チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物と官能‼️

2020年04月24日 16時27分22秒 | 日記

えっ‼️という題名

チャコちゃん先生の大学の後輩に「官能小説家」がいる。その名は「佐伯香也子」

背が高くて着物がよく似合う美人だ

女性の官能小説家は珍しく、読んでみたら「これって純文学じゃあないの」と思った

文章に品があって、何より取材能力がすごい、今回新刊の「秘儀調教 生け贄の見習い巫女」マドンナメイト文庫 719円(+税)はSMの世界と、神と性が一体になっていて、個人的には疲れたけど、彼女の文章力の巧さに一気に読んでしまった

 

着物描写もさることながら、主人公が染色家でその記述も正確

「色気とは秩序が破綻したときに滲み出る」なる程。彼女の文章の品の良さは秩序なのだが、それが破綻したとき、SMの描写になり、一気に読者を惹きつけるのだ。なるほど納得

 

その話をセキドにしたら「Zoomでお話し会しましょう!」(最近セキドzoom にこってる)しかも佐伯さんと関戸は高校の同窓。すぐにセキドは連絡を取り、本日2時間ばかり打ち合わせをした

 

着物の最大の魅力は、平面の仕立てなのに実に秩序ある着装であること、それが何かの時点で破綻したときエロチズムとなる。破綻しすぎると下品。更に破綻しそうでしない風情が色気

 

破綻しないように脱ぐか、これも技術だ、脱ぐという行為そのものが破綻なのだが、そこに色気でとめるのか、エロまでいくのか、果ては下品で終わるのか。脱ぐときにタオルや補正がボロボロ出るのは論外

 

過去著名な作家が、喪服姿の女を犯す描写や、きっちりと履いた白い足袋に欲情をそそられる男の話を描いた小説を読んだが、これも、秩序が破綻していく様を想像して作り上げたものだ。着物を官能の側面から解説していくのも面白いかもしれないと盛り上がる

 

女は幼少の頃からこの手のことは本能的に知っている。知らないのは男だ、だったら男向けにこういう話をしていこう。

 

佐伯香也子さんは官能作家であると同時に、着物愛好家、着物と官能の関係の深さをこれからもご自分の作品に活かしていける。二人のやりとりを聞いていたセキド

「Zoom で開催しましょう。5月3日の憲法記念日にスタート14時から良いですね」

と決まってしまった。早いやはりZoom好きだわ

申し込み男性のみ、年齢制限なし

info@kosmos.ciao.jp

 

#官能小説家 #着物 #佐伯香也子 #チャコちゃん先生 #憲法記念日

 

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