チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

神はじっと見ている

2022年09月27日 08時10分42秒 | 日記
子供のころ
「お天道様が見ているからね」
親も見ていない、他人も見ていない、先生も見ていない、誰も見ていないと悪事をして、見つからないだろうと思っているけど
「お天道様が承知だ」
と諭されていて、陰で働く悪事を自制することが出来た人が多かった
だから正直者は損をしなかった

しかしここんところ、全く逆
お天道さまはいつの間にかぐっすりお休みかと思えた
明治からこっち、いえもっと前からだろうか、長い長い眠りについていて、ご自分で創作した「人」の生きるさまに全く興味を示さない
人間は勝手に欲望のまま生きて行くのだ、でもその先はどんな地獄が待っているのかしらん
と思っていたらなんと!

いきなり両目を「ぐわっ」と開けて、人々の様子を隅から隅まで蟻一匹逃さずという位厳しき検閲に取り掛かっている

今までも「人」が欲のままに生きるとどういう状態になっていくのかを、薄目を開けてじっと見ていたのだということが今わかる

一例をあげると
人の生死を人の意思で決める、本来そういう権限は人に与えられていない。生命のあるものはすべてに寿命があり、その生死の繰り返しの中に、伝承をするものが生まれてきて、人類が進化し、地球や宇宙が存続する

縄文時代が終わってからこちら
人類はあまりにも傲慢、神おもしのぐ能力を持っているというぬぼれの頂点に達した。その鼻高さんがここえ来て「鼻ぽきん」となっている

もう間もなくすべてが明るみなるのであろう
平等というのは、みんなが同じことをするのではなく、それぞれの人が持つ個性をそれぞれの人が認め合うというのが平等だとチャ子ちゃん先生は思う

悪も善も必要でそれの真意がわかることが平等、競い合ってよりいいものを作ることが平等、ライバルがいて平等
剪定された芝生でも、速く伸びる子と枯れる子がいる、其れも平等
認め合って明るく楽しく生きる時代がお天道様好み

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