チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物がつなぐもの 228

2019年09月18日 09時54分00秒 | 日記

日本の女性が着物から洋服に切り替える頃、大正時代から昭和の初期にかけての着物や長襦袢また絵画などの展示会が文京区の「弥生美術館」で開催中。29日まで。22日はトークショーもある模様

 

着物や絵画に興味のある方は是非鑑賞をするといい

スタイリストの岩田さんのコーディネートも楽しめる。絹の糸の良さが嬉しい。

 

着物の華やぎを感じる時代を彷彿出来て着物に対するこだわりも消えて行くのではないかと思う。多分其れが狙いの展示会であろう。

その華やぎは昭和16年まで其れ以降は華やぎの片鱗すら消えている

かといってその華やぎをいまに活かせるかといってもそれは叶わない

なぜなら糸が違う

蚕が違う

染料が違う

桑が違う

土壌が違う

空気が違う

機織りが違う

作成する人の意識が違う

売る人の心根が違う

着る人の気持ちが違う

天候が違う

建物が違う

景色が違う

男が違う

高々100年であの時とこうも違っている

これが今の日本

では日常の中であの輝きのある着物をどう活かしていくのか、誰が、どの様にーー難問だよ

一つ言えることはシンプルに装うことだと思う

背中に花畑を作る様 な帯結びなどこの時代の人には思いもつかない

和洋を上手にミックスさせるも其れは景色に溶け込んでいく自然のおおらかさがある

 

今日の午前中、背中に花畑を作り嬉々として有頂天の着付け師に、たんとその様子を見せられたが

帯の気持ちはどうなのかしらくちゃくちゃにされて

またずっと立ったまま地獄の攻めの様に帯やら紐やらまた別の布や他を巻き付けられて気持ち悪くなってもそ知らぬ顔されて着物が嫌いになっても仕方ない

 

そういう様子を見て来たあとだっただけに、からだを自由に開放したこの当時の着付けに何やらホッとした

 

というのは根本自分で工夫して着なければこの華やぎは戻らない

 

いやはやどこに向かうの着物文化ーー

#着物文化 #弥生美術館 #着物の華やぎ  #和洋折衷  #中谷比佐子

 

 

 

 

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着物が繋ぐもの 227

2019年09月16日 13時44分30秒 | 日記
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われたもの
何やかやといっても秋は来る、しかしそれは彼岸が過ぎてからだ
それまでは気温は30度を越したり越さなかったり急に冷え込んだりと体がなかなかついて行かない
 
着物も同じで流石に麻や紗の着物はお休みだけど絽であったり立て絽や楊柳、絽縮緬はまだ出番がある
そういう場合立絽など着る場合は下着を冬物にしていく
 
昨夜もお母様がなくなりその代理として友人の娘さんの結納式にでかけた
都内のホテルで日本料理と聞いていたので
当初は単衣の訪問着にしようと考えていた、その時のために平絽の長襦袢に絽縮緬の半襟をつけて用意をしたいた
肌着も全て絽にするつもりだった
 
ところが蒸し暑くてとても単衣の着物を着る感じではなく
悉皆屋に出すつもりの縦絽の色留袖をもう一度着ようと慌ててアイロンを掛け、今度は縦絽の長襦袢、縦絽の半襟、下着は平絽のものに、帯も紗袋のつもりから紗の名古屋帯に変更
表は夏で中は秋みたいな装い
 
これが正解でその日本料理レストランの中居さんたちもみんな絽の着物で忙しく立ち働いていた
動くと汗ばむ、かと言って冷房もありあつすぎても寒すぎても体の免疫は劣っていく
この日のチョイスは正解、最近判断ミスの多いチャコちゃん先生自分の直感に自信がなくなっていたけどこれでもとに戻った一安心
 
結婚式をどういう衣裳にするかという話になり、どちらの親御さんも主役の二人を置き去りにして自分たちが装う衣服の話で盛り上がる
こういう両家はきっと後々うまくいくのだろうと思いながら
「ところでお二人は何着る予定?」と主役の二人に話題をふると、そこでも両家「それは和装でしょう」と親たちがハモってみんなで大笑い
当人たちより親たちが二人の佳き日のために浮き立っている姿は本当に微笑ましい
きっときっとし合わせな家族が誕生する
 
今日も着物が人と人の潤滑油になっていた
 
 
 
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着物が繫ぐもの 226

2019年09月15日 13時45分27秒 | 日記
最近は「蔵の中にあるものを見てください」というお話をタントいただく
なるべく伺って見ることにしている
もちろん見たあとどうするかが問題なのだがーー

昨日も日帰りで安曇野に行ってきた
蔵が2つありその蔵を先代も先々代も開けていなかったのを今の代の奥方が、意を決して自分自身の職業を投げうり蔵の整理改造に乗り出した。それがもう20年前になる
その頃から「一度見てあげて」と友人から声をかけられていたがチャコちゃん先生ずっと生返事でいた「うんそのうちね」

蔵出しというのにこりていた40年も前に名古屋の名家にある3つの衣裳蔵の整理を依頼され、3泊4日の泊まり込みを3回繰り返し、それ以外に美術館に寄贈する着物と帯の鑑定を学芸員と検証し合うという作業もあり、結局3ヶ月かかり全くの収入がなく懲りた。勉強にはなるが小さな会社を経営する身にはちょっとしんどい。いづれ大金を持って、頂いた知恵を振り絞り着物の行く末に貢献したいが、なかなか気持ちとお金が一体にならない。ついつい真剣になってしまうのだ。

というような経緯があって腰が重い、見たいのは山々。

風邪の病も峠を越し「秋櫻が今盛りです」という誘い写真にホイホイと友人の車に乗った。見事な秋櫻の花たちの大歓迎を受け大満足のチャコちゃん先生、手入れの行き届いた蔵の中にいそいそと入る

「竹綜絖じゃあないの」「座繰りの道具よ」」「きびそを粉末にする石臼だわ」あれやこれやきゃきゃー大声で嬉しがる
「この型紙こんなしまい方していてはだめですよ」と声が大きくなる
明治時代の機織りや染や織に使った道具がきれいに手入れされて収まっていた
「私どもは何に使われていたのかわからないのですが、先祖が蔵に収めていたものですから大事にしようとホコリが付かないように掃除しています」

ありがたい
当時のこの地での養蚕や染色のあり方が道具を見て想像できる、農業の歴史がわかる。そうすると未来に何ができるかもおぼろ見えてくる
だからこの道具をまだ使えるかといえばそれは疑問、先祖の生活文化の中でどんな生き方をしていたのかは考えられる

しかし当時から馬鹿な日本政府
これだけの道具の中に織り機がまったくのこされていないのは、織り機に税金をかけたからだ、機が作動していなくても税金は取る、だったら使わなくなったら壊すしかない。(こういう事が全国的に行われた)
でも細かい道具を残してあるので再生はできるいつの時代も庶民のほうが賢い

願わくば変な相続税でここの生活文化遺産が消えないことを望む
秋櫻に導びかれたいい旅だった
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千葉が大変!

2019年09月13日 15時57分38秒 | 日記
千葉が好き
広大な土地山と海広い空、友人の家に行くと当てもなくドライブを楽しむ
昔ながらの庄やの邸宅、農家と言っても規模が大きい、緑の中で仕事をしている姿は日本本来の呼吸を感じる

車を止めて眺めている 時々きゅうりやトマトなど季節の野菜をもらえる(それが目当てではないけど)嬉しい。先日はできたばかりの新米まで頂いた。必ず住所を聞いてお礼状を出すので、今回もすぐに安否を尋ねることができた
幸い私の知っているところは復旧が早く「大丈夫だよ、またおいで」とお返事

千葉の農家も農薬や殺虫剤を使っているところは多いだろう
青森の知人がりんごとお米を作っているが「農薬を使わないと売ってくれないんだよ、農協は」ということだった
国を上げての農薬国だから仕方がない

「きものという農業」という本を出版した時新たに色々と地方を回っての取材をした、外国にもでかけた。その中で木綿に使われている農薬の量の多さに正直ぶったまげた!
その当時は「和綿」を生産しているのはごくわずかでとてもとても流通には乗れない量。ここで不思議だったのは海外での綿栽培の農薬の現場を見ていて
「木綿は虫が付きやすいから農薬を使いますか?」
全く使わないと名言、なぜなら日本の土壌には独特の微生物があり農薬は必要ない。と言い切られた

それから土壌の中にいる微生物が気になりなんと沖縄の比嘉先生が開発したEM菌にぞっこん。そうしたら千葉の印旛沼近くの農家の方が野菜を持って現れた。私以上にEM菌患者。でも美味しい 

昭和50年代「千葉のおばさんと総武線」というタイトルで市原、津田沼、茂原などから総武線を使って都内に野菜を売り歩く女性たちのルポを書いた。ご自分の身長の三倍くらいのかごを背負って都内を歩いて販売。帰りはその籠は空になり車内でキャッキャ笑いながらのおしゃべりが楽しそうだった

土を愛している人たちの生活がいち早く普通に戻ることを祈って

#千葉のおばさん #総武線 #EM菌 #沖縄の比嘉先生 #土壌菌 #農薬 #殺虫剤 #中谷比佐子


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着物が繋ぐもの 225

2019年09月12日 09時40分23秒 | 日記
結婚式や七五三の祝、成人式の前撮りの問い合わせが来るような季節になった
先日は「やはり結婚式には着物を着ようと思うので着付けをお願いします」と8年ぶりにいらした奥方。

この8年は舅、姑、ご自分の両親の介護や送り出しに明け暮れていたというご報告、その後の相続問題、片付けなど息せきって色々と話してくださる。多分誰にも話せなかった諸々のことが一気に出てきたのだろう。

人間がこの世から去っていくことの大騒動、出産は喜びにあふれ旅立ちは悲しみと混雑混乱、そこで一番問題になるのが着物の処置
多くの人が生前に着物を配るということをしない、というより着物の価値がわからなくなったので、着物を頂いても喜ぶ人が少なくなった。
それと同時に着物はどういうわけか、ご自分が着ないのに最後まで手放せないでいる人も多い。

母の時代は着物はまだ財産性を帯びていたので、娘たちに遺すと言うより「今必要な人に差し上げる」という姿勢で暮らしていた、母がなくなったあとは見事にタンスがスカスカだったらしい。らしいとは私は母の着物に興味がなかったので着物の話題の中には入っていかなかった

しかし姉たちが私に帯留めや夏の色留袖、結城紬や大島紬を分けてくれた、それらは60歳を過ぎて大活躍だ
中にたった一枚山崎斌さんの草木染めの着物を私がプレゼントしたらしく(覚えていなかった)私の手紙と着物が畳紙にくるまれたまま、しつけも取らずに入っていた
「比佐ちゃんこんな地味なのをプレゼントしたの?」次姉
「地味かなあ黒豆と栗で染めたと書いてるけどあの当時お母さんいくつだったのだろう」
「60代後半?」
「あまりにも嬉しくて着なかったんでしょう?母さんそういう人だから」と長姉。さすが一緒の時間が長いだけあってよくご存知、納得。

着物には物語が詰まっている 着物は心の資産
久しぶりにいらした奥方も
「この着物にしました。息子の結婚ですから黒留を着るべきでしょうが、これは姑が病に倒れる前に私に帯とセットで賈ってくれたものですから、一緒にお式に参列という意味もあってーー」

そして奥方はスッキリとしたお顔でお帰りになった

#着物には物語が詰まっている #黒留袖 #舅、姑 #結婚式の着物 #中谷比佐子 #秋櫻舍 #山崎斌 #草木染 #畳紙 #相続問題 #着物は心の資産

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食事をしないで風邪を治す

2019年09月11日 09時33分01秒 | 日記
2,3日前から寝起きが悪い、やっていることの判断が間違う「体が疲れているのだな」と思っていたら案の定昨日は朝から鼻水が止まらない頭も回らない
「日本人だったら着物でしょう?」というセミナーをしているのでとにかくそちらは集中。不思議なことにその2時間鼻水が出ない(えらいよなあ)

後の時間はなにか突っかかってしまう人の言葉に、と思った瞬間から鼻水と咳のあらし。こういうときは人と居ないで早く一人になって横になるのが懸命

夜は食事を抜き喉も痛いので蜂蜜湯を飲んで早々に休む〔8時だぜ)

目がさめたら6時
今日も暑そうだしかしかなり快方に向かっている

食事をすると体の中の皆さんは食べ物の消化に力を集中するので風邪を治そうという仕事はしない。しかし食べ物が体に入らないとそれぞれの立場から修復を行ってくれる
長年の経験からそのように思っているので風邪を引いたら食事は控えとにかく横になる。尊敬する整体の先生も「比佐子さんそれが一番」と言ってくれている

風邪になる原因は体をこき使っていることそれのいましめ、だから体を労ってあげる。風邪ひきは天からの知らせと思っているので素直に「はいわかりました」と服従している。咳も鼻水も出すだけだしたら体内は清掃される

それが自分自身の治癒能力を高めることにもなる

自分がまだまだできると思ったことが実際はお手あげでスタッフに「高齢だから諦めてその新しいことは断りましょう」と言われてしまった
言い返せない自分がいる。気落ちしたことで風邪さんが慰めにやってきた

チャコちゃん先生にしかできないことで生きていこう
風邪さんのおかげで「高齢」について考える時間も持った

日本の原発も高齢だよ(いきなりだけど)あちこち漏れていることを認識しようではないか、と自分の高齢と原発の高齢を重ねて日本の今後を憂いている
だからこそ絹を身に着けよう(落ちはここに来た)

#中谷比佐子 #原発 #風邪ひき #治癒能力 #高齢について #日本人だったら着物をきよう #秋櫻舍 #チャコちゃん先生


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着物が繫ぐもの 224

2019年09月10日 09時56分30秒 | 日記
二十四節気の「白露」を過ぎても連日35度という猛暑
白露を過ぎたら単を着るという着物のセオリーもこの気温の前に萎えてしまう
しかし
こういうことを見越していた我が先祖は「絽紬」とか「絽縮緬」、「楊柳」「紗袷」「倭文」「絹縮」「縦絽は」など微妙な素材を着る人に提案してきた。
人の肌と絹の微妙な風合いをよくよくわかっていた先人たち
いまは
化学繊維に慣れ親しんだ肌にはこういう微妙な風合いを感じる皮膚感も衰えている。日本人なら季節と折り合う皮膚感を大事にすることは、自分自身の内面の思いを素早くキャッチすることにもつながる

それにしても
この暑さ洋服の人は夏服ノースリーブ半パンという出で立ちでも奇異には感じない。このスタイルを持ち込んだのは台湾の女性たちだと記憶する
真っすぐ伸びた足を短パンで強調させて歩いている。男もそうだ半パン男は台湾の人というふうに方程式が出る

いつの間にか日本の女性たちにもこのスタイルが蔓延し着物のセオリーを考えることがバカバカしいと思う人も確かに増えている
だからといって着物を短く着るという勇気は持ち合わせていない

ふくらはぎくらいまでの短い着物の着方は最も古い一般人の着方、お袖も筒袖で動きやすく可愛い、座敷草履を履いて動き回る
思い切ってこのような着方をするときは素材をいいものにすると姿がよく見える。帯は幅広のベルトも調和する

いま一般的な着物の着方はよそ行きつまり正装としての着方だ
その着方をさらにがんじがらめに補正をして動きにくくすればこの猛暑に耐えられない

着物は本来涼しく温かい
これは自然を素材を身に着けてこそ味わえるもの

季節と着物の着方のセオリーを守るか
気温で着る着物を選ぶか
今やそれぞれ自由でいいと思う 着物は自由で開放的であるという基本さえ押さえていればいい

#着物は自由 #着物の着方のセオリー #着物は本来涼しくて温かい #正装としての着物の着方 #自然素材 #座敷草履 #絽縮緬 #絽紬 #倭文 #楊柳 #絹縮 #中谷比佐子
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高い月謝払わないと気づけない人〔私だけど)

2019年09月09日 10時19分11秒 | 日記
久しぶりの関東直撃台風
しかし熟睡していて台風が去ったあとに目覚め結構荒らされていることに愕然
この台風の低気圧が私の思考を狂わした(人のせいにしている)

アナログ人間であるのにも関わらず
今はインターネットを使いこなさないとだめと思っている
その手のセミナーにもよくでかけている
その結果これからは「ユーチューブ」の時代だと刷り込まれている
ユーチューバーという人がいてユウチューブを駆使して月に何千マンと稼いでいるという情報を聞きに行ったりしている

周りにもユーチューブだけで集客をして毎月500万円の売上があり、東京と大阪を行ったり来たり

その方たちのユーチューブの内容を見ると「やれそう」と思う
だからユーチューブを始めようと思いこんでいた
(このとき自分がアナログ系ということを忘れている、前のめりのチャコちゃん先生)

物事を決める時いつもスムースに行かないときは諦めるということを実行しているにも関わらずだいたい失敗するときはがむしゃらな前のめり、イケイケドンドン

今回
ある大手のセミナーで特別にユーチューブに10万人フオロわーができる方法を教える、その他にもインターネットでの集客や販売を教える更には日本をより豊かに平和にするための経営者をーーーなどなどの謳い文句に釣られた。挙げ句このセミナーに入るための試験もあった

めでたく受かり決済をするようにというメールが来た
しかし内容が開けない、私の形態はガラケーなので英数字のあるのは弾いてしまう。どういうわけかGメールも開けない

普段ならここで「宇宙がやめろと言ってる」と考えて先に進まない
ところが
前ツンメリだからヨドバシに行ってメールを開けていただく、アイた

その後決済しょうとしたらカード使えませんと表示される
ここまで宇宙が阻止しているのにチャコちゃん先生我をはってなんとか支払いができた!

その瞬間からその会社のセミナー内容が届いたがアナログ比佐子には手に負えない、たしかにPCやスマホを駆使すれば富豪の道も開かれるようだ。しかしーー無理 (富豪の道は遥かに遠い)

ここまで来てやっと我に返る
「私のやるべきことはこれではない!」(遅いよなあ)

返金はきかないが退会はできるという
とにかく宇宙の支持を、指示をもっと自信を持って信じよう

我を責めず本当にやるべき道を与えられたとこの失敗に感謝
そこに思いをおいたら熟睡して台風を全く感じないでやり過ごした
めでたしめでたし 高い月謝だったワイ

#台風 #ユーチューブ #宇宙法則 #チャコちゃん先生 #宇宙の指示 #ユーチューブ #高い月謝 #セミナー
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家系図が自分の未来を見せてくれる

2019年09月08日 09時58分35秒 | 日記
それはある大きな舞台の衣裳を担当し着付け師や結髪師の采配もしたものの、一円の請求金額が取れず、こちらで集めた人々のギャラや、衣裳50枚分すべて支払いを立て替え、すっからかんどころか銀行借金更にはその後の支払不能などがてんこ盛りで一時は自己破産を考えてその道にも進んだが、自己破産をすると支払い未納の方たちに迷惑がかかる事がわかりとにかく、粛々と頑張ることにした
ふーー6年低迷だ

無料セミナーに行きどうやってお金を稼げばよいかを勉強したが、肝心なところに来るとセミナー料金100万円必要!となる
誰の情報が正しく誰が信頼できるのか、どこに行けばきちんとした情報が取れるのか、迷いに迷う日々。

支払いが滞っている会社には今の状態を手紙で送り理解を求めたが、「そちらにも事情があるでしょうがこちらにも事情がありますすぐ支払ってください」と叱られ、なんと指輪や帯留めを手放し、いい気になって購入していたエルメスのバックを何個も手放し(ある呉服屋の女将が東北地震で着物が全く売れなかった時、手持ちのエルメス商品をてばなし社員の退職金に当てたという話を聞いていた)ありがたやありがたやで少しはしのげた

友人がメルカリで売ってくれたのだ

この6年の低迷の時期に世の中がガラリと変わり今までの常識では生きていけないことも痛感した

「一体私はどう生きたら良いのか」
足元をしっかり見るようになった時、自分はどういう血を引いているのかと血筋の原点を見つめることにした、家系図を3年がかりで江戸時代まで調べ上げたところ、自分自身の生き方の癖のようなものが見えてきた
この膨大な家系の中で、商人や投資家サラリーマンは全くいない。農業、教育者、研究者、(軍人と弁護士は明治以後)しかも若死にも一人もいない、天寿を全うしている。酒に溺れた人はいても離婚家族は一切ない。家系図はとてもシンプル

そして結論は「愛」と「感謝」
これって蚕が私に教えてくれていたではないの「無条件の愛」
血筋はありがたい何ができるかまで教えてくれる

着物が教えてくれた日本の文化を脈々と伝えていくのがチャコちゃん先生のお役目じゃん。そして出会った人みんなにひたすら感謝、感謝、なんとありがたい。低迷6年に感謝、この歳月がなかったら嫌な女だぜ

#家系図 #無条件の愛 #血筋 #生き方の癖 #チャコちゃん先生 #低迷期 #自己破産 #無料セミナー #離婚家族 #退職金 #呉服屋
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着物が繫ぐもの 223

2019年09月07日 11時31分29秒 | 日記
昨日は弾丸京都日帰りしかも滞在3時間
そレでも行きたかったのは伊豆蔵明彦さんと千藤竜也さんの絹のコラボ展
伊豆蔵さんは絹をテーマに「織る」「組む」「編む」「絡む」を徹底して研究し商品にしてきた
千藤さんは帯問屋の跡継ぎでいながら「目に見えない自然界の法則や時の流れをシンプルにデザインし人の心を溶かすような着物と帯を世に伝えたい。そういう意志で作られた着物や帯は見ている人にも心優しく問いかけます」
という思いで作品作りをして、きちんとビジネスでも成功をしている

この二人のコラボは見逃せない
チャコちゃん先生一人ではもったいないので、そこはビジネスにも応用できそうだと東大阪の丸十呉服店北山社長をお誘いする

彼は国産の絹をなんとしても守りたいと国産の絹にこだわった商いをしている今回「大嘗祭絡み」に日本原種の蚕、塩漬けの生糸にこだわった斎服作りにも資金協力をしてくださった

さて北山社長は出されたコーヒーにも口をつけずひたすら商品に見入ってるし質問攻めやや興奮気味で、最後出てきた「きびそ」で織った角帯に至ってはついに購入まで。

「きびそ」は蚕が自分のお屋敷を決める時ここあそこと口から少し糸を吐いては本当に落ち着き屋敷ぎめまでウロウロする習性がある

その時吐いた糸は最もセリシンが強くあらゆる栄養要素が詰まっている。昔はこれを集め粉にして有機肥料として畑にまいたものだ、繭がたくさんあった時代は「きびそ」は畑の栄養に使われていた

しかし今は繭の数が少ないのでこの「きびそ」に目をつける人は多い
きびその洗顔タオルやら、ちゃんちゃんこ等商品化されているが、感性が研磨化されている千藤さんはきびその糸紡ぎを成功させ、栗やくるみ、ハゼの木などの植物染料で糸染めし帯を織り上げた
夏も冬も使える帯

また経糸を二段階にして絡みの帯も素晴らしかった、これも四季しめられる
「技術は昔からの手仕事しかし織上がったものは今までにない全く新しいもの」時代はこういう「神結び」を与えてくれるのだと感動

チャコちゃん先生は伊豆蔵さん考案の繭のパテオの中の居心地良さにしびれていた

#きびそ #パテオ #経糸 #絡みの帯 #四季締められる帯 #チャコちゃん先生 #神結び #伊豆蔵明彦 #千藤株式会社 #植物染料 #セリシン #丸十呉服店 #北山典彦 #繭のパテオ #中谷比佐子
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