瀬戸際の暇人

春まではミスドとハウステンボス旅行について纏める予定…

09年冬、ハウステンボスが灯す光11

2010年02月27日 21時21分09秒 | ハウステンボス冬の旅行記
失礼を承知で言うと、私はプロ野球以外のスポーツに、あまり興味を持ってない。
したがってバンクーバーオリンピックも眺めるだけ~って感じだったんすが、流石に昨日の女子フィギュアの結果は気になりました。
1位~5位までアジアの選手がほぼ占めるって、伊藤みどりちゃんの時代を考えると、凄い快挙じゃないっすか?
未来ちゃんはアメリカの代表選手だけど、日本人だし。
巧い選手が同時代に集合すると、涙を呑む選手が出て可哀想だが、互いに切磋琢磨してレベルは上がるし、観る方は楽しいんだよなぁ。
金ちゃんだけだったら注目しなかったし、真央ちゃんだけでも夢中にならなかった気がする。
なんだか「ヒカルの碁」って懐かし漫画を思い出しちゃったよ。(笑)
神の一手、もとい神の座に着くには、独りじゃ駄目なんだなぁと。
次回オリンピックでも2人の対決を楽しみたいので、金ちゃんには引退しないで欲しい。
勝ち逃げなんてズルイじゃないすか。(笑)

それにしても昨日の夕刊、1位金ちゃん2位真央ちゃん3位ロシェットさん、5位美姫ちゃんの名前が載ってたのに、4位の未来ちゃんの名前は無し。
酷ぇな、読○新聞。(笑)
アメリカ代表選手でも日本人なのに、華麗にスルーしてる日本のマスコミは冷たい。
フリーに限れば彼女の演技はロシェットさん以上だったように私には感じられた。
次回オリンピックでは日本にとって脅威になるかも。

しかし昨日は凄かった。
ウチの会社昼間ガラガラ、会議でもないのに上司の姿が消失。
同じ頃きっと銭湯もガラガラだったろう。
改めて女子フィギュア人気を思い知った1日でした。

といった所でオリンピック話終了、此処からはハウステンボス話で、前回の続きです。



カナルクルーザーを降りて、今度は徒歩で光の運河を廻りました。
真っ黒な水面はまるで鏡、チカチカ光が瞬く金の河。
夜、橋の下を通る人は少ないので、ゆっくり撮影が行えるのも良い。
時折光を纏ったクルーザーが通り過ぎるだけ、静寂に浸ってると此処は本当に日本なのか疑いたくなる。
運河が交差するジョーカー橋まで歩いて来た所で上階へ、すると暗闇から名前を呼ぶ声が聞えて一瞬びびった。
声の主は勿論母、自転車でホテルに戻る途中、対岸に私の姿を見付けたんだそうな。
近視の筈なのに、良くぞ見付けたもんだ。
まぁ一緒に暮してるから、歩き方で判ったのかも。
全日空ホテルのコンビニに行って来たと言う母は、今夜の御飯とおかずを抱えていた。
って今夜もホテルの部屋でチープディナーですか。(汗)
まぁそれはそれで楽しいんで構わないけど。
運良く私を見付けた母は、預かってたカードキーを受け取り、一旦ホテルに荷物を置きに帰ったのでした。



↑私は別れた後も散歩を続け、19時になる少し前に光の教会横のステージへ。



↑ハウステンボスのクリスマスショーは、歌とダンスで繰広げられるステージ。
点灯式でも登場した歌のお兄さん&お姉さんが、「ママがサンタにキッスした」等のポピュラーなクリスマスソングを歌う。
その後外国人の歌&ダンスのグループもステージへ、司会役のお姉さんの歌声も澄んでて綺麗だったけど、このグループの歌とダンスが正しくプロの迫力で巧かった。



↑ブギウギショーと言うプログラム名通り、19時~のショーはアップテンポな曲中心。



↑やるだろうとは思ってたけど、マイケルのコスプレで彼の様に歌ったり踊ったり。
観る前は去年まで恒例だったゴスペルショーの方が良かった~なんて考えてたけど、この年のクリスマスステージに登場したグループも、同じ位客のノセ方が巧かったです。
しょっちゅう観客席に下りて来ちゃあ、ダンスを教えてくれたり手を合わせたり。
で、男性女性共にスタイルが良くて惚れ惚れしました。

ショーは約30分、一旦休憩を挟んで、今度は20時~サルサパーティーをやると言う。
合流した母と一緒に、その間ビネンスタッド地区の土産屋を観て廻って、時間を潰しました。



↑マルシェ・ド・パラディ側の通りに続く、レモンイエローの街路樹。
あちこち店をうろついてる所へ、再びステージの方からショーの開始を告げるアナウンスが。
それを聞き、母と2人急いで観客席へと戻る。
暖かいストーブの周りには、既に人垣が出来てました。

そして始まるセカンドステージ――なんだけど、毎度の事ながらカメラの充電が切れた為、ショーの写真は撮れずに終った。(汗)
ポップいファーストステージに較べて、セカンドステージはしっとりした雰囲気。
女性陣は露出の多いセクシーなドレスに着替えて登場、男性陣と組んで情熱のバレェをダンシング。
ピンクライトに照らされ益々アダルティ、ファーストステージもそうではあったけど、クリスマスソングは最初の方だけで、中盤は普通のポップスを歌ったりと、枠に囚われない構成でした。
アダルトを匂わせる一方、歌のお兄さん&お姉さんの指導で、客も参加してのダンスコーナーを用意。
気分は教育TVのお遊戯番組、ちょっぴり恥ずかしかったです。
ラストは振り出しに戻って「サンタが街にやって来た」等のクリスマスソングメドレー、景気の悪さを反映した様な、最近では珍しい地味なステージだったけど、なんかハウステンボスの原点に戻った気がして楽しめたです。
ステージに上がった人達は、歌も踊りも文句無く素晴しかったし。

ラスト近くになって、母が頻りに時間を気にし出した。
理由を訊いたら20時半までに借りた自転車を返却しないといけないとの事。
そうだ、すっかり忘れてたが、母同様に自分も借りた自転車を乗り回していた。
てゆーかもっと早く言ってくれ。(汗)
という訳で最後までステージを観る事が出来ず残念だったけど、2人大急ぎでアクティビティセンターまで返しに行ったのでした。

返却に来た私らを迎えて下さったのは、クリスマス人力車で場内を廻ってた、外国人スタッフの方でした。
クリスマス人力車と言うのはですねぇ…説明が難しいんですが、客を乗せる為の2人後部座席付三輪車で、車体や幌にはクリスマスデコレーションが施された代物です。
運転席の前にはトナカイの首が付いている。
乗り回すとリンリン鈴が鳴るように出来てて、思わず目が惹き付けられたという。
この記事の写真に小さく写ってる…センターの入口前に駐輪してあるのがそう、結構人気を呼んでました。
ひょっとしたら今頃はチューリップ人力車に変身してるかも。(笑)



↑自転車返却後、20:45~の花火を観ようと、そのままスパーケンブルグで待つ事にしました。
既にデ・リーフデ号前のグリーンステージ正面には、デッキに座って待っている大勢の客の姿。
前日の3倍近くは居た気がする。
新花火ショー「グリーン・シンフォニー」は、サックス演奏を楽しむなら、ステージ正面に座って観るのがベター。
花火は海を正面に立って観るのが、1番綺麗に楽しめるんだけど。
この夜観たのは中華やサンバのリズムが楽しい帰港編。
前奏は「ホワイトクリスマス」で御座いました。
出港編→帰港編と観られたのは運が良かったと思う。

風は穏やか、晴れた夜空には、月と星がくっきり。
金星はアクティビティセンターの屋根の上で煌き、(多分)北極星はドムトールンの後ろで輝いていた。
カシオペア座まではっきり判ったもんなぁ。
天体観測するのにもってこいの夜でしたよ。



↑花火観ている間暖を取る為に、オレンジ広場に停まってた移動式屋台「CAFFEST」で、ホットキャラメルミルクを買って飲みました。
キャラメル味で甘かった。(当り前)
「CAFFEST」は飲物の種類が豊富で、自分は結構気に入っている。
昼の間は出国棟前、夜はオレンジ広場で営業してる事が多いけど、パレス内の庭で営業してた事も有ったそうな。
車だからね、フットワークの軽さが魅力の店なのです。
詳しい情報はまったりさんのブログを御覧下さい。
沢山のメニューを揃えていながら、慣れた手付きで客の注文通りに作って見せる、マスターのプロの技に感心しちゃいます。

花火鑑賞後は寄り道せずにホテルに帰りました。



↑最終の夜だし、思い残す事の無いよう、場内のイルミネーションを満喫したい気持ちは有ったけど……疲れたもんで。(汗)
明日帰る仕度もせねばならんし。
やっぱりハウステンボスを楽しむなら、最低でも3泊は必要だなぁ。

とか言いつつ実は1箇所寄り道した。



↑アレキサンダー広場で営業していた移動式屋台の内の1つ、「ザ・フライヤーズ」で粒たっぷりコーンスープを買って行ったのです。
「ザ・フライヤーズ」のメインはナゲット等の揚げ物だけど、冬季は温かいスープも登場して人気を呼んでいた。
母が選んだのはクラムチャウダー、他に完熟トマトポタージュ、卵スープ、ほうれん草とベーコンのスープも有ったらしい。
280円という値段の割には具沢山で、とっても美味しかったですv
寒い夜だから尚の事そう感じたんだろうけど、インスタントっぽい味じゃなかったのに感動した。         
他メニュー等については再びまったりさんのブログを参考にどうぞ…毎度お世話になります、まったりさん。

この日の夕食は部屋に戻って、このスープと母が買って来たおにぎり、ヨーグルト、薩摩揚げ、サービスのフルーツ、安上がりで御免なさい。(汗)
けど敢えて高級ホテルに泊りながら、こんなディナーも良いじゃない。

ホテル玄関前にはサンタが乗って来たと思しきキラキラタクシーが停車してました。
オークラウンジでは「サンタさんのお話タイム」が、この夜も開催されたのでしょう。



】 
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09年冬、ハウステンボスが灯す光10

2010年02月21日 18時15分36秒 | ハウステンボス冬の旅行記
もう何十回となく観てるけど、金曜の夜はナウシカを観ました。
世界が黴で覆われるって設定、やっぱ凄いなぁと感心してしまう。
前に黴の恐怖とか何とか、そんなテーマの番組を観たけれど…腐海ほどではなくても、黴が撒き散らす胞子が元で、生物が病気になる例は多々有るらしく。
んでまぁその番組中でも語っていた事だけれど、本来黴自体には毒性が無い。
それが空気や土壌等の汚染が原因で、強い毒性を持つようになった、と。
「汚れているのは土なんです!!」…いやぁ、ナウシカの台詞が耳に痛いっすね。

もう1つ、これは前にTBSで放送してた、神々の何ちゃらってネイチャー・ドキュメント番組で流してた内容っすが。
或る所に塩で覆われた大地が在る。
人間の環境破壊が原因で、水が干上がってしまい、土が死んでしまったんだと。
塩害ですな。
当然植物は殆ど育たない。
植物を餌にしてる草食動物も寄り付かない。
草食動物を餌にしてる肉食動物も寄り付かない。
正に死の大地、ところがそこに1本の木が立った。
木は塩分を含んだ水を根っ子から吸い上げる。
吸い上げた塩水を飲みに、ラクダが寄って来るようになった。
ラクダにとって塩水は、疲れを取るのに絶好だった。
塩に覆われた死の大地でも、植物は根を下ろす。
そして何千年かけて塩水を汲み上げ、土を浄化して行く。
土から塩分が薄まった頃、そこには森が広がっているだろう。
という事は雨も降るだろう。
木陰で休もうと動物も寄って来るだろう。
こうして再び土地は蘇る、そんな話。

いや~まんまナウシカみたいだなぁと感動してしまった。(何処までもアニメファンな感想)
此処でエコロジーについて語る気は無いけど、植物の持つ力が羨ましいなと思ったりする。
凛と伸びた背筋は流石人間の先輩、背負ってる歴史は伊達じゃないのだなと。

といった所で御安心下さい(汗)、こっから先は何時ものハウステンボス記事で、前回の続きです。



別れる前に母とは待ち合わせの時刻と場所を決めていた。
ホテル・ヨーロッパ内のアンカーズラウンジに16時。
そこで一緒にケーキを食べる事になっていたのです。

という訳でニュースタッドからスパーケンブルグに移動しました。
自転車だとあっという間です。



↑綺麗な三角を形作るギャザリングツリーが飾られたオレンジ広場。



↑広場から続くデッキに繋留されたデ・リーフデ号。



↑そのデ・リーフデ号前に造られたグリーンステージ、昨夜は此処でサックス奏者が花火前に前奏を披露して下さいました。



↑デ・リーフデ号に対面するよう店を構えるアクティビティセンター。
レンタサイクル等場内宿泊者が楽しめる数多くのプログラム受付場所なのは既に説明した通り。
冬季限定で「かき焼きテラス」がオープン、九十九島名物の牡蠣を1kg1,000円(炭代として+200円)、バーベキューで味わえる。
と春を間近に宣伝しても遅いですが(汗)、今年は2/28(日)迄…まだ間に合う!
牡蠣を腹いっぱい食べたい人は、家族連れてお越し下さいませ。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/topics/09win_oyster.html)
私らが行った1日目は閑古鳥が鳴いてて店員さん寂しそうだったんすが、2日目は夕方には完売しちゃってました。
金曜の夕方位から客が増えて来たんですよ。
で、3日目の土曜は凄まじく混雑してたんで、多分直ぐに完売しちゃったと思う。
牡蠣焼きテラスはハウステンボス恒例冬の名物で、偶~に朝市でも行われたりする。
冬は牡蠣の旬で、長崎は牡蠣の産地だからね、毎冬楽しみにしてるハウステンボスファンも少なくないだろう。

待ち合わせ時刻の16時が近付いたんで、アクティビティセンターの裏に建つホテル・ヨーロッパに向いました。



↑ホテル・ロビーの正面奥に在る「アンカーズラウンジ」は、優雅にお茶を飲むには絶好の場所。
私が到着した時、既に母は来て居て、注文を済ませた後だった。



↑何時もの如く船着場を眺める席に座り、母が注文したのはケーキセット、選んだケーキはレスプリ、カシスムースにナッツを鏤めた濃厚な味です。
母お気に入りのケーキで、入国した時から食べるのを楽しみにしてたらしい。
内心16時じゃ売り切れてるだろうなと思ってたんすが、幸運にも残っていました。
とは言え何度か書いてますが、好きなケーキを確実に食べたいなら、15時前には入店した方が無難です。

私はクリスマスプディングと紅茶のセットを頼んだ。
去年クリスマス限定のデザート、何故かサイトで宣伝されておらず、着いてホテルのインフォメ冊子で知り、必ず食べようと決めてたのです。

注文するとフランベ同様、店員さんが移動式の調理台を用意して、側に来られた。
そして皿に盛ってあるプディングの説明をし、ブランデーを火にかける。
忽ち立ち昇る火柱。
いやマジで店員さんの髪の毛に燃え移るんじゃないかとビビッたです。(汗)
店の方でも火事の危険が有ると考えたのか、次の日この店に来て観た時は、お客さんから離れて調理してました。(笑)
何せアルコール度数の高いブランデーを使用してるから。(値段もかなり高級だったらしい)
何時もより多く燃え上がったのにも納得。
この日私の側で調理して下さったのは、偶々周囲に客が居なかったからかも。
他客時は注意が必要なデンジャラスデザートっすな。

ブランデーのかかったプディングは、蝋燭の様に暫く蒼い火を灯していました。
英国伝統のクリスマスプディングは木の実やドライフルーツたっぷり。
頂いたプディングにも胡桃やアーモンドやレーズンがたっぷり、正統な英国の香りを漂わせつつ、日本人の舌に合わせてあり食べ易かったです。
生クリームと一緒に食べれば、ブランデーの苦さも薄れる。
良質な大人のデザートで御座いました。

季節感溢れる此処のデザートは人気が高い。
バレンタインにはチョコレートフォンデュ、春には苺のフランベが登場する予定です。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/tulip/threeberry/)
此処の店のメニューについて詳しく知りたい方はまったりさんのブログを御覧下さい。



以前と違い、ミルクが泡立ってなかった事は少し残念。
木目細かいサービスだと感心してたもので…。
てか細かい点を気にしてしまい御免なさい。(汗)

アンカーズラウンジを出た後はカナルクルーザーに乗船。



↑寒い日には有り難い、暖房の効いた船内席。
しかし私は頑張って船外で写真を撮っていた。
船内の造りも優雅で絵になるんだけどね。

現在カナルクルーザーは半周した所で一旦乗客を降ろす。
キンデルダイクステーションに降りた母は、そのまま全日空ホテルに行くからと、再乗船せずに行ってしまった。
私は残って運河を1周、



↑ドム・トールンが聳えるユトレヒトに戻って来た時、空は紺色に変っていました。
こうして今夜も現れる「光の街」――



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君と一緒に(ルナミ編-その12-)

2010年02月16日 22時57分50秒 | 君と一緒に(ワンピ長編)
前回の続きです。】





キララの出口までの通路は、模型を使った実験コーナー(?)になっていた。
1階から他の客に混じって下りて来た俺とナミは、外へ出る前に一通り観て行く事にした。
模型はハウステンボスの仕組みを解説する為に作ったらしく、話は難しくて理解出来なかったけど、すげー工夫をしているふんいきはつかめた。

コーナーにはハウステンボスのジオラマも展示されてて、初めて全体を立体的に知る事が出来た。
俺とナミがガラスのしきりに貼りついてる前で、ジオラマを照らすライトがだんだん赤く変ってく。
と思ったら今度はだんだん暗くなってって、代わりに模型の明りが点いた。
そしてまたライトがだんだん明るくなってく、朝が来たらしい。
「この街の1日を表現してるのね」と、ナミが感心したように言った。


しばらく遊んだ後、外へ出た。
目の前には運河が流れてる、とそこへ入口ゲートの側で見かけたカナルクルーザーが、ゆーっくり俺達を横切り、右岸に当たる手前でカーブした後、橋をくぐって行っちまった。

「良いなー…俺も乗りてェーなァー…」

船外に出てた乗客と目が合った俺は、うらやましくて、つい、つぶやいちまう。
ボーっと追いかけながら見送ってる内、気が付いたらナミの姿が見えなくなってた。
あわてて船がくぐってった橋の手前でナミの名を大声で呼ぶ、けど返事がどこからも聞こえない。
ひょっとして橋渡って別のエリアに1人で行っちまったのか!?
1歩渡りかけたその時、「こっち!」と後ろから声がかかった。
振り向いた俺の視線と、赤レンガの角からのぞいてたナミの視線が、1本につながる。
全身から力が一気に抜けるほどホッとした、直後腹ん中が怒りで一気にわき立った。




「おまえな!!気に食わないからって居なくなるなよ!!心配すんだろ!!」
「ゴメン、今は心から反省してる」
「いつも人の事ガキ扱いしといて、そっちの方がよっぽどガキみてーだぞ!!」
「そうね、大人気無い真似だったと、自分でも呆れちゃうわ」

赤レンガの角から続くレンガと石だたみの道をナミと歩いてく。
両わきにはレンガ造りの家がせーぜんと並んでてきれーだった。
通り過ぎるグループ客と、サンタ帽をかぶって掃除してる女が、歩きながら激しく言い合ってる俺達を、遠巻きに観察してる気配を感じた。
もっとも俺にしかられてるナミは、珍しくも素直に頭を下げている。
はたから見て、俺が一方的に責めてるだけに思えたろうな。
けど他人の目なんかどーでもいい、言われっ放しなんてナミらしくねェよ。
わめいてる内怒りは不安に変って、俺の声は次第に静かになってった。
ナミはまだションボリ頭をたれたままで居る。

「俺が船を見るだけでも許せないのか?」

ストレートに聞く、そのとたん、ナミの頭が水飲み鳥みたいに、勢い良く上がった。

「そうよ許せない!…だって、デート中に彼が他の女のコ見て、嫉妬しない彼女は居ないでしょ?」
「はっ???」

予測してなかった返しに、思わず言葉がつまる。

「女のコって…船だぜ!?」
「知らないの?英国では船の代名詞が『she』、女扱いされてる物なのよ。ちなみに海も英語で『sea』だから女、『母なる海』って言うでしょ?」
「だ…だいめいし??しーだから…女??何だァァァ???」

わざとらしくムクれたナミの顔が、舌をペロリと出した瞬間笑顔に変る。
俺はといえば意味が全く解らず、こんがらがった頭を抱えるばっか、ただナミに上手くはぐらかされた事だけは解った。
本音を吐かせなきゃケンカにもならねェ、一体どうすりゃ良いんだ?
悩んでる俺の気も知らずに、ナミはすぐ左横の建物の前で足を止めると、甘えた声で誘った。

「ここ、トリックアート館だって。入ってみようよ♪」
「トリックアート?」

ナミが指で差した家のかべには、はい登る男の絵が描いてある。
一瞬本当の人間と見間違えるほどリアルな絵だ。
興味をひかれた俺は、悩みをいったん頭の隅にどかし、ナミと一緒に中へと入ってった。

トリックアート、つまり「だまし絵」って事は知ってる。
中は美術館みたく、沢山の絵が展示してあった。
けどふつーの美術館みたいにすましてねーんだ。
向きを変えて見ると違う絵に化けたり、実は飛び出してたり、床に穴が開いてると思ったら無かったり、鏡かと思ったら違ったり。
俺とナミは色んな絵の前で写真をいっぱい撮った。
後でゾロ達に見せてだましてやるんだ。

2階のはじまで絵を見た後、トリックアート館を出て、今度は隣の「マジックミラーメイズ」に寄った。
白黒模様の迷路からウサギの足跡を追って、奥へ進んだそこは鏡の迷路。
まるで森がどこまでも続いていて、俺とナミが何人も居るみたいだ。
ジッと見てる内、背筋がゾクゾクして気持ち悪くなった。
昔から出口の見えない迷路って苦手なんだよな。

「『白黒模様』は表現としてあんまりじゃない?あれはチェス盤をイメージした柄なのよ」
「チェス?」
「ほら、『ふしぎの国のアリス』の…と言うより、続くシリーズ2作目の『鏡の国のアリス』のイメージなのね」

ナミからそう説明されても「ふしぎの国のアリス」しか知らねー俺には、さっぱり解らなかった。
「ふしぎの国」だって、ナミから聞かされた「ウサギを追って変な国に迷いこんじまうアリス」ってあらすじしか知らねェ。
なんか女向きってイメージがして、読む気がしねーんだよなァ。

「女の子向けなのは確かね。だってあの作品は、作者のルイス・キャロルが愛するアリス・リドルの為に、彼女を主人公にして書いた物語だと言われてるもの」

進む度に頭をゴチゴチ鏡にぶつける俺は、いいかげん不機嫌モードになっていた。
イライラから「女向け」と突き放す俺にかまわず、ナミは笑顔で「アリス」の説明を続ける。

「『アリス』のモデルになったと言われてるアリス・リドルとキャロルは、年が20も離れてたらしいけど、キャロルは本気でアリスを愛していて、まだ少女だった彼女にプロポーズをしたって噂まで残されてるの」
「よーするにロリコンか!」

ズバリな俺の言葉にナミが苦笑う。
苦笑った後、鏡の中に続く森に向き直って、更に話を続けた。

「…でも自分の思い描いた空想世界で、好きな女の子を遊ばせるキャロルは、相当ロマンチストだったんだと思うわ。
 作品を書いた時のキャロルの気持ちとしては、こうだったのかも――僕の世界には君が居る」


――ぼくの世界には君が要る、頭の中で勝手に変かんした言葉に、心臓がドキリと跳ねた。


鏡に映ったナミの顔はうっとり夢見る乙女で、ふだん姉の顔を見慣れてる俺には新鮮だ。
果てしなく続く鏡の森の中、重なり合って映る俺とナミ。
無性に抱きしめたくなり、背後から忍び寄った所で、鏡の中の目と合った。
パッとナミが振り返る、あせって後ろ向きで離れた俺は、足をすべらせななめ後ろの鏡に頭を激突させちまった。

「痛ェェ~!!!」

悲鳴と一緒にゴチーン!!という衝撃音が迷路にこだまする。
反動で起した頭が今度はななめ前の鏡に激突した。
再び迷路にこだまする俺の悲鳴と衝撃音。
すると側の鏡の中にウサギがボワワンと現れ、「やったね♪ぼくを見つけたから、今日は良い事が有るよ♪」という、のー天気な声が響いた。

どこがだよ!??

悲劇はくり返されるもんで、またもや反らせた頭が後ろの鏡にぶつかり、起した頭が前の鏡にぶつかる。

ゴチーン!!ゴチーン!!ゴチーン!!ゴチーン…!!

「痛っっ!!痛っっ!!痛てっっ!!痛てェ~~…!!」

まるで鏡地獄、痛みの無限スパイラルじゃねーか。
見かねたナミが笑いながら止めてくれるまで、俺の悲鳴と衝撃音は迷路内にひっきり無くこだましていた。




ミラーハウスを脱出する頃、俺の頭にはコブが10個位出来てた気がする。
後1つ体験してないアトラクションが有ったけど、疲れた俺達はバスに乗って泊まるホテルに向かう事にした。
ニュースタッドに降りて最初に寄ったチョコレートハウスの前に戻る。
来た時は腹が限界まで減ってて気が付かなかったけど、店の前に立ち並んだ木には赤くて小さな実がどっさり生っていた。(ナミは気が付いてたらしい)

「食えんのかな?」
「解らないけど…多分無理じゃない?美味しかったらこんなに生るまで放っておかないもの」
「なんだ。美味くねーんなら興味ねーや!」
「まったく浪漫の無い奴め!綺麗なんだから良いじゃない!緑の葉っぱに赤い実、まるでクリスマスツリーみたいだわ♪」

そう言ってうっとりながめるナミの言う通り、緑と赤がくっきり浮立って見える木は、クリスマスツリーのイメージぴったりだった。
弱々しくなった日の光が、冬なのに緑色にしげった葉を透かして、石だたみに影を作ってる。
腕時計を確認したら、とうにチェックインの3時を過ぎていた。







…写真は話の中に出したチョコレートハウス前の「クリスマスの樹」。
正式名はクロガネモチだそうだけど、毎年クリスマスシーズンが来ると赤い実を付けるので、そう呼びたくなってしまう。


いや~~~…本編の展開が凄過ぎて気分が重いったら。(汗)
一方でくっだらねー話を考えたくて仕方なく。
なんかまだ信じられなくて泣けんです。
戦争編が終って色々はっきりしてから、涙が零れ落ちるかも…。
もう今迄のルフィじゃなくなるんだろうなぁと思うと切ない。
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09年冬、ハウステンボスが灯す光9

2010年02月14日 18時31分57秒 | ハウステンボス冬の旅行記
新人が入って来ないんですよ。(汗)
今月末までに入って来ないとマジで仕事がパンクするってのに…逃げられるものなら逃げてしまいたい。
弱音を吐いたところで前回の続きです。



前回最後の写真は明らかに携帯で撮った物、その理由は何故か?
実は毎度の事ながら、kiraraを出る所でカメラの充電池が切れてしまったという。(汗)
ええ、もう、毎度の事ながら。(汗)
どうもねー、ズームして撮ると直ぐに切れちゃうみたいで。
しかしそれも最早懐かしく、新しく買ったカメラは電池式で長持ち。
や、最初は充電池式のにしようと決めてたんだけど、丁度セールに出てたのが電池式だったもんで。
直ぐにバッテリー切れ起しちまう旧デジカメだったが、手に良く馴染む可愛いヤツだった。
未だに捨てられずに居ます。
旧カメラへの未練が断ち切れないせいか、新カメラの方はちょっとまだ慣れてない。
次回ハウステンボス行くまでに馴染んでおかねば。
己のカメラ事情はさて置き(汗)、そんな訳でこっから暫く携帯で撮った写真ばかり、見栄え今一で済みません。

kirara館を出た後、昼御飯を食べに行きました。



↑とその前に、そろそろレンタルの終了時間が近付いてたんで、スパーケンブルグ地区のアクティビティセンターまで、2人自転車を返しに行きました。
そしてまた揃って13時~20:20までレンタルしました。
ちなみにこの写真は(言わんでも判るでしょうが)デジカメで撮った物…つまり本当はこの時間に撮った物じゃないんです御免なさい。(汗)

んでまぁ再レンタルした自転車に乗って、美味い飲食処が集合してるドムトールン下に行きました。
そこで母に和食が良いか洋食が良いか中華が良いか、はたまたイタリアンが良いかを訊いてみた。
したら何でも良いよと、けど米が食べたいよと――何でも良くないんじゃん。
店の入口前に飾られてる蝋細工の料理見本を観て廻ってる内、母の目が中の茶屋前の昼食弁当に止った。

「これが良い!これを食べようよ!」



↑という訳で2階に在る和食処、「中の茶屋」で昼御飯を食べる事に決定。
この店は特に魚料理が美味、1度閉めてリニューアルしたんですが、以前より夜メニューの値段が下がって、足を運び易くなったイメージが持てました。
20時頃より居酒屋として営業してるそうな。
靴箱が銭湯で見られる様なタイプで成る程居酒屋らしい、もっともこれは開店時からの物だけど。



↑内装もビールジョッキ片手にしたモデルのポスターが貼ってあったりと居酒屋チック。
靴を脱いで床に上がり、掘りごたつ席に座るという様式。
掘りごたつだから足を下に伸ばせて楽なんですよ。
席に着いたところでお茶をサービスして貰った。



↑カナル・ステーションを見下ろす窓からの眺め、向かいの建物はホテル・ヨーロッパ。
2階に在る為、眺めが非常に宜しい。
夜に来店して窓際席に着けたなら、運河の水面に映って揺れるイルミネーションを楽しめる事でしょう。



↑2人揃って頼んだ「本日の日替わり弁当」、弁当の上蓋を取った中には御飯魚の煮付け天麩羅お造り、写ってないけど味噌汁も付いてました。
魚の煮付けはコトコト時間をかけて丁寧に煮込んだという事が解る様な絶品、上品な甘さで箸を入れると柔らかく解れる。
御飯は真ん丸に型抜きされてて可愛い、刺身も美味しかったけど、何より感動したのが天麩羅でした。
もんの凄い衣サクサク、例えるなら海老煎の様な食感。
家で揚げる天麩羅なんてベタベタですよ。(汗)
プロの技に感服してしまいました。
これで千円台というのは安過ぎだと思う。

…なんて携帯で店ん中撮影した失礼お許しを。(汗)
自分自身やましい気持ちになるんすが(なら撮るなってお思いでしょうが)(汗)、私らの他に客が1人も居なかった為、少し後ろめたさが薄れたのはラッキーつうか何つうか…こんなに美味い店だというのに。
携帯だと音が出るからね~って、実は新しく買ったカメラも音が出る、何とか設定変更出来ないものか。(汗)

入店後暫く私ら親子の貸切状態だったけど、食べ終る頃に2~3組入って来て、なんだかホッとした。
隣に座ったおじさんは昼から居酒屋営業してると思い入店したのか、店員さんにツマミを注文。
しかし上で書いたように居酒屋営業は20時以降、が、店員さんは親切にも薩摩揚げを都合してくれたという。

中の茶屋について更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。

昼食後私は宿泊してるホテル・アムステルダムに戻り、母は昨日のリベンジを果たそうと15時~ワールドバザールで開催するオークションに出掛けたのでした。
なんて言って15時まで少し間が有ったから、母も一旦ホテルに戻ったんだけどね。
そんで部屋でお茶を飲み、ホテルフロント横のショップに寄った後、オークションに勇んで出掛けたのです。

一方私は部屋でカメラの充電池を充電、ハウステンボスに来て写真を撮れないなんて、来た意味が半減してしまう。
充電が終るまでの間、ベッドで優雅にお昼寝してたのでした。

15時を過ぎた頃、突然鳴り響く携帯のコール音。
勿論母からで用件は「あんたのファミリエカード早く持って来て!」というもの。
なんでも参加していたオークション中、ステージに立った司会のお姉さんから、オークションで競り落とした物もファミリエカードの対象内、ポイントが貯められる事を教わったんだとか。

ファミリエカードとはハウステンボスの会員カード、入会してポイントを貯めれば豪華景品が貰える。
詳しくはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/familie/)
他場内で様々な特典を受けられるので、何度もハウステンボスへ遊びに行くなら、入会した方がお得です。

疲れてて眠かったし充電もまだ終ってなかったけど、自分のカードにポイントが貯まるのは大変有難い事なんで、自転車でワールドバザールに駆け付けたのでした。

私が着いた時、ワールドバザール内のステージでは、まだオークションが開かれていました。
ワールドバザールに場所を移して以来、初めて観るオークション。
ボタンで競り落としが出来なくなった為ジャンケンを導入するようになった以外は、音楽も含めてランガダイク時代と変ってない点に安堵しました。
オークションについては最終日の記事で改めて触れる予定。

ジャンケンに弱い母はボタン式の方が良かったとブツブツ言ってたが、しっかりクリスマス限定のテディベアを競り落としていた。
赤いサンタコートを着たテディ、現在弟の部屋に転がってます。

オークション終了後も母はビネンスタッドに残って買い物続行、私はホテルに母が競り落とした土産を置きに帰った後、再びニュースタッドに戻りました。
普段此処では写真撮ってるばっかの自分ですが、連載中の話でニュースタッドを廻る場面書いてたんで、取材の積りでアトラクションを廻ろうと考えたんですよ。(笑)



↑レストランが数軒並ぶモンドリアン通り、写真右端ミラー看板を掲げる館は、「ミラーメイズ」と言う名のアミューズメント施設。
要はミラーハウスですが、アリスの世界をモチーフにしていて、ファンタジックな世界観に酔いしれる。
今回も幸運の兎を発見、天気に恵まれたのは、このお陰かもしれない。
ちなみにミラーメイズの隣には、前回紹介したトリックアート館が、



↑同じ通りの反対側には、前回紹介したチョコレートハウスが建ってます。



↑続いてハウステンボス唯一のライド式アミューズメント、「フライト・オブ・ワンダー」を体験しに行きました。
入口の所がクリスマス仕様になってて可愛かったです。
小さな女の子向けのライドで、ゆったりスピードで動くから、スリルが乏しい…と思ってたんだけどね。
今回乗った際やたら恐く感じられたという。
私以外誰も乗ってないんだもん。(汗)
吊られたライドの前後に誰の影も見えず、ガッタンゴットン揺られながら、薄暗い中を進んで行くんですよ。(汗)
時折薄笑い浮かべた人形が出迎えてくれまして、下からライトが当てられてたりすると益々恐い。
バターン!!っていきなりゲートが開いたり、ボワァ…って光が点ったり、プロデュースした人の意図に反して、物凄くオカルトチックなアトラクションになってる気が。(汗)
始終ガクガクブルブル震えてるライドが今にも落ちそうで超恐い。
恐い施設が好きな貴方、是非オフシーズンの平日に乗りに来て下さい。



↑大洪水を体感出来るアミューズメント、「ホライゾン・アドベンチャー・プラス」。
オープン以来ハウステンボスで人気の高い施設です。
しかしこれについては今回パス、水を使用するので冬観るには向かないアミューズメントなのですよ。(笑)



↑広々としたマウリッツ広場にて営業中の屋台車(列車?)「ナッシュマルクト」。
夜間はオレンジ広場に移動して営業する事が多いんですが、私が行ったクリスマスシーズン中はアレキサンダー広場に移動、クリスマス市の屋台に加わり営業しとりました。
軽食を買うなら此処がお勧めなんだけど、今公式サイト確認したら名前が削られてるような(汗)…まぁ冬季休業してたとしても、春には復活するだろう。
中の茶屋もそうだけど、公式サイトの紹介には載ってなくて、でも現地行ったら営業してるって店は在るんだ。
つまり公式サイトはあんま当てにならない、困ったもんである。(笑)

ナッシュマルクトのメニューについては、まったりさんの記事を御覧下さい。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光8

2010年02月08日 19時18分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
立春過ぎても寒い日が続いてますねえ。
新潟今年は記録的な大雪とのニュース、一方冬季オリンピックの開催地バンクーバーは雪不足に悩んでるってんだから皮肉だ。
状況打開の為に、今から新潟をオリンピック開催地にしてはどうだろう?
新潟は良いぞぉ、酒は美味いし米も美味い、良い旅館やホテルも多い。
求めてる所には降らさないなんて、神様は意地悪だよなと思いつつ、前回の続きで御座います。



グラン・オデッセイに続いて、母が行きたがったのは「kirara」と言うアミューズメント。
母はkiraraが大のお気に入り、私も気に入ってるので異存は無い。
それで館に行ったら、またもやタイミング悪い事に、開始時間まで間が合った。
しょうがない何処かで待とうと母、なら撮った写真をCDに入れに一旦場外へ出ると私。
毎度の事ながら撮影した枚数がそろそろ限界に近付いていたのだ。
15分待てばアトラクションに入れるが、何処か寄るにも微妙な時間。
なら待ち合わせ時間を決めといて、やらなきゃならん事を済ませようと考えた訳です。

写真の現像やCDへのデータコピーを請負う店は、ハウステンボスに3店在る。
スパーケンブルグ地区バス停隣に在る「D.P.E」。
ビネンスタッド地区に在る写真スタジオ「フォトジェニック」。
入国ゲートを出て直ぐ左に在る「D.P.E」。

この中で最も仕上がりが早いのは入国ゲート側の「D.P.E」。
但し一旦出国する手間が有る、が、1時間もかからず仕上がるので、データがいっぱいになる度お世話になっている。
場内からも請負えるようになってくれれば嬉しいのだが…入国ゲートを抜けて直ぐの位置に在るだけにもどかしい。(汗)

それはともかくkirara前に12:10待合わせと決めて、自転車に乗り入国ゲートへ向ったのです。



↑ニュースタッドとブルーケレンを繋ぐバスチオン橋、ブルーケレンへと続く2本の道は紅葉のスポット。



↑対岸は風車と花畑の小島「キンデルダイク」。



↑風車が回るそのまた向うの岸、ワッセナー地区の紅葉も美しい。



↑黄金色に染まった葉の向うに見えるのは、ニュースタッドへのシティゲート「デルフト」。
門の中にはひっそり休める場所が設けられてるのが心憎い。



↑大抵の観光客は入国してカナルクルーザーに乗るか、橋を渡ってキンデルダイクの花畑通りを歩いて行く。
キンデルダイクは可憐な花が咲き揃う絶景スポット、特に春のチューリップ畑の美しさは有名、しかしその対岸隣り合ってブルーケレンへと続く小道も、春夏秋冬季節を映して装いを変える、風情の有る道なのです。
この通りからキンデルダイクを見晴らしても素敵な眺め。


再入国したい場合、出るのは入国ゲートからとなる。
出国棟から出ては駄目、2度と入国出来なくなるので。
再入国希望者は入国ゲートでスタンプを押して貰って外に出るシステムなのです。
ちなみに自転車ではその前に立ち塞がるナイアンローデ城に入って行けないので、何時もテディベアショップ「リンダ」横に停車してたりする。
で、ナイアンローデ城を潜って、入国ゲートを出る。
それで直ぐ左横に在る「D.P.E」にデータを預けて、CDへのコピーをお願いした。
…いやもう本当にゲート出て30秒もかからん場所に在るんだわ。(汗)
以前は預けた後即再入国してたんすが、出国しといて30秒経たずに再入国するのは気恥ずかしいので(しかもそうした場合、取りに戻って繰り返す破目になり、益々気恥ずかしい)、最近は場外の全日空ホテルか日航ホテルで時間を潰す事が多いです。(汗)

この時は全日空ホテルで時間を潰した。
ただ待つのも詰まらんので、館内の温泉に入ってこうかな~と考えたけど、残念ながら11:30~オープンだった。
未だにこのホテルの温泉入った事無いんだ、自分…。
仕方なく館内色々観て廻ってた、データカード預けちゃってたから、写真撮れなかったけど。(汗)
携帯で撮ると音が出るから、撮り難いんすよね。
1階の土産売り場で蜜柑5個入り100円で販売してたんで買おうと思った。
けどホテルでどうせ出るしな~と思って止めた。
後で少し後悔した。
私は蜜柑が大好きなもんで…長崎の蜜柑は甘くて美味い。
後で聞いたら母も全日空ホテルで時間を潰してたんだそうな。
振り返れば居たかもしれないと思うと愉快、つうかお互い鈍い。

11:20にデータを受け取り再入国。
待ち合わせ時刻までまだ間が有ったんで、ニュースタッドに戻り、チョコレートハウスで職場への土産を買いに行ったのでした。



↑店のシンボル「チョコレートの滝」にも、クリスマスのデコレーションが。
どろ~んでろ~んと流れてるのが印象的、これのお陰で店内に甘い香りが絶えず漂ってる。

チョコレートハウスは名前で解る通りチョコレートの専門店。
チョコ以外にクッキーやアイスや紅茶まで販売してる。
土産を購入する際重宝してる店なのです。



↑店入って左側が物販スペース、クリスマスシーズンという事から、商品の包装が普段以上に華やかで可愛かったです。
クリスマス定番、ブーツやスノーマンに入れられた菓子が、山積みで売られてましたよ。
赤いサンタブーツに入れられた菓子って、子供の時は欲しくて憧れたなぁ。
聖ニコラウス伝説から生じた習慣と云われてるけど、それ以前からヨーロッパでもアジアでも、靴は幸運をもたらす魔術的なアイテムと考えられてたらしい。
ギリシャ神話のヘルメスの空飛ぶ靴(サンダル?)しかり。
魔女や小人が履いてる靴は先が尖ってて、履けば魔法を使えるというのがポピュラーな設定。
鉱山の街では宝は地に埋まってると考えられていた。
だから地に着いてる靴から富を吸収しようと、靴を魔術的な意味で重視する習慣が生れたのかなと。
容れ物が靴から靴下に移行したのは、土間が住居から消えて衛生観念が芽生えた事からかも…ツリーに飾るなら靴より靴下の方が綺麗に感じられるもんねえ。


↑店に話を戻して、右側は飲食スペース。
チョコレートを使ったデザートが専門だけど、カレーやパニーニなんかの軽食も食べられます。
カウンターで注文、先に会計を済ませ、出来たら取りに行くというスタイル。
(物販コーナーもだが)店員さん皆、クリスマスらしく緑のエプロン着用して、赤いサンタ帽被ってたのが可愛かった。
ちなみに誰も居ないのは開店したばかりだから…場内の大抵の店は11時~開店します。
10:30~と店に書いてあった場合、「10:30~店を開け出す」と考えた方が当たり。
そんな訳で朝御飯をしっかり食べて入国しないと辛い。
自分が知る限り、ホテル宿泊者用の朝食を抜いて、最も早く軽食を提供する店は、場外の全日空ホテル1階、グランマーケット内のカフェテリアだけ。
あそこなら8:30~開店して、値段も手頃じゃないかと。
どっちにしても入国前に朝御飯は食べておくべき、でなきゃ飢えます。(汗)



↑この店の目玉メニューと言えばチョコレートフォンデュ(2~3人分で2,600円)だけど、そこまで本格的にチョコを味わいたくないよという事なら、チョコレートドリンクがお薦め。
冬場のホットチョコレートは体と心に染入る温かさ。
ココアの様に粉っぽくないんで、ココアが苦手な人でも飲めるんじゃないかなぁと思う。
容れられてるポットも非常に可愛いんだ。(写真左がそう)

チョコレートハウスについて、更に詳しい情報が欲しい人は、まったりさんのブログを参考にされて下さい。
現在バレンタイン期間中という事で、板チョコレート作り体験教室を開催。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shop/topics/valentine2010.html)
この期間限定のチョコレートメニューも登場しています。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/restaurant/topics/sweets2010.html)



↑土産を買い終えてもまだ約束時間まで間が有った為、続いてトリックアート館に寄りました。



↑立体的に浮かび上がる絵の具で描き、目の錯覚を利用して観せる絵画は地味に楽しい。



↑深海の大監獄インペルダウンより脱出せよ、なんちゃって。



↑右か左か観る向きを変える事で、絵の中の女性の成長具合が変わる。
少女になったり女になったり、さながらメルモちゃんの如く。



↑右でグルグル回転してる渦巻きを、数秒間ジッと見詰めてから、空に浮ぶ雲の絵を観てみよう。
するとあら不思議、雲がモワ~ッと動き出す。
錯覚の不思議さ面白さが体験出来る施設に、貴方も遊びに来ないか?
自由に入って廻れるので(要パスポートだが)、良い時間潰しになるんですよ。



↑12:10、約束の時刻にkirara館へ到着したら、既に母が待っていて、扉前に立ってたスタッフも入館を受け付けていた。
私ら以外にも客が数人、一緒に案内されて上映フロアへ。
ちなみに写真に写ってる船はカナル・クルーザー、場内に流れる運河を半周~1周出来る遊覧船です。

このkiraraも愛・地球博『三菱未来館』を譲り受けた施設で、月が地球に及ぼす力と、もしも月が無かったら世界はどうなってたかをアニメーション&CGを用いて観せるという物。
中はさながらミラーボックス、席も床も透明だから、上映が始まると映像が下にまで反射して、浮遊してる様な感覚が持てる。
巨大な万華鏡の中に居るのを想像して貰えれば近いかと。
非常に綺麗なアトラクションで、ハウステンボスに在る中では、最も気に入ってるのです。

観終わった後は館内に併設されてる、ハウステンボスの場内の仕組みを案内するコーナーを覗きました。
てゆーか新しく長崎次世代エネルギーパークが出来たって聞いてたから、無くなっちゃったのかな~と寂しく感じてたんだけど、ちゃんと変わらずそこに在った事を知ってホッとしました。



↑てゆーか新しく出来たという長崎次世代エネルギーパークが、サイトでの前宣伝の割には気付かれ難い奥の隅に追い遣られてて可哀想に感じてしまった。(汗)
長崎次世代エネルギーパークについてはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/energy/index.html)
経産省が促進する環境に優しい次世代エネルギーについて…具体的に挙げるとソーラーパワーとかですね…そういう石油に変るエコ・エネルギーを紹介するコーナーだと考えてくれれば良い。
ハウステンボスでは将来的にソーラーシップの運航を検討してるらしい。
そういった此処での取り組みなんかも解説してくれてる場所、(元から在るコーナーも含めて)プチ科学館の趣きですな。
写真のような自転車式発電装置は、家族連れや子供の遠足グループには人気出そうな気がするけど、いかんせん奥まった場所に在る為、気付かれず素通りされやしないかと心配。(汗)
折角造ったんだから、今の出口を封鎖して、エネルギーパークの方に出口を開けてはどうかと考えるのだが…。



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09年冬、ハウステンボスが灯す光7

2010年02月07日 19時27分18秒 | ハウステンボス冬の旅行記
金曜の夜はポニョを観ていた人が多かろう。
映画の前に本編並に長い宣伝番組やってたけど、あれ、どうせなら後に回して欲しかった。
一々見せ場を紹介してくれたお陰で、観る前から「あ、此処であのシーンが来るんだな」ってのが解っちゃう。
感動薄れるじゃんか!
後に回したら視聴者映画観て満足しちゃって、視聴率稼げなかっただろうが…初めて観る人に配慮してない構成だな~と感じた。
文句有るなら映画だけ観てろって話だけどね。(笑)

ポニョの話はさて置き、こっから先は前回の続きです。



朝食を食べた後、一旦部屋に戻って歯磨きを済ませてから、また自転車に乗って外を廻りました。
天気予報ではこの日は曇りで遅くに雨が降るだろうなんて言ってたんだけど、幸いにも外れて旅行中1番の好天気となったのです。



↑青空を背景に、アレキサンダー広場の中央に建つスタッドハウス。



↑同じく青空を背景に、スタッドハウス隣に立つゴールデンベリーツリー。

雲一片無く、清々しい空だったというのが解るでしょう?
絶好のサイクリング日和、肩で切る風も暖かく、母と共にニュースタッドまで走って行きました。




↑ニュースタッド地区に在るチョコレート専門店「チョコレートハウス」。
店の前の通りに続く街路樹は、クリスマスシーズンになると赤い実を付ける事で有名。
緑の葉っぱと赤い実がまるでクリスマスツリー、時季に合わせた様にそうなるんだから素晴しい。
そんな訳で私は密かに「クリスマスの樹」と呼んでいる。
ちなみに正式名はクロガネモチと言うそうな。



↑で、チョコレートハウスの近く、やはりクリスマスの樹に寄り添われ、新しく登場したのがこの「サンタハウス」。
元は「ドロピエ」と言う名のキャンディーショップだった建物をリフォーム、今年のクリスマスの呼び物として蘇らせたという。
ポップイエローの壁でファンシーだった店が、クリスマスデコレーションのお陰で益々可愛らしく。
訪れてた女子高生グループが、店の前でキャピキャピ楽しそうに記念撮影してました。



↑外観も可愛いけど、中はもっと可愛かったんですよ~。
窓には大きなキャンディーが吊るされてて。



↑ぎっしり棚に詰まったプレゼント入りの袋や箱、ケーキにスコーンにクッキーにフルーツデニッシュと盛り沢山のお菓子。
勿論お菓子はイミテーションだけど、可愛いデコレーションで女性や子供には大人気を呼ぶだろうなぁと思った。
事実引切り無しに客が訪れ(主に女子高生グループ)、写真を撮るのに苦労したのです。



↑壁の隅に積み上げられてたカラフルなプレゼント、木の玩具に縫ぐるみ。



↑窓に並んだ透明な筒に詰めてあるのはクッキーです。



↑暖炉が切ってある部屋の奥は、サンタの為のコーナー。
此処はサンタが住んでる家という設定で、シーズン中場内を忙しなく飛び回ってるサンタが時々寛ぎにやって来るという。
部屋の一隅には帰宅(?)時間の書かれた黒板が掲示されている。
だからサンタに会いたくて訪れたものの、運悪く留守に当たった人も大丈夫、帰宅予定の時刻に再訪問すれば良い。
几帳面なサンタは時間ピッタリに帰宅して、貴方が来るのを心待ちにしてるだろう。
…な~んちゃって。



↑ポストが置いてあったけど、此処に手紙を入れればサンタから返事を貰えるとか?
それは確認しなかったから解らない。
しかし夢いっぱいに飾り付けてあります。
季節限定にするには勿体無い、このまま常設にしちゃえば~と思ったけど、多分今頃は飾りを下ろされ、すっからかんなんだろうなぁ。(寂)
それとも何かの店に充ててたりするんだろうか?



↑09年クリスマスシーズン、場内で最もクリスマス気分に満ち溢れていたのは、ニュースタッド地区でした。

サンタハウスだけでなく――



↑ああほら!ほら!普段なら旗がはためいてるポールによじ登ってるあれ!あれは一体何でしょう!?



↑ああ!?ステーキ専門レストラン「スモーキーテースト」の2階テラスにも何かよじ登っています!!
人か獣か謎が謎を呼ぶミステリー!カメラさん!!もっと寄って寄って!!



↑お天道様が顔を出してる時刻に出現するとはキャラ像に反する大胆さなれど、あの独特な赤い衣装は正しくサンタクロース――TVの前の皆さん観てますか!?カメラは遂にサンタの姿を捉えました!!



↑おあっと!!こちらを御覧下さい!!総合土産ショップ「フォンデル」の看板にも微妙に空気の抜けたサンタが取り付いています!!



↑かつて珈琲専門サロン「ロッテルダムクラブ」が在った2階テラスにもサンタがよじ登ってるのを発見!!閉店した店に潜り込んで彼は何をする積りなのか!?


↑チーズ料理専門レストラン「チーズワーフ」の壁をよじ登るサンタも発見致しました!!
ミッ○ーは1人だと言うのに一体彼らは何人居るのでしょう!?
とも実は影分身の術を使っているのか!?おのれ面妖な…さてはその正体伊賀者かぁー!?

ここにも♪そこにも♪あそこにも♪(WAO!)(悪魔くんOPより)
マウリッツ広場のそこかしこで見付かるサンタの赤い影。
闇を走る♪(走ってない)赤い仮面♪(仮面じゃない)
それは♪(それは♪)正義の印~♪…なのは赤影だけど(汗)、かつてホテル・ヨーロッパを根城に暴れ回った泥棒サンタ団が、09年クリスマスはマウリッツ広場に参上、場を盛上げてくれたのでした。
関係無いけどサンタ海賊団ってその内ワンピースに小ネタで登場しそうな気がしねぇ?
サンタ海賊団、加入条件は60歳以上の腹の出たお年寄りである事。
加えて昔は男性に限っていたが、最近は世間のニーズにお応えして、若くて可愛いムチムチセクシー美女を数人入れてはと、団員の一部で声が上がっている。
が、昔気質の硬派一徹齢99にして虫歯無しの船長が断固許さないとか。
船は赤緑白3色のクリスマスカラーでデザインされ、マストになってるクリスマスツリーは夜間ライトアップされるという派手さから遠目でも認識可能、その為何時でも海軍に追い駆けられている。
しかし子供達からの人気が何故か高く、「サンタさんを捕まえないで!!」の声に負けて、特にクリスマスシーズンは手出し出来ないらしい。
よってクリスマスシーズンは彼らのやりたい放題。
彼らは奪った財宝の一部を、日頃守って貰っている礼に、世界中の子供達へお歳暮として贈っている。
11月終りから配り始めて、配り終える頃には新年を迎える為、結果クリスマスプレゼントとして受け取られる訳だ。
義理堅い団員達の下には、今日も世界中の子供達から親愛の手紙が届けられる。


………え~っと……何の話をしてたっけ。(汗)

とにかく…09年クリスマスはニュースタッドを重点的に飾ってました。
外灯に飾ってあった赤いリボンも可愛かったですv



↑98年頃訪れた人には懐かしい名前、スケートリンク「ライチェ」。
当時はアレキサンダー広場に設営してあった物が、09年冬マウリッツ広場にて復活しました。
私が行った時、誰も遊んでなかったけど。(汗)
南国九州だし、ちょっと合わなかったんじゃ…と思ったら、「今日は結構人遊んでましたよ~」と、後で土曜に教えて頂いた。
単に平日という事で客が少なかった為らしい、こういうのって遊んでる人が居ないと参加し難いからなぁ。
エコを意識して氷ではなく樹脂で出来たリンク。
ちなみに「ライチェ」と言う名前はオランダ、アムステルダムに在る同名の広場から。
大道芸人がパフォーマンスを観せる賑やかな広場だとか。
スケートはオランダで盛んなスポーツで、冬は氷の張った運河や湖等で滑るのがオランダっ子の楽しみらしい。
ウィキで調べてみたらスピードスケートの発祥はオランダなんだと…成る程ね~。


んで旅の話に戻りやすが(汗)、母と共に9時半少し前、グラン・オデッセイ館に到着。
ガイドと一緒に渡された時間案内によると、この時刻に1回目を上映する予定だった。
しかしやっておらず、館前の案内板を確認したら9:50~と有る…おのれフェイクか、う~そ~つ~き~!
まぁハウステンボスではよく有る事よと諦め(笑)、話が前後するけど開始時間が来るまでサンタハウスを観ていた訳です。

グラン・オデッセイとは元は『愛・地球博』で三井・東芝が出展したアミューズメント施設で、「フューチャーキャストシステム」なる格好良くも良く解らん名前のシステムにより、観客が映画のキャラになって参加出来る。
無論脇役、主役は加山雄三。
これは加山雄三キャプテンと愉快な一味の内の1人になって、失われた地球の記憶を探しに宇宙を旅するSF感動映画なのである。

映画に登場する為に、準備段階で顔をスキャンされる。
本編はクライマックス部分を流すだけなので、簡単に纏められた粗筋映像も観せられる。
ぶっちゃけ本編観るまでの時間も結構かかるので、入館前にはトイレに入っとく事をお勧めする。

母はこのグラン・オデッセイを体験した事無かった為連れて来たんすが、結果とても楽しんでくれました。
自分だけで観た時は、自分がどのキャラとして登場してるのかちっとも判らず、そんな大して楽しくなく感じたんですが、2人以上で入るとこういうアトラクションは盛上るものだなと感じましたです。
母、濃い顔してるもんで判るんですよ。(笑)
私も判ったし、本人も直ぐに判った。
アップになる度大爆笑。(笑)
一方私は何処に登場してるのか、今回も判らなかった。
体験する際は濃い顔の連れと一緒の方がより楽しめるかと思われます。
仕切りを隔てた隣フロアからは、女子高生の賑やかな笑い声が響いてた。
地味な顔してる人は濃い目に化粧してから入れば良いと思うよ。(笑)

上映後館の前に建ってる「ニモニック」で、映像化した自分の顔を確認する事が出来る。
ミニポスター化するなら有料だが、確認だけなら無料。
「折角だからポスターにして家に持ち帰れば?」と母に言ったが、流石にそれはしなかった。(笑)
映画化した自分の顔をミニポスター化というのは、進化したプリクラと考えられなくもない。
詳しくはこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/amusement/topics/granpo.html)



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ロビンちゃん、誕生日おめでとう!

2010年02月06日 17時40分05秒 | ワンピース
今日はロビンちゃんの誕生日~♪
2/5じゃないんだよ、2/6なんだよ。

ハッピーバースデー、ロビンちゃ~ん♪♪

彼女のお誕生日を祝って、写真はハウステンボスで買ったローズジュース。
味はフルーツ、だけど香りは正しく薔薇。
一口含めばお口の中は薔薇の香りでいっぱい。
「お口の恋人」っつうヤツですね。
ハナハナの術(術?)を使う、麗しいロビンちゃんにピッタリではないかと。

ナミさんの美しさセクシーさ健気さが評判の新作映画だけど、ロビンちゃんの可愛さセクシーさにも要注目でしょう。
透けてたり見えそうだったりポニーテールに眼鏡だったり。
尾田先生、彼女のポニーテール気に入ってたんだな~と感じた。
んで眼鏡に何やらマニアックな拘り持ってらっしゃるような。
ナミさんにも時々眼鏡かけさせるしねぇ。
航海士って役職を考えるに、近視とは考え難いでしょ?
てゆーかワンピ世界のキャラ、たしぎやミスター3なんかを除いて、皆2.0位視力有りそうだし。
ルフィなんか5.0位有りそうだし…さながら砂漠の民の如く。
まぁそんな訳でナミさんやロビンちゃんがかける眼鏡には度が入ってないと見た。
完全お洒落目的っつか、尾田先生は女性に眼鏡をかけさせるのが好きなんじゃねーかと。
尾田先生にとっての萌えアイテムなのですよ、きっと。
後なんとなく横ボーダーが好きなんだろなぁと。
キャラの服だけでなく、ドラゴンにも横縞模様描いてたし。

ところでワンピ&テンボス連載の事なんすが、今月は2/16と2/23に続きを上げる予定。
…なんだけど、正直言って、ちゃんと上げられるかどうかは自信無い。(汗)
インフルに罹ったせいで結局1月は1回も続きを上げられず、その分上げたい気持ちは充分有り有りなんだけど……



………いや、こっから先は仕事の愚痴になっちゃうんすけどね。(汗)



新人さんが居付いてくれないんですよ。
去年の10月に入って来た人は、3ヶ月もたなくて。
今年の1月に入って来た人は、1週間もたなくて。
しかも揃ってミスを置き土産に、或る日突然来なくなってしまうという。
あんたら一体何しに来た!?とぶっちゃけ言いたい。
働き手が不足してる事から連日残業続き…この状態が改善されるまで中々書けそうにない。
つまり今月中に新人さんが入れば2/16と2/23に続きを上げられる。
2/16と2/23に続きが上がってなかったら、「新人さんが入って来なかったんだな」とお考え下さい………はぁ。(溜息)

てか丁度他部署の仕事手伝いに行ってた関係で留守にしてた自分は、1週間続かなかった人の顔も見ずに終っちゃったんですよね………

………顔位見たかったぜ。
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09年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2010年02月02日 19時57分26秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
去年のアドベントから今年の今日まで、クリスマス・カレンダーの中の重要な日を紹介して来たけど、それも今回でお終い。
何故なら2/2の今日は「キャンドル・マス」と呼ばれ、カトリックに於いてはクリスマスの終わりを告げる日だからよ。

カトリック派の考えでは12/25から40日後のこの日に、聖母マリアが出産の穢れを祓い、キリストが神の子として初めて聖堂に現れたとしているの。
その事を祝ってカトリック圏の国では、キャンドルを持った人々が行列を行うわ。
信徒のキャンドル行列は7世紀の終りか8世紀の初め、教皇セルギウスの時に始まったと伝えられているけど…キリスト教が伝わるより昔のローマ時代、前年の豊穣に感謝し、翌年の豊穣を祈願する目的から、キャンドルや松明を燃やす風習が既に有ったらしいわ。
つまりはこの日のキャンドル行列も、元は冬至祭に纏わるイベントだったんでしょうね。

それを裏付けるように、カトリック圏ではこの日に全てのクリスマス飾りを下ろすのが決まりなの。
日本でも2/2の次の日は節分、そして立春を迎えるわね。
ヨーロッパと日本、離れた国で行事が重なるというのは、民俗学的にとても興味深いわ。

もう1つ、キャンドルマスの日に関連した、面白い習慣を紹介しましょうか。
フランスやベルギーの家庭では、この日にクレープを焼いて祝う習慣が有るんですって。
聖母マリアが清めを受けた後、最初に口にしたのがクレープだったって伝説から、2/2はクレープの日となったらしいけど…本当の所はどうなのかしらね?

キャンドルマスの日にクレープを焼く時は、片手に金貨を握り締めて、もう片方の手だけでフライパンを操るの。
そうして上手く返せたら、その家庭は1年幸運に恵まれるのだそうよ。
なんだか素敵な占い方だわね♪

じゃあ此処で12曲目のクリスマスソングを紹介!
キャンドルマスは聖母マリアを讃える祝日、と来ればクリスマスソングからは外れるけど、思い浮かべる歌は「アヴェ・マリア」よね。
グノー&バッハ、カッチーニ、シューベルト作曲と、3バージョン有る中で、この歌はシューベルトバージョンで歌ったものかしら?(ようつべより)

この歌を最後に今回のクリスマス企画は終了、名残惜しいけど皆とは今年のクリスマスまでサヨナラね。
けど1年経つのなんてあっと言う間だもの。
クリスマスキャロルが流れる頃、私は此処に必ず帰って来るから、メリーの事忘れずに居て頂戴!
次のクリスマスが貴方にとって幸せな日でありますように、メリー心から祈ってる…じゃあね!





                             【Ave Maria】



  

Ave Maria♪(アヴェマリア♪)
Gratia plena♪(グラツィア プレナ♪)

Maria Gratia plena♪(マリア グラツィア プレナ♪)
Maria Gratia plena♪(マリア グラツィア プレナ♪)

Ave…Ave Maria♪(アヴェ…アヴェマリア♪)
Dominus tecum♪(ドミヌス ティクム♪)

Benedicta tu in mulieribus♪(ベネディクタ♪ トゥ♪ イン ムリエリブス♪)
Et benedictus♪(エト ベネディクトゥス♪)
Et benedictus fructus ventris♪(エト ベネディクトゥス フルクトゥス ヴェントゥリス♪)
Ventris tui,Jesus♪(ヴェントゥリス トゥイ イエズス♪)

Ave Maria♪(アヴェマリア♪)
Gratia plena♪(グラツィア プレナ♪)




【意訳】

めでたきマリア
主は貴女とともに

マリア、主は貴女とともに
何時でもともに

ああ、マリア
主は貴女とともに在られる

女の内で祝福された方
そして貴女のお腹に宿る御子も…イエスは神の子として祝福を得た

めでたきマリア
主は貴女とともに




…世界中で天使の歌声と評されるサラ・ブライトマンのアヴェ・マリアを今回は(勝手に)紹介。
歌詞は自分の耳に聴こえた通りに書いたので、何処かが間違ってたら御免なさい。(汗)
今回のクリスマス企画は例年とは少し趣向を変えて、祝日の当日に記事をアップする方法を取ったけど、日本人の意識では12/25でクリスマスが終っちゃう為、それ以降に記事読むと今一気分が薄れるわな。(汗)
という訳で次回はまた12/15~12日間記事を連続で書く形に戻そうと思う…と、ミス・メリーが言ってました。(汗)

冬はこのキャンドルマスを境に終ると考えられている。
明日からは春…実際にはまだまだ寒い日が続くけど(てか昨日の夜~今日の朝までこっちでは雪降ったし)、カトリック圏・日本共に2/2辺りで冬が終わると決まっているのは面白い。

春が来ーたー♪
春が来ーたー♪
何ー処ーにー来たー♪

山に来ーた♪
里に来ーた♪
砂漠にもー来たー♪

…という訳でビビちゃんハッピーバースデー♪♪
今週ワンピの表紙がビビちゃんだったのは、尾田先生からのバースデープレゼントだろう。
春到来を前に生れたなんて、語呂合わせとは思えない、イメージぴったりな誕生日ですな。(笑)

写真は去年ハウステンボスのクリスマス市で撮った、キャンドル屋台で売ってたキャンドルホルダー。
キャンドルを立てて灯せば、ステンドグラスのスノーマン、クリスマスツリー等が幻想的に浮かび上がる。



【(ミス・メリーが)クリスマス記事を書く際に参考にした文献】

『クリスマス小事典(遠藤紀勝・大塚光子、共著、教養文庫刊)』
『ヨーロッパの祭と伝承(植田重雄著、早稲田大学出版部刊)』
『誰も知らないクリスマス(舟田詠子著、朝日新聞社刊)』
『イギリス祭事カレンダー 歴史の今を歩く(宮北恵子・平林美都子、共著、彩流社刊)』
『クリスマス・ウォッチング(デズモンド・モリス著、屋代通子訳、扶桑社刊)』
『年中行事事典(西角井正慶編、東京堂出版刊)』
『クリスマスおもしろ事典(日本キリスト教団出版局刊)』
『中世の祝祭―伝説・神話・起源―(フィリップ・ヴァルテール著、樺山紘一・渡邉浩司・渡邉裕美子訳、原書房刊)』
『グリムドイツ伝説集(上)(人文書院刊)』
『角川書店刊のワールドミステリーシリーズ』
他『ウィキペディア』等々…。
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