「おばさんにはよく相談にのってもらった」
「ヒサちゃんのお母さんに話を聞いてもらった」
「遊びに行くと火鉢でお餅を焼いてくれてーー」
「あんたんところで本をよく借りたな」
「文化祭に太巻きを50本作って持ってきてくれたわ」
33回忌に帰ったついでに
中学校のクラス会に出席した
思い出話に母のことばかりが出るので驚く
皆私の留守のときの話
友達の集まる家ではあったが
母の応対が同級生達を癒していたらしい
アレも食べたこれもおいしかったと
母の手作りおやつに舌鼓を打った若い日を
思い出してくれる
高校のときの友人達も
「ヒサコの留守のときによくおばさんと話し込んだ」
ということをあのヒトからこの人から聞いている
だいたい同窓会に出ると
必ず
「お母さんに話を聞いてもらった」
という話題になる
友人達が結婚した後も
何かと母に相談していた人も多いという
大学のときのボーイフレンドたちが
九州旅行の折
必ず我が家に立ち寄り母の接待を受けている
中には一週間も泊まって遊んだという豪のものもいた
旅行中の景色より
あなたのお母さんと話した内容のほうが
記憶に鮮明という人もいる
母にひきつけられた人は
「話を親身になってよく聞いてくれた」
「創ってくれるものが皆おいしかった」
「色んな見かたを教えてくれた」
「ものも心も出し惜しみしない人だった」
母はチャコちゃん先生にとっては天敵の存在だったが
姉妹全員の友だちを大切にしてくれたらしい
家族は
その根だけしか見ないが
根はただただたくましく生活力にあふれていて強い
しかし
外から見る人は
大きく枝を張った樹しか見ない
その葉の影で優しく憩うことが出来る
どの親も根を家族に樹を他人に見てもらっているのだが
母が少し他のお母さんたちより余裕があったのかもしれない
他人に優しくするのが大好きだったから
いまになると
どうしてあんなに母と遣り合っていたのかーー
他人とけんかをしたという記憶は少ないが
母とはいつも真剣勝負
時々父が
「母さんのほうが正しいことがいづれ分かるよ」
と仲裁をするが私には効き目が無い
いまは
母の立派さと正当さがよく分かる
「謝りたいとき親は無し」
「ヒサちゃんのお母さんに話を聞いてもらった」
「遊びに行くと火鉢でお餅を焼いてくれてーー」
「あんたんところで本をよく借りたな」
「文化祭に太巻きを50本作って持ってきてくれたわ」
33回忌に帰ったついでに
中学校のクラス会に出席した
思い出話に母のことばかりが出るので驚く
皆私の留守のときの話
友達の集まる家ではあったが
母の応対が同級生達を癒していたらしい
アレも食べたこれもおいしかったと
母の手作りおやつに舌鼓を打った若い日を
思い出してくれる
高校のときの友人達も
「ヒサコの留守のときによくおばさんと話し込んだ」
ということをあのヒトからこの人から聞いている
だいたい同窓会に出ると
必ず
「お母さんに話を聞いてもらった」
という話題になる
友人達が結婚した後も
何かと母に相談していた人も多いという
大学のときのボーイフレンドたちが
九州旅行の折
必ず我が家に立ち寄り母の接待を受けている
中には一週間も泊まって遊んだという豪のものもいた
旅行中の景色より
あなたのお母さんと話した内容のほうが
記憶に鮮明という人もいる
母にひきつけられた人は
「話を親身になってよく聞いてくれた」
「創ってくれるものが皆おいしかった」
「色んな見かたを教えてくれた」
「ものも心も出し惜しみしない人だった」
母はチャコちゃん先生にとっては天敵の存在だったが
姉妹全員の友だちを大切にしてくれたらしい
家族は
その根だけしか見ないが
根はただただたくましく生活力にあふれていて強い
しかし
外から見る人は
大きく枝を張った樹しか見ない
その葉の影で優しく憩うことが出来る
どの親も根を家族に樹を他人に見てもらっているのだが
母が少し他のお母さんたちより余裕があったのかもしれない
他人に優しくするのが大好きだったから
いまになると
どうしてあんなに母と遣り合っていたのかーー
他人とけんかをしたという記憶は少ないが
母とはいつも真剣勝負
時々父が
「母さんのほうが正しいことがいづれ分かるよ」
と仲裁をするが私には効き目が無い
いまは
母の立派さと正当さがよく分かる
「謝りたいとき親は無し」
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