チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

父と息子

2012年06月08日 07時54分14秒 | 日記
最近の父と息子は友達つきあいの人が多いのだろうか
母と娘はもうすっかり姉妹という関係いえいえ親友かな
歌舞伎の舞台で香川照之がもう体中で喜びを見せた演技をしているのを見て
この人は父をどれだけ求めていたのだろうかと胸が熱くなった

世の中にはこような父と子の関係の家族は多いであろう
元総理の小泉さんの三男は生まれてこの方一度も父親に会えていない
一度友人を介してお会いしたことがあるがいい青年だった
それに兄二人に比べてもハンサムだし気立てがいい
「父恋し」は一生続くのであろうか

やはり友人の家庭では父親には絶対に敬語を使っている兄弟がいる
いついかなる時も父親の言葉に反論は許されない
そういう兄弟は母親を大切にする
其れは不思議な現象だ

父と息子が友人同士のような家族は母親は蚊帳の外に置かれていることが多い
男の連帯にはじき飛ばされるのであろうか

男は子供を産まないので若いときは同姓はうっとうしいのだろうか
良くテレビドラマで
父と息子が一緒にバーで和気藹々とお酒を飲む場面があるが
現実はなかなかそうはいかないようだ
娘しかいない父親は母と娘から疎外されている

基本的に父親が芯になるべきなのだろうが
最近の父親は弱い

市川猿翁も一緒に住んでいる女性の手前おいてきた息子に会えなかったのだろう
その方がお亡くなりになり父と子が打ち解けることが出来た
其れも子が忍耐強く待っていたからであろう

父と息子の縁はどこか哀しいものがある










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