瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年、ハウステンボスで冬休み その9

2008年02月26日 20時44分21秒 | ハウステンボス冬の旅行記
本日2/26はハウステンボスが「会社更生法」適用を申請した記念日で御座います。
或る意味オープン日以上に忘れちゃいかんと思うのよ、大変遺憾な事だけに。(一日一洒落)
5年前のこの日…1度は死に掛けたハウステンボスが何故救われたか?


――その価値を認め、未来に期待する人間が少なからず居るからだろうと。


ただのエセオランダテーマパークなら生き残れなかったでしょうよ。

自分はハウステンボスの価値が認められるのは50年後位じゃないかな~と考えてます……その頃には死んで居なくなってますがな。(苦笑)
人でも物でも、真の価値は過ぎ行く時の中で見付るものでしょう。

だから末永く保って欲しい。
何時か時間が証明してくれるその日まで。

あそこには稀代の設計家の夢(浪漫)が篭められています。
ふくちゃんの記事読んで、そう感じた。
読んでて感動した。
番組観たかったな~、何時か地上波で再放送して欲しい。
もしも再放送される場合は、事前に何方かコメントで教えて下さいまし。(お辞儀)
絶対、必ず、録画予約して観るから!


そう固く心に誓いながら…前回の続きです。



部屋から落陽を見届けた後、散歩に出掛けました。


ハウステンボスならではの楽しみ方――それは散歩。

早朝、夕刻、夜間、願わくばこの3つの時間帯に、場内を廻って戴きたい。
加えて昼間も廻って欲しいが、疲れるなら外して構いません。
昼間は寝てて良いから、その分他の時間帯に忘れず廻って欲しい。

ハウステンボスは沢山の顔を持つ街。
それも1日に何度も変るのです。

朝、昇る陽に照らされ、石畳の上に長々と影が伸びる。
それが凄まじく黒く、何だか怯えてしまう。
陽の光って、こんなにも強いものだったんだなぁと、畏れを抱いてしまうのですね。

昼、一転して影は縮こまり、光の明るさのみが際立つ。

夕刻…光はぼやけて、物の輪郭は定かでなくなり、影は薄らとまた伸びる。

そして夜、空は光を無くし、替わって街が光を灯す。
影は灯りの下でのみ、存在を主張する。

花火が盛大に1日のフィナーレを告げ、街の灯りが順々に消えてく深夜、
しかし空は最後の光を投掛ける。
月と、星。
地上の星座が静まる頃、真の星座が賑やかに歌う。

この街に来ると、誰もが光と影に敏感になるでしょう。

光と影――それは自然と人との関係を表現してる様で、考えると意味深。
一方が強まると、一方は弱まる。
しかして一方が無くては、一方も存在し得ない、と。
エコロジーとエコノミーが共存するハウステンボスらしい拘りじゃないですか!(え?こじつけ過ぎ??)(笑)


それはさて置き、旅行記の続きです。(汗)


ハウステンボスを散歩するなら、自転車が便利。
陸の入出国口ブルーケレンに『フィッツ』と言うレンタサイクル屋が在りますが、場内宿泊者ならスパーケンブルグの『パラディ』で借りた方が得です。
此処だと3時間レンタルの他に、終日レンタル(午前9時~午後6時)、オーバーナイト(午後6時~翌朝10時)コースが選択可能。
台数はフィッツ程無く、タイプも1人or2人乗りしか有りませんが、夜間に早朝、サイクリングが出来るのは嬉しい♪

そんな訳でホテルを出て、ホテルの裏道を歩いて、港街へ向かいました。
陽が落ち薄紫色に染められた街は薄ら寂しい。
記事上の写真は日暮れ時に撮った水門『スネーク』。(↑)
覆う雲から覗く茜色に、消える瞬間の蝋燭の炎を重ねたり…って不吉な表現だなぁ。(汗)



↑こちらアレキサンダー広場、ぽつりぽつり点る橙色の街灯が、哀愁を漂わせております。

昼の賑わいと夜の賑わいの間で、夕が何故物寂しいかっつうと、光と影がせめぎ合い力関係が拮抗し、結果暗いんだか明るいんだか曖昧として、不安を感じさせられるからかも知れない。
何を言ってるんだか自分でもよく解らんが…。(汗)


再び話を戻して…兎も角も紫に染まる海を眺めつつ、港街へ歩いて向ったのです。


『パラディ』はホテル・デンハーグ横。
店の前には数台の自転車が置いてあるので直ぐ判る。
扉の傍には釣竿やボートなんかも飾られてます。
レンタサイクルだけでなく、此処ではマリンレジャーも受付けてるのでな。
詳しくは公式サイトの下記頁に飛べ。


・フィッシング(http://www.huistenbosch.co.jp/amusement/detail/3170.html)
・シーカヤック&カヌー(http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5090.html)


早朝や夜間、カヌーで運河を廻るコースには、ファンが多い。
まったりさんもそのお1人で、数多くの体験記を御自身のブログで発表しておられます。
興味を持たれましたら、是非御覧下さいませ。
自分も拝読する度に憧れを募らせておりまする。


自転車は勿論オーバーナイトコースを選択して借りました。
ちなみにこのコースの受付時間は、午後5時半~だそうで。
1人乗りで2千円…他保証金として千円払わせられますが、これは返却時に返して貰えます。
寒い冬故、店内には手袋靴下等の防寒グッズ、温かい飲物が売られてました。
自転車を借りる際、「必ずライトは点けておいて」と注意される。
てゆーか最初からライト点けておいてくれるし。
重要な安全対策を承諾し、いざ出発!

しかし真冬の風は冷たかった…広いハウステンボスを廻るのに自転車は重要アイテムだが、あまし寒い時季向きじゃあないかもしれぬ。(汗)
でもお蔭で場内のバラエティ溢れるイルミネーションを楽しめましたです。


今年は某著名な夜景評論家兼風水研究家の御意見を取り入れ、様々なイルミネーションを試しておりましたが…

正直広場のステンドグラス以外は、今一だったかなと。(失礼)

いやステンドグラスとニュースタッド、ミュージアムスタッドのは良いと感じた。
来年も試してみてはと思う。

だけど他は微妙だ。



↑特にこれ!(笑)

公式サイトには『ラブボートキャンドル…波に揺れる船光をキャンドルライトに見立て、恋人同士2人で愛を語らって下さい』とか紹介されてたんすが……

ただ5艘の小舟が光ってプカプカ浮いてるだけだし。

闇夜に見たらもっと微妙ですよ。

しかも「語らえ」ったって近くにベンチ無いし。(笑)

物凄い死角に在るから、意識して探さなきゃ見付りもしないだろうし。

…『ウェルカムライト』もね…熊花壇潰して設置する程のものだったかなと…子供がライト追っ駆け、それなりに楽しんではおりましたが……昼間は寂しい限りだったからな~。(汗)

光の運河もストロボ光が煩かった。
あれじゃオチオチ傍で休んでられない。(汗)
例年のタイプに戻した方が良いと思う…パレスのイルミネーションも。

大体において著名人の感性は一般人と違う。
しかし訪れるのは一般人なのだから、一般人の感性に合わせるべきじゃねーかと。
風水は面白い学問だが…大事なのは「お客に喜んで貰う事」。
来年は何時ものイルミネーション中心に戻して欲しいです。
その中で、今年人気の高かったイルミネーションを活かす感じで。
広場のステンドグラスは、本当にナイスアイディアだったと思う。
写真はまた後日紹介予定。


港街を自転車使ってあちこち巡りながら…



↑ちなみにこれは花屋『キューケンホフ』が在る通り。
光の街路樹が連なり、最も煌びやかな地区です。



↑花屋の向い側に在る、『ハーバーカフェテリア』。
様々なメニューを揃えるカフェテリア形式の店としてオープンした筈だが、最近ピザ&パスタ専門だったレストラン『ポルチッタ・ピノキオ・グランデ』に戻ったり戻らなかったりと忙しない。(詳しくはまったりさんの記事で)
一体何が有ったのでしょう???
取敢えず場所は好いのだから、落着いた営業を望む。


スパーケンブルグを1周し、橋を渡ってユトレヒトへ。
今宵の夕食を買おうと『チャイニーズフーズ&スイーツ 老李(ラオリー)』へ向う。
ドムトールン地上階に在るこの店は、中華ファーストフードショップ。
ファーストフードながら味は結構本格的、特に水餃子が美味!
中華餃子で揺れる昨今ではありますが、此処の店の餃子はマジお薦めよ~!
テイクアウトも出来るのが嬉しい。

今回泊った部屋は花火ビュールーム。
と来れば、花火は部屋で楽しみたいじゃないっすか。
花火は外で観るのが1番なれど、寒い冬だけにそれもまた良しじゃないっすか。
病み上がりだし、早めに部屋篭って、夕食部屋で取りたいじゃないっすか。



↑そんな訳でラオリー寄って、色々買い込みました。
内装はファーストフード店らしく、気安い明るさ。
値段も手頃な廉さ。
箸やタレなんかはセルフで持って行く必要が有る。
が、此処の店、元は普通のレストランだったんで、未だにファーストフード店としてのサービスがこなれてない感じ。
ぶっちゃけファースト(早く)じゃないのです。(笑)
番号札渡された後、結構待たされました。
幸いガラ空きだった為、座って待たせて下さり、辛くはなかったですが。
オンシーズンに備えて精進して欲しい。

買った物を渡された後、直ぐに橋向うに停めた自転車まで戻る。
自転車に袋を結び付け、ホテルを目指し…たんですが、当り前だけど食べ物持っての運転はし辛かった。
買った1つが熱い汁物だったし…今度買う時は考えようと反省した。
今にも零れそうで恐かったよ。(汗)



↑買ったのはこの3点…手前から時計回りに「炒飯(小、450円)」、「老李水餃子(6個、420円)」、「緑豆湯(白玉入りの中華風緑豆ぜんざい、500円)」。
撮影が失敗してやたら不味そうですが(汗)、どれも美味しかったです。

【追記】…今年3月にリベンジって事で、写真撮り直して来ました。(こちらを)

炒飯は小サイズらしいけど、ちっとも小に思えない盛り。
自分は焼豚あんま好きじゃないんですが、美味い味付けがしてあって、美味しく食べられました。
ボコボコ入ってるから、焼豚好きさんに喜ばれるだろう。
付け合せの芥子菜も美味い。
合せて食べても美味しいです。

店名が冠されてるだけあって、水餃子は本格的な美味さ。
皮がモチモチしてて、茹でられても少しも崩れず。
この美味しさは先代『楼蘭』から受け継いだものだなぁと。

緑豆湯は甘味少なく、ぜんざい苦手な人でも食べられるでしょう。
逆にぜんざい好きな人には物足りないかもだけどね。
温かいスープ代わりに美味しく戴けました。
実物は名前通り深緑色なんすよ…写真では全く判らんでしょうが。(汗)

ラオリーのメニューについては、毎度まったりさんのブログで。
味、値段のバランスの良さを先代から引き継いだ、非常に行き易い店であるとお薦めしたい。

夕食後、窓の傍に椅子を置き、照明を全て消す。



↑窓からの夜景に見蕩れつつ、花火開始を待ちました。
臨場感を増す為、窓も開放しておきます。
寒いけど、暫しの我慢。

アナウンスが聞え、続いて重々しい鐘の音と、波の音。
そして華々しく始まる光のショー。
此処の花火は現在、出港編と帰港編の2バージョンを、日替わりで開催しとります。
どの編に当るかは運次第。
1泊2日で行く事の多い最近は、出港編にばかり当る自分です。
帰港編の方が明るい調子で好きなのだが。
出港編はその名の通り、始まる冒険への期待と不安からか、比較して重々しい感じが……しない?
や、どっちも綺麗で好きですけどね~。(笑)

音楽と光で表現する、世界一周の船旅。
海上で打上げる花火は、空と海、二重のスクリーンに映し出される。
これ程美しい花火は、中々お目に掛かれませんよ。

アムステルダムの花火ビュールームから観ると、何処から打上げるかが良く判る。
横から花火を観られるのは、此処のホテルだけ。

ただ…やはり天から降る光を体感したいなら、オレンジ広場で観賞するしかない。
何より他の観客との一体感も手伝い、気持ちが盛上るのでした。

でも寒い冬は部屋で観るのも優越感に浸れて良い。
民衆が寒さに凍えて観る姿を、窓辺で見下ろすのも一興。

「見ろ…人がゴミの様だ…!!」

往年の名台詞を頭に浮かべ、高級ワインを飲み干…したいけど出来ず、備え付けのお茶パックで茶を淹れ、飲み干す庶民的な自分でした。



【続】 
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08年、ハウステンボスで冬休み その8

2008年02月21日 22時47分15秒 | ハウステンボス冬の旅行記
いよいよホテルにチェックイン。
…という所で私、懺悔せねばならぬ事を思い出しました。
06年のレポでアートガーデンに咲く花を『ペンタス』だと紹介しましたが……ありゃどう見ても『コスモス』だよなぁと。(苦笑)
だってペンタスって、調べたらこんな花だし。(→http://yasashi.info/he_00013.htm)
恐らくホテルスタッフの方、勘違いして教えて下さったんではと。(自分の聞き方が拙かったのかも…)
折角親切に教えて下さったのだし…此処は1つ「限り無くコスモスに近いペンタス」って事で……どっちも「ス」で終る事だし~。(笑)

済みません…花の名前に疎い自分で済みません。(ふくちゃん、マーチさん、嘘吐いて御免なさい)(土下座)
1番問題なのは、割と直ぐ調べたくせに(←疑ってたのか)、忘れて放っておいた事だったり……いや本当御免なさい。

今更な懺悔を終えた所で、前回の続きです。(汗)



最近ホテルアムステルダムばかり宿泊している自分。

理由は色々有る。


1)立地が良い。

…玄関出たら2分でバス停、ネタ古いけど本当にそんな感じ。
思い立ったら直ぐに場内の何処へでも向える利便性。
店が集中してる区画に建ってるから、行動的な旅行者には最も適してるのではと。

2)適度に放っといてくれる点が嬉しい。

…比較してヨーロッパ&デンハーグは至れり尽くせりって感じ。
好みのサービスは人それぞれ違うだろうけど、自分はアムステルダムくらいが適当です。
場所柄フォレストヴィラこそ放っておかれ度が高いのですが(笑)、残念ながらあそこは1人では泊れない。(パック旅行の場合)
故に私はアムステルダムを選択するのでした。

3)建物が凝ってて面白い。

…「軒先続く家々が、時を経てく中で統合され、ホテルへと改装されていった」という物語コンセプトで建てられたホテルは、外からだと数軒の家が並んでる様に思えます。
それが実は1軒のホテルだという、騙し絵トリック建築が面白い。

入口を探し出し、薄暗い通路を抜けると、明るい中庭に出る。(↑記事上の写真)

この演出が堪らなく想像力を刺激するのです。


「気が付くとそこは、天井の低い長い広間で、天井から下がった一列のランプで照らされていました。

        ―――――― 中略 ――――――

 覗いてみると、通路の先には、見た事も無いほど綺麗な庭園が見えました。
 アリスは、どんなに、この暗い広間を抜け出して、その色取り取りの花の咲き乱れる花壇や、涼しげな泉の辺りを歩きたかったか分りません。」


                            『ルイス・キャロル作、不思議の国のアリス』より。


『アリス』は自分にとってバイブル。
そしてこのホテルの庭園を観る度、自分は『アリス』の中の1節を思い出すのです。
そんな訳でこっそりこの中庭を、『アリスの庭』と呼んでたり。(照笑)
泉の代りに小さな噴水も在る事だし。

細く続く四季の花園。
今年の冬は熱帯魚の水槽が置かれていました。
覗いた水槽の硝子に庭園が映って見えて、水中にも別に小さな庭園が広がっている様に思えたり。
…その写真は後日紹介予定。



↑季節は冬でも、花壇に咲く花からは、春の香り。



↑既にチューリップが風にそよいでおりました。
色は赤、黄色、ピンク、等々。

3月にはハウステンボスオリジナルのチューリップ、その名も『ハウステンボス』がお目見え予定。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/flower/topics/huistenbosch.html)
春のドレスで装った乙女を思わせる、可憐なフリンジ咲きチューリップですv

館の中心に庭を据えたお蔭で、結果エレベーターが1箇所にしか設置出来なかった等、デメリットももたらしましたが。(笑)
この変ちくりんな建築こそ、ホテルの味になってるな~と思える。


一頻り庭園の写真を撮ったら、見た目自動ドアっぽくない自動ドアを開けて、ロビーに入ります。




↑ロビーもやっぱり変ちくりん。
某聖堂や某神殿をモデルに造ったのは解るけど。
写真で観るより実際は重厚でない。
何処か御伽の世界っぽく、気安さを感じさせるのです。


ロビーはホテルの顔だよなぁと。

ホテル・ヨーロッパのロビーは重厚で、さながら美術館の様。
ホテル・デンハーグのロビーは開放的で、色気を持ってたり。


メインロビーは大抵人で賑わっている。
だから自分は階段上って、エレベーターホール横に在るセカンドロビーの方で休む事が多いです。
新聞も置いてあるし、ソファがフカフカで気持ち好いし。
傍には電話も置いてあるよ。




↑ロビーに飾られてた花。
花篭を宙に浮かべる立体的な活け方が前衛的で面白く。
此処でも写真撮影した後、フロントへ漸くチェックインをお願いしに行きました。
初めてにこやかに応対して下さるスタッフ。
撮影してた間、近付いて来る事は有りませんでした。
これがヨーロッパ&デンハーグだと、一声かけられる気がするんですよ。

別に至れり尽くせりが悪いと思ってる訳じゃなく。(汗)
一般的な評価ではヨーロッパ&デンハーグのがサービス上だと言えるかも…。
この2軒のホテルスタッフは、客にそうと気付かせず、様子を伺っているのが凄い。
それが苦手だ~と言う方は、アムステルダムのが合うでしょう。

入国時預けた荷物を確認し、泊る部屋に案内して戴きます。
花盛りのロビーから階段を上り、エレベーターホールへ。

案内されたのは最上階。
カスタマーズ会員のバースデー特典を使い、花火の観える海側の部屋でした。(誕生日の前後2週間内有効)
幸いにも今回はエレベーターからあんま遠くない場所だった。(笑)


ホテル・アムステルダムを選ぶ理由――

4)部屋が広い。

…スタンダードだって45㎡、窓も大きめ。



↑広々~としてて居心地が好いのです。
オフホワイトの壁と、モスグリーンのカーテンも、安らぎを与えてくれると思う。
調度品はヨーロッパ・デンハーグ・フォレストヴィラほど高級感無いですが、こんだけ部屋が広くて窓が大きけりゃ文句無し。
花柄長ソファは寝心地最高で大好きv



↑部屋に到着、スタッフが退出された途端、ベッドにゴロンと横になりました。

ああ、極楽…。

独り旅の贅沢で、もう1台のベッドは荷物置き場に。(笑)



↑所で今回泊った部屋のTVは薄型だった。
前回迄はこう……え~とモデルチェンジ?とも偶々??
画面が横に伸びるので、正直前の方が良かったかな~。

スイッチ点けてチャンネル回したら、丁度『ワンピース』をやっていた。
「お!?ナイスタイミング!」と一瞬思ったけど、先週観た回でした…。
そうか…長崎は東京より1週放送が遅れてるんだなぁと…ちなみにブルックさんと一緒に会食する回で御座いました。

部屋に着いてTVを点けるのって、日常の習慣からなんだろうな。(笑)
ハウステンボスに居る間は、観るものったらハウステンボスのケーブル放送くらいなんだけど。

とは言え折角だしと、前回観た回でも、ワンピースを観る自分。
観ながら茶を飲もうとポットに近付く。
すると傍にこんな断り文が置いてありました。(↓)


「本日は、当ホテルをご利用頂き、誠にありがとうございます。
 さて、早速ではございますが、ハウステンボスが位置する長崎県佐世保市におきましては、8月から続く少雨によりダムの貯水率が低下しています。
 
 つきましては、当ホテルにおきましても、下記の通り節水対策を取らせて頂いております。


 ・客室内のポットのお湯をお入れしておりません。
  ご利用の際に補充をお願い致します。

 ・水道は水圧を弱く致しております。

 ・レストラン・ラウンジのお冷のサービスにつきましては、ご希望がございましたらご提供しておりますので、係へお申し付け下さいませ。」


…今、長崎は渇水の為、水の利用が制限されている。
何度か雪が降ったりしたけど…その後も解除されたとは聞いてない。

パレスやニュースタッドの噴水も止められてたし、そう言えば此処のホテルの庭の噴水も止められていた。
ウェルネスセンターのプールも、ずっと休業中みたいだし。

…本当、早く纏まった雨が降ると良いな~。(一気に溢れない程度に)


洗面所でポットに水を入れ、湯を沸かす。
むしろ衛生的で良いかもと思いつつ、ほうじ茶の用意をする。

そろそろ照明無しでは、部屋が暗く思える時間。

窓からは薄暮に包まれた港街が観えました。


ホテル・アムステルダムを選ぶ理由――

5)部屋がどっち側でも眺めが好い。

…街の中心に在る為、海側でも街側でも眺めが好いんですな。
海側だったら花火だけでなく、パークの夕焼けも堪能出来る。
夕焼けを堪能出来る場所は、此処のホテルの海側(それも3階以上)か、ドムトールン展望台くらいじゃないかと。
ハウステンボスでは、朝陽は海から昇るけど、夕陽は山向うに沈んでしまうんで。



↑この日の17時49分頃に撮った夕焼け。



↑17時56分頃に撮った夕焼け。

残念ながら雲が多かった為、この日夕陽を目にする事は出来ず…しかし運が良ければこんな素晴しい情景を目にするでしょう。

一方街側に泊れば、賑々しいアレキサンダー広場を眺められる。
街のイルミネーションが美しい冬なら、街側に泊っても楽しめるかと。
海と街の両方を楽しめる部屋も在るそうだし、3階以上ならどっち側でも外れが無いというのは、アムステルダムくらいでないかとね。


TVを観ながら部屋でゴロゴロ休んでる最中、ウロウロさんから携帯メルが届く。(実際にはもっと前に貰ったみたいなんだけど、電源切ってた為届かなかったらしい…すいません)

「もうチェックインしましたか~?」と聞かれたので、窓から観える夕暮れを撮って送ったのでした。



【続】
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08年、ハウステンボスで冬休み その7

2008年02月20日 21時48分56秒 | ハウステンボス冬の旅行記
思い起すに子供の頃から、話を脱線させてばかり居た。
「君は文章を面白おかしく書こうとし過ぎて、基本を大事にしていない」
これは学生時代、国語の先生から戴いた、的確な感想。
確かに主題からどんどん外れて行く論文じゃ、致命的に駄目だわな。(苦笑)
しかし学校卒業した今となっては、文章を書く機会はネット上でくらい。
作文・論文×だったヤツでも、堂々と文章を発表出来る。
しみじみ良い時代になりました。

それこそのっけから脱線しつつ…前回の続きです。



巨大テント市場ワールドバザールを取囲み、扇形に店が並んでいるのがビネンスタッド商店街。
08年3/15リニューアル後も、この形自体に変化は無いと思われ。

全天候型のエリアっつうと、元キッズファクトリーの在った敷地内に集合させるって事か?
んじゃ各店舗が在った元の場所には何が??
とも新店舗が元キッズファクトリー内に収められて、他店舗は元『食のストリート』に配置させられるのか???
そんでパサージュみたく、アーケード(天井)を設置して、1つの区画に繋ぐとか。

…公式サイトの記事によると、結構な数の店舗が集合するみたいなのでな~。(→http://www.huistenbosch.co.jp/shop/topics/binnen.html)


――ちなみに新店舗は以下の通り。


・『オーアンド・コー』…・オリーブオイル専門店、オイルの量り売りを中心に、他関連グッズも販売予定。

・『マジェスティーズ・ブレンド』…紅茶専門店、試飲のサービスを充実させる予定。

・『マイスターズ・ドリップ』…珈琲専門店、豆から購入出来る、拘りのセレクトショップ。

・『ロゴグラム』…ハウステンボス印(ロゴ)の、ハウステンボスでしか手に入らない雑貨&衣料が集合する店。(トラベルマンみたいな?)

・『ポップ・ドゥ』…数百種類にも及ぶ輸入菓子を販売する店。

・『DEJIMA』…ハウステンボスオリジナル菓子や長崎名産物を置く店。


…此処くらいまで元キッズファクトリー内に収めるとしたら…出国棟内総合売店『スキポール』に似た体裁になりそうな。
元『ハンスブリンカー』、2店舗に分けて営業する形になるんですな。
「ハンスブリンカー」って名前が好きだったんで、ちょっと寂しい気持ちがする。
ちなみに「ハンスブリンカー」とは、オランダの昔話に出て来る、指1本で洪水止めた少年の名前だそうで…想像力を刺激する良い名前じゃ~ん。
てゆーか最近店名に一貫性の無い印象を受けるのはどうだろかと。(苦笑)
パークの名前がオランダ語なら、極力オランダ語で統一させた方が、すっきり感じるんですがね。


――他場内で人気の有った店舗も、同区画にリニューアルして集合。


・『タンテ・アニー』…チーズケーキで他県にまで名を売った人気菓子店。

・『ヘクセンハウス』…バームクーヘン&クッキー専門、店名通り童話をイメージした可愛い菓子で人気を呼んでいたお菓子屋。

・『ラフレシール』…池袋ナンジャ○ウンで開催された全国チーズケーキ博覧会で、見事1位をゲットしたキャラメルチーズケーキを販売してる店。北から南、全国の選りすぐりから選ばれたってのは凄い快挙だと思う。

・『ラ・フロマージュ』…チーズ専門店、量り売りで世界各国の珍しいチーズを手に入れられる。

・『グランシェフ』…ハウステンボスオリジナルのハムやベーコン、ウィンナーが好評だった食材店。

・『ディオニソス』…ワイン専門店、ワインに限らず幅広い洋酒を揃え、洋酒好きを喜ばせていた店。


人気店を集合させたのは良い考えかも。
足を向ける人が増えるからね。
アニーなんかはリニューアルのみで、場所を変えずに営業する気がする。(あくまで予想っすよ)
ただアニー…カフェは併設するのだろうか?
何となく止めてしまう予感がしないでもない…あそこの生ケーキ美味しくて好きだったんで、止めないで欲しいのだが。(不安)

う~ん…此処の『森(の家)へ行きましょう』なる紹介記事も、大幅に書き直す必要が出て来たな~。(汗)
真面目な話、最初から書き直そうと考えてます。
一旦全記事下げようかとも思ったんですが、リンク貼って戴いたり、自分もリンク貼ったりしてますからね~、徐々に工事してこうかと。
という訳でそれこそリニューアル工事終了迄は、此処の記事に有る情報をあんま信じないで下さいませ。(まぁウチのブログにちゃんとした情報求めて読みに来てる人は居られない気がするが…)(汗)
工事終了した際はTOP記事でお知らせする予定で御座います。


………と、此処まで書いて漸く気付く。
自分、今回ちっとも旅行記書いてないじゃん。(大汗)
フルスピードで方向を正しましょう。(汗)


私が行った1/17、元キッズファクトリー&食のストリート(グーテンアペティート除)には、白い囲いがされていました。
去年12月頭に行った際には、まだキッズファクトリーの在った敷地のみ工事中で、各店舗とも営業はしてたんですよ。
でも近所で工事してると、やっぱ客は寄り付き難いのな。(苦笑)
普段人が最も訪れる区域なのに、何処も閑古鳥鳴いてて可哀想だった。
ぶっちゃけ初めて訪れる予定の方には、現在のハウステンボスはお勧め出来ない。
あちこち工事してて普段の美しさは観られないし、活気は無いしで。(失礼御免…ってか、綺麗は綺麗なのよ、勿論)(汗)
但し買物目的のリピーターなら、むしろ今が狙い時です。

ワールドバザールではバレンタインセール(↑記事上の写真に注目、バレンタイン近くの市場には、世界のチョコが勢揃いする)と共に、各店の在庫商品一掃セールを開催してました。



↑賞味期限の近付いてるチーズやウィンナー、それにワインまで20~30%オフで販売されてたり。
私は此処でウィンナーセット(3,150円→2,300円)を購入。
値引きセールはワールドバザールだけでなく、各総合売店でも行ってたもよう。
無論ランガダイクにも何時も以上に流されてたんじゃないかな~。(今回寄ってないから知らないけど)

タンテ・アニーやヘクセンハウス、松翁軒のカステラなんかもセールしてました。
こちら値引きはしてませんでしたが。(笑)
毎度愛想の良いアニーの営業スタッフさんに、リニューアルについて少々尋ねてみる。

「店名なんかは変るんですか?」
「いえ、それは変えない予定です。」

あ、やっぱり…良かった!
どうかアニーおばさんも変らず雇用されますように!
終身雇用で1つ宜しく。(←鬼か)


ワールドバザールで買物を楽しみつつ、周囲に在る店も覗きました。




↑和雑貨屋『島』で見付けた、キューピー人形のストラップ(?)。
キューピー顔したラムちゃんって、何か可愛いかも。(笑)



↑エヴァンゲリオンキャラも居た。
……シュールだ。(笑)

願わくばワンピースキャラでもやって欲しい。
キューピーなナミさん居たら、私は絶対買う。
ロビンちゃんやゾロがこの顔してたら、かなりインパクトでかいと思うんだが。(笑)
あ、サンジは普通に似合いそう。

『島』は和雑貨屋なんですけど、ポップい雑貨類も置いてありまして。
つかハウステンボスって、昔からキューピーに拘ってるような。
以前パサージュに在った『バタヴィア』なるアンティークショップには、常時キューピーコレクションが並んでいて壮観だった。

パサージュにも何店か新しい店舗が入ってました。
ただ何処も仮店舗っぽく…実際仮店舗だった所も在ったし…未だ品数が少なくて、今一魅力が薄かった。
生活雑貨には興味有るので、『HANAわすくい』には頑張って貰いたい。


商店街を廻ってる内に、午後4時を回ってしまう。
予定では3時にチェックインする予定だったのに…何時の間にやら1時間オーバー。(汗)
既に陽は傾き、夕暮れの気配が間近に迫る。
土産袋提げ(←此処まで来ると直に持ってった方が早いと判断した為)、心持早足で区画を1周し、ビネンスタッドバス停に戻って来ました。



↑バス停の後ろには、ウォーターゲート『スネーク』が在る。
内部にはベンチが設置され、海を眺めるのに絶好の場所。
そして個人的にベスト・オブ・プロポーズ・スポットだと考えている。
此処でプロポーズして応えて貰えなかった時は諦めろ、みたいな?(←おいおい)

もしも君の彼女が、「海が観たい」と呟いたなら、此処まで連れて来るがよい。
脈が有ったら必ず陥ちる!

……陥ちない時は縁が無かったんだと思って下さい。(笑)


残念ながら相手が居なかったんで、独り寂しく海を見詰る。

人はど~お~しぃ~てぇ~♪
悲しくなるぅ~とぉ~~~♪
海を~~~♪ 見詰にぃ~~~♪
来るのぉ~でぇ~しょお~かぁ~~~♪

それは多分……大海原を見詰ていると、日頃の悩みがちっぽけに思えて来るから…
果てなく広がる蒼さに、悲しみを沈めてしまいたくなるから……じゃないかな…?


馬鹿な事言ってないで、右隣を向いてみる。(汗)



↑そこには懐かしのホテルアムステルダム正門が。
門上に取り付けられた紋章が格好良いぞ!
向い合い王冠を掲げる獅子というのは、ハウステンボス全体を象徴する紋章(元はオランダ王室の紋章だそうな)。

場内各ホテルはそれぞれ似合った紋章を持っている。(公式サイトを参考にどぞ)
個人的にはデンハーグのが1番好み。
ロープや帆船を組合せ、如何にも海のホテルっぽい。
ホテルアムステルダムの紋章はグリフォン?が向い合うデザインのよう。

…といった所で次回はチェックイン編。
今回は此処で〆まする。(汗)



【続】



【私信】

のおさん…はい、体だけでなく、命の洗濯して来ましたv
温泉入ると「日本人に生れて良かった~」と何時も思う、月並な日本人です。(笑)
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08年、ハウステンボスで冬休み その6

2008年02月17日 00時43分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
明日の日曜(あ、もう今日か)は仕事休みです。
久方振りで日曜休める~♪
…で、友人とまたラクーア行く約束をしましてな。
ゆっくり骨休めして来ようと思います。
残念ながらトルマリン風呂は無いと思うが。(←前回のネタをまだ引き摺ってる)
や、当初はディ○ニーシーに行く予定だったんだけど、自分が「疲れてるんでラクーアにしてくれ」と懇願しまして…。(苦笑)
友人には悪いけど、仕事疲れの足引き摺って行列させられるのは、勘弁して欲しい。(汗)

とまぁそんな訳で、今回は何時もより短く、前回の続きです。



今回の旅で寄ったアミューズメント施設は、グラン・オデッセイだけでした。
他にも寄れなくは無かったけど、忙しないのは自分の趣味じゃないので、もう1つの新アミューズメントは次回に持越し。
予めそんな風に決めてた自分は、グラン・オデッセイ館を出た後、早々にホテルへチェックインしに向いました。

宿泊ホテルは最近お気に入りの『ホテル・アムステルダム』。
ビネンスタッドのバス停側という、アクセスの良さが売りのホテルです。
いやいや売りはそれだけじゃありませんが、その件については追々ゆっくりと。

ニュースタッド~ビネンスタッド迄、最初はまたバスで行こうと考えてたんですが…。
待てども(またもや)中々現れず…痺れ切らして歩いて行く事に。
いや歩くの嫌いじゃないんですがね~。
てゆーかむしろハウステンボスはテクテク歩いてこそ、楽しい発見が有る街なので御座います。

でもほら、この時病み上がりだったから、自分。
なるたけ体力使わないよう、大人しく我慢してたんすよ。

無理しちゃ駄目だ、無理しちゃ駄目だ、無理しちゃ駄目だ。
今無理したら、皆お終いなんだよ…!

旅行中さながらエヴァの碇シンジが如く、自分に言い聞かせてたのでした。


また脱線しそうなんで、先へ進めましょう。


ニュースタッドからクリスタル橋を渡り、ミュージアムスタッドへ。
ミュージアムスタッドの狭い路地を抜け、ビネンスタッドへ。
街の中心アレキサンダー広場には、クリスマスを過ぎても、煌くツリーが飾られていました。

道々歩いて行く途中。
店を見付けちゃ、寄ってみる。
そんな風だから、遅々として目的地へ着けず。(苦笑)
でもつい寄りたくなる様な店が、ハウステンボスには沢山在るのです。

そして最も個性的な店が集合してるのが、『ビネンスタッド』と呼ばれる区域。
「ビネンスタッド」とは、オランダ語で「旧市街」と言う意味だとか。
此処には30以上の店舗がひしめき合い、観光客の目を楽しませています。

残念ながら自分が行った時は、大規模なリニューアル工事により、何店かお休みしてしまってましたが…。
つか工事に明け暮れる東京から逃げて来たのに、ハウステンボスでも工事に当るとは皮肉な限り。(苦笑)
事前に噂は聞いてたけど…目の前で馴染の店の窓が割られて行く光景には、寂しさが込上げて仕方なかったっす。(涙)
そんな思いを抱えつつ撮ったのが、記事上の写真。(↑)
題して「アニーおばさん、最後の雄姿」。
いやいや、最後かどうかはまだ解らないし。(汗)
願わくば新装開店した後も、アニーおばさんには鐘を鳴らし続けて欲しいもの。

「何時まで年寄りを酷使する積りだい?」

そんな事言わずに、おばさん!
引退するにはまだ早い。
女は百歳過ぎても青春です。

真面目な話、自分は『タンテ・アニー』の菓子だけでなく、店の外観から好きだったんで…絵になる店の1つだったと思うんですよ。



↑ショーウィンドウのこんなミニチュア・ディスプレィも可愛くて好きだった。
すんごく精巧に店の菓子を再現してあったんすよ。(気分はドールハウス)



↑ディオニソスのショーウィンドウも好きだったな~。


期待も大きくは有るのだけど…以前の良い所はそのまま活かして欲しい。
ファンとして切に願いつつ…今回は此処まで。



次回に【続】。



所で同じ食のストリートに店舗を構えてるってぇのに、何故にグーテンアペティートだけ、リニューアル工事区域に入れて貰えんかったのでしょう?
仲間外れは可哀想…っつか、周囲でガタゴト工事してたら、思っ切し営業妨害だと思うんだが。(飲食店なのに…)
どうせなら一緒にリニューアルしてあげれば良かったのに~。
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08年、ハウステンボスで冬休み その5

2008年02月14日 21時42分11秒 | ハウステンボス冬の旅行記
何故か昨日の閲覧数が凄い事になってる…。
ひょっとしてアレだろうか!?
Sさん(←今更隠してどうする)が提唱した「GWに見られるワンピとの相関性」説に注目が!?
マジな話、1度統計取って、真実を赤裸々にしたいもんだ。(←してどうするよ)

…いやちゃんとハウステンボスレポ続ける気でいますよ、逃げてないっすよ。(焦笑)
書きたい事有り過ぎて、先に進めない訳だからして。

言い訳しつつ、前回の続きです。



クレープを美味しく戴き、予定通りグラン・オデッセイ館へ。(↑記事上の写真が、その館です)

しかしその前に注意事項、このアミューズメントは所要時間がかーなーり、かかるのだ!
メインショー自体は約15分で終るのだが、準備等でかかる時間を足すと40~60分は見た方が良いそうな。

という訳で、入館前には必ずトイレに入りましょう!
幸いニュースタッド地区には、アミューズメント施設館と見紛う様な、ポップいトイレが在るのです。(笑)
場所はチーズ料理専門レストラン『チーズワーフ』の横。
グラン・オデッセイ館から見て、広場を間に挟んだ前方に在ります。

アミューズメント中心に生れ変ったニュースタッド地区。(いや以前からそうでは在ったんだけど…)
子供連れの親御さんに配慮し、トイレも見事にリニューアル。
授乳&休憩スペースも完備。
洗面台は通常より三段階に低く設置され、小さなお子さんも蛇口に手が届くよう設計されている。
はっきり言って好きだよ、此処のトイレ。(笑)
たかがトイレを事細かく紹介してどうすんだと笑われそうですが、是非お立ち寄り戴きたい名スポットで御座います。

無事用を済ましてすっきりしたら、いざ入館と参りましょうか。

『グラン・オデッセイ』――それはかつて『愛・地球博』で三井・東芝が出展したアミューズメント施設。
それを『Kirara』同様、無料で譲り受けた物なのです。(いや工事費等は無論テンボス持ちでしょうが…)
まったく良い物を貰いました!(笑)
「フューチャーキャストシステム」なる、言葉だけだとよく解らんシステムにより、観客が映画の登場人物となって参加出来ると言う売込み。
詳しくは特設サイトの方にどぞ!(→http://www.huistenbosch.co.jp/go/index.html)

入館すると先ずプレショーを観せられる。
メインショーは時間の都合上、起承転結の「転」から始まるんで、此処で纏めて「起」と「承」を説明されるんですよ。

お話は日本のアニメなんかで頻繁に見られる内容ですが…故郷を失った未来の地球人が、未だ見ぬ母星に夢を馳せ、宇宙船乗って帰還しようっつう。
だからこそ解り易く、パークのアミューズメントとして上映するのには相応しいと思う。
逆に1度見ただけじゃ理解出来ない凝った内容だと、あんま人気を呼ばない気がするんですよ~、こういう場所の出し物としては。(汗)

プレショーが終了すると、次に観賞時の注意事項が流される。
この時なんとちゅーりーちゃんが特別出演する。
そんで駄目出しされてしまう。(笑)
パークのマスコットキャラに対して何たる仕打ちでしょう。(笑)

そういや今回の旅では1度もちゅーりーちゃんに出会えなかった。
やっぱり冬だからか…きっと今頃春を迎える準備をして冬眠中なんだわ。
春になったら踊って回って、そりゃもう大活躍してくれる事でしょう。
タクの子はやれば出来るんざーます。(や、俺の子じゃないけど)


ええ~と……話戻しましょうね。(苦笑)


注意事項を聞き終えたら、撮影ユニット前に並ばされる。
事前に渡された搭乗券(パス)を通した後、各自ユニット内に顔を突っ込む。
この時「眼鏡等は外せ」とか、「前髪は手で押えとけ」とか、「正面向いてろ」とか、「ふざけた顔するな」とか、再び細かい注意を受ける。
スキャンして読み込んだ顔のデータを、正しく3D化する為の約束なのですね~、映画に出演するのって大変だな~。

一緒に入館したお客さんの中に、2人子供を連れたパパさんが居ったのですが…。
小さい子供って、じっとしてないじゃないですか。
やっぱり駄目が出ちゃいまして、撮り直しする破目になったのです。
しかも自分加えて3人分撮影しなきゃだから…混雑時はそりゃあ1時間は余裕でかかっちゃうだろうな~と思えた。

ちなみに映画に参加したくないと言う方は、撮影せずに観賞するだけでもOKだそうです。
そういう恥かしがり屋さんも多く居られるでしょう。
まぁでも映画観て感じたんですが…3Dキャラになった自分って、ぶっちゃけどいつだか判らんかったよ。(笑)
3D映像になると皆似た顔に見えてしまうっつか。
しかしそれでも主役の加山雄三は、持前の濃い顔で判別出来ました!
流石芸能人、一般人とは一味違うぜい。

映画を観賞する席は、敢えて言うなら中間で中心が良い気がしました。
ああいう映像は正面からが1番観易いんじゃないかとね。
案内スタッフの「本日は空いてますので、お好きな席にお座り下さい」なる言葉には笑ってしまった。
シーズンオフだからね~、はっきり言ってガラガラでしたよ。(笑)

先刻紹介した2人の子連れパパが、上映中頻りに子供達の顔を探して、教えてあげてる姿が微笑ましかった。
家族連れやカップルに人気を呼びそうな施設じゃねーかと。
映像はスペクタクルで凄い迫力。
ただテンポはちと速過ぎな気がしました。
とは言え、上映時間考えると、これは仕方ないっすね。
んでもラストは中々感動した。
てゆーかラストの演出が凝ってて感動した。
そうか、だから小分けされてスペースに通されたのか~と、最後に合点がいった。
大貫妙子さんの歌うテーマソングも良いですよ。
声優として榊原良子氏が参加してたような…?
ウロウロさん曰く「アニメファンなら是非観賞すべき」とか。(笑)

んでも自分はやっぱり『Kirara』、『マジックミラーメイズ』、『大航海体験館』、『ホライゾンアドベンチャー』の順で好きなのは変らずかな~。
失礼ながら、グランはその次っすね。(個人的な好みの問題なので許して)



↑上映終了後、グランオデッセイグッズ等を売る売店、『ニモニック』に寄りました。
店名は映画に出る宇宙船の名前から。
此処では映画に出演した観客の画像をミニポスターにして販売している。(800円)
自分がどんな顔してたか上映中判らんかったと言う方は、此処でポスターにして貰えば後でしみじみ観賞出来ますよっと。
…あ、私はして貰いませんでしたが。(笑)

『ニモニック』は以前『天星ホール』と言う、星占い小屋で在りました。
天井のセットが神秘的で好きだったんだけど…現在はただ星空が広がってるだけで寂しい限り。
今でも天星占いは行ってるし、占いグッズも幅利かせてるしで、別にそのままで良かった気もするのだが。(笑)



↑そんな訳で、星座ストーンなんてお守りグッズも、未だに売ってます。

牡羊座はラブラドライト(曹灰長石)
牡牛座はアパタイト(燐灰石)
双子座はアイオライト(菫青石)
蟹座はパール(真珠)
獅子座はサンストーン(日長石)
乙女座はゴールデントパーズ
天秤座はピンクトルマリン
蠍座はインカローズ(菱マンガン鉱)
射手座はブルートパーズ
山羊座はタンザナイト(ゾイサイトとも呼ばれる…ほら、セーラームーンに出て来た、和名は黝簾石)
水瓶座はトルマリン(電気石)
魚座はアクアマリン

…が、各星座の守護石だそうな。

自分は水瓶座なので、何とはなしにトルマリンの紹介文を読む。

「マイナスイオンを発生すると伝えられる、心身のリラックスを招くと云われる石」

………どうやら水瓶座は疲れてるらしい。(苦笑)(「電気石」って名前もアレだよな、何か…)

他星座の石は富や成功とか抽象的な幸運を謳ってるのに、水瓶座の石だけがまるで温泉の効能っぽい紹介されてるのは何でやねん?
まぁ実用的で宜しゅう御座いますわな~、そう思っとこう、うん。(苦笑)
けど同じトルマリンでも、ピンクだと違うらしいよ、天秤座の石の紹介見ると。(何故だ)(笑)

リニューアル工事が終了したニュースタッドですが、また少々変ってました。



↑万華鏡ショップ&ベネチアングラス体験工房『カレイド』と言う店が、珈琲館『トレードウィンド』内のショップ跡に入ってたり。(看板が妙に可愛い)
港街に在る手作り硝子工房『ワラキア』の2号店?
未だ品数が少なく仮店舗みたく感じてしまいますが、万華鏡や硝子工芸品は女子供に人気を呼ぶと思うので、これからが楽しみかもしれない。
もっと品のバリエーションが増える事に期待しましょう。



↑元ビネンスタッドに在ったキッズファクトリーが、『Kirara』前の広場に引っ越していたり。



↑その名も『チャイルドキングダム』。
…消えなかったのは嬉しいのだが…微妙に死角になってる場所だと思うので(Kirara目当てで来ないと、先ず気が付かないでしょ)ちょい心配。(汗)
とは言え児童向遊技施設を一区画に集めたのは悪い考えではない…かもしれない。
ミニ観覧車やミニ電車等レトロな遊具は、子供だけでなく大人にも郷愁を連れて来るでしょう。



…上手い事纏まったかなと思った所で【続】。
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08年、ハウステンボスで冬休み その4

2008年02月13日 22時26分46秒 | ハウステンボス冬の旅行記
最近ホッカイロを貼って眠る癖が付いてます。
私の部屋には暖房器具が無く、ベッドは家中で最も寒い窓際に在るもんで…。
ブームに乗って湯たんぽ買うか、本気で悩んでる今日この頃で御座います。

時候の挨拶(?)を終えた所で、前回の続きです。



ハウステンボス内のクラシックバスは、現在15分間隔で運行しているそうな。
どうやら自分は、丁度バスが行ってしまった後で、停留場に着いたらしく。
寒さに凍えながら待つ事約15分…漸くシックな緑カラーのボンネットバスが姿を見せました。
…正直歩いた方が速かったかもしれない。
いやいや、途中で写真撮ったりして必ず引っ掛るから、自分の選択は正しかったに違いない。
そう思い込む事で、冷え切った自分を慰めたのでした。(笑)

ちなみにこの日、長崎の最低気温は5度。
東京の最低気温も5度だったそうで、南に在りながら実は変らなかったのでした。

今年は全国例年に無い寒さで、雪も多いっすよね。
異常気象だ、時代はぱあしゃる。(古)
特に北国に住んでる人は、うっかり氷漬けになって、マンモスの如く時を超えて未来に発掘されないよう御用心。


――閑話休題。(汗)


クラシックバスはパスポートだけでなく、現金200円出しても乗れる。
人によっちゃ、パスを買わずに現金で済ませた方が、安く付く場合が有るかもしれず。
その為にも事前に泊るホテルや行きたい場所を頭に入れ、コースを練る必要が有る。
これはハウステンボスをより楽しく廻る為のお約束。
まぁ此処は街なんで…京都や函館を観光するのと同じ感覚と考えて下さい。(笑)

クラシックバスと言う名前ながら、中には黄色いスクールバスみたいな物も有ったり。
最近はそのスクールバスに当る確率が高かった自分ですが、この日は幸運にも紛う事無きクラシックな緑バスでした。
黄色バスもキュートだが(ひよこを想像する)、緑カラーのボンネットバスのが好みな自分です。
車内はクルーザー乗船時同様、日本外アジア圏からのお客様が多かった。
それと関西からのお客さんが多かったです。
関東よりも関西の方が長崎に近いせいか、普段から関西からの観光客が、多く訪れてるように感じる。

シーズンオフにしては賑やかな車内で、運転手さんが場内案内をしてくれる。

「このハウステンボスは、古くは『ミンボーの女』や『ホテル』。最近では『神はサイコロを振らない』、『富豪刑事』、『笑うミカエル』等、数多くの映画やドラマのロケ地に活用されております」云々。

…浮世離れした場所柄故、浮世離れしたドラマの舞台にされる事が多いのですね。(笑)
他車CMやNHKの歴史番組のロケ地にも、よく選ばれています。
外国で撮ったと思わせといて、実はハウステンボスだったり。
まるで人跡未踏のジャングルを探検と謳いながら、実は国内の某○○○○でロケを行っていたっつう噂の水曜スペシャルが如く、真実は驚きに満ちている。


――だ~~!!ちっとも先に進まん。(汗)


運転手さんの場内案内を耳にしつつ、車窓の向うの景色を眺める。
したら、あちこち工事してる事に気が付いた。
ミュージアムスタッドに在ったクリスタルドリーム館が工事してたり。
今度は何が出来るのだろう?
期間限定だった『マチネ・ノスタルジーク』が、規模を拡大してオープンしたら、個人的に嬉しい。
休憩所兼絵本図書室って、街区のカラーにも合ってると思うのだ。
あの鏡&噴水装置は画期的だっただけに、少々残念な気はしますが…も少し解り易い内容だったらね…。(汗)

ちょこちょこ言ってるように、ビネンスタッドは現在大リニューアル工事中。
更に前回紹介したキンデルダイク・カナルステーションも工事してました。
ビネンスタッドに移転予定だと言う、港街の各店舗の跡も気になるし。(そのまま2号店…いや1号店??として営業はしないのだろうか?)
今年はフォレストパーク区域が、色々変身予定らしい。(詳しくはまったりさんの記事を御覧下さいませ)(あ、まったりさん、先日はトラックバックして戴き、有難う御座いました!てゆーか何時もお世話になりっ放しですいません。)

15周年を過ぎてもハウステンボスの動向からは目が離せませぬ。
時を経る毎に美しく、花咲き乱れる場所に変身して行ってますが……『森の家』という基本方針だけは、忘れないでいて欲しいなぁと。
『花の家(←某和食屋の事じゃないよ)』も素敵だけどね。

ニュースタッド地区も、また少し様変わりしてました。
その事は後述するとして。


午後2時頃、ニュースタッドに到着。
この街区のバス停はチョコレートハウスに在る。
冬は暖を取りつつバスを待てて嬉しい。



↑バレンタインを前に、チョコレートハウスは商戦を繰り広げとりました。
ショーウィンドウに飾られた真っ赤なハートに、店の意気込みが感じられます。
ちなみにこの絵は『チョコレートを運ぶ女』と言う、ジャン・エティエンヌ・リオタール作のパステル画だそうな。
チョコレートハウスでは、この絵画を店のマークに使用しとるのでした。

今回の旅は、此処で買った土産が1番多かった。
大半はチョコ好きの母と弟からの頼まれ物ですが。
「チェックイン前から買物したら、荷物になって邪魔じゃないの~?」と思われるでしょうが…御安心下さい!
困った時の場内宿泊者特典、『お土産デリバリーサービス』と言うのが有るんです!
場内全店で購入した土産を、頼めば宿泊したホテルまで、無料で配送してくれるのだ。
受付は午後5時迄、配送時間は午後8時以降、ホテルフロントで受取るシステム。
非常に便利なサービスなので、場内ホテル宿泊者は是非御活用下さいませ。

そんな訳で着いた早々此処で買物して、ホテルに送って貰ったのですが…。
本当は…本当はね…此処の商品は港街スパーケンブルグの、『ランガダイク』と言うオークションハウスに結構流れる事が多いので、買う前にそっちを覗いた方が得策なのですが。
何せ1泊2日の旅…時間が無いんで諦めて定価で買う事にしたのでした。(汗)
ランガダイクについては、この記事を参考にして下さい。(お話仕立てで何じゃこりゃ??って感じでしょうが…)

買った土産の紹介は、レポの最後にでも。



↑ちなみにこれは今回買った物じゃないのですが、前回買って「良いかも」と思った物。
『ピクチャーチョコレート』っつう名前で、さながらクーピーペンシルケースに似た外装の中に、小さなスクエアチョコが詰められている。
チョコを包む紙にはハウステンボスの景観写真がプリントされていて、見た目華やか旅の思い出にぴったり。
味は普通のミルクチョコ…いや此処のチョコ美味しいですけどね。(汗)
ケースが本当に色鉛筆入れたくなる様な形状で、実際試してみたのですが……残念ながら薄くて駄目でした。
願わくば少し厚くして、食べた後も利用出来るようして欲しいかも。(笑)

買物済ませて新施設『グラン・オデッセイ』館へ。
しかし案内のお姉さん曰く、「入館まで後20分程お待ち下さい」との事。
待ってる間どうすべか、途方に暮れる。
すると隣の『フライト・オブ・ワンダー』館に寄り添う様な、記事上写真の屋台っつか車が目に止ったのでした。(↑)

ナッシュマルクト』と言う、オランダの路面電車『TRAM』を模した外観の、移動式屋台で御座います。
1両に2店舗、計4店舗での営業…に見えたけど、1両1店舗、全4両で4店舗の営業らしく。(連結してたから見えなかったのね)(←汗)
鉄道マニアの心を擽るような可愛い外観だけでなく、どの店舗もヤング受けしそうなメニューが充実してる。
自分も訪れる前から、機会が有れば寄ってみたいと考えていただけに、迷わず何か買って食べてく事にしたのでした。

さて、何を食べるべかと悩む…。



↑揚げ物とビール&ドリンクの店、『ザ・フライヤーズ』。



↑アジアンなデザート&ドリンクを売る店、『アジアンスウィーツエクスプレス』。
どうも最近メニューを一新したらしく、前宣伝で聞いてた程に、アジアンな感じは受けませんでしたが。
ワッフルは店のカラー考えてどうかと…いや好きだけどね、ワッフル。(汗)
健康しるこ、出来るなら賞味したかった…。
な~んて書いたら…まったりさんの記事で知ったんですけど、今はワッフルに替わり、お餅のワッフル通称『モッフル』をメインに販売してるんだとか。
良いっすね~、モッフル!
それなら如何にもアジアンティストだし、新し物好きなヤングの心を鷲掴みしそうじゃないっすか!
ちくしょー、自分も食べたかったよ…次回、必ず!(だからそれまでメニューに置いといてね)(願)



↑バラエティ溢れるカレー専門店、『マサラ・ダッハ』。
お昼食べてなければ、此処で食事をしてったかもしれん。
ココナッツチャイは、次回にでも飲んでみたい。



↑クレープ専門の『クレープリー・リュクス』。
まったりさんの記事を読んで、自分が1番興味を持ったのはこの店。
そんな訳で此処のクレープを買ってく事にしたのでした。



↑選んだのは、この『チョコバナナフランベクレープ(600円)』。
付いて来たスプーンは木製だったか?
よく見られるプラスチックではなく、お洒落で柄の長い、食べ易い物でした。
紙ナプキンもちゃんと貰えます。

屋台前に点々と散らばってた椅子に腰掛けて食べました。
実に美味いクレープでした!!
まったりさんの紹介記事に、「クレープリー・リュクスとは贅沢なクレープと言う意味だ」と有ったのですが、店名に違わぬ美味に御座いまする。

甘く炒まったバナナは、正に自然な甘さ。
もっちりした薄手の生地の奥に、それがたっぷり詰込まれ。
更にはバニラアイスもてんこ盛り、仕上げは生クリームとチョコソース。
チョコソースがまた、カカオの苦味が感じられて、とても美味しいんですよ。

甘いの苦手な人には、ハムやソーセージを使った『クレープサンド』がお薦めかと。

屋台と言えど、どの店舗もメニューが本格的。
写真や食品模型を飾り、どんな物か紹介しているのも、判り易くて好感持てる。

このナッシュマルクト、午前10時~午後5時位迄はニュースタッド地区で。
それを過ぎると港街スパーケンブルグ地区に移動し、午後19時~21時45分位迄営業しています。
雨天荒天時は生憎お休み…けど晴れた日には絶好の軽食処として人気を呼びそう。

寄った日は幸運にも晴れていた。
ただね……すっげ寒かったです。
陽気は暖かだったんだけど、風はべらぼうに冷たかったのよ。(汗)
ぶっちゃけアイス食うには不似合いな日でした。(←なら食うなよ)
まぁでもホント、美味しかったですよ。
今度は暖かな日に食べたいっすね。(笑)

日当り良好の広場で一休み。
広場の中心には、美しい女神の噴水が。
渇水により水が涸れてたのは残念ですが…早く制限が解かれますように。

そう女神様に願いつつ、次回に【続】。(やはりグランオデッセイまでは行かなかったか…)(汗)



【私信】

四条さん…あ、やっぱりユリ派でしたか!
なんかね~、四条さんとは女の好みが似てるな~と以前より。(笑)
セーラームーンの中でなら、どのコがタイプです?
ちなみに私とマサムネ師匠は、マーズことレイちゃんなのですが。(自分は次に亜美ちゃん、蛍ちゃん、みちるさんの順で好きだった)(笑)

その説は初耳です!(爆笑)
自分はグリーンウッドの中では………敢えて言うなら、すみれちゃん?
あの漫画男ばっかりだから、作品は好きで読んでても、嵌るキャラは居なかったんすよ、女の子スキーの自分は。(笑)
ただね~、ゾロやサンジに嵌る人っつうのは、基本的に主人公より、主人公の相棒もしくはライバル的キャラに嵌る場合が多く見られるような?

例えばコナンだったら、コナン(新一)より平次とか。
バイファムだったら、ロディよりバーツとか。
らんまだったら、乱馬より良牙とか。
ルパンだったら、ルパンより次元とか。

どのキャラに嵌るかは、その人の男or女趣味が、やはり大きく関係してるのでしょう。
ただ趣味は趣味であるからして、現実にそういう男もしくは女が好きかっつうと、また別の話でしょうが…。
ああ、自分は現実にナミみたいなコが居たら、性別を超えて真面目に結婚したいと思ってますがね。(笑)
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08年、ハウステンボスで冬休み その3

2008年02月09日 18時49分01秒 | ハウステンボス冬の旅行記
久し振りに土曜休めた。
でも明日から3日連休なんて関係無く、また仕事だったり。(涙)
連休が月に2度しか無いのは辛い。(しかも最大2日間…)
しかし他の人のブログ見てると皆忙しそうで、辛いのは自分だけじゃないんだな~と思わせられる。
こんな時こそ深呼吸して羽目を外せ。
元気出して生きましょう、えーざい。

自分に喝を入れた所で、前回の続きです。



うっかり花に見蕩れてる内に、お昼になってしまいました。
食が細くなっていたとはいえ、お腹ペコペコです。
そこで何を食べるかっつうのは、旅立つ前に実は決めてました。

――久々に『プッチーニ』のフェトチーネ・オリジナーレが食べたいな~と…。

『プッチーニ』というのは、ユトレヒト地区に在るイタリアンレストラン。
美食の街ハウステンボスが誇る料理店の1つなのです。
開店時から、使用するハーブを店の前で自家栽培したり、パンを種から焼いたりと、「自家製」に強い拘りを見せており、手打パスタで拵えたフェトチーネ・オリジナーレは、国内で此処だけしか味わえないと、多くの同業者からも注目されたそうな。

この店のシェフの頑固さは有名。
以前『モグモグ○ンボ』なる番組に出演中、子供ゲストや司会者に一切媚びなかった雄姿を、自分は未だに記憶している。

頑固な職人は好きだ。
なので個人的にファンだったりするのだが…それだけにパスタメニューが減ったのは残念に思う。
まったりさんのブログによると、現在ランチタイムはカツレツ&リゾット中心だそうな。
リゾットも美味しいんだけど、やっぱこの店の売りはパスタでしょう。
きっぱり言わせて貰えば、此処以上に美味しいパスタを食べさせてくれるイタリアンレストランには、そうそう出合えた例無く。
此処とロード・レーウには何時までもハウステンボス2大看板で在り続けて欲しいと…そう願っておるのでした。


閑話休題、旅行記に話を戻して。(汗)


魔女の花畑が広がるキンデルダイク(←前回強いた設定)~ユトレヒト迄は、カナルクルーザーで結ばれている。
花畑の向い岸に在るカナルステーションから、常時約15分間隔で運航してますか。
乗船する頃、丁度海外からのツアー客が到着した為、かなり賑やかなクルーズとなりました。
毎度寒風に耐えて外のデッキ席を陣取る自分。(お子様だから)
他お客様の大半は温かい船内席に向かいました。(大人だし)

このカナルクルーザー、某パークの物とは違い、本格的な船で在る。
底を覗いても線路なぞ見えず、プロとしての操船技術が必要。
船内に常備された救命用の浮輪等が、ちょっとした緊迫感を醸してくれまする。(笑)
真面目な話…ふざけて身を乗り出すと危険なので気を付けよう。
流れる水は海水なので、カメラ落したら一発でオシャカだしな。

キンデルダイク~ユトレヒト迄の航路は、もう一方の航路よりも風光明媚。
田園的な美しさの続く別荘地帯を横目に、幾つもの橋を潜って街の中心へと入って行きます。
時折見掛ける白鳥の姿に、同乗したツアー客から歓声が上る。
聳える高い塔が間近に迫れば、そこは終点ユトレヒトだ。

乗場に降りたら団体さんとは道を別にし、ドムトールン下のワールドレストラン街へ。
プッチーニはロード・レーウと同じく1階に在る。
隣り合い、それこそ街区の門が如く、店を構えているのです。
正に2大看板。

イタリアンらしい看板の下には、記事上の写真の様に、小さな花壇が造られている。(↑)
硝子扉を開いて中に入ると、多くは無いが客はそこそこ居た。(平日の昼だしな)



↑これがプッチーニ店内。
店名は長崎を舞台にした歌劇『蝶々夫人』の作曲者から。
ローマの遺跡をイメージしてデザインした内装が、成る程前衛的でお洒落。(←矛盾が含まれる表現)
案内されたのは、1人用には勿体無く広い席。(まぁ空いてたし)



↑テーブルにセッティングされた調味料等々。(位置は撮影用に変えてます)
オリーブオイルはこの店の拘り。
バター替りにパンに付けて召上れと必ず勧められるのです。

ロード・レーウ同様、ディナータイムはかなり高級な値段設定が為されますが、ランチタイムは2千円も有れば充分セットメニューにも手が届く。
ディナータイムの方がメニュー数は増えるんだけど、手軽に贅沢を味わいたいならランチタイムがお勧めです。

店員さんが注文を受けに来て、お願いするのは事前に心に決めてた「フェトチーネ・オリジナーレ・セット(デザート抜きだと1,680円)」。
その際210円+すればデザートも付くとの事…勿論お願いしたのでした。



↑先ず出て来たのはサラダ。
かけてあったドレッシングが、とても美味でした。
いやホント…大抵酸味が勝ってる物が多いんだけど…甘味が勝っててサラダに合っていたのです。
このドレッシングは、ちょっと珍しい味だと感じた。
パプリカも甘くて美味しかったです。
いや酸っぱいの好きだけど、甘党でもあるもんで。




↑香ばしく焼いて出されたパン。
前述した通り、オリーブオイルを垂らして召上ってみて下さいと勧められる。
日本人には慣れない習慣故、抵抗無くも無かったんすけど、やってみたら美味かった!
オイル臭さが全然無い。
オリーブの爽やかさが、パンに絶妙に合って思えるんですな。

そういや今春3/15(土)にビネンスタッドがリニューアルオープン。
オリーブオイル専門店『オーアンド・コー』と言うのが開店するそうで。
…以前よりハウステンボスはオリーブオイルに拘ってる様子を見せていたのですが、その元はこの店のシェフに有るんじゃないかな~と思ったり。

でもパスタセットに同じ穀物メニューのパンが付いて来るってのは、日本人の感覚としては奇異に感じたり。
麺と一緒に御飯食べるようなもんでしょう?
しっかり完食しといて言うのも何ですが。(笑)
ソースに絡めて食べられるように…だろうか?
イタリアンに詳しくない自分には、よく解りませぬが。

所で私の後ろの席に老夫婦が1組居ったのですが、一方のお爺さんが「オイルは好かんから、バターを出してくれ」と所望されましてな~。
それでも店員さん、嫌な顔見せず直ぐにバターを出して下さりました。
偉いなぁ。
という訳で、やっぱりパンにはバター派の方、どうしても嫌な場合はお願いすると良いでしょう。
でも本当にオイルで食べても美味しかったですよ。

で、遂にメインのフェトチーネ・オリジナーレが登場するのですが…

この料理の楽しい所は、目の前で仕上げてくれる点。
台に茹で上ったパスタを載せ、店員さんがカラカラと近付いて来る。



↑そして茹で立てのパスタにバターを加え、パルミジャーノ・レジャーノと呼ばれるチーズを振掛け、フォークで一気に掻き混ぜる。
その高速たるや、撮影が追い付かない程でして。(笑)



↑すると粉末だったチーズが、ねっとりとしたソース状に変って行くのですね~。
調理し終えたら大皿に手際良く盛り、ナプキンで汚れた箇所を拭いて完成。
この間僅か数秒…素晴しい腕前です、お嬢さん!



↑美しくレモン色に輝く、フェトチーネ・オリジナーレ。
麦藁帽子に似て見えるお皿が、料理を引き立てております。
…此処の店、全体的に皿が大きい気がするんですよ。
特にこのパスタが入れられてた皿は、頭に被りたくなるよなサイズでした。(被らないけど)

きし麺に似たパスタには具材も何も入っておらず、チーズとバターで絡めてあるだけなので、余程チーズ好きかつ麺好きでもなけりゃお勧め出来ませんが。(汗)
パフォーマンスの楽しさ込みで、1度は召上って戴きたいなと…この店に訪れた際には。




↑食べ終えて一拍置いた頃、デザートがやって参りました。
洋梨のタルト&バニラアイスクリーム苺ソースがけで御座います。

洋梨のタルトも非常に美味しかったのですが、アイスが絶品でした。
実に美味いアイスでした!
甘過ぎず、舌触りさっぱり。
香り立つバニラ。
プラス一手間、雪の様に振られた粉砂糖がお洒落。
これなら210円追加しても納得行くな~。



↑そしてコースの〆は勿論珈琲。
これも美味しかった。
敢えて紅茶を選択肢に入れない頑なさが素敵だ。
この頑なさは、ロード・レーウと共に貫いて欲しい所。
あ、別に紅茶をメニューに用意してない訳じゃないっすよ。(笑)

細くなった筈の食は何処へやら。
全て食べ終えても、カップやデザート皿は片付けられず…いや感動したんですが…途中でトイレに立っても片付いてなかったんすよ。
食べ終えたらさっさと片付けてしまう店が有りますが…私あれ嫌いなんですよね~。
失礼な態度だと思う。
酷い店だと未だ飲食物入ってる内から片付けようとしたり…そんなに長く居た訳でもないってのに。

味の良さは勿論だけど、サービスの良い店も感動を与えるもの。
外へ出る時、扉を開いて送って下さった事も、記憶として焼き付いています。


ハウステンボスには本当に美味しいレストランが多い。
束ねる長役である場内ホテルレストランったら、味もサービスも一流で満点。
ファンの贔屓目で言ってるんじゃなく、真実なのです。
その証拠に…ハウステンボスホテル迎賓館内レストラン『エリタージュ』の佐々木シェフが、2009年料理コンクールの日本代表に選ばれました!!!
日本一って事ですよ、奥さん!!!(←誰だよ、奥さん)
詳しくはぐらさんふくちゃんのブログを御覧下さいませ。
エリタージュについてはまったりさんのブログに詳しく紹介されてます。

頑張れ佐々木シェフ!!
負けるな佐々木シェフ!!
BGMは料理の○人(てゆーかバッ○ドラフト)が良いぞ!!
司会は鹿○丈史氏にお願いしたいが、スケジュールは空いてるだろうか!?
え!?そういうコンクールじゃない!?――そいつぁ失礼しました!!(笑)


話を戻して…店を出た頃には午後1時を回ってました。
この後はニュースタッドに出来たグランオデッセイに行く予定を組んでまして。
そんな訳で塔の聳えるユトレヒト地区から、最も近いバス停の有るアレキサンダー広場へと向かいます。

冬の広場は寒かった…。
5分程待ったが、バスが現れる兆し無く…歩いて行こうかな~と考えもしたが、なるたけ体力温存する為に、頑張って待ったのでした。

日向で日向ぼっこ。
日が射したのは幸いでした。

しかし風は強かった。



↑バスを待ってる時に撮った写真。
見事な晴れ具合と旗の翻り方に、風力の度合いが見て取れるんじゃないかと。(笑)



果たしてバスに無事乗れたのか!?
震えながら次回に【続】。



【私信】

rokiさんへ…「どうせいっちゅうんじゃバトン」を有難う御座います。(一日一洒落)
回答はナミ誕まで待って貰っても良いですかね?(笑)
コメント (5)
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ロビンちゃん、ハピバースデー♪

2008年02月06日 23時00分43秒 | ワンピース
2/6はロビンちゃんのお誕生日。

ロビンちゃん、お誕生日おめでとう~~♪♪


……本当は去年みたくミニロビ祭を行いたい所だけど……御免、今年は無理だった。(涙)
この悔しさは来年晴らす!

以前にも言ったが、ナミさん程ではないにしろ、ロビンちゃんも自分は相当気に入っている。
むしろロビンちゃんタイプのキャラのが、多く嵌って来たくらいだし。
てゆーかナミもロビンも属性は一緒だからな~。
違うのは……ナミの方が母性を強く感じられる点ですか。
ロビンの方が年上だし、作者の尾田氏は「ロビンが麦藁団の母ちゃん」と発言してたが、自分から見てナミの方が母ちゃんっぽく感じられるんだな~。
ロビンは長い事母親から離されて育ち、そして母を亡くして生きたせいか、内面はナミより少女に思えるのだ。(つって事有る毎に言ってますね…)
一方ナミは、ベルメールさんの愛に育まれた事も勿論だけど、ノジコの存在が大きいと思う。
帰る家が在った少女と、失くした少女……似た来歴を持ちながら、それが2人のキャラを違えた原因になってるんじゃないかとね。
何れにしろ過酷な運命を持ったキャラだ。
しかしそれも2人の魅力を形作っている。
女は(男も)影背負ってた方が魅力的なのさ。



所で今週のワンピ……

いやぁ…見事うるりとさせられたわ。
弱いんですよ……自分……独りだけ生き残ってしまうネタ。
この世で最大の不幸って、孤独だと思う。
骸と化した皆に囲まれ、自分独りだけ「死ねない」ってのは……辛いなんてもんじゃないよ。(泣)
コンビニで立ち読みだから耐えられたけど、単行本で纏めて読んだら必ず泣くな。
イイ年した大人だというに…勘弁してくれよ。(汗)

しかしまぁ、色々はっきりした回でしたね。



所で今週のアニメワンピ……週遅れの地域に住んでる人には、ネタバレして御免なのだが。(汗)



予想を超える危うさだった。(汗)

前回に引き続き胸は揺れるわ、
湯船の中で胸は浮ぶわ(かつて見られなかったリアリティだ!)、
一瞬お尻は見えちゃうわ、

タイトルからして「ナミ大ピンチ!!」っすよ。
普通後半の内容から、タイトルって付けるもんだと思うけど…
つまりスタッフとしては「ナミさんが大ピンチのシーンこそ、今週の見せ場ですよ!!!」っつう訳だ。(笑)
確かに演出&作画から、並々ならぬ意気込みが感じられた。
んもう、皆、えっちなんだからv

んでもスリラーバーク編入ってから、出来が安定して良いと思う。
多少ナミの描写で引っ掛らなかった点が無い訳じゃないけど。(ドクターを尊敬するチョッパーを思い遣らない台詞がちょっと…)
ペローナちゃんの声が可愛くて嬉しいv
早く動く姿を観たいな~。

そしてウソップは原作以上にジックリ観てました。
もう慰謝料貰うどころの話じゃない。
誰かビッグハンマーで思い切り殴って記憶を無くさせろ!!
70度位の角度をつけて、大きく振り被るんだ!!!


写真は(よりによって)節分に降った雪で拵えた雪だるま。
いや勿論自分が拵えたんじゃなく(汗)…仕事からの帰り道で見付けた物です。
で、携帯で撮った訳だ。
よく見るとチビだるまも拵えてありますね。
大人にとっては交通を狂わす白い悪魔も、子供にとっては天からの贈り物。
や、仕事が無けりゃ、自分も無邪気に喜べるんですがね~。(汗)
てゆーか今も降ってるし………明日までには止むと良いなぁ。
ウチ、急な坂に囲まれてるから…通うのにも必死なんだよ。(汗)
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08年、ハウステンボスで冬休み その2

2008年02月05日 22時56分30秒 | ハウステンボス冬の旅行記
何せ1泊2日の旅。
何せこの後去年クリスマスシーズンに行った時のレポも書くと宣言したのだから。
今回もスピーディーに参りましょう。

という訳で前回の続きです。



ハウステンボスに着いた頃、幾分雲が出て来ました。
正午近いというのに日が翳り、こりゃあ一雨降るかしら~…なぞと思ったら、また晴れたり…。
今回の旅はその繰返しで御座いました。
でも大きくは崩れなかったです。
天気予報では次の日雨って言ってたんで、傘の用意はばっちりしてたんすが。
風が強く、集まった雨雲を吹き飛ばしてくれたみたい。
写真を観ても記事上の様に曇ってる物や、爽やかな青空が広がってる物までマチマチ、一定してないのが解るんじゃないかと。
全く雲が浮んでないより、或る程度浮んでた方が好い写真が撮れると思うんで、ラッキーだったと思う。

ただ……寒かった。
バス停着いて、「寒い」と呟いちまったです。
長崎は南に在るけど、東京と気温あんま変らない気がする。
特にハウステンボスは海の傍に在るもんで、風が強く、昼と夜とで気温の差がデカイのですよ。
だからたとえ春に行くとしても、夜用にコートを用意してった方が良いですよ。

バス停着いて正面に見えるのは、コンビニ『キッカー』。
コンビニと言えどハウステンボスカラーに染められ、メルヘン調の可愛いデザイン。

度々言ってますが、ハウステンボスは仙人の国。
一度此処に足を踏み入れたが最後、俗に塗れた下界からは切り離されてしまいます。

入国前の人間には、儀式を義務付けられている。
先ず履物を脱いで裸足となり、流れる運河に浸して清め…って、ハウステンボスは湯殿山神社か。
すいません嘘ですやらないで下さい。(汗)
冬にやったら確実に風邪引くよ。(汗)

閑話休題、何言いたかったのか忘れちゃったけど(汗)…兎に角ゲームコミックス雑誌スポーツ新聞等々、俗っぽい物は殆ど置かれてないんですな。
オールドタイプのゲームコーナーは在ります。
それにボトル&缶飲料やスナック菓子は、制限は有ってもかろうじて販売されてます。
一般の新聞も各ホテルに用意されてます。
でも週刊少年ジャンプやサンデー、マガジンなんかは影も形も有りませぬ。
もしも雑誌発売日に訪れ、「うお~今週のナミさんもといワンピースの展開が気になるぜっ、読まずにおいては成仏も出来ぬわっ」っつう様な俗人の方は、入国前にこのコンビニに寄って、思う存分読んで行かれるが良いでしょう。
尚コンビニは入国棟突き抜けた向うに建つ、ハウステンボスジェイアール全日空ホテル内にも在ります。
規模としてはキッカーの方が上だけど、俗っぽさではこっちの方が勝ってる気がする。
何せゲームコーナーも在るくらいだし。

バス停降りて左に入国棟。
この入国棟、トンネル状の造りになっていて、そのまま突き抜けちゃうと全日空ホテルへ行ってしまいます。
ハウステンボスに入るなら、途中で右に折れ曲がらないといけない。

いや迷う人はあんま居ないとは思うけど、早とちりな人は1回位突き抜けて途方に暮れるかもしれない。(笑)
まぁ入国前に全日空ホテルでひとっ風呂浴びてくというのも悪くない。
此処の場外ホテルの売りは、眺めの良い温泉なのです。(宿泊客以外は有料)

日帰り客はストレートに入国ゲートに向うだけだが、全日空&場内ホテル宿泊者は一旦トンネルを抜ける必要が有る。
全日空ホテルにお泊りする場合は、無論そこのホテルフロントに荷物を預ければ良い訳で。
アムステルダム・デンハーグ・ヨーロッパ・フォレストヴィラといった場内ホテル宿泊者は、抜けた先の左側に建つ場内ホテル受付で荷物を預ける形となる。
…泊った事無いんで解らんけど、迎賓館はどうなんだろう??
此処で預かる以前に、お車付で迎えに上られたりしてな~。(どうなんですか、ふくちゃん??)

重たい荷物は宿泊ホテルに送って貰い、身軽に場内を廻りましょう。
パスポート引き換えなんかも、混雑時じゃなければ此処でやって貰えます。

そんな訳でこの日の私も荷物を預け、チケットをフリーパスポートに換えて貰いました。
滞在中はずっと利用可能なフリーパス、問答無用で旅行特典に付いて来る物だけど……正直あんま利用してない気がする。(笑)
もっとも病み上がりの身ゆえ、今回はなるたけ無理はしないようにしよう。
ちょっとの距離でも交通機関を使おう。
そう心に誓い、入国ゲートを潜ります。
記事上の写真は陸の入国者を1番最初に迎えてくれるエントランスガーデン。↑
薄が揺れて、侘び寂びが感じられまする。

跳ね橋を渡ってナイアンローデ城へ。



↑「WELCOME」と書かれた青い看板が、青空同様目に清々しいですね。

今冬少し寂しかったのは、熊花壇が取外されてた事。
『ウェルカムライト』なるイルミネーションの為だけど…夜は星の結晶と「WELCOME」文字がクルクル回り、それなりに子供に人気を博してはいたんすが…昼はただ寂しいだけだという。(汗)

今年は某夜景評論家にして風水専門家の意見を参考に、色んなイルミネーションを試してたようですが、ぶっちゃけ今一な物も有ったなと。(汗)
この件については追々語る予定。

ナイアンローデ城は熊の城。
城内1階は通路になっていて、抜ければそこは花咲き乱れるキンデルダイク。
2階は『テディベアキングダム』…テディベアの博物館だ。



↑1階通路で待ち構え、旅行者の度肝を抜く、世界最大のジャイアントベア。
何時の間にやらスカーフからネクタイにチェンジしている。
写真で見て左の扉はテディベアキングダムの出口だったり。
撮影していて、見知らぬゲストが飛び入り参加する事も、まま有る。

熊との謁見を終え、城から出れば、テディベア雑貨店『リンダ』に当たる。



↑リンダと出国棟の間には、クリスマス過ぎようと今年もやっぱり健在、ベアツリー。(笑)
アレキサンダー広場のビッグツリーと共に、春の訪れまで観光客の目を楽しませてくれてます。
いっそ常設しちまえばと思う。(笑)

その近くには『ブルーケレン』バス停、そしてレンタサイクル屋『フィッツ』。



↑営業用のモデルとして停まってた、四輪自転車とクラシックタクシー。
良い感じに並んでたんで、撮影してみた。(笑)
レンタサイクルやクラシックタクシーについては、公式サイトの記事を参考にして下さいまし。(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/)
クラシックタクシー、前に500円割引されてた時乗った事有るんすが、思ったより満足感が持てたと言うか。
乗車・降車時は運転手さんが恭しく扉を開けてくれるので、ちょっとしたハイソ気分が味わえますよ。(笑)
寒い冬の夜にパレス行くなら、御利用をお奨めします。
パレスまでの坂道を厳かに歩いて行くのも素敵だが、木立を吹き抜ける風は冷たく凍えるのでな~。

お腹空いてたし、到着したら先ず昼食と考えていたんだけど、キンデルダイクの花畑を目にしては素通り不可能。
此処の花畑には道行く者の足を止める魔力が篭められてると思う。
きっと魔女の仕業だ、3つ在る風車の内の何れかに隠れているのだ。



↑名付けて『時忘れの路』。(←赤毛のアンか、お前は)
魔法を解除するには、足を踏み入れる前に魔女から貰った謎を解かねばならぬ。
しかし時を忘れて佇む者に、どうしてそんな事が出来ましょう?
これが本当の「解き忘れ」。
……そんなクダラナイ駄洒落を言いたくて名付けたんかいのツッコミを心に浴びつつ、記事を進ませましょう。(汗)

キンデルダイクは三連風車が回る小島。
一本路の両端には花畑が広がってます。
冬はパンジー、地味ながらも寒風に耐えて咲くその様は健気で可憐。
普段は人の多い地区ですが、寒いもんでカナルクルーザーステーションに向っちゃう人が多かったです。
お蔭で存分に撮影出来て助かった。(笑)
予想したより観光客は多かったですね。
1月の平日ったら閑古鳥が鳴いてるだろうと思えば…空いてたは空いてたんだけど、アジアからのツアー客が結構多かった。
春節っつって、向うは旧正月に当る時期だからでしょう。(今年は2/7頃だったか…?)
ハウステンボス側でも此処数年、旧正月に合せたイベントを行っております。
今年は2/6~2/11迄、花火等がグレードアップして公開されるそうな。
ホテル・デンハーグ内のレストラン『エクセルシオール』では、お得なディナーブッフェが開催されるしね。(詳しくはまったりさんの記事を御参考にされて下さいまし)



↑花畑に建つカフェも、寒さからか開店休業中。
いやそもそも冬季休業だった筈だが…天気の好い日は営業してるらしく。
アバウトな営業理念、それがハウステンボス流だ。(笑)



↑此処の飲むチーズケーキ『カースシェイク』は美味い。
眺める景色も美味い。
見下ろす運河の向うには、クルーザーの行き交うカナルステーション。
風の心地好い初夏には最も薦めたい店の1つです。
ただ野外という事も有り…もちっと温かいメニューで売りの物も増やしては~なんて思う。(汗)
無い訳じゃないけど…冷たいメニューでばかりイメージ売ってる気がする…冬季休業するなら、それで良いんだろうけどね。

カフェの横(と言うか同建物内)には、17世紀オランダ農家を再現したチーズ農家が建っている。



↑内部は台所やら、



↑ダイニングやらが細かく造り込んであって、結構興味深いのです。
クリスマスにはパーティーっぽい飾り付けが為されてたりな。
売店部分にばかり気を取られがちですが、造りにも目を配ってみよう。
見上げれば凄まじく高い天井に度肝を抜かれるぞ。(外観見るとそんな高くなく感じられるんですがね~)

売店をひやかし外へ出る。
すると風車が間近に見えた。



↑目の前で回る風車は結構な迫力。
羽根が旋回するスピードも、近くだとかなり速く思えるし。
じっと見てると吸込まれそうで、ちょっと恐いです。

ひたすら写真撮り捲ってたら、鐘の音が耳に届きました。
ナイアンローデ城の、正午を告げるカロヨンの音。
漸く魔法が解けた私は予定を思い出し、慌ててカナルステーションへと向ったのでした。



ちっともスピーディーじゃないなぁと反省しつつ、【続】。(汗)
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ビビちゃん、ハピバースデー♪

2008年02月02日 22時39分10秒 | ワンピース
2/2の本日は、『ワンピース』の気高く美しい王女ビビちゃんの誕生日。


――おめでとう!!ビビちゃん!!

2/2…それは暦上で冬が終るとされた日。(そんな訳でテンプレも春物にチェンジ)
キャンドルマスと言って、カトリック教圏ではこの日にクリスマス飾りを全て降ろすのです。
日本でもその次の日は節分だし。
春を告げる日なんて、如何にも彼女に相応しく。

麦藁海賊団を離れても、未だ彼女の人気は高いんだな~と…最近扉絵で尾田っちが忘れず彼女を描いてる辺りに感じる。
きっとファンから「ビビちゃんも仲間なんだから外さずに描いて」との御意見が多数寄せられたからに違いない。(笑)


(今更)今週のワンピ話…ナミさんのちょこんと結わえた髪型が可愛くて仕方ない。
何だか段々髪が伸びてる気がするんだが。
さり気にまた服着替えてるし。
まったくもってお洒落さん。
次は是非三つ編みとかツインテールとかにして欲しいものだ。

そんでナミさんの肩書きったら「麦藁団の航海士」だが、実は「看護婦」でも在るんだな~と最近気が付いた。
や、ロビンとか栗のおっさんとか、よく看病してる場面見るよなと。
良いねぇ、ナース。
萌えだよ、萌えの極みだよ。
どうせなら白衣で看病させて下さい。
頼むよ、尾田っち。


…毎度途中から話がズレて申し訳無い。(汗)


話ズレついでに更なる余談。
近頃ワンピサイトさんの間で赤丸急上昇中の二つ名メーカーと言うのを、自分も試してみた。

HNの「びょり」でやってみた結果は――



錯乱の眼
(クォンタムクライシス)



………………………………………錯乱してるんすか、俺。(汗)



気を取り直して本名でやってみた結果は――



抽象図鑑
(サイバーウロボロス)



………………………………………抽象的なんすか、俺。(しかも図鑑って…)(汗)



妙~~~に納得行ってしまった自分が悔しい…。



ハウステンボス話はまた今度…期待してくれてた方は済みませぬ。(笑)



写真は(実は後付なのだが…)(汗)、先日行ったラクーアの玄関に飾られてる、大型水槽(アクアリウムっつうの?)を写した物。

蒼い海の底、珊瑚の森で戯れる魚達。
さながら人魚姫の一場面の様なv
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