枯れた花で客を出迎えたりして来なかった。
ブルーケレンやフォレストパークなんか、むしろ以前の方が花に溢れてたくらいで、それはここのブログに有る以前の写真と見比べれば解る事。
イルミネーションに花火ショーは元からここの名イベントだったのに、番組観ただけじゃ現社長就任時からやり始めたみたいじゃないか!

今の社長には感謝してるし、やり手な事も認めてる。
以前のハウステンボスは凄い事をやっていても、それをお客に解らせる努力を怠って来たと思う。
その点、現社長は観せ方が巧い。
園全体ではなくポイントを絞り、そこをド派手に演出する事で解らせる。
でも本当にハウステンボスに客を集める積りなら、旧時代のハウステンボスを否定するのは賢くない。
ハウステンボスを知らない人間があの番組を観たら、現社長には好感を抱いても、ハウステンボスその物に対しては、「サービス悪かったテーマパーク」というイメージを持つだろう。
「花の枯れたテーマパーク」なんて、イメージダウンにしかならんわ!(本当は森の広がる美しいパークなのに~)

それと最後に紹介してた上海行きの船…佐世保は造船の街なんだから、地元の造船所に頼めば良いじゃない。
そうすりゃ佐世保の経済活性に繋がっただろうに。
船は安全が第一、ケチってトラブル起きたらどーすんだか…。(汗)
※船の件について「番組で放送された内容と真実は違う!」という御指摘がコメント欄に寄せられました。(↓)
教えて下さった方、有難う御座いました。
浅慮から出た発言、謹んでお詫び申し上げます。

番組の感想は一旦置いて、前回の続きです。
愚痴って疲れたんで、こっからは写真中心で参りましょう。(汗)


ランチを食べた後はビネンスタッドのワイン専門店「ディオニソス」へワインを買いに行った。
買ったワインは自宅へ配送をお願いし、次はサニー号に乗ろうと港町へ。

    

次便は15時だったので、先に港に繋留されたデ・リーフデ号に乗る事にした。
1598年(慶長3年)オランダのロッテルダムを出航、22ヶ月かかった末に日本へ漂着した帆船「デ・リーフデ」。
言わばオランダと日本との交流の架け橋。
ちなみにデ・リーフデ号の他、4隻の帆船も共にオランダを出航。

・デ・リーフデ(=愛)
・デ・ホープ(=希望)
・ヘット・ヘローフ(=信仰)
・デ・トロウ(=誠実)
・デ・ブライデ・ボートスハップ(=福音)

航海の目的は新ルート開拓、マゼラン海峡を渡って東インド諸島へ向い、辿り着いたのは前述した「デ・リーフデ」のみ。
「愛」だけが残ったなんて出来過ぎたドラマである。(笑)

    

ハウステンボスに在るデ・リーフデ号は復元帆船。
ロッテルダムのプリンスヘンドリンク海事博物館所蔵の模型をベースに設計したそうな。
つまり本国にも存在しない、ハウステンボスでしか観られない物。

以前はショーの為の舞台背景として利用され、船内に入れはしなかったんだけど、現在は有料(とくとくチケット対応可)で乗船出来る。
但し動かない、観て廻るだけ、しかし内部まで細か~く造ってあり、観る価値充分。
実際に走らせようと思えば出来るんじゃない?

    

大航海時代の帆船って装飾がお洒落だなぁと感じる。
甲板登ると見晴らし良く、斜めに傾いてる為、結構なスリルですよ。
写真撮影には絶好のポイントでしょう。

    

丁度甲板居る時、海を走る水陸両用バスと出くわした。
哀しいかなオフシーズン、今日も乗客は3人だけだった。(汗)
オフシーズン中は千円位に割り引いたらどうだろう?そしたら乗るのに。

    

船室に入れはしないもよう。
舵輪も…回せないんじゃないかと…貴重な歴史帆船のレプリカだから、ペタペタ触るのは躊躇われた。(汗)
乗船許可は嬉しいけど、子供に悪戯されやしないか心配。(汗)
そういう意味では、いっそこちらこそ料金高めに設定した方が良いんじゃないかと。

    

船から見下ろす港町スパーケンブルグ。
PC画面から見たとして左はシャボンディハウス、ワンピースをテーマにレストランとショップが入ってます。
レストランのメニューは来た時と較べ、若干変更されてる。
私らが行った時はハンコック様をイメージした料理等が入ってた。
ロビンをイメージした料理やデザートは未だ登場してないというのに…。(涙)
ゾロも「鬼斬り(おにぎり)」以降出てない、他のクルーのは登場してるのに…誰か2人をイメージした料理かデザートを出してやってよ~。
マリモ饅頭とかマリモ羊羹とかマリモわらび餅とか、薔薇ムースとか薔薇サラダとかバラ肉ステーキとか、その気になればアイディア色々出るじゃんよ~。(売れるかは知らん)


船の乗(下)船口には鐘が吊るされている。

デ・リーフデ(愛)の名前にあやかり、カップルで鳴らせば、幸せになれる(かもしれない)。

    

現在港町スパーケンブルグは、8割がたワンピ村状態。
シャボンディハウス外にはキッドやローの等身大フィギュア、麦わらの一味の立て看板が飾ってある。


ハウステンボスに来たらルフィ達と記念撮影、約束だ!

ちゃんと2年後バージョンに変っているのがファンには嬉しい。

    

近くにはミホークの船、エースの船も展示してあった。
震災で予定遅れてたけど、漸く完成したんですね~。
ちとちゃちく感じなくもないけど(笑)、子供達には人気を博していた。
でもミホークの船なんか、原作読むともう少し大きかったイメージ…。
こんな船で大海を渡る2人は流石の大人物である。(笑)(エースの場合これで渡るんじゃなく、他海賊船に密航してたんだがな)


コメント (4)
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