チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

高天原は本当はどこ?

2022年10月23日 09時19分02秒 | 日記
3年かけて「古事記」の原文を読んだ時期がある
毎日少しずつ音読
それは「大嘗祭」に向けて麁服のことをしっかり知りたいと思ったから
そしてチャ子ちゃん先生の中では、阿波の国の高天原が腑に落ちた
腑に落ちた瞬間あっという間に原稿が整った

しかし学者さんたちの間では、あそこだ、ここだという議論が後を絶たない
最近は茨城を中心とした関東だ!という説も飛び出してきた

昨日「比佐子つれづれ」特番として、徳島から「阿波古事記の研究所」の三村隆範所長の講義を開いた
分かりやすい説明と可愛い映像でお集りの皆さん和気あいあいと、本当の古事記を学んだ

「日本中あちこちに高天原があり、どこが本当かと迷います」
「迷う必要はありません、今ここあなたの居るところが高天原ですよ」

「古事記の神様はただの神話でしょうか,真実でしょうか?」
「あなたはどう思われますか?」
「真実であってほしいと」
「だったらあなたにとって古事記は真実ですよ」

「古事記は時の権力者によって改ざんされたという話を聞きますが」
「あなたはどう思いますか?」
「わかりません」
「それでいいと思いますよ、古事記の原文をじっくり読めば解決します」

「剣山にはアークがく隠されているということを聞いたことが在ります」
「私はそちらの研究者ではないのでわかりません」

そして私達は
日本史を自分で調べることなく、学者や研究者の話を鵜呑みにして、「そうなんだな」と一人合点していることに気づく
形を見て知った感じになり、えらい人たちの意見に同調をしている。自分の心が欲する真実を脇に置いていることにも気づかされた

そして分かったのは「古事記は日本の聖書」かもしれない―――と
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