チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

去る人来る人

2024年03月27日 08時37分30秒 | 日記
「友とは淡く付き合い深く思いやる」
ということを大事にしている。それが自分自身をいつも平和な状態においてくれる。人に対して過剰な期待はしない
長い年月の中去っていった人も数知れず。そのことを信頼している友に話すと
「人と人の縁は螺旋だからね」
お互いが螺旋状態で回っているので近づくときもあれば、遠ざかる時もある。同じ螺旋を二人で動かしているときもある。そして別の螺旋に飛び移る時もある。更にはまた巡りめぐって同じ歩調で、おなじ速度の螺旋にのる場合もある

この螺旋状態は仕事にも言える
家族はなかなかそうはいかない、常に同じ螺旋に乗っているのだろうか
いやそうではない
新婚時代は二人は同じ螺旋に乗っている、そして子供ができると母親と子供はしっかり同じ螺旋に乗っている、子供に自我が芽生えると子供の螺旋、父の母のという別々の螺旋に乗って家庭を営むことになる

人はみんなそういう状態だから「去る」ということも「来る」ということの繰り返しの中で人は成長をしていくのではないか

「去る者は追わず」
という格言があるが、それも螺旋とみるとわかりやすい。追うには自分が自分の螺旋から降りなければならない、かといって相手の螺旋に乗るわけにはいかないので苦しくなる
「来る者拒まず」
という格言も螺旋が同じ速度で回っているので、拒みようもない

自分の螺旋の速度と相手の螺旋の速度が合わなくなるのも自然なことのようだ、そしてまたどこかで会う、縁があれば
その縁は自分が引き寄せたり、神に与えられたりするようだ

ということは自分自身をしっかり確立していることが一番大事なのだろう

こんな話をしてくれる友をがいることが幸せ

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