チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

お中日

2022年03月21日 07時57分35秒 | 日記
本日は春分
真東から昇る太陽を拝もうと思っていたのに、曇り
夕方は陽がさすだろう、そうすると真西に沈む太陽が眺められる
風水の仕事をしていると磁石をもって東西南北を図るので、現実の日の出の位置の東と角度がずいぶん違い、戸惑ってしまう

地球が動いているのだから仕方がない
最近は地球は丸くなく平面だと主張する方もいるがーー地球儀で見る地球と地図で見る地球の雰囲気は確かに違う。国境のない国に住んでいる私達は「地球」というとらえ方も他の国の人達と違うと思う

さてお彼岸にはお墓参りは欠かせない
「お墓」という解釈も時代によって変化をして来ている
もうお墓はいらないという方も多い、現在の焼き場の熱はとんでもない高温で、場合によっては骨など一切残さないほどの骨の焼き方があると聞いた

其れとは別に鳥や猫(外ネコ)達は、この世から姿を消すのがうまくて、宇宙の波動と同調をして姿を消してしまうのだそうだ

新宿中央公園に60匹の猫がいたとき
「にゃじらはどうしたの最近いないわね」
「ああ消えたよ」
という会話が当たり前のように繰り返されていた
「猫は決して自分の死んだ姿を人にみせない、鳥も大体消えるね」
「その消えるということはどう言うことなの?」
「よくわからないけど、特別な消え方があるんじゃあないの」
この会話は猫を世話している公園に住むネコニーさんとのやり取り

その後インド哲学に詳しい先生にお聞きしたら
「人も無になって食べ物を入れない生活を続け、祈りの毎日を過ごしていると、自分の死期が分かり身を消すことが出来る」
「死者の書」というのを渡されて読んだ
アメリカのテレヴィのクルーズがその映像を撮影し、本にしたものだった

日本にも土の中に入って静かに死を迎えるという手法があった。しかし身は残したようだ

確かに何もない所から身を育ててきたのだから、何もない消え方もできるかもしれない。それには宇宙の波動と合わせるほどの清き魂にならねばね、かぐや姫みたいに消えていきたい(笑)
牡丹餅ほおばりながら空想するチャ子ちゃん先生



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