チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

千葉の殿

2014年05月21日 10時05分36秒 | 日記
千葉保田に住む93歳の知人のお父様
未だに農作業をなさっている
今日は「蚕豆」がダンボール一杯送られてきた
カナちゃんと一生懸命皮をむいている

電話を掛けてお声を聞く
「届きましたか?今年は遅くて新モノですよ」
そちらは人も沢山集まるし
お昼は食事も作っているというので
沢山送っておきましたと仰る

「皆さんにおふくわけもしますが、茹でて冷凍をしておこうと思うのですが」
「うん茹でて冷凍ねそれはいい、小出しにできるようにしておくといいですね」

「先日の金柑は私が煮ました」
「おおおおそうですか、種は出しましたか?」

「いいえそのまま召し上がる人が出すことにしてーー」
「わははは、それはいい、二粒くらい出してお茶受けにすると喜ばれるでしょう?」

「二粒どころかみなさんたくさん召し上がりましたよ、金柑が新鮮でしたのでね」
「いやいや煮方じょうずなんでしょう」

私たちはこの方のことを「殿」と呼んだり「お父さん」と呼んだりしている

おとうさんは
「また何か新しい食べ方があったら教えて下さいね」
「逆ですよどうぞ教えて下さい」

謙虚な殿
家の庭にも蜜柑の木があり其の蜜柑も一緒に送って下さった

おとうさんの健康は自然が守ってくれるからだと仰る
お礼を考えたら
「おとうさんに顔を見せにいくことですよね」と加奈子さん
近々行こうと語り合う

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