本日から6回コースで「日本人は着物でなければだめ!」というセミナーを始める
着物ジャーナリストとして50年を超える
その経験体験をそして取材をさせていただいた多くの方の思いをそのまま自分の中に閉じ込めているのは良くないと思った
それは昨今の着物情勢による
ここのところ着物を着る人は増えている
しかし
着物の現場の職人は日々一人二人と消えていっている
三日前出入りの悉皆屋さんが見えて
「着物って捨てる人が多いんだってね解いて洗ってほしいなんて言う人が少なくなって、同業の人たちが次々やめていくんだよ」
と寂しそう
こっちはもっと寂しい 自分で洗える着物というのも出てきて着物を着る人はそちらに傾いていっている
「絹でも洗濯機で洗える着物があるんですよ」
「ガード加工しているので汚れる心配はありません」
「雨だからポリの着物にしました」
「ポリの着物も今は絹におとりませんよ」
いいでしょう そういう考え方も
でも着物に対しての根本が違っているように思う
着物はなんのために着ているの?
どうして日本人だけが着物を着ているの?
着物と日本人の成り立ちはどうなのかしら
平安時代からずっと変わらない着物の形
下着の形としてあったことを考えればひょっとしたらもう何千年もこの形は変化していないのかもしれない
なぜ?
そのなぜ?をみんなで解き明かしていくと
日本そのものがまた深く見えてくるのかもしれない
そんな事を考えて「今こそ着物でしょう?」というテーマで掘り下げていこうと思う
興味のある方はぜひいらしてください 毎月第ニ 第三 第四火曜日開催 14時と18時 3500円
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