チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

後悔と反省

2021年04月11日 10時04分25秒 | 日記
後悔と反省この境目がよくわからない
「ハンセイはしても後悔はしないような生き方をする」
という言葉をよく耳にする

後悔というのは自分がやってしまったことで取り返しがつかず、相手がいればそのことで相手を傷つけてしまって、二人の間に修復がつかないということだろうか?
感情に打ち勝てず相手を罵倒しまたは殺してしまったとか
自分の欲で事業を失敗し、多くの人を路頭に迷わしてしまったとか

ハンセイというのはもっと軽く、修正が効き、ハンセイをすることで次なるステップを踏める
そういう風に考えればよいのかな?

昨日個人レッスンをしていて
着物の話あれこれを語った後、具体的な半襟の数々をお見せしたりしていたのに、ちょうど竺仙から届いた着物と帯のコーデいネートの見本をお見せするということを失念していた
着物のことを知るということはいろんなものを手に取ってみて、出来たら現場に行って理解すると着物に対しての考え方が定まってくる
何事も現場と実物
これが一番わかりやすい

こういう指導の仕方をしていたのに、相手の気持ちに添えなかったことを悔しく思う
これはハンセイか後悔かと反問していたら夜が明けた

「後悔をするようなことだけはしない」
と生意気にも小さいころから決めている
「やって後悔するより、やらないで後悔するほうがよくない」
と思っているのでやろうと思ったことは行動に移す
その結果失敗もする。その失敗の原因を解くことがハンセイなのかなと思う
そうすると反省をしたら必ず、進化を遂げなければハンセイにならない
ハンセイをしただけで終わったら、「一時テレビをにぎわした猿」とおなじか

そんなことを考えながら、気持ちの良い朝の散歩を終わらせた
まあ
ハンセイは進歩を引き出すものだと結論をつけて落ち着いた

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