チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 230

2019年09月22日 11時29分15秒 | 日記
10月12日に「古事記セミナー」を開く
四国は阿波の国から「魏志倭人伝」から紐解いた「日本の古事記」を研究、検証し続けている三村隆範先生がお話くださる

さて
チャコちゃん先生が三村先生に教えを仰ごうと思ったのは
今回の大嘗祭関連で「斎服」を作ることになり、「私がそのお役をするのなら本物を残そう」と固く決心し、古代種の蚕、品種改良をしていない桑、蛹の期間の塩蔵飼育、座繰りで糸を取り手織にこだわる、綜絖やその他も良い糸を取る環境を作り出来上がった

その時
大嘗祭には大麻の布と絹の布が調進されることになっていて、大麻は徳島の美馬市から絹は三河からと古くから決まっていることが判明し、持ち前の「なぜ?」が昂じていくつもある扉をなぜ何故と開けていったら「実は古事記の高天原は美馬市であった!」という想像に行き着いてしまった

それを立証できることはないかとアンテナ高く掲げたら「魏志倭人伝から紐解くと女王卑弥呼の住んでいた土地が阿波だった」という説を掲げる三村先生にお会いでき、実証の地を案内していたき腑に落ちる部分が多かった

なぜ忌部の血筋の人が大麻を作り忌部神社で織って「あらたえ」として大嘗祭に調進するのか、なぜ阿波おどりなのか そのなぜなぜが見事に解決され、日本は養蚕は縄文の時代からあったこと、日本の大麻は神の依代として存在していたこと、これらが卑弥呼の時代にきちんと残されていた

ついでながら今年令和に入る直前阿波の国で卑弥呼の墓が発掘された

日本史の新たな1ページを飾るものとしてその展開に胸ときめかしていたが、その情報を伝えたのは一社のみ、あとの新聞社は黙殺もちろんテレビは一切ノータッチ。

大嘗祭を前に理屈っぽい現代人に向けて神が見せてくれた奥の手なのかもしれない。これで阿波の国にある古事記の跡が輝いてくる
今更ながら空海が敢えて88箇所の第一番と八十八番を阿波の国に置く意味もわかる気がする

蚕の吐く糸がこうして私に正しい日本を見せてくれる

#古事記 #高天原 #養蚕 #大嘗祭 #斎服 #古代種の蚕 #品質改良なしの桑 #チャコちゃん先生の扉 #阿波の国 #空海 #八十八ヶ所
コメント
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