瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川を下る旅~その17

2021年06月28日 00時27分30秒 | 旅の覚書
毎度、週末(と決めてるわけじゃないけど)の神田川下りの旅…最初の頃は夏までに書き切る予定だったんですけどね~~、人生とはままならないものです。(汗)
それはさて置いて、前回「桜橋~神田川を下る旅~その16」に引き続き、今回は上流から数えて104番目の高塚橋~112番目の仲之橋までの区間を採り上げたいと思います。
尚、撮影日は一年前の2020年3月末頃です。(一部今年の春撮影した写真も有;)


源流から数えて104番目の橋…「高塚橋」
前回紹介し忘れたのですが、1つ前の神高橋は、新宿区と豊島区の境に架かります。
で、この高塚橋は両岸とも豊島区に架かります。
しかし高塚橋の「高」は豊島区高田から、「塚」は新宿区戸塚町から、一文字ずつ取ってるとの事。
神高橋から128番目に架かる隆慶橋までは新宿区と豊島区、それに文京区が入り混じり、3つの区の特色が混然一体となって、独特なカオス感を醸しています。
中野区と新宿区の境の時と比べ、川の整備にあからさまな差が無いのは、3つの区の仲が比較的良好だからだろうか?
…そう言えば現在の都知事と豊島区長は仲良かったなと。(笑)
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、高塚橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、高塚橋上より下流側を向いた風景…ここから107番目の高田橋まで親水テラスの集合地帯です。

☆高塚橋下流側の立ち寄りスポット…親水護岸広場
心無い人が溜まり場にして、騒音等の迷惑行為を頻繁に起こしたせいで、現在は残念ながら閉鎖中。

野外ステージにでも利用されたんだろうか?(したくなる外観ではある)


源流から数えて105番目の橋…「戸田平橋」
名曲「神田川」の歌詞に登場する三畳一間の下宿のモデルは、以前この橋の近くに建ってたアパートと、後年「神田川」を作詞した喜多條忠氏が語っています。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、戸田平橋上より上流側を向いた風景…橋の欄干に桜の細工が施されててお洒落。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、戸田平橋上より下流側を向いた風景…ここから下流へ向かい、ポツポツ桜並木が復活致します。
 
↑戸田平橋側に居た野良猫…神田川とは特に関係無いですが、傍らの吸い殻バケツとの組み合わせに、趣きを見出したもので。(笑)

☆戸田平橋側の立ち寄りスポット…「諏訪神社稲荷大神」
上流から見て左岸側、鶏唐揚げ店の片隅に、お稲荷さんを祀る小さな鳥居が建っています。
鳥居に刻まれた「諏訪神社」名から推理するに、高田馬場に旧くから建つ「東京新宿諏訪神社」と関わり有るのかな?分社か何かかな??――なんて考えたのですが、はっきりした事は解りません。
地図で確認すると東京新宿諏訪神社は、戸田平橋から早稲田大学西早稲田キャンパス方面へ歩いて行けば、突き当たる位置に建ってるもよう。
 


源流から数えて106番目の橋…「源水橋」
橋の欄干に水車や桜の絵がデザインされた綺麗な橋。
この付近は昔、水車が回る村だったそうで、その歴史を今に伝える為に、この様なデザインにしたらしい。
「源水」と言う橋名からも、水が全ての源だった土地の歴史が、伝わって来ますね。
 
↑源水橋上より上流側を向いた風景…土地の歴史と橋名に準じてか、親水テラスが両岸に造られてる。

☆源水橋上流側立ち寄りスポット…親水テラス(※対岸にも在り)

川床に下りられる階段は、付近の学校から要望が有った時だけ開放するのだとか。
川の流れをより近くで観て、水に親しんで欲しい――と言うのが親水テラス設置の意図らしい、成る程、成る程。
 
↑源水橋上より下流側を向いた風景…川沿いに植えられた桜の本数が段々増えて参りました。
この先、神田川随一の花見ルートが控えておりますので、御期待ください。


源流から数えて107番目の橋…「高田橋」
新目白通りが上を走る橋で、見ての通り車両の交通量が無茶苦茶多いです。
 
↑高田橋上より上流側を向いた風景…脇に階段が見えるのでお解り頂けるでしょうが、この橋にも親水テラスが設置されています。
高塚橋~高田橋までの区間は、親しみを篭めて「親水テラス銀座」と呼びたい。
 
↑高田橋上より下流側を向いた風景…前方に架かるのは、次に紹介する高戸橋です。

↑高田橋下流側は、一部が前へ出っ張り、テラスを形作ってる。
その下のトンネルより流出する「高田馬場分水路」――ここで「桜橋~神田川を下る旅~その15」と、前回の「桜橋~神田川を下る旅~その16」の記事を振り返ってください。
ちなみにこの高田橋と、前に架かる源水橋は、両岸とも豊島区に架かります。


源流から数えて108番目の橋…「高戸橋」
新目白通りと明治通りの交差点に架かり、明治通りが上を走ります。
二本の大通りが交差する為、車が引切り無しに通る。
更に橋の下流側を荒川都電が走る。
文章だとゴミゴミして喧しいイメージ抱くでしょうが、現地は開放的で風情有る環境を保っています。
高戸橋付近に立ってた看板によると、「戸田平橋~曙橋が架かる区間は、多様な生き物が生息し、人々が親しめる、環境に配慮した護岸整備を行っている。具体的には、神田川に棲む生き物の生息場を再現する為、現況の砂州を保存し平瀬を創出、河床にスロープを付けて石を貼り付け魚道を設置、川床の石に藻類を繁茂させる、建物の側にはケヤキ等の高木を植える等々、人間の暮らしと自然環境が調和する護岸計画を元に整備してる」んだそうな――素晴らしい!!!
 
↑高戸橋上より上流側を向いた風景…橋下、左は神田川の本流、真ん中と右は前回下落合駅側に架かる辰巳橋付近で妙正寺川と合体し暗渠となった神田川高田馬場分水路の出口だそう。
 
↑高戸橋上より下流側を向いた風景…桜並木を背景に最後の都電「荒川線(現名称東京さくらトラム)」が走ります。
ここからが凄い!ここから117番目に架かる江戸川橋まで、「上流から歩く場合の神田川第五お花見コース」に指定させて頂きます!!

↑高戸橋~次の曙橋間に架かる都電「荒川線」の鉄橋。
写真の3人が走る歩道を右折すれば、「上流から歩く場合の神田川第五お花見コース」が始まります。

↑都電「荒川線」鉄橋~曙橋へと続く遊歩道。


源流から数えて109番目の橋…「曙橋」
この橋より花見客の人口がどっと増えます。
 
↑曙橋上より上流側を向いた風景…桜の枝振りが見事、川の流れの中に見える階段の様な物は、魚が遡上し易い様に設置してある魚道です。
 
↑曙橋上より下流側を向いた風景…水色の太い管はガス管、水色なのは一応、景観に配慮して塗られたのかもしれない。


源流から数えて110番目の橋…「面影橋」
四谷怪談に在原業平伝説等、数々のエピソードの舞台として登場する有名な橋。
現在は橋の側で工事を行ってるせいで、本来の美しい風景は望めません。
大きなマンションでも建つのか?…来年春には工事終了してるだろうか?
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、面影橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、面影橋上より下流側を向いた風景。
…上流・下流とも、橋の上から眺める桜並木は絵になる美しさなんですが、いかんせん現在は工事音が喧しくて。(汗)

☆面影橋側の立ち寄りスポット…「山吹の里の碑」
(上流から歩いて来た場合の)左岸に、小さな碑が建てられています。
工事してる敷地内の片隅に建ってるので、注意しないと見付けられませんが。(汗)

「新宿区山吹町から西方の甘泉園、面影橋の一帯は、通称『山吹の里』と云われています。
 これは、太田道灌が鷹狩に出掛けて雨に遭い、農家の若い娘に蓑を借りようとした時、山吹を一枝差し出された故事に因んでいます。
 後日『七重八重、花は咲けども、山吹の実の(蓑)一つだに、無きぞ悲しき』との、後拾遺集に在る古歌に掛けたものだと教えられた道灌が、意味が理解出来ず娘に対し激怒した己の無学を恥じ、それ以来和歌の勉強に励んだとの伝承が有ります。
 この碑は神田川の改修工事以前は面影橋の袂に在りましたが、良く見ると『山吹之里』の文字の周辺に細かく文字が刻まれてるのを確認出来ます。
 分析の結果、この碑は元々、貞享三(1686)年に建立された供養塔を転用した物である事が解りました。」(←碑の側に立ってた看板書きより抜粋)
最後にさらっと恐い事書いてますね――元は供養塔だったのか!(汗)
多分、太田道灌関わりのエピソード後付けですわ…。

☆面影橋側の立ち寄りスポット…都電「面影橋」駅

面影橋の側、新目白通りのど真ん中に位置します。
都電が車と一緒に走る風景を撮ろうと、鉄道ファンが連日詰めかけるスポットです。
ちなみに下流方面向いて撮りました。
 
↑面影橋~三島橋までの区間は、遊歩道が道路脇に続き、明るく開放的な雰囲気です。


源流から数えて111番目の橋…「三島橋」
両岸とも新宿区に架かる橋です。
嘗て近所に「三島」名の神社が在った事に由来し、付けられた橋名だそう。
そして益々増えてく花見客の姿。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、三島橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、三島橋上より下流側を向いた風景。
…桜も前方を覆わんばかりに濃い枝振りになって参りました。
 
↑三島橋の袂で振り返り、都電「面影橋」駅を撮影した写真。

☆三島橋~仲之橋間立ち寄りスポット…「早稲田水稲荷神社
神田川から外れて、新目白通り裏になりますが(汗)、古来より地元で名の知られた水の鎮守社ですので、神田川巡りの際には是非寄って欲しいスポットです。
大本の水神様が祀られてるだけでなく、富士講跡に天神様に大国主命に堀部安兵衛、諸々、見所いっぱいです。
 

 
神社の隣の小学校裏には、二宮金次郎像も建ってます。↗
 
↑神社への表出入口である鳥居と、本殿。
 
朱色の鳥居に護られたお稲荷様の顔は、愛嬌溢れるものでした。

↑御社の裏に残る富士講跡、「富塚古墳」と呼ばれ、戸塚町の名前の由来になった場所だとか。
元は早稲田大学9号館裏に在ったのが、ここに移されたのだそう。

↑赤穂浪士随一の剣客と謳われた「堀部安兵衛の碑(堀部武庸加功遺跡之碑)」
元禄七(1694)年二月十一日、堀部安兵衛は市ヶ谷から喜久井町を通り、馬場下の小倉屋で枡酒を煽ると、高田馬場に駆けつけ、叔父の菅野六郎左衛門の果し合いに助太刀し、相手方三人をばったばったと斬り倒した。
彼のこの武勇伝は「高田馬場の決闘」と呼ばれ、後世、講談・逸話・芝居の題材に選ばれた。
尚、講談・逸話・芝居の中で、彼の功績は三人斬りから十八人斬りへと過剰な演出が加えられた。(フィクションはこれだから…)
碑の側に立ってた看板には、下記の様な説明文が記載されてました。↓
「地域の伝承として知られる『高田馬場の決闘』における赤穂浪士『堀部安兵衛』の事績を顕彰する記念碑。
 江戸時代に高田馬場の管理を委託されていた甲州屋の子孫、行田久蔵が、明治43(1910)年に建立した。
 当初は茶屋町通りに在る久蔵の植木園に建てられたが、昭和46(1971)年に現在地に移された。
 記念碑が建てられた当時は、日露戦争後の国家主義の高揚を背景とし、忠臣蔵の再評価が高まった時代であった。
 また、明治から大正にかけては全国的に建碑ブームが巻き起こり、歴史上の事象や人物に関する顕彰運動が盛んな時代でもあった。」
成る程、銅像や記念碑を建てるのが、当時のブームだったわけか。(笑)

↑早稲田水稲荷神社に参拝を済ませ、風光明媚な場所で知られる「甘泉園」へ――水稲荷神社の隣に在るんですよ、実は。

☆三島橋~仲之橋間立ち寄りスポット…新宿区立「甘泉園公園
新宿区立では唯一の回遊式庭園との事。
名前の由来は、園内の湧水が清冽で常時涸れず、茶に適した名水だったからとか…蛍まっしぐらの甘い水だったんだね。
 
「江戸時代宝永年間(1704ー1711年)に徳川御三家の一つ尾張徳川家の拝領地となり、その後、江戸中期の安永三(1774)年に初代清水家の江戸下屋敷が置かれた。
 明治30年頃、子爵の(中村)相馬家が所有し、庭園として整備されたが、昭和13年に早稲田大学に移譲された。
 戦後、都はこの地を買収し、改修した後、昭和44年、新宿区へ移管。
 以降、新宿区立公園として現在に至る。
 庭園は、神田川右岸を東西に走る台地の北面の傾斜地とその低地に在って、段丘の高低差を利用し、泉の水を引いた池を廻遊する林泉になっている。
 池傍より見上げる雄大な常緑樹林に囲まれ、春のツツジ、秋の紅葉が水面に映り、見事な景観を創り出しているとの事で、『日本の歴史公園100選』に選定された。」←園内の案内看板より抜粋。

↑こちらが公園内の案内図。
2つの澄んだ池を取り巻く様に樹木が繁って、情緒有る景観を創り出しています。
 

 

 
↑どのくらい池の水が澄んでるかってえと、オタマジャクシがわんさか棲んでるの!!
近頃姿を見なくなったと言われるオタマジャクシが、こんなにウジャウジャ!!
夏から秋にかけては蛙の鳴き声が賑やかに響くんだろうな~。
 

 
↑和風庭園には付き物の東屋。
 
公園の頂上部にて、清水が溢れ出る場所を発見…これが嘗て名水で知られた湧水だろうか?↗
春の風景も綺麗だけど、秋の紅葉のシーズンが特に人気らしい。
今度は秋に訪れたいと思いました。
…寄り道はここまでにしといて、次の神田川に架かる橋を目指します。(汗)


源流から数えて112番目の橋…「仲之橋」
以前は桜の枝振りが付近で最も良いと言われた花見の名所でしたが、ここで残念なお知らせが……次に架かる豊橋迄の区間は、環状第4号線の整備工事により、遊歩道が断絶しています。(涙)
遊歩道が行き止まりになってて先へは行けないの…迂回するしかないの――どうしてわざわざ花見の名所の桜を切り倒して道路敷こうとするかな~!
都心に集中する交通を分散化させる目的で敷くそうだから仕方ないけど、当初は東京五輪前に完成させる予定じゃなかったっけ?
新型コロナ流行という不確定要素も有ったけど…リニア新幹線と環状第4号線、どちらが先に完成するか、読めなくなって来たなと。(笑)
 
↑仲之橋上より上流側を向いた風景…開花時期の違いか、一部濃いピンクの桜になってるのが可愛いらしい。

↑仲之橋上より下流側を向いた風景…前方に見えるのが環状第4号線の一部になる予定の新橋です。
 
↑下流側を向いて撮った新橋と、迂回途中に撮った桜並木が途切れた空間。
尚、新橋はどう見ても車道なんで数には入れません。(前回数えた気がするけど;)
 
↑上流側を向いて撮った新橋と、迂回路に利用されてる新橋隣のマンションのコンコース。(汗)
こちらのマンションの管理会社が寛容なお陰で、コンコースを通り抜けて遊歩道に戻る事が出来る。
迷惑行為でマンションの住民や管理会社の方を怒らせないようにせねば。

☆仲之橋~豊橋間の立ち寄りスポット…雑貨&喫茶「iro」
 
遊歩道沿いに、外観がお洒落な喫茶&雑貨店が建ってます。
店内は狭そうだけど、珈琲とケーキを味わいながら、窓に映る美しい風景を眺められる事確実。
新型コロナの流行が収まったら寄ろうと考えてるので、それまでどうか閉店せずに持ち堪えてください…!
インスタ止めちゃったみたいで、結構心配してるんだ。(汗)
HP無いので食べログ記事参照(→https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13245477/)
 
↑雑貨&喫茶「iro」にて買った「桜乃葉おこし」、人へのお土産にしたので味は解らず。

↑仲之橋~豊橋への遊歩道、途中から再び明るい表通りに出ます――といったところで、続きは次回!

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桜橋~神田川を下る旅~その16

2021年06月24日 21時55分37秒 | 旅の覚書
皆様、こんばんは。
神田川下りのお時間です。
現実の季節は夏ですが、このブログ上では時計の針を戻して、麗らかな春の一時を演出したいと思います。(汗)
では前回「桜橋~神田川を下る旅~その15」に引き続き、上流から数えて98番目の落合橋~103番目の神高橋までの区間を案内致しましょう。
尚、撮影日は一年前の2020年3月末頃です。(一部今年の春撮影した写真も有;)

源流から数えて98番目の橋…「落合橋」
昔、神田川(神田上水)と妙正寺川が、この地点で落ち合ってた事が、橋名の由来だそう。
「落合」と言う呼び名は、橋だけでなく、この辺りの地名にも引き継がれています。
ちなみに現在、二本の川が正式に合流する地点は、上流から数えて107番目に架かる高戸橋付近だそう。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、落合橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、落合橋上より下流側を向いた風景。
…1つ前の瀧澤橋で遊歩道が途切れてしまってる為、この落合橋から103番目の神高橋まで、川沿いに歩く事が出来ません。
付近は小道が入り組んでる為、初めて神田川下りをする際は迷うかもしれない…ですが、要は川が流れる方向へ進めば良いだけ、東京富士大学正門前の通りを選び、角に突き当たる毎に右折すれば、橋を順に巡れる筈です。

ちなみに余談になりますが、近辺にもう1カ所、「落合橋」と言う名の橋が架かってます。
 
↑こちらは妙正寺川に架かる「落合橋」、近くには西武新宿線「下落合」駅が在ります。
神田川と妙正寺川、二本の河川は、この下落合駅を挟む様な位置関係で流れています。

☆下落合駅北口前の立ち寄りスポット…「加勢牧場―新宿下落合店―」
続けて余談になりますが(汗)、下落合駅北口の直ぐ前に、美味しいと評判のパティスリーが在ります。
HPの紹介文によると、新潟県長岡市の牧場が経営してる店らしい。
世界的に希少なガンジー種の牛乳を使って製造するスイーツは、毎日売り切れる程の大人気。
特に人気が高いのが、チーズケーキとソフトクリームとシュークリームです。
 

 
以前、シュークリームと季節限定レモンチーズタルトを買って食べたんですが、ミルクの風味がめっちゃ濃くて大変美味しかったです。
シュークリーム、この美味しさで1個180円は安過ぎる。
小さい店舗で品数は少ないですが、自信を持ってお勧めする店です。
けど国内でガンジー種の牛乳を取り扱ってるの、那須高原の南ヶ丘牧場くらいかと思ってた…他にも在るんだなと。

他にこの近辺で立ち寄りたいスポットがもう数カ所――

☆下落合駅側(妙正寺川辰巳橋側)の立ち寄りスポット…神田川高田馬場分水路と妙正寺川との合流地点
現在の神田川と妙正寺川との正式な合流地点は上流から数えて107番目に架かる高戸橋付近とお伝えしましたが、その前にここ下落合の妙正寺川に架かる辰巳橋付近で神田川の分水路である「高田馬場分水路」と合流致します。
「高田馬場分水路」については前回、上流から数えて96番目の新堀橋の辺りで触れてますので、ご再読ください。
合流後は暗渠(ここでは地下に潜って見えない川の意味)となり、高戸橋付近で再び地上を流れる開渠となって、神田川の本流と合流するという――一気に合流させては水が溢れる危険が有るので、そういう仕組みになってるのでしょう。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、妙正寺川に架かる辰巳橋。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、辰巳橋下で合流する神田川高田馬場分水路と妙正寺川――右側の流れが妙正寺川で、左側は地下に潜ってた神田川高田馬場分水路です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、妙正寺川に架かる辰巳橋上より下流側を向いた風景…先の流れは暗渠になっていて見る事が叶いません。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は新目白通りに敷かれた緑道、この道の地下に合流して暗渠となった川が流れています。
車道を挟んで緑道の相向かいには、神田川の守り神として古くから信仰を集める「氷川神社」が鎮座しています。
余談続きで申し訳有りませんが、紹介させてください。(汗)

☆神田川高田馬場分水路と妙正寺川との合流地点側の立ち寄りスポット…「新宿下落合氷川神社
創建は今より二千四百年前とも、それより更に古いとも云われ、詳らかではないけど、地元で古くから信仰されて来た神社です。
御祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」、「奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)」、「大国主命(おおくにぬしのかみ)」――日本の神話を代表するスーパートリオですね。
「太平洋戦争末期、戦火に包まれる憂き目に遭うも、昭和26年に現在の社殿が再建された」との説明が、境内の看板に記載されていました。
 


↑この辺りじゃ最も大きい社殿を誇る神社です。
氷「川」と言う名前に表れてる様に、元は須佐之男命ではなく、武蔵野国の水神を祀ってたとの説が有ります。

…いいかげん余談を切り上げて、神田川に架かる橋の紹介に戻ります。(汗)


源流から数えて99番目の橋…「宮田橋」
住宅街に架かる細い橋です。
側には「世界湯」と言う銭湯が在ります。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、宮田橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、宮田橋上より下流側を向いた風景…写真右、薄緑の金網が張られてる場所は、新宿区立「宮田橋公園」です。
川沿いの公園なのですが、金網で完全に囲まれており、景観を楽しめない造りになってるのが残念です。
公園で遊ぶ児童を守る為なのは理解出来るんですけどね…。


源流から数えて100番目の橋…「東京富士大学構内橋」
記念すべき100番目の橋ですが、学校関係者以外は基本立ち入り禁止な為、渡る事が出来ません!
したがって上流側・下流側の風景写真は撮れず…そもそも学校の施設橋を数に入れるか悩んだのですが(正式な橋名が有るのか解らないし)、人が渡る橋ですので一応数に入れたいと思います。(汗)


源流から数えて101番目の橋…「田島橋」
側に立ってた看板によると、「江戸時代、付近に下屋敷が在った安藤但馬の守が、よくこの橋を使った為、この呼び名になった」との事。
「但馬」名が時を経てく内に簡略化され、「田島」に置き換わったのですね。
昔この橋の上流には「犀が淵」と云う深い淵が在り、江戸時代には「高田十二景」と呼ばれる月見の名所の一つとして、江戸時代後期に刊行された江戸ガイドブック「江戸名所図会」にも紹介されたそうです。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、田島橋上より上流側を向いた風景…東京富士大学構内に咲く桜が観えます。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、田島橋上より下流側を向いた風景…写真右の「さかえ通り商店街」を真っ直ぐ進むと、JR高田馬場駅早稲田口に出ます。
写真左、ヒヨコマークが付いた建物は、消臭剤でお馴染み「エステー」の本社です。

☆田島橋側の立ち寄りスポット…新宿区立「おとめ山公園
…側ってほど近くには無いんですが…田島橋が架かる地点から西武新宿線の踏切を渡って新目白通りを横断し、坂を登った先に在る公園なので(汗)…今回ほんと寄り道が多くて申し訳無い。(汗)
しかしここは嘗て蛍の名所として有名だった「落合の郷」を語る意味で、外すわけには行かない重要スポットなのです。
「おとめ山公園」――名前は上流から数えて27番目の「乙女橋」同様、江戸時代この地が将軍家の狩猟場だった為に、民衆立入禁止の「おとめ山(御留山、御禁止山)」と呼ばれていた歴史が由来になっています。
大正期に入り、大名だった相馬家が広大な庭園を持つ屋敷をこの地域に造成、後に売却される事になった際、森林の喪失を憂えた地元の人達が、「落合の秘境」を保存する運動を起こし、昭和44(1969)年にその一部が公園として開園したのだそう。
江戸時代には「落合蛍」として江戸名所図会に描かれる程、蛍狩りの名所で知られていた落合の界隈。
昭和48年より新宿区はこの公園で蛍の飼育を始め、昭和53年から毎年蛍の鑑賞会を開催。
その後、平成13年に地元の「落合蛍を育てる会」の方々に引き継ぎ、現在は地域の方々の手によって活動が続けられています――との説明が、公園内の看板に記載されてました。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、「おとめ山公園」への道、おとめ山通り…かなりきつい登り坂になってます。(汗)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、そのおとめ山通りの途中に建ってた「錦松梅東京工場」…こんな所に老舗で有名なふりかけの工場が在ったんだなと。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、おとめ山通りを振り返り見下ろした構図…傾斜がどんだけきついか察せるかと。(汗)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、「おとめ山公園」ホタル舎近くの出入口です。
「神田川と妙正寺川、二つの川の浸食により低地、斜面(崖線)、台地が形成され、嘗ては低地に水田、台地には農村が拡がりました。
 斜面一帯は緑地となり、東西に連なる斜面緑地が生まれました。
 その中に公園は位置し、今も豊かな緑が残されています。
 公園では今も湧水が、園内の流れや池を潤しています。」←公園内看板の説明書きより。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は公園の案内図、結構広いです。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真、金網ケージで厳重に護られてるのが「ホタル舎」。
蛍の為に造られた人工の小川では、水棲生物を採集しようとする子供達の姿が…ザリガニを採ってるのかな?
 
↑園内に設置された見晴台。
生憎、観えるのはビルばかりで、景色はいまいちでした。
晴れた日に来れば、もう少し綺麗な風景を眺める事が出来たかも。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、林間広場に建つ東屋。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、林間広場から泉の広場へ続く階段。
 
↑泉の広場の湧水…私が訪れた日は目にする事が出来なかったのですが、季節によっては纏まった水量の流れが見られるそうです。
平成15年には「東京の名湧水57選」の1つに選定されました。
 
↑頂上部付近に広がる、みんなの原っぱ。
児童遊具や健康器具が設置されており、家族連れに大人気でした。
 
↑原っぱの片隅に設置された水琴窟…最初気付かず通り過ぎたほど、隅っこにポツンと設置されています。
 


↑低所の広場と高所の広場とを繋ぐ林間デッキ、樹々の合間から池や広場を見渡せます。
 
↑ふれあい広場に立つスダジイ、愛称ではなく、常緑広葉樹ブナ科シイ属の種別名です。
暖地性照葉樹林を代表する樹種の一つで、日本の森林を下支えする重要ポジションに付いてます。
昔からこの場所に立ってた、公園のシンボル樹木だそう。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は上の池、PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は中の池。
園内の敷地は、おとめ山通りを挟んで、二つに分かれています。(案内図参照)
園内の3つの池の内、上の池と中の池は左側、下の池は右側の敷地内に在ります。
 
↑右側の敷地内に広がる谷戸の森。
芝斜面は、大正初期から昭和初期にかけ、この辺りを所有していた相馬家(嘗ての相馬中村藩主)の庭園跡を、極力そのままに活かしたのだとか。
 
↑谷戸の森の端に咲いてた桜、敷地内では数組が花見を楽しんでました。
 
↑右側の敷地内に在る下の池、「弁天池」との名が付いてるそう。
池畔には東屋が建っておりました。
何故、下の池だけ固有名が付けられてるのか不明だけど、ひょっとしたら下の池だけ相馬家所有の池だったとか、或いは逆に上の池・中の池がそうだったとか?
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、水辺のもりに咲いてたシャガ。
菖蒲に似た形の白っぽい花を咲かせます。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、水辺のもり側の出入口。
公園を出て、そろそろ橋に戻りましょうか――しかしその前に後1カ所だけ寄らせてください。(汗)

☆おとめ山公園隣の立ち寄りスポット…「東山藤稲荷神社
おとめ山通りを、公園に到る手前で、角を左に曲がると鳥居が現れます。
 

 

 

 
↑小さな御社ですが、源氏一族の守護神として祀られる神社です。
清和源氏の祖である源経基が、927(延長5)年初午の日に、京都稲荷山より勧請・創建したとの謂れが残ってます。
東山稲荷の神から受けた御神託により、平将門の謀反を察知し朝廷に報告した功が認められ、天皇より源姓を賜った経基は、源氏一族の守護神として崇敬されたとの事――将門様にとってはにっくき敵じゃないすか。(汗)
境内に藤の大木が在った事から、「藤稲荷神社」・「富士稲荷神社」とも称されるとか。
旧社殿は1945(昭和20)年5月24日の空襲で焼失、その後1953(昭和28)年に仮殿にて復興された後、1970(昭和45)年5月24日、現社殿の再建に至ったそう。
この辺り空襲で一切合切焼かれたのですね…。

――で、今度こそ神田川に架かる橋に戻ります。(汗)


源流から数えて102番目の橋…「清水川橋」
橋を渡ると、先に紹介したJR高田馬場駅早稲田口に続く「さかえ通り商店街」に出ます。
商店街との名前が付いてますが、雰囲気的に呑み屋横丁に近いです。
飲み屋やキャバレーといった店が、狭い通りを埋める様に建ち並んでいて、猥雑な空気を醸しております。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、清水川橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、清水川橋上より下流側を向いた風景…川の流れがボトルネックの様に細く絞られてるのが見えるでしょうか?
この辺り、嘗て「高田馬場渓谷」と呼ばれてたそうです。

…ここで大変申し訳無いのですが、後1回だけ寄り道をお許しください。(汗)
神田川から一旦外れて、さかえ通り商店街をJR高田馬場駅方面へ歩いて行きます。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、JR高田馬場駅側から見た「さかえ通り商店街」への出入口。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、JR高田馬場駅早稲田口です。
ご年配の方は高田馬場と聞けば、講談の演目等でお馴染み「高田馬場の決闘」を思い浮かべるでしょう。
しかし団塊より下の世代からすれば、高田馬場は、日本のテレビアニメの祖にして漫画の神様、手塚治虫先生関わりの街なのです。
何故なら高田馬場には、手塚先生が設立したアニメ制作会社、「手塚プロダクション」が在るから。
JR高田馬場駅ホームに流れる発車メロディーが「鉄腕アトム」なのも、それが理由です。

☆JR高田馬場駅早稲田口前の立ち寄りスポット…手塚治虫キャラ大集合壁画
JR高田馬場駅早稲田口より降りたら必ず目に付く、高架下に描かれた大壁画です。
この壁画が高田馬場駅前に描かれた経緯は、こちらの「高田馬場新聞」の記事を御覧ください。(→https://www.babashinbun.com/0040atomnomachi.html)
 

 
↑日が傾く頃に訪れた為、壁画が陰で真っ黒くなってしまい残念。(汗)
↓高田馬場一の人気撮影スポット…細かく観てくと、決闘や染物等の高田馬場の郷土歴史が、イラストの中にさり気無く織り込まれてますね。
 

 

 



 
↑個人的好みを言うと、冬のイラストが幻想的な色合いで、一番好きです。
スマホから観た場合、季節の順番が逆になるので、ここはPC画面でご覧ください。(汗)

…今度こそ寄り道せずに、神田川の橋をひたすら巡ります。(汗)
つっても次に架かる神高橋までは川沿いに歩けないので、高田馬場駅から迂回する事に変わりなかったりする。
 
↑神高橋に向かう前に、清水川橋~神高橋間に架かるJR線鉄橋を、下流側向いて撮影してみた。
JR線鉄橋下の橋の様な物は、点検・修理の為に架けてあるんだろうか?

↑清水川橋~神高橋間に架かるJR線鉄橋を、上とは反対に上流側向いて撮影した写真。

清水川橋~神高橋間には、JR線鉄橋の他、西武新宿線が走る鉄橋も架けられています。
JR線鉄橋が神田川の上を真っ直ぐ走るのに対し、西武新宿線はJR線鉄橋に遠慮するかの如く迂回して走る。
多分JR線に先を越されたんだと思うけど、西武新宿線が未だにマイナーなイメージから脱却出来ない一因になってる様で同情してしまう。
バブルさえ弾けなきゃ、複々線化計画が頓挫したりしなかったろうに。
 
↑こちらは清水川橋~神高橋間に架かる西武線鉄橋、PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、下流側向いて撮った写真、
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、上流側向いて撮った写真です。
鉄橋下は一部休憩スペース(喫煙用?)になっており、そこから潜って下から撮影する事が可能、但し自分が撮影したのは去年なので(汗)、現在も下を潜れるかは不明です。

 
源流から数えて103番目の橋…「神高橋」
PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、JR高田馬場駅方面を向いて撮影した写真。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、新目白通り方面を向いて撮影した写真。
ビルが建ち並び賑やかな高田馬場駅方面に比べ、新目白通り方面は何処と無く鄙びた雰囲気――向きによって街の異なるカラーが楽しめる、一粒で二度美味しい的な橋です。(笑)

↑神高橋上より上流側を向いた風景…嘗て急流で知られた高田馬場渓谷の流れを目にする事が出来ます。
現在でも大雨が降った後の水流は、恐怖を感じるほど轟音立てて凄まじいです。

☆神高橋上流側立ち寄りスポット…神高橋下親水テラス
 
通常は封鎖されてますが、住民が水に親しめるよう、上流側の橋下にテラスが設けられています。
新宿区内はこういう親水テラスが数多く設けられてる印象、やはり金が集まる区は街計画からも余裕を感じる。


↑神高橋上より下流側を向いた風景…ここから下流へ川沿いに歩ける道が復活します。
神高橋上流側から下流側には、横断歩道を渡って行く事になりますが、信号が無いので渡る際は注意が必要です。
信号が設置された横断歩道が道路の両端に在るのですが、かなり距離が離れているせいか、信号無の横断歩道を利用する人は少なくないです。

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今年の夏至は6月21日

2021年06月21日 22時04分25秒 | ただいまおかえり(雑記)
…というわけで、今年は今日が夏至なのですよ。
北半球側の国は、一年で最も昼の時間が長くなります。
逆に南半球側の国は、一年で最も昼の時間が短くなります。
日頃から地球が丸い事を意識してないと、何か不思議に思えます。
 
東京では例年、夏至の頃に紫陽花の最盛期を迎えるのですが、今年は季節の歩みが早いのか、紫陽花は終わりかけで、朝顔が満開です。

↑駅の壁を覆う朝顔。
「ノアサガオ」つって、物凄く繁殖力強いらしい…野(良)朝顔??
蔓性の植物って繁殖力半端ないっすよね。
家の庭に生えてる山芋も、毎年秋になるとむかごが沢山収穫出来るのは嬉しいんだけど、夏の異常な繁殖力にはほとほと困ってます。
一晩の内に物干し台覆うから、夏の朝は起きたら先ず蔓の撤去から始めるんですよ。(汗)
伐っても伐ってもしぶとく生えて来るの!
…そもそも植えた覚え無いんだけどな~。(汗)
朝顔も山芋と同じ蔓性植物なので、花は綺麗だけど、油断するとバイオハザード化する。
でも自分は朝顔が好きだ、あのラッパの様な見た目の花が、独特な怪しさを持ってる。
気怠い夏のイメージにぴったりだと思うのです。

↑夏至という事で、「水無月」買って食べました。
本場の京都では6月30日の夏越の祓で食べるんだけど、年の節目に魔除けの意味で食べる事を考えれば、夏至に食べても構わないでしょ。
つうか夏越の祓は、大まかに言えば夏至のお祭りだから。
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桜橋~神田川を下る旅~その15

2021年06月20日 20時18分32秒 | 旅の覚書
前回「桜橋~神田川を下る旅~その14」の続きです。
今回は上流から数えて90番目の大東橋~97番目の瀧澤橋までの区間、撮影日は約1年前の2020年3月末頃(※一部今年撮影したものも有;)…今回は写真が非常に多い為、前置き無く参ります。


源流から数えて90番目の橋…「大東橋」
上流から歩いて来た場合、JR中央・総武線鉄橋を潜った先に架かる橋です。
 
↑大東橋上より上流側を向いた風景…線路上を走る総武線を桜越しに納めようとカメラを構える女性を、後ろから撮影してみた。(無断で失礼)
 
↑大東橋上より下流側を向いた風景…橋は中野区と新宿区の境に架かるのですが、ここから先暫くは両岸とも桜並木が続きます。
とは言っても中野区側はブチブチ途切れがち、やはり天下の新宿区様には敵わないって事か。(区の予算がね~)
新宿区サイドは川の流れに沿って公園が続いており、植えられてる桜の本数が殊の外多い区間です。

☆大東橋側の立ち寄りスポット…新宿区立「神田上水公園
大東橋~小滝橋まで続く川沿いの遊歩道を公園に整備したスポットで、総延長約600mの敷地内には人工の小川が流れています。
但し、小川が稼働するのは4月下旬~10月下旬迄と定められいて、花見シーズン中は写真の通りの涸れ川です。
寒い季節は川が凍って転倒する人出るかもだし、花見の季節は酔った客が足滑らせて水浸しになるかもしれんし、妥当な稼働期間かもしれない。
他、児童用遊具にもなる健康器具や、トイレも設置されており、大人から子供まで日常的に楽しめる憩いの場になってます。
 

 
↑神田上水公園内、大東橋~南小滝橋間にて撮影。


源流から数えて91番目の橋…「南小滝橋」
上記した通り、新宿区に入る右岸は「神田上水公園」の敷地です。

↑南小滝橋上より上流側を向いた風景…桜並木の向うに聳え立つツインタワーマンション。
 
南小滝橋上より下流側を向いた風景…視界を覆う程の桜の枝振りにうっとり。
神田川で花見するなら、このスポットは外せないでしょう。
いや、歩くなら、上流から84番目の栄橋~97番目の瀧澤橋まで引っくるめてお勧めで、「上流から歩く場合の神田川第四お花見コース」に指定させて頂きます。
  
↑南小滝橋~亀齢橋間、「神田上水公園」内にて撮影。
公園なので、ベンチも数カ所に設置されてます。


源流から数えて92番目の橋…「亀齢橋」
また橋名に亀が付いてる…昔、付近に「亀久保」と呼ばれる地域が在ったそうで、そこが由来になってるかもしれません。

↑亀齢橋上より上流側を向いた風景。
 
↑亀齢橋上より下流側を向いた風景…上流・下流側とも見事な桜の枝振りで隠れてますが、この橋の付近、流れが緩やかに蛇行しています。

 
源流から数えて93番目の橋…「小滝橋」
新宿区側、橋の手前で諏訪通りと小滝橋通りと戸三小通りが集合し、早稲田通りと繋がります。
下流側へ行くには横断歩道を渡る必要が有りますが、数本の道路が束になる新宿区側の交差点は車の交通量が多く、信号の待ち時間が長くて苛々します。
 
↑「神田上水公園」は小滝橋上流側まで、写真は小滝橋側の公園出入口と、小滝橋上より上流側を向いた風景になります。

↑信号渡り、小滝橋上より下流側を向いた風景。
公園を抜けても桜並木は続く。
何故なら、小滝橋まで中野区と新宿区の境に架かってたのが、次の久保前橋より101番目の清水川橋まで両岸とも新宿区に架かるから。

☆小滝橋~久保前橋間立ち寄りスポット…「寒天工房、讃岐屋
小滝橋~久保前橋まで続く遊歩道の大体真ん中辺りに、美味しい寒天屋さんが在ります。
寒天を売りにしてるだけあり、他店の物と比べて寒天が大きい!非常に食べ応え有ります!
ところてんも美味しいです。
テイクアウト・イートイン共にやってますが、新型コロナ流行により現在は喫茶室の営業時間を短縮しています。
毎週水曜は定休日なので注意!お取り寄せも可能です。
 

 
↑季節限定「桜餡蜜」を買って、外で食べました。(お茶はサービスで頂いた)

 
源流から数えて94番目の橋…「久保前橋」
写真中央の建物は「落合水再生センター」――新宿区・中野区・杉並区の下水処理場です。
施設の屋上は「落合中央公園」として一般に開放されています。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、久保前橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、久保前橋上より下流側を向いた風景。
…上流と下流で桜の開花具合が全然違う事には目を瞑ってください。(ぶっちゃけ撮影した年と日が違う;)
この橋から桜を観るなら、「落合水再生センター」の屋上に上がるべし!――大丈夫、不法侵入にならないから!屋上は公園だから!
 


↑「落合水再生センター」の階段から眺めた風景。
満開時は桜が川を覆って壮観、これぞ桜の川流れ!(←意味不明)
…橋の上からだと公園が在る様に見えないから、気付かず通り過ぎてしまう人も居るんです。
屋上から観てる人は施設関係者に違いないと思い込んで…数年前の自分ですが。(汗)
でも実は階段上った先に、広~い公園が在るのですよ!

☆久保前橋側立ち寄りスポット…新宿区立「落合中央公園(落合水再生センター)」
東京都下水道局の下水処理場で、屋上は「落合中央公園」になっています。
ジョギングコースに、雨が降った後でも使える人工芝の野球場やテニスコート等を備える、体育会系にぴったりの公園です。
 

 

 
自分が訪れた時も何処かの運動部が練習に使用しとりました。

↑運動場の他に、こんな綺麗な庭園も――恐らく下水を処理した後の再生水を、庭木への散水に利用してるのでしょう。
   
↑久保前橋~せせらぎ橋間遊歩道にて撮影した桜。

☆久保前橋~せせらぎ橋間立ち寄りスポット…「珈琲専科ラ・フルール」
…以前はここに民家を改築したと思しき小さな喫茶店が営業してたんですが、新型コロナ流行で長期に渡り休業後、今年に入り閉店してしまいました~~~。(涙)
いつか行こうと考えてたのに…一度も行かないまま無くなってしまった…悲しい。
  
店の看板は未だ残ってて、周囲の風景に花を添えています。
桜が咲く春も良いけど、新緑が続く季節も絵になる。

 
源流から数えて95番目の橋…「せせらぎ橋」
新宿区立「せせらぎの里公苑」東側出入口に架かる歩行者専用橋。
この施設も東京都下水道局の管轄らしく、園内を流れる川のせせらぎは、下水処理後の再生水を利用してるとの事。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、せせらぎ橋上より上流側を向いた風景――思いがけず心霊写真が撮れてしまった!!!(嘘です)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、せせらぎ橋上より下流側を向いた風景。

☆せせらぎ橋側立ち寄りスポット…新宿区立「せせらぎの里公苑
先に紹介した通り東京都下水道局管轄の公園で、地下の下水処理施設の上に公園を造り、処理水を庭木の散水やせせらぎに利用してるもよう。
「この『せせらぎ』の水は、落合水再生センターで『下水』を綺麗に処理したものです。
 処理方法は海水を飲み水にする事が出来るものと同じ仕組みで、『膜ろ過法』と呼ばれ、逆浸透膜を通る事により綺麗になります。
 膜の穴の大きさは水の分子だけが通れるものです。」←園内の看板より。
 

 

 

 

 
最先端のろ過処理を行ってるだけあって、元が下水とは思えないほど、園内を流れる水は澄んでいます。
春はソメイヨシノの他、枝垂桜が咲いて美しい。

☆せせらぎ橋~新堀橋間の立ち寄りスポット…「伊良(いよし)コーラ総本店下落合
クラフトコーラの専門店。
瓶に貼ってあるラベルの説明書きによると、原材料はコーラシロップ(レモン、ライム、砂糖、シナモン、コラの実、その他香辛料)、レモン果汁、炭酸等――12種類以上のスパイスと柑橘類を調合してるらしい。
飲んだ感想としては、コーラと言うより、グリューワインに近い。(アルコール入ってないけど)
スパイスたっぷり使ってる為か、飲んだ後、体がポカポカ温かくなりました。
自分は美味しいと感じましたが、家族の意見は真っ二つに分かれました。
  
↑新型コロナ流行の影響か、現在店舗は営業してないもよう。
自販機でのみ1本450円で買う事が出来ます。
飲む直前に、逆様にするのがポイント…香辛料が沈殿してるので。
以前テレビから仕入れた情報によると、移動販売車を使い、都内各地で販売してるとか…都内に住んでる方、いつかは貴方の住む町に、行くかもしれません。(by.花の子ルンルン)
 
↑ちなみに、店の前の通りには、「コーラ小道」なる名前が付いてるらしい。
地図で確認したら、せせらぎ橋~新堀橋間の、上流から見て右岸側の遊歩道が、その小道に当たるらしい…宣伝目的で命名権を買ったのだろうか?


源流から数えて96番目の橋…「新堀橋」
西武新宿線「下落合」駅側に架かる橋です。
 
↑新堀橋上より上流側を向いた風景…上流側には「高田馬場分水路」と言われる川の吞口が在ります。
大雨が降って川が増水した際は、この分水路へ水が落ちる仕組みになってます。
付近は昔、洪水被害が多発した場所なのだとか。

↑新堀橋上より下流側を向いた風景…手前の古い建物が趣きを醸してますが、そろそろ川に落ちそうで心配です。(汗)

 

 
源流から数えて97番目の橋…「瀧澤橋」
上流から歩いて来た場合、この橋が架かる所で一旦遊歩道が途切れます。
桜並木は次に架かる落合橋まで続いてるっぽいのですが、川沿いに歩く道が無いのです。(涙)
 

 


↑瀧澤橋上より上流側を向いた風景。
 

 

 


↑瀧澤橋上より下流側を向いた風景。
…沢山写真を貼り付けた事から察せるでしょうが、この橋の付近は特に桜の枝振りが凄いです。
橋の側には外国人向け日本語学校が在り、春は外国人の生徒さん達が橋の上で花見を楽しんでます。

遊歩道が途切れた所で、今回記事はここまで!

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ミスドコレクション97

2021年06月16日 23時15分52秒 | ミスド
ミスド記事が予想外に好評なので、調子に乗って今回はミスド定番ソフトドリンクを、今更の様に紹介。(笑)
SNSとか観ててもミスドって人気有るよな~、近頃コンビニドーナツにやられてる?――誰だ!?そんなデマ流してるのは!?――って思います。
実際、セブンイレブンなんか、華々しくレジ前に陳列してたドーナツを、今やパンコーナーやスイーツコーナーの片隅に2、3品とか、アソート纏めて4個売りを置いてるだけですから。
で、見た目からミスドのパチモン狙い…「この地域にはミスド無いでしょ?うふふv代わりに買ってかない?」って、姑息な戦略丸出しですよ!
それに比べるとローソンはオリジナルドーナツ出してるだけ偉い。
コンビニスイーツに関しては、ローソンが他より一歩先を行ってるなって、以前から感じてます。
別にローソン推しじゃないけど…ぶっちゃけコンビニ商品は、何処も似たり寄ったりの味に収斂してく様で、あまり好んでは買わないのです。
そんな事よりミスド定番ドリンクの話を致しましょう。(汗)
2021年6月現在、ミスドで販売してるソフトドリンクは以下の通りです。

「バレンシアオレンジ100%ジュース(テイクアウト259円/イートイン264円)」↗
甘味と酸味のバランスが絶妙、バレンシアオレンジの爽やかな味わいが楽しめます。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…百%を謳うだけあって、オレンジの爽やかな甘酸っぱさを、ダイレクトに感じました。
とは言っても当たり前だが生絞り感は無い(笑)、けど予想してたよりずっと美味しかったです。


↑「青森県産ふじりんご100%ジュース(テイクアウト259円/イートイン264円)」
林檎そのものの優しく自然な甘味で、お子様にもお勧めです。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…これが美味しかった。
林檎&オレンジジュースは他ファストフード店でも大体置いてるけど、ミスドの商品はその中で比べてもかなり美味しい方に入ると感じます。
親が風邪引いた子供の為に、林檎を摩り下ろして作った様な味のジュースです。
うちの親は、自分が風邪引いた時、庭に生えてたアロエの絞り汁を飲ませてくれた思い出…無茶苦茶苦かったけど、翌日治りました。
わざわざ「青森県産」と断ってる辺りに、ミスドの拘りを感じます。
青森県産林檎は格別美味しいからな~。


↑「山ぶどうスカッシュ(テイクアウト194円/イートイン198円)」
香り豊かな山ぶどうの果汁が入った爽やかな甘酸っぱさが美味しいドリンク。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…マスカットとは違う、野性味溢れる山ぶどうの香りが致します。(←ほんとかよ??)
炭酸ソーダあまり好きではなく、日常的に飲む事無いんですが、爽やかな甘味で美味しかったです。


↑「カルピス(テイクアウト194円/イートイン198円)」
甘味がスッキリした乳性飲料の味わいが楽しめるドリンク。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…昔の家庭で夏に必ず常備したと云われる懐かしのカルピス。(お中元で頻繁に貰うので、大半の家庭の冷蔵庫に在った)
今カルピス出すファストフード店って他に在るのかネットで調べたら、マックモスロッテリアケンタッキー何れも提供してないもよう。
カルピスを出す大チェーン店は(多分)日本ではミスドだけ!!
貴重なカルピス、氷で薄まらない内に飲みましょう。


↑「コカ・コーラ(テイクアウト194円/イートイン198円)」
爽快な、喉ごしスッキリ炭酸ドリンク。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…逆にコカ・コーラは比較的どこでも置いてるだろ~と検索してみたら、意外にも少なかった…近年はスタバの影響か、ドリンクに凝る店が多いのだな~と。
ミスドにしたって今でも定番にはしてるけど、これらは子供用に残してるって印象が持てます。
国内の子供の数が減った為に、チェーン店の定番ドリンクも、昔と違って大人向けにシフトしてるもよう。


↑「メロンソーダ(テイクアウト194円/イートイン198円)」
メロンの香りをプラスした色鮮やかな炭酸ドリンク。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…懐かしの昭和の味メロンソーダ…これも最早ミスドぐらいしか置いてあるまい、と探してみたら、意外にもフレッシュネスバーガーで提供してました。
こ洒落たドリンクしか置いてない店って印象だったが…。
他にモスバーガーでも発見、モスの場合わざわざ「無果汁」と断る辺り、らしいなと感じました。(笑)
自分がテレビで観た情報によると、現在、昭和の食品やドリンクが、静かにブームになってるんだそうです。
親になった団塊ジュニア世代が、懐かしの味を自分の子供に伝えるムーブメントを、各地で起こしてるらしいのですな。
…言われてみれば最近、昭和風のカラフルなソーダ水を置いてる喫茶を、頻繁に見掛ける様になりました。
ミスドでもプチブームに乗って、クリームソーダとか夏季限定で置いたら良い…って以前にも書きましたね。(汗)


↑「ホットミルク(イートイン限定…220円)」
生乳100%使用の成分無調整牛乳。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…これも親子で訪れる客を大事にしてるミスドならではの定番メニュー。
ミスドで提供する牛乳ってほんのり甘味を感じるんですよ。
何処のメーカーか気になり、レジから調理場をこっそり覗いたら、「北海道牛乳」ってパックに書いてありました…結局メーカーは不明。
温めた牛乳をカップに注ぎ、スプーンを添えて出してくれるのがミスド流。
これは砂糖を入れて飲むお客さん――大体はお子様と思われ――の事を考えてのサービスなのですが、大人が注文してもスプーンは問答無用で渡されるもよう。(笑)


↑「アイスミルク(イートイン限定…220円)」
生乳100%使用の成分無調整牛乳、氷でひんやり冷やして召し上がれ。(←ミスドHPの宣伝文を引用)
…商品名の通り、氷入りの冷たい牛乳。
氷を入れると牛乳が薄まり不味くなるので、個人的には嫌な飲み方。
やはり牛乳は搾りたてを低温殺菌して飲むのがベスト、しかしここは牧場ではないので仕方ない。
ホットミルク同様、「お好みでシロップ入れてください」と案内するのがミスド流。

以上、ミスドの定番ソフトドリンク紹介編でした。
普段お茶しか飲まず、殆どの商品は初めて口にしましたが、結構美味しかったです。
定番ドリンクにも何気にミスドカラーって出るもんだな~って思えました。
最後にお知らせ――先だって上げた「ミスドコレクション88」、「ミスドコレクション91」、「ミスドコレクション95」ですが、商品の追加等が有ったので、一部追記しております。
宜しければ、ご再読ください。

ちなみに現在のミスドお持ち帰り用ボックスは菅田将暉デザインです。
 
最近いつ行ってもミスドが混んでる理由の1つだろうか?
コメント (2)
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桜橋~神田川を下る旅~その14

2021年06月14日 17時26分01秒 | 旅の覚書
毎度お馴染み、神田川下りの旅。
秋までに書き終わる為に、何とか週二ペースで参ります――って事で、前回「桜橋~神田川を下る旅~その13」の続きです。
今回は上流から数えて80番目の菖蒲橋~89番目の万亀橋までの区間、撮影日は大体(汗)2020年3月末頃になります。

源流から数えて80番目の橋…「菖蒲橋」
読みは「あやめ」橋です。
例の如く、周辺に菖蒲は咲いてませんが、菖蒲は池や川近くを好んで咲く花、昔は咲いてたのかもしれません。
菖蒲橋より上流から数えて93番目の小滝橋までは、中野区と新宿区の境に架かります。
その為、川の整備の仕方がコロコロ変わるのが面白い。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、菖蒲橋上より上流側を向いた風景…欄干のデザインは菖蒲の茎をモチーフにしたのでしょうか?結構お洒落です。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、菖蒲橋上より下流側を向いた風景…高層ビルが間近に迫って参りました!
橋名に入ってる菖蒲は咲いてませんが、代わりにこの橋の付近では、春になると桜やハナモモが咲き揃います。
↓菖蒲橋から相生橋間遊歩道に現れた桃源郷。
 

 

 
↑菖蒲橋から相生橋間は、中野区立「あやめポケットパーク」、新宿区立「はごろも児童遊園」、中野区立「若の芽ポケットパーク」、中野区立「神田川はなひろば」、中野区立「あいおいポケットパーク」と、川沿いに小さな公園が5つ続いており、歩くのに非常に楽しい区域です。
地図で確認するに、ハナモモが咲いてるのは、中野区立「神田川はなひろば」と呼ばれる区域らしい。
濃い桃色をしたハナモモが、小路にトンネルを作っており、美しい眺めです。


源流から数えて81番目の橋…「相生橋」
橋の上を相生通りが走ります。
橋を渡った先には高層マンションが建ってるのですが、あまりに高層な為、橋を入れての撮影は無理でした。(汗)
新宿区指定「水とみどりの散歩道」スタート地点になっている橋で、ここより上流から数えて112番目の豊橋付近までの5.4㎞区間、自転車でも通れる様に整備されています。
100m毎に里程標が立っていたり、案内看板も設置されてたりと、流石は新宿区、金有るな~なんて感心致します。(笑)
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、相生橋上より上流側を向いた風景…右岸、橋の袂に1本、コヒガンザクラが植えられてる辺りが、中野区立「あいおいポケットパーク」と呼ばれる小公園です。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、相生橋上より下流側を向いた風景…こちら側の右岸にも新宿区立「神田川ポケットパーク」と呼ばれる小公園が在るのですが、訪ねた時は周辺工事をしておりいまいちな眺めでした。
前回、前々回訪れた時は、この辺りで野良猫を見掛けたのですが、今回は出会えず終わり残念です。


源流から数えて82番目の橋…「豊水橋」
橋を渡った先には、やはり高層マンションが建っているのですが、高層過ぎて橋と一緒に写真を収める事は叶いませんでした…。
マンション周りには緑がいっぱい植えられていて、まるで公園の様です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、豊水橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、豊水橋上より下流側を向いた風景。
以前は片側だけだった遊歩道が、両側に造られていました。
将来的に川に沿って桜が植えられて、綺麗な並木道に変わりそうな気配が漂ってます。


源流から数えて83番目の橋…「淀橋」
青梅街道が上を通る大きな橋、「新宿区」と表示された方向へ目を向けると巨大なビルが建ち並び、如何にも東京の中枢って雰囲気が漂っています。
未だに癖で「副都心ビル」とか呼んじゃうけど、今は新宿に都庁舎が建ってるんだから、もう「副」じゃないですわな。
橋名の由来にはこれまた中野長者が関わっていて、自分の財産の隠し場所を知る者を長者が川に投げ込んでた伝説から、「姿見ずの橋」なんて不吉な名前が付いてる事を聞いた徳川家光が、「縁起が悪い。京の都を流れる淀川に雰囲気が似てるから、『淀橋』に改名せよ」つった為、「淀橋」と呼ばれる様になったとか。(諸説有)
この「淀橋」が後に付近の地名にもなったとの事。
現在「西新宿」と呼ばれている一帯が、昔「淀橋」と呼ばれていました。
明治31年~昭和40年まで淀橋地区には浄水場が在り、その広大な跡地を利用して建てたのが、新宿副都心ビル群なのです。
そして淀橋と言えば忘れちゃいけない「ヨドバシカメラ」、元は淀橋地区に拠点を置くカメラ屋さんだった事から、付けた名前だそうです。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、淀橋上より上流側を向いた風景…見ての通り現在工事中、作業台が鳩の休憩場になってました。
前回、前々回訪ねた時も工事中でした、かなり大掛かりな工事のもようです。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、淀橋上より下流側を向いた風景…淀橋の名前に相応しい重厚なデザインの欄干です。

↑淀橋~栄橋間遊歩道、ここから下流へず~~っと桜並木が続きます。(末広橋が架かる辺りで一旦途切れます)


源流から数えて84番目の橋…「栄橋」
この写真からは解らないでしょうが、川の流れに対し斜めに架かる橋です。
上流から数えて二番目の「栄橋」でもあります。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、栄橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、栄橋上より下流側を向いた風景。
久し振りに上流・下流どちらを向いても桜並木が続く眺め。


源流から数えて85番目の橋…「伏見橋」
橋の上の車道部と歩道部を分ける目印が、魚の頭の形をしている事に注目。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、伏見橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、伏見橋上より下流側を向いた風景…こちらの写真の方が解り易いか、欄干にも川を泳ぐ魚(鯉?)の細工が為されてて、理由は解らないけど魚付いてる橋です。

↑伏見橋~末広橋間の遊歩道には、リスの飾りが付いた可愛い車止めも在ります。
遊歩道と言う事で、随所に遊び心が見られますね。


源流から数えて86番目の橋…「末広橋」
橋の上を大久保通りが走る為、車の交通量は多いです。

↑末広橋上より上流側を向いた風景…新宿ビル群から少し離れました。
末広橋上流側、左岸の橋詰めに造られた園地には、神田川を散策する際に必ず寄りたいスポットが在ります。

☆末広橋側の立ち寄りスポット…「神田川歌碑」
 
「貴方は♪ も~お♪ 忘れたかしら…♪」のフレーズでお馴染み、「神田川」の歌詞を刻んだ碑が、側に建っているのです。
更に、この園地は「桃園川緑道」と呼ばれる小路の終点にもなっています。
桃園川は昔、杉並区及び中野区を流れ、この地点で神田川と合流していた川ですが、現在は全区間暗渠化され、下水道に利用されています。
道がやたらくねくね曲がってるのは、川の流れに蓋をしたからなのですね。
嘗て八代将軍徳川吉宗が植えた桃園の地を流れていた事から、「桃園川」の名が付いたそうですが、可愛らしい名前に似合わず有名な暴れ川で、しょっちゅう氾濫して付近の住民を苦しませてたそうです。

☆末広橋側の立ち寄りスポット…中野区立「桃園川緑道
 

 
道に沿って花壇や遊具が設置されており、明るい雰囲気。
側に建つ学校では丁度、卒業式を行っていました。
ずっと歩いて行きたい雰囲気でしたが、このまま歩いて行くと杉並区に再び戻ってしまうので、適当な所で切り上げ末広橋下流側に向かいました。(汗)

↑末広橋上より下流側を向いた風景…ここだけ桜並木が途切れて寂しい眺めですが、直ぐに次の橋から再開するのでご安心ください。


源流から数えて87番目の橋…「柏橋」
この橋も川の流れに対し斜めに架かる橋です。
付近は昔「柏木」の地名で呼ばれていたらしく、そこからこの橋名が付けられた様です。
 
↑柏橋上より上流側を向いた風景…新宿のビルが大分離れました。
 
↑柏橋上より下流側を向いた風景…橋の欄干には柏の葉をモチーフにしたと思しき飾りがデザインに組み込まれてました。

↓柏橋~新開橋間遊歩道にて撮影した写真…区間には謎の人魚像(新型コロナ流行に合わせ、マスク着用してました)や、可愛い雀が留まった車止め等が設置されており、歩く人の目を楽しませてくれます。
 



 
源流から数えて88番目の橋…「新開橋」
桜並木は片側のみず~~っと続くんですが、これは新宿区側のみだからです。
中野区側には桜並木無いんですよ…区の予算の違いでしょうか?哀しい…。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、新開橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、新開橋上より下流側を向いた風景。
橋の欄干には、ツツジでしょうか?…花の細工が組み込まれています。

 
源流から数えて89番目の橋…「万亀橋」
欄干を良く見ると亀の透かしが入ってる…凝った細工だと思います。

↑万亀橋上より上流側を向いた風景…片側だけでも桜がずっと続いてて綺麗。
 
↑万亀橋上より下流側を向いた風景…前方架かる鉄橋を中央線&総武線が走って行きます。
その後ろに建つ高層マンション、上から見下ろすとこの辺り実に絶景でしょうな~羨ましい。
 
↑次に架かる大東橋に向かい、中央·総武線鉄橋下を潜った所で、次回へ――今度こそ両岸咲き揃う桜並木にご期待ください。

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桜橋~神田川を下る旅~その13

2021年06月13日 18時25分41秒 | 旅の覚書
毎度、週末は神田川下りの旅…そう決めてるわけじゃないけど、何となくそうなってます。
週末くらいしか纏まった時間取れないのよ。(涙)
愚痴はさて置き、前回「桜橋~神田川を下る旅~その12」の続きで、今回は源流から数えて70番目の中野新橋~79番目の宝橋までの区間を採り上げます。
撮影日は2020年3月末頃…実はここから最下流まで、自分の勤務・生活圏に入る為、訪れた日はマチマチになります。
大半は去年3月末頃の撮影だけど、ぶっちゃけ今年の春に撮った写真も有り…スマホで撮ったから判ってしまうかと。(汗)

源流から数えて70番目の橋…「中野新橋」
朱色に塗られた欄干が特徴的な橋。
擬宝珠(偽)を戴いた親柱がまるで神橋。
かつて界隈は芸者屋・料理屋が並ぶ花街だった歴史を伝えるデザインです。
橋を渡った先には地下鉄「中野新橋」駅が在り、朝夕の出勤時間は車と人の往来が盛んです。

↑中野新橋上より上流側を向いた風景…青空が清々しい、日を改め、午前中に訪れました。(笑)
 
↑中野新橋上より下流側を向いた風景…真新しい遊歩道が、川の流れに沿って、両側に造られています。
左岸の桜が植えられてる辺りは、中野区立「なかしん広場」と呼ばれる小さな公園。
前方見える新宿副都心ビルに向かって、神田川下り再スタートです!


源流から数えて71番目の橋…「桜橋」
前にも書いた気がしますが、「桜橋」と言う名の割に、橋の近くに桜の樹は1本も植えてありません。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、桜橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、桜橋上より下流側を向いた風景。
「桜」要素を敢えて探すなら、桜色に塗られた欄干ぐらい。
上流側、前方に中野新橋が架かってるのが見える――この区間は狭い間隔で橋が架かってる為、前後の橋が目視可能なのです。

↑桜橋~花見橋間遊歩道。
桜は無いけど、季節の花の鉢植えが並んだ道は綺麗。
住民の方の心配りが、散歩者の目を楽しませてくれます。


源流から数えて72番目の橋…「花見橋」
橋名は体を表さずで、前の橋同様、周辺に花見要素は特に見付かりません。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、花見橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、花見橋上より下流側を向いた風景。
…しかしこの区間に架かる橋は、各々欄干のデザインが異なっていて、それをウォッチするのが結構楽しいです。
区間の橋を一斉に架け替える際、欄干の細工を各々変えようと提案した方、名前は存じませんがグッジョブ!


源流から数えて73番目の橋…「月見橋」
桜、花見、月見と、風流な橋名が続きます。
今の所、高層の建物が周辺に無い為、名前の通り橋の上で月見を楽しめそう。
月の運行によっては、林立する新宿ビル群の上に浮かぶ満月なんてのも、望めるかも。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、月見橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、月見橋上より下流側を向いた風景。
…欄干のデザインの一部である丸は、月をイメージしてるのでしょうか?
気付けば川にU字溝が戻ってる…架け替え工事が終了した上流から数えて67番目の柳橋付近の流れと比べるに、この辺りは治水工事前なんじゃないかと。


源流から数えて74番目の橋…「中ノ橋」
以前からだけど、親柱の橋名が削れてしまってる…せっかく綺麗な書体なのに…早く修復してあげて。

↑中ノ橋上より上流側を向いた風景…月見橋と同じ空色の欄干ながら、細工は異なっています。
こちらのデザインもなかなか粋。
 
↑中ノ橋上より下流側を向いた風景…右岸、桜の樹が植えられてる橋の袂の小さな広場は、「なかのはしポケットパーク」。
極めて短い距離ですが、久々の神田川沿いに咲く桜並木です。
更にこの中ノ橋から皐月橋間を歩いていて目に付くのが謎の鳥居――

☆中ノ橋~皐月橋間立ち寄りスポット…「八津御嶽神社分社
ビルの中に本殿が在る珍しい神社です。
本宮は山梨県南巨摩郡南部町に在るそう、神社という事で参拝可能ですし、有料で御朱印も貰えます。
 

 
↑皐月橋の袂に立つ小さな「二宮金次郎像」、頭を三回撫でて学力向上を祈願しましょう。
最近は「歩きスマホを誘発する」との謎の難癖が付けられ、二宮金次郎像も座った姿勢で造られるとか…生き難い世の中になりました。


源流から数えて75番目の橋…「皐月橋」
煉瓦風の親柱に、凝った細工の緑欄干、緑繁る皐月の名に相応しいデザイン。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、皐月橋上より上流側を向いた風景…左岸になかのはしポケットパークの桜、右岸に八津御嶽神社分社の鳥居を眺める構図。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、皐月橋上より下流側を向いた風景…ここまで来ると、新宿に建つ東京都庁舎がくっきり観えます。


源流から数えて76番目の橋…「桔梗橋」
毎度、橋名は体を表さずで、周辺に桔梗は咲いておりません。
せめて欄干を桔梗バイオレットに染めるセンスが見たかった…!
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、桔梗橋上より上流側を向いた風景…とは言え、欄干のデザインは見ての通り凝った物です。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、桔梗橋上より下流側を向いた風景…この橋より下流以降、遊歩道途中でハナモモや桜を見掛ける様になる。


源流から数えて77番目の橋…「東郷橋」
橋名の由来は付近の旧町名「東郷町」より。
 
↑東郷橋より上流側を向いた風景…橋の袂には枝振りの良い桜の樹が植えられています。
 
↑東郷橋より下流側を向いた風景…高層ビルが迫り、喧騒が伝わって来ますが、未だ中野区内です。


源流から数えて78番目の橋…「長者橋」
山手通りが走る大きな橋、下流側に行くには横断歩道を渡る必要が有るのですが、そこまで距離が有り、且つ信号がなかなか変わらないので時間を取られます。
橋の上に首都高速中央環状線「山手トンネル」出入口が在る事から、車両の通行量はメチャクチャ多い。
真下には都営大江戸線の線路が通ってるそうで、地下も地上も都心を動かす動脈といったところ。
橋名の由来は2019年の記事でも紹介しましたが、「中野長者」伝説から来ているそうです。
詳しくはこの橋の南側に在る中野長者所縁の「多宝山成願寺」HPを御覧ください。
…また寺に寄り忘れた。(汗)
 
↑長者橋上より上流側を向いた風景――右岸、橋の袂には、中野区立「長者橋公園」が在ります。
公園と言うより、休憩所って雰囲気で、座るスペースが在る程度ですが。
公園内には未だ若い枝垂れ桜が間隔を空けて数本植えてあります。

↑長者橋上より下流側を向いた風景…高層ビル群の巨大さに圧倒されます。


源流から数えて79番目の橋…「宝橋」
この橋名も、中野長者と言うか、熊野神社所縁らしいです。
しつこい様ですが(汗)、詳細は2019年記事をご参照ください。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、宝橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、宝橋上より下流側を向いた風景。
格子柄を組み込んだ欄干細工がモダンです。

↑宝橋~菖蒲橋間遊歩道……チラホラ桜の樹が目に付く様になって来ました。
両岸とも中野区に架かるのは宝橋まで。
次回、長い距離に渡り続く桜並木が復活しますよ!

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ミスドコレクション96

2021年06月11日 00時53分33秒 | ミスド
本日、ミスタードーナツから新商品が発売!!
いや~待ってた!!
今回はコラボではなく、ミスド独自のオリジナルで、新食感のドーナツを開発したとの事。
公式発売日の6/11前から先行販売している店舗で、どんなドーナツか買って試してみました!

 
↑「むぎゅっとドーナツ・オリジナル(テイクアウト140円/イートイン143円)」
北海道産小麦の小麦粉を使用した「むぎゅっと」した食感の生地に、ゴールデントッピングを折り込んで成形、ほんのりと甘さを感じるシンプルな美味しさです。(←ミスドHPの説明文を引用)
…一口食べた感想としては、もっちりした揚げパンだなと。
その食感はベーグルよりも、もっちりむっちり、弾力が有って柔らかい。
ミスド公式での説明によると、近頃流行の「湯種製法」を採り入れ、1つ1つ手で折り込み捻じる事で、より「むぎゅっ」とした弾力を実現したとの事。
最近良く聞く「湯種製法」という言葉、しかし実際どんな製法か詳しく知らなかったので、ネットで調べてみたところ、材料の小麦粉の一部に予め熱湯を加えて捏ね、一晩置いて餅状にした「湯種」と言われる生地を使って作るパンの製法を指し、「湯種製法」と呼ぶんだそうです。
この製法を開発したのは日本の「敷島製パン株式会社」との事――Pascoの「超熟」食パンで知られる会社ですね。
熱湯を加えて捏ねると小麦粉中のデンプンが糊化して、一晩経ってもモチモチしっとりしたパンに仕上がるんだそうな。
その代わりボリュームが出にくい、焼き色が濃くなる等のデメリットが有るそう…ミスドの今回の新商品を見て納得。
ミスドの割にはインスタ映え度いまいちな見た目は、食感を追求するが為に払った犠牲なのですね。
しかし犠牲を払った分だけ、いやお釣りが出るくらい、「むぎゅっとドーナツ」は美味しいです!!
ぶっちゃけ新ポン・デ・ちぎりパンよりもモチモチしている…故にポン・デ・ちぎりパンの存在を脅かさないか気になるんですが…そう言えば最近ポン・デ・ちぎりパンを店で見掛けなくなりました。(汗)
ボリュームの点では、ポン・デ・ちぎりパンの方が、むぎゅっとドーナツより優るので、上手いこと共存して貰いたい。
話を戻して、この「むぎゅっとドーナツ」オリジナルのみ、パッケージは赤で解り易い。(「オリジナル」と赤文字でくっきり表記されてるし)
他は一律、白地に赤文字なのは何故なのか?値段の違いなら、「レーズンシナモン」は白地に金文字とかにすれば、更に解り易いだろうになんて思った。
それはさて置き、「むぎゅっとドーナツ・オリジナル」、味も美味しかったです、給食で食べた揚げパンを思い出して、懐かしくなりました。

 
↑「むぎゅっとドーナツ・チーズ(テイクアウト151円/イートイン154円)」
北海道産小麦の小麦粉を使用した「むぎゅっと」した食感の生地に、オランダ産エダムチーズを折り込んで成形、チーズの香ばしさを味わえるドーナツです。(←ミスドHPの説明文を引用)
…チーズに…表面に塗してあるのは胡麻か?何かの穀物か??――キヌア?…良く解りませんが、香ばしくて美味しかったです。
この生地でソーセージとかハム巻いたら、更に美味しくなりそうなんて思いました。
アレンジバージョンで売り出して貰えないだろうか?


↑「むぎゅっとドーナツ・レーズン(テイクアウト151円/イートイン154円)」
北海道産小麦の小麦粉を使用した「むぎゅっと」した食感の生地に、レーズンを練り込んで成形、レーズンが生地の仄かな甘味を引き立てます。(←ミスドHPの説明文を引用)


↑「むぎゅっとドーナツ・レーズンシナモン(テイクアウト162円/イートイン165円)」
北海道産小麦の小麦粉を使用した「むぎゅっと」した食感の生地に、レーズンを練り込んで成形、シナモンシュガーの香りとレーズンの甘味の両方が楽しめます。(←ミスドHPの説明文を引用)
…レーズンが二連荘、これなら自分は「シナモン」の香りが付いてる方を選ぶかな~、値段も然程変わらないし。
レーズンは好きだがシナモンは苦手な人は、レーズンの方を選ぶでしょうけど。
レーズン+シナモンでシナモンロールをイメージさせる風味、それでいてシナモンロールみたいにどぎつい甘さでないから食べ易い。
私はこの「むぎゅっとドーナツ・レーズンシナモン」味好きです。
今回の新ドーナツは、自分的には全て当たりでした。
ただ、味のバリエーションが少ない気がします。
レーズンは1種で良い、代わりに酸っぱいのや辛いの等、色んな味を試して欲しいです。
この生地ならカレー、チリソーセージ、ヨーグルト、チョコ…と何でも試せるのでは?
揚げパンの割に低カロリーな事も、ダイエッターには嬉しいかも…一番高いレーズンシナモンで206カロリー程ですから。(←ミスドHPの説明文を引用)

【10月24日追記】
「むぎゅっとドーナツ」に新しい仲間が増えました!!
 
↑「むぎゅっとドーナツ:ローストアマニ(テイクアウト162円/イートイン165円)」
北海道産小麦の小麦粉を使用した「むぎゅっと」した食感の生地に、ローストしたアマニを練り込んで成形、香ばしさが楽しめます。
…「アマニ」は亜麻仁油の原料である植物の種子。
身体に必要な脂質「オメガ3系脂肪酸」を豊富に含む亜麻仁油、その原料の種子「アマニ」も近年スーパーフードとして注目されている。
「むぎゅっとドーナツ:ローストアマニ」は、弾力の強いドーナツ生地に、香ばしくローストしたアマニを、ふんだんに練り込んでいる。
油が採れるだけあって、アマニドーナツは持つとじわじわ油が滲みて来る。
しかし嫌な油っぽさではない、オリーブオイルに似て爽やかな風味。
アマニ自体ローストしてある為、炒った胡麻の様に香ばしくて美味しかった…ポロポロ落ちて食べ難いのが難点だが。
で、1種増えたのは良いんだけど、その代わり「むぎゅっとドーナツ・チーズ」がチェンジで外れた——外すなら被ってる「むぎゅっとドーナツ・レーズン」だろう??
レーズン大量に仕入れた為に使用しなきゃいけないんだろうか?
好きだけどレーズン…同じレーズンならシナモンも入ってるドーナツの方を選ぶと、前回も書いたね。


↑ドーナツをもっと身近に…パンの様に日常食にして――と言うのが、ミスドの願いらしい。
…けどSNS観てるとミスドのドーナツを朝食代わりにしてる人、元から結構居る気がする。
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桜橋~神田川を下る旅~その12

2021年06月07日 21時20分05秒 | 旅の覚書
もう夏ねえ…夏至も近いし…なのに未だ春の記事続けてて済みませぬ。(汗)
早いとこ神田川散策を終わらせようって事で二日連続更新、前回「桜橋~神田川を下る旅~その11」の続きです。
尚、撮影日は第1回緊急事態宣言前の2020年3月14日頃…って言い訳すれば、免罪符になるわけでもない。(汗)

源流から数えて61番目の橋…「栄橋」
橋の上を方南通りが走る為、車両の交通量は多いです。

↑栄橋上より上流側を向いた風景。
前方の角田橋から向かうと、坂を登る形になります。
道路を敷く事を考え、栄橋は河床より高い位置に架けられたもよう。
 
↑栄橋上より下流側を向いた風景、川を挟んで右の広々した敷地には、数台の鉄道車両がズラッと並ぶ――ここは「東京メトロ中野車両基地」です。
主に丸ノ内線、銀座線の車両も偶に観られるとか。
鉄道ファンは歩道橋に上って写真を撮るのだそうです。
ちなみに写真は無いですが、車両基地の反対側には、広々とした公園、中野区立「広町みらい公園」が在ります。

ここから次の和田見橋まで少し距離が離れてる上、川沿いに歩ける道が一旦無くなります。
神田川を上流から歩くルートの場合、川沿いに歩き、突き当たった所で左折した後、直ぐに右折して直進、善福寺川に架かる和田廣橋を渡り、善福寺川と神田川の合流地点に出て、神田川沿いの道に戻ります。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、善福寺川に架かる「和田廣橋」。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は「和田廣橋」の下流側、善福寺川と神田川の合流地点。
善福寺川は神田川支流の1つで、杉並区の善福寺池を起点に、杉並区の北西から南東に流れた後、ここで神田川と合流します。
右の写真を参考にすると、Y字に分かれた流れの内、手前が善福寺川で、奥が神田川になります。

↓この辺り、川沿いに愉快な生き物型の金属看板が続いていて、目を惹きます。
 
↑こんな風に川に沿って一定間隔に、生き物のシルエットの形をした金属看板が立ってるのです。
 
↑カラス?ツバメ?
 
↑カワウ?カモメ?
 
↑白鳥?ヤマセミ?
 
↑サギ?鳩?
 
↑鴨?…これは蝶だな!
 
↑蝉にテントウムシ。
 
↑バッタ…鯉?
 
↑鯛…?イワナ?
 
↑鯰…蛇…ニジマスとか…?右は解る、亀だ!
…という具合に、神田川に戻るまで、道を歩きながら生き物当てクイズが楽しめます。(笑)


源流から数えて62番目の橋…「和田見橋」
杉並区と中野区の境に架かる橋です。
親柱など周囲に橋名を表記した物が一切無い為、地図で確認しなけりゃ気付けないかもしれない。
自分の場合は工事看板で知りました。
外観の綺麗さで察せる通り、最近架け直したばかりです。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、和田見橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、和田見橋上より下流側を向いた風景。
下流側の右岸には、杉並警察署と図書館が在ります。


源流から数えて63番目の橋…「富士見橋」
この橋も杉並区と中野区の境に架かる橋です。
橋の側には地下鉄「中野富士見町」駅が在ります。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、富士見橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、富士見橋上より下流側を向いた風景。
…この先、上流から数えて67番目の柳橋まで、また川沿いの道が途切れる為、迂回して行く事になる。
とは言え川沿いではなくとも、道は川に並行して通ってるので、角へ突き当たる度に右折すれば、目当ての橋に当たります。


源流から数えて64番目の橋…「高砂橋」
ここから先、宝橋までは、両岸とも中野区に入ります。
コンクリートの欄干の上に鉄柵が継ぎ足してあるのが特徴的。
鉄柵は比較的新しい物だったので、近年リニューアルしたのかも。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、高砂橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、高砂橋上より下流側を向いた風景。
上流・下流とも桜が1本だけ咲いてました。
下流側、遠くに陽炎の如く姿を現した新宿副都心のビル群…新宿の街もそろそろ近いです。


源流から数えて65番目の橋…「壽橋」
橋名に旧漢字の「壽」が使われてる、古式ゆかしい橋。
橋の袂のパブ喫茶は、看板が半分取れてて、店名が解らなくなってる。(汗)
ちなみに店名は「ラ・セーヌ」です。(2019年4月に上げた記事参照)
未だ営業してるのか、こんな時期だから心配…新型コロナ流行に関わらず、閉店してるかもしれないけど。(汗)
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、壽橋上より上流側を向いた風景…夕陽が射し込んで眩しい。(汗)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、壽橋上より下流側を向いた風景。
欄干が四角推を重ねた様な独特な模様になってます。


源流から数えて66番目の橋…「本郷橋」
「本郷」と言う橋名は旧町名からだそう。
いつ見ても荒んだ親柱に涙が誘われる。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、本郷橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、本郷橋上より下流側を向いた風景。
現在、橋の周辺を工事しているので、今度訪れる時には架け替えられてるかもしれない。
下流側には写真の通り、工事の為の作業台が設置されていました。


源流から数えて67番目の橋…「柳橋」
上流から数えて2カ所目の「柳橋」、但しこちらは漢字表記です。
最近架け替えが終わり、綺麗になりました!

↑柳橋上より上流側を向いた風景…工事の為に設置された作業台が見えます。
 
↑こちらは柳橋上より下流側を向いた風景…新しい遊歩道が敷かれてる!!
つい最近まで、上流から数えて63番目の富士見橋~70番目の中野新橋間は遊歩道が敷かれておらず、川沿いに歩く事が出来なかったのです。
この調子で行くと、63番目の富士見橋~70番目の中野新橋まで、遊歩道で繋がる日は近いかもしれません。
良く観たら川の流れもこの橋の下流から変わってます。
U字溝じゃなくなってる。


源流から数えて68番目の橋…「千代田橋」
この橋名も旧地名から名付けたらしい。
こちらも近年架け替えたばかりで、新しくて綺麗。
同時期に架け替えが行われた為、外観がみんな同じで、特徴は薄いですが。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、千代田橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、千代田橋上より下流側を向いた風景。
下流側、赤く塗られた中野新橋が見えて来ました。
新宿副都心ビル群も大分近付いて大きく観えます。


源流から数えて69番目の橋…「氷川橋」
名前の元は橋の北に在る「本郷氷川神社」だそう。
やはり最近架け替えられて、綺麗になりました。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、氷川橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、氷川橋上より下流側を向いた風景。
下流側、中野新橋が目の前に見えたところで、続きは次回…流石にこれ以上は、日が落ちて歩けない。(汗)

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桜橋~神田川を下る旅~その11

2021年06月06日 18時02分29秒 | 旅の覚書
毎週日曜は神田川記事更新の日…に決めてるわけではないですが、何となくそうなりつつありますね。(汗)
出来る事ならパーッと短期集中して終わらせたいけど、根性無いから終わらせられないのです。
なので週一ペースでもコツコツと…前回「桜橋~神田川を下る旅~その10」の続きで御座います。
尚、撮影日は第1回緊急事態宣言前の2020年3月14日頃になります。(流石にしつこいか)

源流から数えて50番目の橋…「一本橋」
名前から推察するに、昔は木の丸太橋だったのでしょうか?
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、一本橋上より上流側を向いた風景…写真に入ってませんが、橋の袂に杉並区立「和泉児童遊園」と言う公園が在ります。(一番前の桜が立ってる辺りです)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、一本橋上より下流側を向いた風景。
更に下流方面へ少し歩くと、右岸に杉並区立「一本橋公園」、左岸に杉並区立「和泉緑地」が在ります。
杉並エリアは川沿いに多く公園を造ってるなって印象。


源流から数えて51番目の橋…「和泉橋」
町名をそのまま橋の名に付けた橋。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、和泉橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、和泉橋上より下流側を向いた風景…だんだん日が陰って参りました。(汗)
周辺は同名の集合住宅が集合してます。
公園が多いのは住宅地だからですね、和泉橋~弁天橋間の左岸側には、杉並区立「べんてんばし公園」が在ります。


源流から数えて52番目の橋…「弁天橋」
同じく橋の周辺は団地になっています。
特に目を惹くのが川に面して建つ白い団地で、建物を取り巻く様に広がる美しい庭園が印象的。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、弁天橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、弁天橋上より下流側を向いた風景…写真の中の白い建物が、上で挙げた団地です。
この辺りは近年大規模に整備したらしく、橋から真新しさを感じました。

☆弁天橋~方南第一橋間に在るスポット…「弁天橋東緑地」と「親水テラス」
 
弁天橋周辺に広がる緑地は、Google地図によると「弁天橋東緑地」と呼ばれてるそうです。
団地前にイングリッシュ風のガーデンが拡がってて、とっても綺麗…2019年に上げた記事でも紹介しているので、宜しければ合わせて御覧ください。
あの庭園の蛙像、「かんがえる像」って名前が付いてたのですね、地図で検索して初めて知りました。
親水テラスは庭園前に設けられていて、通常は降りられないよう鍵がかかってます。


源流から数えて53番目の橋…「方南第一橋」
同じく住宅地の中に架かる橋。
橋の側に立つ団子屋の幟が目を惹きます。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、方南第一橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、方南第一橋上より下流側を向いた風景。
川が右に左に蛇行する様子が見て取れますね。
2018年、2019年と散策してる途中、団子屋の存在が気になるものの寄れず、2020年に初めて来店しました。

☆方南第一橋側に在る立ち寄りスポット…団子屋「そらまめ本舗」(→https://www.suginamigaku.org/2014/10/soramame-honpo.html)
 
お爺さんが作る懐かしい和菓子を売る店という雰囲気。
ここから更に歩く事を考えると買うの悩んだのですが、自分が大好きな関東風桜餅を売ってたので、手荷物になる事覚悟で買っちゃいました。
家族へのお土産も含め、関東風桜餅3個、漉し餡団子2本、刻み海苔醤油団子3本を購入、素朴な味で美味しかったです。
関東なのに最近は近所で売る桜餅も関西風に侵食されて、関東風桜餅は地味に絶滅危惧種なのです。


源流から数えて54番目の橋…「方南橋」
環状7号線が通る橋の上は、車の往来が非常に激しい。
橋の上流側右岸には、環状7号線地下広域調節池の管理を担当する、「神田川取水施設」が建っています。
橋の上流方面に地下調整池に続く呑口が在るとの事で、地図を確認すると解り易いのですが、施設近くの川幅が拡がっております。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、方南橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、方南橋上より下流側を向いた風景。
「環七地下調節池見学ツアー」なんて実施してるのね。(→https://www.tmpc.or.jp/06_info/dourokengaku/report_270224.html)


源流から数えて55番目の橋…「上水橋」
昭和に入るまで神田川の上流は「神田上水」の名で呼ばれてたそうで、橋名の由来は多分そこから…ちなみに「神田上水」の名で呼ばれてたのは、源流から江戸川橋が架かる辺りまでの流域との事です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、上水橋上より上流側を向いた風景…前方、環状7号線が通る方南橋より、一段低くなってる事が解るかと。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、上水橋上より下流側を向いた風景…上流側と下流側で見える景色にえらい差を感じる。


源流から数えて56番目の橋…「たつみ橋」
両岸が杉並区に架かるのはこの橋まで…ここから先、川の整備方の違いにご注目ください。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、たつみ橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、たつみ橋上より下流側を向いた風景。
たつみ橋から向田橋までの間は少し距離が離れてます。

↑たつみ橋~向田橋間で、川の整備の仕方がガラッと変わる事が解る箇所。
ここが杉並区と中野区の境に当たるようです。
中野区民には申し訳無いが、杉並区に比べ、中野区内の神田川周辺の風景はいまいち…中野区の方が物価は安く、暮らし易そうではあるんですが。


源流から数えて57番目の橋…「向田橋」
2018年に架け直し工事をしたお陰で、未だ綺麗な外観を保っています。
2018年、2019年と続けて訪れた際、橋の外見が変わってビックリした思い出。(2019年に上げた記事参照
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、向田橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、向田橋上より下流側を向いた風景…ドラッグストアの看板が目立ちます。


源流から数えて58番目の橋…「神田橋」
中野区に架かる「神田橋」、上流から数えると3カ所目です。
橋の袂にスーパーのサミットが在る為、買い物客の姿が目立ちます。
人通りの多さに配慮してか、橋の幅は広く取られ、斜めに架かっています。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、神田橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、神田橋上より下流側を向いた風景。
上流を向けばマツモトキヨシ、下流を向けばサミット、生活感に溢れてますね。


源流から数えて59番目の橋…「角田橋」
この橋も向田橋と同時期に架け直した為、外観が綺麗なままです。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、角田橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、角田橋上より下流側を向いた風景。
…上流側、白い花弁の桜が欄干前に咲いており、美しい眺め。(大島桜?)
周辺は柳などの緑に溢れているのですが、川沿いに続く桜並木等は無い為、1本でも開花した桜の樹が在ると目立つのですよ。


源流から数えて60番目の橋…「睦橋」
東京都立中野特別支援学校の施設橋です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、睦橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、睦橋上より下流側を向いた風景。
金網が邪魔してますが、下流側、橋の前方に見事な枝振りの桜が植えてあって、美しい眺めです。
もっと明るい時間に訪れてたら、綺麗な写真が撮れてたでしょう。(汗)

…日が落ちる時間が迫り、気が急きますが、この続きはまた次回…。

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