チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

どういうわけか?

2022年06月15日 09時39分45秒 | 日記
ここの所北海道からの友人が「お会いしたい」とそれぞれ4人
更に北の大地のアスパラを送ってくださった北海道住在の古き弟子
今日から連続で毎日北海道の友人に会える

北海道にご縁が深まった
中には30年ぶりという方もいらっしゃる
合える時に会うというのがチャ子ちゃん先生の考えなので、時間が合えばこうやって嬉しい再開の日を持てる
「暇」というのはいいなあ、時間があるもんね

始めて北海道に撮影に行ったのはまだ飛行機がプロペラ機だった
当時新人カメラマンとして期待されていた「奈良原一高」さんとモデルさん一人を連れて「支笏湖」を中心に「旅をデザインする」というページの撮影だった
原生林をバックに洋服の写真を撮りたいという試みは、学生時代に友人たちと北海道を一周したときにみた原生林のこの世ではないような雰囲気が印象に残っていたからだった(あの時は汽車の旅)

ペーペーの新人に巡ってきたこの輝かしいフアッションページに、骸骨のような死に絶えた樹木がそそり立つところにモデルをたたせるというアイデイアに先輩たちは唖然とし、しかしデスクは面白いと決断して、カメラマンも婦人科(当時はフアッション写真を撮る人をこう呼んだ)ではなく、芸術写真を撮る人がいいというので、奈良原さんに

芸術写真を撮る人だけあって、モデルのポーズの付け方が婦人科と全く異なる
バックと洋服のシルエット、それにモデルの表情を決めていくのだが、手の位置顔の向きなど一ミリ単位でうごかす、そのうちモデルは寒さに耐えきれなくなってくる、チャ子ちゃん先生走ってショールを羽織らせたり、手をこすったり一枚の写真にいったいどれくらいの時間を必要とするのだろう。と段
々むかむかしてくる

いや辛抱と言い聞かせ出来上がった写真は「見事!」正しく芸術作品だ

その時のモデルが北海道に嫁に行き久しぶりに会える
あの頃の話になるのだろうなあ、その時の感想もゆっくり聞ける
今年は北海道に行けるのかもしれないと希望を膨らましている

本日20時からチャコちゅーぶ

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