チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

言葉の大切さ

2011年03月08日 11時52分14秒 | 日記
言霊
色霊
数霊
音霊
日本にはこのように日常に激しく使うものに
霊があると伝え生きてきた
霊は今風に言えばいいエネルギー、いい波動
といってよいかもしれない

特に言霊は日本語の真髄を示している
精神世界の人々は
「美しい言葉を使うことで幸せになる」
とセミナーに出席した人たちに言い聞かす
ありがとう
感謝
嬉しいです
などなどあるセミナー会場では大声で何時間も
ありがとうを唱和する

また100万回ありがとうをいえば
一気に奇跡的な良いことが起きると
解く人もいる

ことほど左様に
日本人は言葉を大切にする
言葉で人を判断することも或る

此処何日か言葉で大きな事件を起こした人たちが
海の向こうに現れ問題になっている

フアッション界の天才デザイナーと言われていた
ジョン・ガリアーノ
デイオールの専属デザイナーであった
「もう全く嬉しくなっちゃった」
とサチコさん
「酔っ払って反ユダヤ的発言をし、黄色の日本人なんかーー
とかの人種差別をして即刻デイオール社を首になったらしい」
「最近品のいいデザインがなかったわね」
「自分ばかり目立つパフーマンしてね」

ところがまたアメリカにも暴言者
ケビン・メア米国国防省日本部長という役職の人で
沖縄総領事を30年勤めた人だ
その彼が
日本の沖縄研修出発前のアメリカン大学の学生達に
・沖縄人は怠情で酒を飲んでばかりで働かない
・和の文化をゆすりの手段に使う
・普天間空港は福岡や伊丹空港と同じように住宅街にあるが危険性はない
・金が欲しいなら移転すればいい
・農作物でも沖縄のゴーヤは他県のほうが生産量は高い
其れくらい沖縄の人は働かない
などなど言いたい放題が学生達の口から漏れた

基本的に日本を上から目線の傲慢さがこのような言葉を吐かせる

相手を尊重することは
自分自身の存在を高めることにもなるのだが

言霊の大切さを改めて思う
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