世の中全てをデジタル化しようというう動きが止められない
アナログ人間としては、いたるところで立ち往生をしている
デジタル化についていけない人間は、抹消されるか奴隷になるか、山奥へ蟄居するか
が
「便利」を求めて私達は生活をしてきた
小さい時チャップリンの映画を姉とみて、題名は忘れたが、チャップリンが座っているだけで、機械が食べ物を口に運んでくる。しかし咀嚼する時間と機械が食べ物を口に入れる速度とが合わず、結局食べ物が顔じゅうにかぶさっていく。また洋服のボタン付けを機械やっていて、それが流れ作業なので、布でも紙でもとにかくボタンをつけていく。そして挙句にチャップリンが何もかも投げ出して、森の中で大の字になるという映画。パントマイムだった
姉が
「ヒサちゃんああいう世の中にこれからなっていくのよきっと、何もかも自動で機械がやってくれる、便利だけどなんだか怖いねえ、今のうちに大いに遊んでおきなさい」
昨日一日パソコンと格闘していたら、この時の幼い自分を思い出し、姉の言葉がよみがえった
「便利は怖い」
このことばはよくわからず、便利になって楽になれば時間が出来て楽しくなるのになあ、と考えたけど、大人だった姉は、よくわからないが背筋が寒くなる思いがあったのだろうか?だから生涯、便利と対極にある「茶道」を極めていたのだろう
世界の偉い人達の集まりで、「ワクチンパスポート」なるものが設定され、それを持っていないと渡航はできない、それどころかレストランや、コンビニまで入れなくなるという
そうして人の動きを規制し、中心にいる人が把握して、少しでも反抗的な人はすぐ軍隊か警察が来て取り押さえ、「牢屋」にぶち込まれ拷問の果て命を落とす
こういう時代が目の前に来ているのだ、あの戦争中の憲兵の怖さを思い出す人の多くは鬼籍に入っているので、その怖さを伝える人は少ない。しかし少し記憶にはある、意味なく裁判にかけられ拷問を受けた人たちがいたことをー--
のびのびと自然の中で暮らすことが人間には一番似合っている
そういう生き方を求めてこの地に生まれてきたはずだ。気持ちよく生きる方法は自然を友にすることだと思う。やはり「手づくり」が一番!